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(大人の心を揺さぶる絵本)少年のころ/ミヒャエル・ゾーヴァ (絵) 那須田 淳 (文) 

kage

2016/10/06 (Thu)

大人の心を揺さぶる絵本

子どもだけのものにしておくなんてもったいない!

時に心の癒し、時にイマジネーションを刺激する、大人のためのとっておき絵本をご紹介。

ギフトにもお薦め!


アイコンかえる今回の書籍案内人・・・・うろこ

≪その1≫眺めてるだけで、幸せ
ずっと手元に置いておきたい美しい絵本

 少年のころ/ミヒャエル・ゾーヴァ (絵)  那須田 淳 (文) 

少年のころ (FOR YOU 絵本コレクションY.A.)/小峰書店

¥3,024
Amazon.co.jp


ArikaかぜちゃんPC3まさに、少年のころの時間がここにある。
ミヒャエル・ゾーヴァの絵に那須田淳が文章を書いた絵本!

独特の作風で世界中にファンを持つ人気絵本作家ミヒャエル・ゾーヴァの絵に、ベルリン在住の作家が思春期の心に寄り添う詩をつけた合作絵本。絵の世界観を文章が増幅させつつも、お互いが馴染んでいる感じです。まるで最初からこういう絵本だったんでしょ?と思わせるような。「小さな助言」の寂しさ、「隠れ家」の切り取られた一瞬の時間。なんとも妙で、シュールな世界。仄暗いタッチのゾーヴァの不思議な絵にはいつもどこか少しおかしなところがあって、隅々まで目を凝らすとやっと見えてくる情景。人間は小さくなって横を向き、動物は大きくなってこちらを見据える。野や街にはときどき洪水や流れ星や、時には卵が空を飛んだりするけれど、みんな誰ひとり騒ぐことなくしずかに絵の隅におさまっている。建物の二階くらいから見下ろす目線の街には日常と非現実が混在していて、今なにか起きた?って曖昧になる記憶。そして二十年前のぼくから届いたなつかしい手紙。仄黒いトーンと重圧なタッチの絵が、夢と現実の境い目が曖昧だった幼い頃の気持ちを鮮やかに呼び覚まします。 画集としてみてもいいし、詩集としてみてもいいし。シュールさとかわいらしさが同居している絶妙な絵本。王様とコンピュータの王様の表情が好きケロ♪




著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ミヒャエル・ゾーヴァ
1945年ベルリン生まれ。ベルリン芸術大学卒業後、画家として活躍。1995年に最もすぐれた現代風刺画家に与えられるオラーフ・グールブランソン賞を受賞。またオペラ「魔笛」の舞台美術や、映画「アメリ」の美術にも参加し、高い評価を受ける

那須田 淳
1959年浜松市生まれ。早稲田大学卒業後まもなく創作活動に入る。2004年第51回産経児賞、200文学賞な5年第20回坪田譲治文学賞など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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