≪2016年10月号:映画・ドラマ・アニメ≫ メディア化ピックアップ【申】

2016/10/31 (Mon)
≪2016年10月号:映画化・ドラマ化・アニメ化≫
映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。
合わせて原作本・コミックを楽しんでください!
映画
何者
デスノート Light up the NEW world
ドラマ
「校閲ガール」シリーズ/宮木あや子(著)
逃げるは恥だが役に立つ/海野つなみ(著)
吉祥寺だけが住みたい街ですか?/マキヒロチ(著)
アニメ
響け!ユーフォニアム北宇治高校吹奏楽部へようこそ/武田綾乃
私がモテてどうすんだ/ぢゅん子
ドリフターズ/平野耕太
3月のライオン/羽海野チカ

ジャンル:青春
何者/朝井 リョウ

¥1,620
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何者 (新潮文庫)/新潮社

¥637
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■内容紹介
「あんた、本当は私のこと笑ってるんでしょ」
就活の情報交換をきっかけに集まった、拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。学生団体のリーダー、海外ボランティア、手作りの名刺……自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識をリアルにあぶりだす、書下ろし長編小説。
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■原作の感想
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そして、誰もがみんな裏の顔を持ってるんだな・・・・・。
ツイッターとネット検索ありきの、まさに今の世代の子たちの就活。きっと、みんなが感じてる、呟きの世界と現実世界とのかねあい。いろんな意味での恐さが綴られている。仲間と協力しつつもライバルとして就活という名の闘いを闘い抜くしんどさ、自分が就職活動をしていたときのことを思い出しながら読んだ。受験も就活も団体戦。本当にそうだろうか? 拓人や理香のような友達と協力だなんて、私にはできそうにない。人間不信になりそう。私が就活してた頃と違い、SNSであらゆる情報が入り取捨選択していくのが大変さに主人公達が少し気の毒に思えました。ただ、そう言ったツールとは関係なく、誰しもいくつになっても、虚栄心や、優越感、劣等感、自分を肯定したい気持ちや、認めてもらいたい気持ちはありますからね~、だから頑張れるんですし(笑)、拓人くんのこれからを応援したくなる終わり方で、意外と読後感良かったです。SNSやTwitterのリアルな部分や、人物の言葉や、行動、思いがリアルに表現されていて読者に考えさせられる書き方ですごいと思いました。現実にいそうだな、と思わせるキャラクター形成が上手い。匿名で毒を吐く、「頑張ってる私」を実況する、リアルとSNSで発言内容が違う、どれもあるある。結局SNSって自己満足の吐き出し場ではなく、誰かに共感してもらいたかったり認めてほしかったりする「相手」ありきのものだと思った。「ほんとうにたいせつなことは、どこにも書かない。ほんとうに訴えたいことは、そんなところで発信して返信をもらって、それで満足するようなことではない」という言葉が胸に響いた。 選ばれなかった方の言葉の方が、よっぽどその人を表しているとも…。 グサッとくる言葉もたくさんあって簡単に情報を収集し発信できるネットの世界について考えさせられる本でした。 でもこれはネット世代限定の話ではないのかも。みんな悩んで、試行錯誤して、踏み外して。一度はとおる、ほろ苦い道。その先に希望はあると信じたい。
■映画ストーリー
就職活動の情報交換のため集まった大学生の拓人(佐藤健)、光太郎(菅田将暉)、瑞月(有村架純)、理香(二階堂ふみ)、隆良(岡田将生)。海外ボランティアの経験や業界の人脈などさまざまな手段を用いて、就活に臨んでいた。自分が何者かを模索する彼らはそれぞれの思いや悩みをSNSで発信するが、いつしか互いに嫌悪感や苛立ちを覚えるようになる。そしてついに内定を決めた人物が出てくると、抑えられていた嫉妬や本音が噴きだし……。
★映画チェック★
:『桐島、部活やめるってよ』の原作者である朝井リョウの直木賞受賞作を、演劇ユニット「ポツドール」を主宰する『愛の渦』などの三浦大輔が映画化。就職活動対策のため集まった5人の大学生が、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする本音や自意識によって彼らの関係性が変わっていくさまを描く。就職活動を通じて自分が何者かを模索する学生たちには佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生といった面々がそろい、リアルな就活バトルを繰り広げる。
■スタッフ
原作: 朝井リョウ
監督・脚本: 三浦大輔
音楽・主題歌: 中田ヤスタカ
製作: 市川南
共同製作: 畠中達郎 / 中村理一郎 / 弓矢政法 / 市村友一 / 高橋誠 / 吉川英作 / 坂本健 / 荒波修
エグゼクティブプロデューサー: 山内章弘
企画・プロデュース: 川村元気
プロデューサー: 石黒裕亮
ラインプロデューサー: 田口生己
プロダクション統括: 佐藤毅
撮影: 相馬大輔
録音: 加藤大和
照明: 佐藤浩太
美術: 小島伸介
装飾: 石上淳一
スクリプター: 田口良子
編集: 穗垣順之助
スタイリスト: 伊賀大介
ヘアメイク: 梅原さとこ
VFXスーパーバイザー: 小坂一順
音響効果: 小島彩
キャスティング: おおずさわこ
助監督: 茂木克仁
製作担当: 萩原満 製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年10月15日 (全国東宝系)
上映時間:1時間38分
製作:映画「何者」製作委員会
企画協力:新潮社
製作プロダクション:東宝映画
配給:東宝
■キャスト(役柄:俳優)
二宮拓人: 佐藤健
田名部瑞月: 有村架純
小早川理香: 二階堂ふみ
神谷光太郎: 菅田将暉
宮本隆良: 岡田将生
サワ先輩: 山田孝之
他
ジャンル:サスペンス/ホラー
映画ノベライズ DEATH NOTE Light up the NEW world (JUMP.../集英社

