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(桜にまつわる文庫・桜がキーワードになってる文庫2/6)いっぽん桜(『いっぽん桜』所収)/山本一力(著)

kage

2016/05/11 (Wed)

桜a

たっぷり咲いて、はらはら散って・・・・

あなたが想う、桜とは? 嬉しい、楽しい、悲しい、切ない。

どんな感情であれ、桜は必ず、咲いてくれる。

人の心など気にも留めずに・・・・

桜にまつわる著者・文庫を毎日一冊ずつご紹介。

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika



蕾からこぼれんばかりにたわわに開き、美しく散る。

何事もなかったかのように。


がキーワードになってる文庫2/6

春を祝福するかのように花ふくらませ、枝いっぱいに咲き誇る桜。

しかしやがて花を散らし、葉桜となり、やがて葉も落とし。

その姿は、どこか人の生き方にも似ているような……。

けれど、また春は必ず訪れる。


 いっぽん桜(『いっぽん桜』所収)/山本一力(著)

いっぽん桜 (新潮文庫)/新潮社

¥562
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Arikaアイコン(小)1大店では、気がつかなかった正味のひとの情けに、ぐっとくる。
12歳で丁稚小僧で井筒屋に入って42年。長兵衛は、深川で奉公人を斡旋する口入屋の頭取番頭にまでなる。あるときあるじが店を息子に譲ることにしたので、長兵衛にも退いてほしいと言う。長兵衛は働き盛り。だがあるじは絶対である。渋々、長兵衛は身を引いたが……。請われて再就職した魚卸商でも以前の勤め先と比べて格落ちの気持ちが拭い切れず店の若い衆に煙たがられる始末。いつまでもエリートだったというプライドを捨てきれない長兵衛だが、人情に触れるうちにだんだんと心を開いていく。一人の男の心の揺らぎや変化を実に細やかに描いている。人の心を開かせるのは、人の心。 庭に咲くいっぽんの桜、長兵衛の気負い、人情が絡み合う時代小説。

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