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≪2016年9月号:映画・ドラマ≫メディア化ピックアップ【申】

kage

2016/09/01 (Thu)

≪2016年9月号:映画化ドラマ化
さるつら1

 映画化ドラマ化アニメ化作品ピックアップ!

映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!

映画
怒り
映画「聲の形」

ドラマ
隠れ菊/連城三紀彦(著)
四十八人目の忠臣/諸田玲子(著)
漱石の思い出/夏目鏡子・松岡譲 (著)






Arikaシネマ2014b5

ジャンル:サスペンス/ミステリー/ドラマ
 怒り  【9月17日公開】

怒り(上) (中公文庫)/中央公論新社

¥648
Amazon.co.jp

■内容紹介
若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。犯人は山神一也、二十七歳と判明するが、その行方は杳として知れず捜査は難航していた。そして事件から一年後の夏―。房総の港町で働く槇洋平・愛子親子、大手企業に勤めるゲイの藤田優馬、沖縄の離島で母と暮らす小宮山泉の前に、身元不詳の三人の男が現れた。


怒り(下) (中公文庫)/中央公論新社

¥648
Amazon.co.jp

■内容紹介
山神一也は整形手術を受け逃亡している、と警察は発表した。洋平は一緒に働く田代が偽名だと知り、優馬は同居を始めた直人が女といるところを目撃し、泉は気に掛けていた田中が住む無人島であるものを見てしまう。日常をともに過ごす相手に対し芽生える疑い。三人のなかに、山神はいるのか?犯人を追う刑事が見た衝撃の結末とは!

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1千葉、東京、沖縄と3箇所でバラバラに描かれているドラマと殺人犯を追う刑事
犯人がつかまらないまま1年たってしまった殺人事件。そのころ、千葉、東京、沖縄に謎の男があらわれます。千葉、東京、沖縄と3箇所でバラバラに描かれているドラマと殺人犯を追う刑事。気象や時事ニュースを利用して繋がりを持たせ、間接的に読者の想像を引き出してくれる。犯人は3人のうちの誰か…を知りたかったのもあるが、彼らに関わった人達の心の動きに、読む手が止まらなかった。過去を知らない人を信じきることは難しい。しかし、愛しているからこそ過去を話せない気持ちも分かる気がする。信じていたのに裏切られ、愛する人を侮辱された怒り…犯人の自分勝手な怒りともう一人の悲しい怒り…そして今度こそ「守る」と決意した行動…人間は強くて弱い。そして明らかになっていく真実に何を思うのか…。貴方は大切な人の事を心から信じれていますか?   怒って、何か行動起こしても意味あるのか?という問いかけが散りばめられている。一番の収穫は、「吉田修一は最後まで田中を理解できず、愛せなかった」ということ。そうなんだ、うん、そうだよね…と異様に腑に落ちる感覚。それに対して「私だけは理解してやろう、愛してやろうと思っています」だなんて、映画の森山未來の田中が早く見たい。 原作を読んでいる時にあてはめていた綾野剛がそのままのキャストで出演することでなお映像作品への期待に胸ふくらませている。




■映画ストーリー
八王子で起きた凄惨(せいさん)な殺人事件の現場には「怒」の血文字が残され、事件から1年が経過しても未解決のままだった。洋平(渡辺謙)と娘の愛子(宮崎あおい)が暮らす千葉の漁港で田代(松山ケンイチ)と名乗る青年が働き始め、やがて彼は愛子と恋仲になる。洋平は娘の幸せを願うも前歴不詳の田代の素性に不安を抱いていた折り、ニュースで報じられる八王子の殺人事件の続報に目が留まり……。

★映画チェック★
『横道世之介』『さよなら渓谷』などの原作者・吉田修一のミステリー小説を、『悪人』でタッグを組んだ李相日監督が映画化。現場に「怒」という血文字が残った未解決殺人事件から1年後の千葉、東京、沖縄を舞台に三つのストーリーが紡がれる群像劇で、前歴不詳の3人の男と出会った人々がその正体をめぐり、疑念と信頼のはざまで揺れる様子を描く。出演には渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡など日本映画界を代表する豪華キャストが集結。

