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(マンガで読み解く「女の一生」4⃣)「あとかたの街」おざわゆき

kage

2016/07/08 (Fri)

マンガ読むとく「女の人生」


女の一生にとっての大きな要素を4キーワード設定。

それらの様相を巧みに描き出す、いま注目のマンガ家をご紹介。


アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika


4⃣暮らしの中の密かなドラマ

生活に注がれる女性ならではのまなざし。

彼女たちはささやかな幸せを見出す天才だ。



平穏な生活が失われ尊さ…おざわゆき


BE・LOVEで連載中の『あとかたの街』が日本漫画家協会賞大賞を受賞した。

母親の戦争体験を漫画にした作品だ。

戦後70年、戦争体験者の高齢化が進んでいく・・・。

『あとかたの街』で描かれるのは銃後の名古屋の街。

生活が丁寧に描かれるほど、失われるものの尊さが胸にしみる。

戦争マンガでありながら、老若男女を問わず幅広い層から支持を集めている。


 あとかたの街(全5巻)/おざわゆき(著)

あとかたの街(1) (BE・LOVEコミックス)/講談社

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Arikaアイコン(小)1少女の目を通して描かれる戦時下の”日常”
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。

名古屋生まれの作者が、父親のシベリア抑留を描いた『凍りの掌』に続いて、母親が経験した名古屋空襲を描いたという。既に全5巻が完結している。1巻では、昭和19年春の「銃後の生活」から、11月の米軍機初飛来までが描かれている。勤労動員など戦時中の生活が丁寧に描かれている印象を受けた。 あの当時の社会でどれだけ女性が酷い扱いを受けていたかを感じられました。『はだしのゲン』ほどの衝撃はないけれど少女の心の内を知らせる描写が多く、足元から攻められていく感じがする。 戦争が破壊するのは戦闘機や戦艦だけでない、まず何よりも平穏な生活です。『あとかたの街』で描かれるのは銃後の名古屋の街。生活が丁寧に描かれるほど、失われるものの尊さが胸にしみる。





おざわゆき

昭和39年、名古屋市出身。

高校生の時に集英社の少女マンガ誌「ぶ~け」でデビュー。

代表作に夫・渡邊博光との共著『築地まんぶく回遊記』(ぶんか社)、『築地あるき』(飛鳥新社)や、実父の体験を描いた『凍りの掌-シベリア抑留記-』などがある。現在、「BE・LOVE」(講談社)にて『あとかたの街』を連載中。他の作品にグルメガイド漫画「築地まんぷく回遊記」「築地はらぺこ回遊記」(いずれもぶんか社)など。





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