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君の隣に/本多 孝好(著)

kage

2016/05/25 (Wed)

今日の棚の一冊1



 君の隣に/本多 孝好(著)

君の隣に/講談社

¥1,728
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Arika報告書v1アイコン横浜伊勢佐木町で風俗店『ピーチドロップス』を営む大学生・早瀬俊。彼は進藤翼という少女と二人で暮らしていた。店の常連客、翼の担任教師、老いた元警官など周囲の人物たちから、少しずつ早瀬と翼の秘密が明かされていく―。埋めることのできない「喪失」。「生と死」を描いてきた著者が投げかける新たなこの物語の行く末は? 驚嘆のミステリー!!  留年学生の早瀬店長に誘われデリヘルデビューしたアヤメことカエデの決断、吉田(仮)課長の常客視点、レイカを知る星野先生の受難、店長に情報を渡す元刑事と一人娘、父の後妻と同じ目の"妹"を探し女を殺す男の罰。最終話で豊と共に進藤渚さんの真相が明らかに。 先の読めない展開とミステリの運びが相変わらず巧みだなと思った。最初はデリヘルの話から始まるミステリーですが、後半の急展開とラストの3人の、特に最終章で早瀬が言ってた「しかるべき場所へ帰る」という言葉が本多さんっぽい。 最後にタイトルの意味がわかる。そういうことだったのかと、わかって思うことは、翼はとても強いということ。私だったら、すべてを黙っていることも、黙っていることで引き寄せられた偶然の決着をつけることも、できないだろう。最後、結末が、あそこまで美しいとは驚いた。 余談だけどWOWOWあたりでドラマ化したら是非見てみたい。

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