¥702
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■内容紹介
犯罪のない世界を目指し、デスノートで世界を変えようとした“キラ”こと夜神月。暴走する彼を阻止しようとした世界的名探偵“L”。天才VS天才の対決から10年経ったある日、世界中のネット回線がジャックされ、“キラ”によるメッセージが発信された―。死神により地上にもたらされた6冊のデスノート。同時多発的に発生する大量の殺人事件。そんななか、三島が率いるデスノート対策本部に、Lの後継者・竜崎が加わり、無差別殺人の現場で一冊のデスノートを手に入れる。一方、その現場には、キラ信奉者・紫苑の姿が―。今、それぞれの譲れない“正義”を懸けた、3人の壮絶な頭脳戦が始まる―!
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■原作の感想
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大場つぐみと小畑健による大人気マンガを実写映画化した2006年の大ヒット・サスペンス2部作の続編。10月29日映画公開に先駆け1最速ノベライズを一気読み! 話しは劇場版デスノート、『L Change the WorLd』の10年後の話しとなります。前回の“キラ”と“L”の対決から10年後を舞台に、死神により地上にもたらされた6冊のデスノートを巡って繰り広げられる、キラとLそれぞれの後を継ぐ新たな天才たちによる壮絶な争奪戦の行方を描く。あの事件から10年──。死神大王の命で地上に墜とされた6冊のデスノート。新たに始まるキラによる殺人。それを巡るデスノート対策室の三島、Lの後継者竜崎、そして新生キラ紫苑の三人の主人公を中心とした群像劇と言った感じ。序盤は中々派手な展開で、ヤバすぎる!と興奮。さくらみたいにィっちゃったキャラが、今までの話しにあまり居なかっただけに、先が読めなくて驚きました。内容的にはキャラクターやストーリーラインは素直に面白いと思えましたが、竜崎の正体もだけど、月の子供とかいつ誰と?って感じになったし、それと松田やニアの扱いも・・・・・・。七瀬の兄のこととか結構思わせぶりな感じでしたが、結局本当に必要だったのかと疑問が・・・。正直、ツッコミ所多いし、好みや賛否が分かれると思いますが、序盤のさくらの狂気、三島の人間性と竜崎との関係の変化、ミサの彼女らしい最後など見所もあり。ラストの三島と竜崎の別れも良かったです。ただ個人的好みを述べれば、ラストのページのくだりはデスノートは月の話しではありますが、今作に限って言えば、三島の贖罪と竜崎の遺志の話しで締めてもらったほうがスッキリしたのではと思います。文章は読みやすかったけど、色々詰め込みすぎた感があり、もう少し上手く全体の構成を整えてほしかったかなと思いました。緊迫感とか臨場感とか、映像映えする作品だからか、ノベルズだと空間描写がいまいち弱く、また時系列がいきなり前後する部分が多く混乱しモヤモヤしたので、やはり映画で確認したい!と思いました。ある意味、映画販促としては正解なノベルズです。では週末映画館に行こう‼
■映画ストーリー
デスノートの力で多数の凶悪犯を破滅させた夜神月と、彼を追い詰めた天才Lの伝説のバトルから10年の歳月が経過。またしても死神がデスノートを下界にまき散らしたため、世界中が混乱していた。夜神総一郎が設立したデスノート対策本部は健在で、キラ事件を熟知する三島(東出昌大)をはじめとする特別チームが事態を注視しており……。
★映画チェック★
東出昌大、池松壮亮、菅田将暉が共演し、大ヒット作『DEATH NOTE デスノート』シリーズの10年後の世界に迫る続編。夜神月とLの死から10年後の情報社会を舞台に、捜査官と探偵、サイバーテロリストによる争いを最新のVFX技術を駆使して映し出す。監督を務めるのは、『GANTZ』『図書館戦争』シリーズなどの佐藤信介。前シリーズの遺伝子を受け継ぎつつさらに進化した、デスノートをめぐるバトルが楽しめる。
■スタッフ
原作: 大場つぐみ / 小畑健
監督: 佐藤信介
脚本: 真野勝成
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年10月29日 (丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか)
上映時間:2時間15分
制作プロダクション:日活 / ジャンゴフィルム
配給:ワーナー・ブラザース映画
■キャスト(役柄:俳優)
三島創: 東出昌大
竜崎: 池松壮亮
紫苑優輝: 菅田将暉
青井さくら: 川栄李奈
弥海砂: 戸田恵梨香
リューク: 中村獅童
御厨賢一: 船越英一郎
他