■スタッフ
監督・脚本: 李相日
原作: 吉田修一
音楽: 坂本龍一
主題曲: 坂本龍一 feat. 2CELLOS
製作: 市川南
共同製作: 中村理一郎 / 弓矢政法 / 川村龍夫 / 高橋誠 / 松田陽三 / 吉村治 / 吉川英作 / 水野道訓 / 荒波修 / 井戸義郎
エグゼクティブプロデューサー: 山内章弘
企画・プロデュース: 川村元気
プロデューサー: 臼井真之介
ラインプロデューサー: 鈴木嘉弘
プロダクション統括: 佐藤毅
撮影: 笠松則通
照明: 中村裕樹
録音: 白取貢
美術: 都築雄二 / 坂原文子
編集: 今井剛
衣装デザイン: 小川久美子
ヘアメイク: 豊川京子
サウンドエフェクト: 北田雅也
スクリプター: 杉本友美
キャスティング: 田端利江
助監督: 竹田正明
音楽プロデューサー: 杉田寿宏
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年9月17日 (全国東宝系)
上映時間:2時間21分
製作:映画「怒り」製作委員会
製作プロダクション:東宝映画
配給:東宝

■キャスト(役柄:俳優)
槙洋平: 渡辺謙
田中信吾: 森山未來
田代哲也: 松山ケンイチ
大西直人: 綾野剛
小宮山泉: 広瀬すず
知念辰哉: 佐久本宝
南條邦久: ピエール瀧
北見壮介: 三浦貴大
薫: 高畑充希
藤田貴子: 原日出子
明日香: 池脇千鶴
槙愛子: 宮崎あおい
藤田優馬: 妻夫木聡






ジャンル:学園/ドラマ
 映画「聲の形」  【9月17日公開】

聲の形 コミック 1-5巻セット (週刊少年マガジンKC)/講談社

¥2,317
Amazon.co.jp

■内容紹介
〈受賞情報〉手塚治虫文化賞新生賞(第19回)
お前なんかに出会わなきゃよかった。もう一度、会いたい。/耳の聞こえる少年・石田将也。耳の聞こえない転校生・西宮硝子。ふたりは運命的な出会いをし、そして、将也は硝子をいじめた。やがて、教室の犠牲者は硝子から将也へと移っていった。幾年の時を経て、将也は、 もう一度、硝子に会わなければいけないと強く思うようになっていた。

【作者・大今良時先生から】「点と点で生きている人たち。遠く、離れ離れの小島のように生きている人たちを描きたくて、この物語を描きました。みなさまに読んでいただければ、この上ない幸せです」

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1 退屈を何よりも嫌うワンパク少年、将也と耳の聞こえない少女、硝子の物語
耳の聞こえない少女のことをいじめた少年が今度はいじめられる側に…クラスメートも酷いやつばかりで、読んでいてイライラする。1巻に出てくる登場人物、みんなにイライラする。 特に、クラスのみんな、担任、硝子の母親。 誰がいつ、いじめられるかわからないし、いじめる側にまわるかわからない。 そんな中、硝子は強かったんだなと思う。 けど、クラスのみんながイライラして、仲間外れにしたくなる気持ちもわかる。主人公も悪いと思うけど周りの生徒も悪い。手を出してないだけで笑ったりからかってるだけで同罪だ。委員長みたいな真面目な子も「私はやめたほうが良いって言ったんですけどー」と口々に言うけど一緒になって笑ってる時点で同罪だからね? 先生も親に言われるまで黙って見てていざとなると主犯格の子だけ怒鳴って叱るだけ。絶対に他にもにいると知ってるのに知らん顔腹立つ。胸糞悪い展開だけど7巻まで読んだ。もしも自分が主人公と同じクラスだったら? もしも自分が主人公の担任だったら? なんてことを考えながら読んだ。人の不器用な部分が沢山詰まっていて、読んでいて心がギュッとなる。聲の形という題名から、硝子だけに焦点をあてた内容だと思ったけど、多分これは登場人物すべての『聲の形』という意味なんだと感じた。読んでてすっきりする漫画ではないけれど、読んでて何かを得る漫画だと思った。





