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(マンガで読み解く「女の一生」4⃣)「乙嫁語り」「シャーリー」森薫

kage

2016/07/06 (Wed)

マンガ読むとく「女の人生」


女の一生にとっての大きな要素を4キーワード設定。

それらの様相を巧みに描き出す、いま注目のマンガ家をご紹介。


アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika


4⃣暮らしの中の密かなドラマ

生活に注がれる女性ならではのまなざし。

彼女たちはささやかな幸せを見出す天才だ。



描くこと、愛すること…森薫

ストーリーテラーとしての才能はもちろんのこと、特筆すべきは愛するものを徹底して描ききる情熱と根気。

同人時代からメイドが主人公の作品が多く、“メイド漫画家”の異名と共に“描き込み魔”とも呼ばれている。

風俗描写や背景・衣装などの装飾品に対する描き込みには非常にこだわっている。

たとえば『乙嫁語り』で繊密に描かれるファブリックと、匂い立つような料理にこそ、森先生の真骨頂はある。





 乙嫁語り(1~8巻)/森薫(著)

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乙嫁語り 2巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ))/KADOKAWA / エンターブレイン

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Arikaアイコン(小)1中央ユーラシアに暮らす、遊牧民と定住民の昼と夜
中央アジアに暮らす「乙嫁(=良い嫁)」たちを主役に、時に平穏で楽しく、時に波乱万丈な日常を描く。美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……? 結婚までの恋愛を描く作品は数あれど、結婚からの恋愛は新鮮だったし、嫁ぎ先との対立ではなく実家との対立はまた珍しい。大姑が一番の味方なんて、アミルは良い家にお嫁に行ったなぁ。 シルクロードの生活文化。馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きるキャラクターたちをこれだけ細かい背景や服装、生活感などを描こうと思ったら、森先生どんだけ研究して臨んでいるかが窺がえる。描き込まれた生活のディテールが、世界を立ち上げ、物語を走らせる。生活を媒介として、私たちは見知らぬ国の人々の人生に思いを馳せることができるのです。





 シャーリー(1~2巻)/森薫(著)

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Arikaアイコン(小)1森薫のエッセンスがここにある
エドワード朝時代のイギリスを舞台に、13歳のメイドの少女・シャーリーと理解ある年若い女主人・ベネットの日常の交流を描く。本当に日常だけなので波乱はなし。でも、何か読めちゃうんだよなぁ。 コンパクトによくまとめられており、全200Pの中に、森先生がいかにメイド好きで、いかにハイヒールとエプロンと少女が好きなのかがあふれ出して読者に伝わってくる。先生の描く少女はとても可愛らしく、またいじらしい。その点では、『エマ』よりも『乙嫁語り』よりもオススメである。また、森先生の作品は長編になりやすいので、本作はサクッと読めて評価できる。森先生が楽しんで描いていることが、読んでいて理解できる。2003年より商業本でありながら趣味の作品である本作はいつ続巻が出るか分からないくらいのスローペースで描き続けられている。ちなみに同じくイギリスを舞台とした『エマ』はヴィクトリア朝が舞台なので、少し前のお話。





森 薫(もり かおる)

1978年9月18日生。東京都出身。

漫画家、同人作家。

☑来歴
高校生の頃から漫画を描き始め、県 文緒(あがた ふみお)名義で同人誌活動を行なっていた。その後同人即売会にて編集者に声をかけられ、2001年発行の『コミックビーム』(エンターブレイン)2002年1月号に掲載された『エマ』第1話でデビュー。この『エマ』は2005年と2007年に『英國戀物語エマ』『英國戀物語エマ 第二幕』のタイトルでそれぞれテレビアニメ化され、2005年に第9回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞を受賞。

作品の傾向からもうかがえるように、自他共に認めるメイド好きである。ディテールにこだわった演出に定評があり、単行本『エマ』に収録されている「あとがきちゃんちゃらマンガ」では、「そこが大事なんです!!」と編集者を説得した様が描かれている。また、その趣味を全開にした作風から、『コミックビーム』編集部内では「『メイドの人』と呼ばれている」ほか、読者からも「『本当に女性なのか』と疑惑を持たれた」とも吐露している。番外篇である『エマ』第8巻および第9巻に至っては、その趣味を前面に押し出した第8巻特装版の表紙等の仕事について、「だって書きたかったんだもーん」と号泣しながら叫んでいる(第9巻では途中で当該台詞を端折っている)。なお「英國戀物語エマ 第二幕」公式サイトでは舞子プラズマによる取材漫画が無料配信されているが、そこでは「かわいらしい系の笑顔が素敵な人、しかし担当に対する態度は普段とは違って恐怖系と化す」とされる。

2008年10月より刊行が開始された漫画誌『Fellows!(現:ハルタ)』(エンターブレイン)にて、新連載『乙嫁語り』(おとよめがたり)を開始。『乙嫁語り』は2011年にマンガ大賞2011の2位を受賞、2012年に第39回アングレーム国際漫画祭世代間賞、2013年にマンガ大賞2013の2位を受賞、2014年にマンガ大賞2014では大賞を受賞した。

2014年7月には、『乙嫁語り』の中央アジアを舞台にした事が縁で、外務省の「中央アジア+日本」対話10周年を記念したイメージキャラクターを手掛け、交流促進に貢献した[9]。

その他、『Fellows!』の関連本に何度か読み切りを掲載している。






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