伝説となった映画『デスノート』誕生から10年目となる2016年、“正統な続編”として完全新作映画『デスノート Light up the NEW world』が10月29日(土)より全国公開!
公開に先立ち、本作で三つ巴の頭脳線を繰り広げる主要キャスト3名、それぞれを主人公として描いた映画につながる 三部作、Huluオリジナルドラマ『デスノート NEW GENERATION』の配信が決定!更には、映画の公開を記念し、『デスノート』の映像作品をまとめて特集した「デスノート」チャンネルを開設。
Huluオリジナルドラマ「デスノート NEW GENERATION」の主題歌入りスペシャル映像を配信!
9/16(金) 0:00頃配信 <三島篇・新生>
【ストーリー】夜神総一郎が立ち上げた「キラ対策室」は警視庁の窓際部署に追いやられていた。しかし「デスノートオタク」と呼ばれる三島(東出昌大)は再度デスノート事件が起きた時に備えて、日々研究捜査を続けていた。そんな時、元犯罪者が心臓麻痺で死亡する事件が起きる。三島は独自の捜査と推理によって、捜査一課も気づかなかったある真実に辿りつく・・・。10年の時を経てデスノート事件が勃発する際に、三島がエース捜査官として立ち向かうきっかけを描き出す本格警察ストーリー。
9/23(金) 0:00頃配信 <竜崎篇・遺志>
世界的名探偵・竜崎(池松壮亮)は香港で、FBIもお手上げの難事件を超絶推理と行動力により解決していた。そんな時、日本にいるJから、興味深い密室殺人事件の情報が入る。日本でのデスノート事件への協力要請を再三無視していた竜崎だが、渋々日本に向かう。密室事件を捜査するうちに、青井さくらの存在にたどり着いた竜崎は、ついにデスノート事件への参加を決意する。なぜデスノート事件への参加を決めたのか?Lとの約束の謎に迫る、本格推理サスペンスストーリー。
9/30(金) 0:00頃配信 <紫苑篇・狂信>
【ストーリー】一家惨殺事件の唯一の生き残り紫苑(菅田将暉)。恐ろしいトラウマに悩まされる紫苑を解放してくれたのは、10年前のキラだった。キラを信奉する紫苑はサイバーテロリストとなり、キラの正義を継いで紛争地域へのサイバーテロを続けていた。そんな紫苑の前に「デスノート」がもたらされる。キラを信奉する紫苑は歓喜し、デスノートによる粛清を決意する。紫苑が自らのトラウマと向き合うかのように、犯罪者にデスノートを初めて使用する「その時」を描き出す。どんなに反省していようともその「罪」は消えないのか?デスノートのテーマの本質に迫る、重厚な「罪と罰」を描き出すストーリー。