■映画ストーリー
西宮硝子が転校してきたことで、小学生の石田将也は大嫌いな退屈から逃れる。しかし、硝子とのある出来事のために将也は孤立し、心を閉ざす。5年後、高校生になった将也は、硝子のもとを訪れることにし……。

★映画チェック★
元ガキ大将の主人公と聴覚障害があるヒロインの切ない青春を描いた大今良時のコミックを基に、『けいおん』シリーズなどの山田尚子監督が手掛けたアニメーション。主人公の少年が転校生の少女とのある出来事を機に孤立していく小学生時代、そして高校生になった彼らの再会を映し出す。アニメーション制作を京都アニメーション、脚本を『ガールズ&パンツァー』シリーズなどの吉田玲子が担当。ボイスキャストには入野自由と早見沙織らが名を連ねる。

■スタッフ
原作: 大今良時
監督: 山田尚子
キャラクターデザイン: 西屋太志
美術監督: 篠原睦雄
色彩設計: 石田奈央美
設定: 秋竹斉一
撮影監督: 高尾一也
音響監督: 鶴岡陽太
音楽: 牛尾憲輔
主題歌: aiko
製作国:日本
日本公開:2016年9月17日
上映時間:2時間9分
音楽制作:ポニーキャニオン
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:映画聲の形製作委員会
配給:松竹

■キャスト(役柄:声優)
石田将也: 入野自由
西宮硝子: 早見沙織
西宮結絃: 悠木碧
永束友宏: 小野賢章
植野直花: 金子有希
佐原みよこ: 石川由依
川井みき: 潘めぐみ
真柴智: 豊永利行
石田将也(小学生): 松岡茉優







Arikaシネマ2014b4

【9月4日(日)放送】
 隠れ菊/連城三紀彦(著)

隠れ菊 (上) (集英社文庫)/集英社

¥713
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隠れ菊 (下) (集英社文庫)/集英社

¥756
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■ドラマタイトル:「プレミアムドラマ 隠れ菊」

■放送日:9月4日スタート NHK BSプレミアム 日曜 午後10:00~午後10:50 

■原作/原案…原作:連城三紀彦「隠れ菊」

■スタッフ
脚本:国井桂/演出:伊藤匡史/演出:麻生学/演出:桑島憲司/制作統括:土屋勝裕/制作統括:玉江唯/プロデューサー:諸喜田由巳

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■キャラクター紹介(キャスト)
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上島通子(観月ありさ)
静岡・浜名湖の湖畔にある料亭「花ずみ」に嫁いだ主婦。女将だった姑のキクにより料亭に関する一切から遠ざけられていたため、17年間子育てと家事しかしてこなかった。キクの死後、夫・旬平の愛人を名乗る多衣の出現により離婚を迫られるが、交換条件として、「花ずみ」の女将になるという提案を旬平に持ち掛ける。

矢萩多衣(緒川たまき)
通子の夫・旬平の愛人。金沢の造り酒屋「笹流酒造」の社長。旬平の署名入りの離婚届を持参し、通子の前に現れる。

上島旬平(前川泰之)
通子の夫。愛人である多衣とともに通子に離婚を迫る。経営していた「花ずみ」が多額の負債を抱えて倒産し無職となるが、通子が女将を務める新生「花ずみ」の板前として雇われる。

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■ドラマ内容紹介…観月ありさ主演で連城三紀彦の傑作小説をドラマ化。若女将の波乱に満ちた日々を描く!  
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連城三紀彦の傑作小説「隠れ菊」を連続ドラマ化。静岡・浜名湖畔にある昭和初期から続く料亭「花ずみ」の女将となった、一人の女性の波乱に満ちた人生を描く。突然の離婚通告、料亭の倒産に多額の負債、そして夫の愛人との奇妙な駆け引き。次々と降りかかる困難を切り抜けていくうちに、驚くほどの“強さ”を発揮する主人公・上島通子を演じるのは、同作が25年連続の連ドラ主演で、結婚後初となる観月ありさ。後に通子に雇われる立場となる夫・旬平を前川泰之、旬平の不倫相手で通子に離婚を突き付ける愛人・矢萩多衣を緒川たまきが務める。

