(僕が女性に読ませたいマンガ-190)アリスと蔵六/今井哲也

2016/04/18 (Mon)

Arika嬢から、「女性に読ませたいマンガや見てほしいアニメをテーマに書いてみませんか?」
その企画を聞いた時、僕は「書きたいです!」とふたつ返事した。
小説よりも、映画よりも、僕はマンガやアニメから学んだ事が多い。
そしてずっと、マンガやアニメと共に生きてきた。
僕にとって、マンガを読む、アニメを観ることは子どもの頃から生活の一部です。
という事でうさタクの企画☆

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第190回目
「研究所」から脱走して、初めて「外の世界」を知った少女・紗名。
頑固じじい×超能力少女、思わず涙の人情SF!?
今
回、僕が選んだのは、今井哲也『アリスと蔵六』です。
花屋を営む昔気質な老人・蔵六が出会ったのは『想像したものをなんでも具現化できる』少女・紗名だった。
しかしまだ幼くて未熟な彼女は、能力を巧みに使いこなすことができない。
超能力も何も関係なく「悪いことは悪い」と真正面から説教してくる蔵六との出会いが、紗名の運命を大きく変えていくことになる・・・・・・・・。
いっけん頑固なジイさんとわがままな孫のほんわか日常ストーリーかと思ったら、超能力SFバトルもので驚いた。
でも、どこぞの少年マンガとは方向性が少し違うのは、能力を手に入れ無限大に強くなっていくのではなく、地に足を着けた普通の生活を手に入れる代わりに万能の力を失っていくという成長物語なので、SF設定はあるけど、これは普通に子供の成長過程なのではと思います。
昭和頑固ジジイ蔵六の健全な真っ当さが好印象です。 子供の視点しか存在しなかった異能力バトルの世界に「馬鹿野郎!死ぬだろ!」とちゃんと叱ってくれる大人を登場させたSFコミックは新鮮。良識のある大人が漫画においてでさえどんどん消えていく現代だから、この蔵六という存在はものすごく頼もしい。子供にはやはり正しいことを正しいと言ってくれる大人が必要なのよ。
シリアスあり、異能あり、笑いあり、涙あり、アクションあり、説教あり!?のハートフル作品。
人としての常識を「説教」として紗名に教える蔵六に共感してしまいました。
今「子供に怒る親や大人」って少ないですからね。
「当たり前のことを子供に教えてやる」という大人に自分もなりたいですね。
|*-ω-)ノsee you NEXT Time☆★
では、また.。.:*・
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