【10月5日(水)放送】
校閲ガール<校閲ガール> (角川文庫)/KADOKAWA / 角川書店

¥価格不明
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校閲ガール ア・ラ・モード<校閲ガール> (角川書店単行本)/KADOKAWA / 角川書店

¥価格不明
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校閲ガール トルネード/KADOKAWA

¥1,404
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■ドラマタイトル:「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」
■放送日:10月5日スタート 日本テレビ系 水曜 午後10:00~午後11:00(初回は午後10:00~午後11:10)
■原作/原案…原作:宮木あや子「校閲ガール」シリーズ(KADOKAWA・角川文庫)
■スタッフ
脚本:中谷まゆみ/演出:佐藤東弥/プロデューサー:小田玲奈
■主題歌:栞菜智世「Heaven’s Door ~陽のあたる場所~」
■オープニングテーマ:chay「12月の雨」
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■キャラクター紹介(キャスト)
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河野悦子(石原さとみ)
ファッションエディターを目指して総合出版社「景凡社」に途中入社した28歳。地味な校閲部に配属されるが、持ち前の好奇心と集中力、行動力を発揮して情熱的に業務と向き合う。気になることがあれば現場に直接赴くなど、衝動的で破天荒な悦子の校閲に同僚はあきれるが、時に彼女のやり方は作品を思わぬ方向に導いたり、取材の中で出会う人々の心を動かしていく。
折原幸人(菅田将暉)
悦子が一目ぼれする、謎めいた大学生。正体を隠しているが実は作家。小説の校閲を通して悦子と関わり、その容貌からモデルとしても誘われることになる。
森尾登代子(本田翼)
悦子の高校の後輩。景凡社のファッション誌「Lassy」の編集者。幸人をモデルとして発掘する。
貝塚八郎(青木崇高)
景凡社の文芸編集部で働く売れっ子編集者。校閲部のことを見下している。
茸原渚音(岸谷五朗)
景凡社の校閲部部長。悦子を採用し、その才能を感じ取り、温かく見守る。
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■ドラマ内容紹介…石原さとみ演じる“校閲ガール”が破天荒に大暴れするお仕事ドラマ
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出版社の校閲部を舞台にした宮木あや子のシリーズ小説を石原さとみ主演でドラマ化。校閲とは、編集者から途中段階の文章や原稿を預かって深く読み込み、内容の誤りや不備な点を調べて直し正すこと。例えば、「『一番最初』だと、『一番』の意味が二重になる」「現在○○線に○時○分の列車は存在しない」などと指摘するのが校閲者の仕事だ。ドラマでは、ファッション雑誌の編集者を目指して出版社に入ったものの校閲部に配属された河野悦子(石原)が、文章と対峙することにやりがいと喜びを見いだし、作家に直接会いに行ったり、事実確認のために現場に乗り込んだりと、本来は地味な校閲の仕事に新風を起こしていく姿が描かれる。
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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
憧れのファッション誌の編集者を夢見て出版社に就職した河野悦子。しかし「名前がそれっぽい」という理由で(!?)、配属されたのは校閲部だった。校閲の仕事とは、原稿に誤りがないか確かめること。入社して2年目、苦手な文芸書の仕事に向かい合う日々だ。そして悦子が担当の原稿や周囲ではたびたび、ちょっとしたトラブルが巻き起こり…!?読んでスッキリ元気になる!最強のワーキングガールズエンタメ。
ファッション誌の編集者になるはずだったのに、どうして私が校閲に!?