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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
浜名湖畔の料亭「花ずみ」の跡取りと結婚した通子。名女将と評判の姑が亡くなりまもなく一年になる日、通子は夫の旬平の指示で一人の女と会う。女は通子に言った―「ご主人をいただきにきました」。とりだした離婚届には、すでに旬平の署名が。この日から、平凡な主婦だった通子の日常は一変、妻の座と店の運命を賭けた闘いが始まった。愛に商売に体当たりする女の生き様を描く、柴田錬三郎賞受賞作。

夫の愛人とのバトル劇と思いきや、まさに細腕繁盛記
Arikaアイコン(小)1夫の不倫を知った妻がその嫁ぎ先の老舗料亭を一から立て直していく物語。有名旅館の板前をやっていた寡黙な夫の愛人が姿を表し、突如離婚を突きつけられて、いきなり夫の浮気相手との対決、亡くなったお姑さんは当たりよかったが実は嫌われ憎まれていた…?などドロドロ。酷い遣り方で愛人の存在を知らせ離婚を迫る夫・旬平。彼の言う「お前は振り返ってくれない」がいまいちよくわからなかったが、6年間も浮気を続けてる旦那に気が付かない妻の無関心がそれなのかな? これだけの粗筋を書くとよくある愛憎小説に勘違いされそうですが、次々に目まぐるしく変わる人間図に通子の立ち位置、魅力的な登場人物、意想外な展開に興味を引き伸ばされ頁を捲る手が止まらなくなる。夫の不倫、愛人とのバトル、亡くなった姑への憎悪、義父の愛妾とのバトル、画家の巨匠とのやりとりなど盛りだくさんの内容でくるくると変わる風景に見事な大団円。 愛人との戦いよりも、主婦がいきなり料理屋の女将となって奮闘するまさに細腕繁盛記 。連城さんといえば、華麗などんでん返し、ミステリーといったイメージが強いので、細腕繁盛記のような話も書いていたのが驚きでした。本当に引き出しの多い作者だったんだなあ……。


【9月24日(土)放送】
 四十八人目の忠臣/諸田玲子(著)

四十八人目の忠臣 (集英社文庫)/集英社

¥950
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■ドラマタイトル:「忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~」

■放送日:9月24日スタート NHK総合 土曜 午後6:10~午後6:45 

■原作/原案…原作:諸田玲子「四十八人目の忠臣」(集英社文庫)

■スタッフ
脚本:吉田紀子/演出:伊勢田雅也/演出:清水一彦/演出:黛りんたろう/制作統括:小松昌代/制作統括:山本敏彦

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■キャラクター紹介(キャスト)
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勝田きよ(武井咲)
赤穂藩主の妻・阿久利の侍女。身分違いと知りながら、藩士の礒貝十郎左衛門に恋心を寄せる。やがて藩主・浅野内匠頭長矩が殿中で刃傷沙汰を起こしたことで、数奇な運命をたどることになる。

礒貝十郎左衛門(福士誠治)
赤穂藩士。内匠頭に認められる寵臣で忠義者で、吉良邸に討ち入った四十七士の一人。きよと激しい恋に落ちる。

阿久利(田中麗奈)
浅野内匠頭長矩の妻。夫婦仲睦まじく暮らしていたが、殿中で刃傷沙汰を起こした夫と死別してから出家し、瑤泉院と名乗る。

堀部安兵衛(佐藤隆太)
赤穂藩士。吉良邸に討ち入った四十七士の一人。弥兵衛の娘・ほりの夫。高田馬場の決闘で名を上げた。

村松三太夫(中尾明慶)
赤穂藩士。吉良邸に討ち入った四十七士の一人。きよの許婚(いいなずけ)。

堀部弥兵衛(笹野高史)
赤穂藩士。吉良邸に討ち入った四十七士の一人。安兵衛の義父。娘・ほりの婿・安兵衛に家督を譲る。

浅野内匠頭長矩(今井翼)
播磨赤穂藩の藩主。武士の面目を重んじる古風な性格。勅使饗応役に任命され、吉良上野介の指南を受けるが、殿中で刃傷沙汰を起してしまう。

吉良上野介義央(伊武雅刀)
高家旗本。勅使饗応役に任命された浅野内匠頭の指南をする。

大石内蔵助(石丸幹二)
浅野家筆頭家老。主君・内匠頭の敵を討つために、四十七士を率いて吉良邸に討ち入る。

仙桂尼(三田佳子)
無量院の尼。きよの伯母で、先代の浅野家正室に仕えた。長矩と阿久利とも親交がある。

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■ドラマ内容紹介…武井咲主演、赤穂浪士を愛した女性の波乱の人生を描く時代劇 
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諸田玲子の小説「四十八人目の忠臣」を原作に、赤穂浪士を愛した女性の波乱の人生を描く、愛のサクセスストーリー。47人の赤穂浪士の討ち入りに参加できなかった48人目の忠臣・勝田きよを武井咲が演じる。武井は常盤御前を演じたNHK大河ドラマ「平清盛」以来の時代劇、そして同局での主演は初となる。きよの初恋相手で四十七士の一人・礒貝十郎左衛門を福士誠治が演じるほか、田中麗奈、今井翼、中尾明慶、佐藤隆太、石丸幹ニ、三田佳子らが共演。脚本は、ドラマ「Dr.コトー診療所」シリーズ(フジテレビ系)などで知られる吉田紀子が担当する。

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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
赤穂浅野家に仕えるきよは浅草小町と謳われる美女。当主内匠頭の寵臣礒貝十郎佐衛門と、夫婦の約束をしている。だが、内匠頭が吉良上野介を殿中で斬り付け、お家は断絶。礒貝は、家老大石らとあだ討ちを画策する。きよは恋と忠義のはざまで、討ち入りの日を迎える。本懐後も忠義を貫き、遺族の赦免と浅野家再興を目指し将軍家へ近づいていく…。歴史に名を残した実在の女性を描く全く新しい忠臣蔵誕生!

浪士と将軍に愛され歴史に名を残した側室を描く新しい忠臣蔵
Arikaアイコン(小)1忠臣蔵と言えば、堀部安兵衛か大石内蔵助というイメージで読み始めましたが、藩主の正室・阿久利の侍女「きよ」を主人公に描かれた物語。討ち入りまでと、その後の展開。本書は、お家の一大事に恋愛を絡めていて、最後にスゴイ展開もあり、切なさや高揚感に包まれながら一気に読んだ。ドラマの中では、恋仲の二人が清く正しく描かれているのですが、原作では抑えきれない場面があり、しっとりとした要素が加わった。「女子(おなご)には女子のやり方がある」・・御武運を祈るだけではない、生きているのは為すべきことがあるからという、命の充実を感じた美しい作品でした。諸田さんの描く女性は自分で道を切り開いて行く熱いオンナばかり。赤穂浪士の関係者が将軍の生母に⁈ 運命ってすごい。きよが帯びた密命とその驚きの結末。面白かったです。


 漱石の思い出/夏目鏡子・松岡譲 (著)

漱石の思い出 (文春文庫)/文藝春秋

¥734
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■ドラマタイトル:「夏目漱石の妻」

■放送日:★9月24日スタート NHK総合 土曜 午後9:00~午後10:13 

■原作/原案…原案:夏目鏡子・松岡譲「漱石の思い出」

■スタッフ
作:池端俊策/作:岩本真耶/演出:柴田岳志/演出:榎戸崇泰/制作統括:吉永証/制作統括:中村高志

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■キャラクター紹介(キャスト)
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夏目鏡子(尾野真千子)
中根家の長女として父・重一から大事にされて育った。お見合いで一目ぼれした10歳年上の金之助と結婚。社交的で明るく、おおらかな性格。占いが好き。