【10月11日(火)放送】
逃げるは恥だが役に立つ(1) (Kissコミックス)/講談社

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逃げるは恥だが役に立つ(2) (Kissコミックス)/講談社

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逃げるは恥だが役に立つ(3) (Kissコミックス)/講談社

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逃げるは恥だが役に立つ(4) (Kissコミックス)/講談社

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逃げるは恥だが役に立つ(5) (Kissコミックス)/講談社

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逃げるは恥だが役に立つ(6) (Kissコミックス)/講談社

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逃げるは恥だが役に立つ(7) (Kissコミックス)/講談社

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逃げるは恥だが役に立つ(8) (Kissコミックス)/講談社

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■ドラマタイトル:「逃げるは恥だが役に立つ」
■放送日:10月11日スタート TBS系 火曜 午後10:00~午後10:54(初回は午後10:00~午後11:09)
■原作/原案…海野つなみ「逃げるは恥だが役に立つ」(講談社「Kiss」)
■スタッフ
脚本:野木亜紀子/演出:金子文紀/演出:土井裕泰/演出:石井康晴/プロデューサー:那須田淳/プロデューサー:峠田浩/プロデューサー:宮崎真佐子
■主題歌:星野源「恋」
■オープニングテーマ:チャラン・ポ・ランタン「進め、たまに逃げても」
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■キャラクター紹介(キャスト)
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森山みくり(新垣結衣)
大学院卒だが求職中で内定ゼロ。派遣社員として働くも派遣切りをされ、父の計らいで津崎の家事代行として働き始める。将来への不安を抱える中で津崎に“契約結婚”を持ちかけ、妻という名の従業員として生活をすることに。
津崎平匡(星野源)
IT会社勤務のサラリーマン。超が付くほど真面目で、35年間彼女なし。家事代行を頼んだみくりから、自らが夫という名の雇用主、みくりを妻という従業員として“契約結婚”することを提案される。
風見涼太(大谷亮平)
津崎の会社の後輩。独身を満喫するイケメン。女性にモテるが結婚に対して冷めた考えを持つ、少し謎めいたハイスペック男子。
沼田頼綱(古田新太)
津崎の会社の同僚。料理上手で勘が鋭く人当たりもよい。津崎とみくりは“仮面夫婦”ではないかと疑いの目を向ける。
土屋百合(石田ゆりこ)
みくりの伯母。化粧品会社勤務の独身キャリアウーマンで、みくりの飲み仲間的存在。津崎とみくりをきっかけに風見と知り合い、ひょんなことから風見のマンションの部屋の大家となる。
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■ドラマ内容紹介…新垣結衣が“契約妻”に!? ワケあり夫婦生活をコミカルに描くラブコメディー
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海野つなみの同名漫画をドラマ化した社会派ラブコメディー。新垣結衣が“仕事としての結婚”に踏み切る25歳の女性・森山みくりを演じる。同ドラマは、大学院を卒業したのに内定ゼロで、派遣社員になるも契約を打ち切られたみくりが、星野源が演じる独身サラリーマン・津崎平匡の家事代行として働き始め、“契約結婚”することになるストーリー。同じ屋根の下で生活をスタートさせ、徐々にお互いを意識し始めた“妄想女子”のみくりと、35年間恋愛経験がなく、どこまでも“ウブ男”な津崎の姿をコミカルに描く。脚本は「空飛ぶ広報室」「重版出来!」(ともにTBS系)などを手掛けた野木亜紀子が担当する。
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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫〈受賞情報〉講談社漫画賞少女部門(第39回)
派遣切りにあって、再就職もままならないみくりは、娘を心配する父親に、会社の部下・津崎さんのハウスキーパーを頼まれる。そしてある日、津崎さんから思いがけない提案が!? 海野氏の久々オリジナル連載にして、話題の新連載“逃げ恥”!!
契約結婚で仮面夫婦!?
就職できなくて契約結婚しちゃうってすごいww

【10月14日(金)放送】
吉祥寺だけが住みたい街ですか?(1) (ヤングマガジンコミックス)/講談社

¥価格不明
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吉祥寺だけが住みたい街ですか?(2) (ヤンマガKCスペシャル)/講談社

¥610
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吉祥寺だけが住みたい街ですか?(3) (ヤングマガジンコミックス)/講談社

¥価格不明
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■ドラマタイトル:「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」
■放送日:10月14日スタート テレビ東京ほか 金曜 深夜0:52~深夜1:23
■原作/原案…原作:マキヒロチ「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」(講談社)
■スタッフ
脚本:山田あかね/監督:菅井祐介/監督:望月一扶
■オープニングテーマ:あいみょん「生きていたんだよな」
■エンディングテーマ:EGO-WRAPPIN'「That's What I Need」
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■キャラクター紹介(キャスト)
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重田富子(大島美幸)
東京・吉祥寺で「重田不動産」を経営する双子“重田ツインズ”の妹。恋愛に興味はないが社交的で、男性にはモテる。ジミー・ペイジ好き。
重田都子(安藤なつ)
“重田ツインズ”の姉。内向的な性格で、恋愛にも全く興味がない。ヘビーメタルと黒魔術が大好き。
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■ドラマ内容紹介…街ブラと引っ越しがテーマの新感覚ドラマで、大島美幸と安藤なつが“ツインズ”に
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街ブラと引っ越しをテーマにした新感覚ドラマで、お笑いトリオ・森三中の大島美幸とお笑いコンビ・メイプル超合金の安藤なつがダブル主演。アンケートなどで住みたい街ナンバーワンに選ばれている東京・吉祥寺を舞台に、さまざまな問題を抱えた登場人物の引っ越しを通して、東京にあるいろいろな街の知られざる魅力を描く。大島と安藤は、吉祥寺で不動産会社を切り盛りする双子の姉妹“重田ツインズ”を演じる。街の魅力をリアルに伝えるため、劇中で内見する部屋は実在の家を使用。さらに、重田ツインズと訪れる街の店も実在し、ツインズと客が街角で触れ合うのも、実際にその街に暮らす人々といったこだわりの演出が見どころ。
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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
雑司ヶ谷、五反田、錦糸町、駒澤大学、中野…あなたの”住みたい街No.1”はここにあった! 吉祥寺で不動産を営む重田双子(しげたツインズ)はどこにでもある街へと変わっていく吉祥寺に不満たらたら。なのに、お部屋探しにやって来るのは「住みたい街No.1=吉祥寺」の幻想を抱く女子ばかり!だから、今日も紹介しちゃうんだな“吉祥寺以外”の街を。最旬作家・マキヒロチが描く街ぶらラブな不動産マンガ!
お洒落になりすぎた吉祥寺以外にも、こんな街もありまっせ、的な漫画



ジャンル…学園
【TVアニメ化】響け! ユーフォニアム 2 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏 (宝島社文庫)/武田 綾乃