夏目金之助(長谷川博己)
帝大卒で教師になった知性派。幼少期に養子に出されたため、親の愛情が薄く育った気難しい性格。後に漱石のペンネームで小説を発表する。

山田房子(黒島結菜)
鏡子のいとこ。女学校を卒業後、夏目家で花嫁修業をする。優しくて素直な性格。

荒井伴男(満島真之介)
足尾銅山の元坑夫。金之助の小説に感銘し、夏目家を訪れる。

塩原昌之助(竹中直人)
金之助の養父。かつては暮らしぶりがよかったが、今は落ちぶれている。作家として有名になった金之助を訪ねてくる。

中根重一(舘ひろし)
鏡子の父。貴族院書記官長を務めるエリート。やがて、政権交代の影響で官職を辞し、生活に困窮する。

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■ドラマ内容紹介…尾野真千子主演、夏目漱石の夫婦生活を妻の視点から描くホームドラマ! 
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今年は、「吾輩は猫である」「坊っちゃん」「こころ」など、今もなお人々に愛され続けている作品を生み出した文豪・夏目漱石の没後100年の年。明治という激動の時代を駆け抜けた漱石の著作の多くは、妻・鏡子とのユニークな夫婦生活を下敷きにしていたという。ドラマでは、二人が夫婦として成長していく姿を、鏡子の視点で生き生きと描く。漱石の妻となる中根鏡子を尾野真千子、後に漱石のペンネームを名乗る気難し屋の夫・夏目金之助を長谷川博己が演じるほか、黒島結菜、満島真之介、竹中直人、舘ひろしらが共演する。

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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
名作「坊っちゃん」に描かれる松山でのいろいろな出来事、夏目家の親戚のこと、熊本での婚礼の様子から微に入り細を穿って語られる文豪・夏目漱石の日常生活。お見合いで出会ってから死別するまでを共に過ごした夫人でなければ、垣間見ることのできなかった人間・漱石の赤裸々な姿を浮き彫りにする。

松山行
見合い
結婚式
新家庭
父の死
上京
養子に行った話
「草枕」の素材
書生さん
長女誕生
姉さん
犬の話

漱石文学をより楽しむためにおすすめ!
文豪の奥さまも大変!赤裸々な人間・夏目漱石はここに居る!!

Arikaアイコン(小)1「坊ちゃん」「我輩は猫である」などユーモアある作品を書いている漱石ですが、妻・鏡子の目から見た姿、少々とぼけた会話などが非常に面白く、何度でも読み返したくなる。「鏡子夫人は悪妻だった」という伝説(?)もあるようだが、果たしてそれはどうなのか・・・。それにしても、何回ドロボウに入られるのか(笑)このズボラさが悪妻説を生んだようですが・・支える妻の明るさから、楽しく生きるコツを教わったようでした。裏表のない鏡子らしく、気取らない普段使いの言葉で語り尽くされており、大変読みやすかった。中でも(正岡子規の病床記と同じように)神経衰弱や胃潰瘍といった病との闘いが凄まじい。その時々の病状が作品に投影されていたこともわかり感慨無量だった。 漱石の日常がよく描かれていて親しみがわいてきました。あのいかめしい顔からは想像がつかない日常です。 「やっぱり、わたしはお父さま(漱石)が一番いいねぇ」という老いた妻・鏡子の言葉に大きく心をうごかされる。そう思わせる夫・漱石もさることながら、夫の欠点も含むすべてをいとおしく思う「母のような妻」は、そんじょそこらにいるものではない。漱石の生涯は心身の病気で苦しむことが多く気の毒でしたが、糟糠の妻の愛情に満ちた明るくポジティブな追憶の記録として楽しく読了できました。 漱石の交友や日常が他の研究書では語れぬ等身大記録としても素晴らしい。天才と変人は紙一重をじでいく漱石センセイ。精神症の夫を支える妻にはこれだけの逞しさと楽観性が必要だったんでしょう。あっけらかんと家庭内の恥部を語っていますが、根底には深い愛情を感じさせるので憎めません。また、松岡譲の筆力が夫人の語りをほのぼのと写しているから味わい深いものとなっています。文豪・夏目漱石が人間・夏目漱石として感じられ、距離が近くなりました。


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