¥713
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アニメタイトル:「響け!ユーフォニアム2」
最速放送日:2016年10月5日(水)24:00~(TOKYO MX)※初回1時間スペシャル放送
■キャスト
黄前久美子:黒沢ともよ
加藤葉月:朝井彩加
川島緑輝:豊田萌絵
高坂麗奈:安済知佳
田中あすか:寿 美菜子
小笠原晴香:早見沙織
中世古香織:茅原実里
中川夏紀:藤村鼓乃美
吉川優子:山岡ゆり
鎧塚みぞれ:種﨑敦美
傘木希美:東山奈央
塚本秀一:石谷春貴
後藤卓也:津田健次郎
長瀬梨子:小堀 幸
黄前麻美子:沼倉愛美
松本美知恵:久川 綾
橋本真博:中村悠一
新山聡美:桑島法子
滝 昇:櫻井孝宏
■スタッフ・制作会社
原作 :武田綾乃(宝島社文庫「響け!ユーフォニアム」シリーズ)、監督:石原立也、シリーズ構成:花田十輝、キャラクターデザイン:池田晶子、シリーズ演出:山田尚子、美術監督:篠原睦雄、色彩設計:竹田明代、楽器設定:髙橋博行、撮影監督:髙尾一也、音響監督:鶴岡陽太、音楽:松田彬人、音楽制作:ランティス、音楽制作協力:洗足学園音楽大学、演奏協力:フレッシュマン・ウィンド・アンサンブル2014、音楽監修:大和田雅洋 、制作会社:京都アニメーション
■主題歌
【OP】TRUE「サウンドスケープ」
【ED】北宇治カルテット「ヴィヴァーチェ!」
≪あらすじ≫
吹奏楽コンクール京都府大会。
そこで見事に金賞を受賞した北宇治高校吹奏楽部は、 次なる舞台・強豪ひしめく関西大会に挑む……!
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高校の吹奏楽部に所属する女子部員たちの青春物語。高校1年生の春。 中学時代に吹奏楽部だった黄前久美子は、クラスメイトの加藤葉月、川島緑輝とともに吹奏楽部の見学に行く。 そこで久美子は、かつての同級生・高坂麗奈の姿を見かける。葉月と緑輝は吹奏楽部への入部を決めたようだったが、まだ踏み切れない久美子。 思い出すのは、中学の吹奏楽コンクールでの麗奈との出来事だった。 吹奏楽部での活動を通して見つけていく、かけがえのないものたち。 これは、本気でぶつかる少女たちの、青春の物語。なんだけど、『けいおん』みたいな美少女部活ものだと思った? 残念! 『俺ガイル』です……めっちゃギスギスしとる!! これアレだよ、目指せ全国という部活もの的な目標ではなく、友情や恋愛に先輩達との交流や確執、高校生たちの複雑で微妙な人間関係を泳いでいくことが話の主題。そういう意味では物理的な意味でも泳いでいた『Free』と通じるものがあるので、京アニがこの作品を選んだのもある種必然ということなのでしょうね(錯乱) 。シリアス展開にも面食らいつつも、吹奏楽に青春を懸ける久美子たちを凄く眩しく感じました。A部門に入るための全身全霊をかけた椅子の取り合いは、やはり綺麗事じゃ済まないよなと、そんな感じのギスギス感も巧く表現されていたと思います。吹奏楽部の知られざる風物がでてきて面白い。学年を超えたパート争い、香織先輩VS高坂さんの後半は、青春は争い、傷つき、涙し、成長する。銀色に輝くユーフォニアムにその一部始終が映しだされていたのでした。
ジャンル…ラブコメ
私がモテてどうすんだ(1) (別冊フレンドコミックス)/講談社

¥価格不明
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アニメタイトル:「私がモテてどうすんだ」
最速放送日:2016年10月6日(木)25:58~(TBS)
■キャスト
小林ゆう、小野友樹、河本啓佑、松岡禎丞、島﨑信長、沢城みゆき、下田麻美、杉本ゆう、水島大宙、浪川大輔、津田健次郎、中村悠一
■スタッフ・制作会社
原作:ぢゅん子『私がモテてどうすんだ』(講談社「別冊フレンド」連載)、監督:石踊宏、シリーズ構成:横手美智子、キャラクターデザイン:たむらかずひこ、サブキャラクターデザイン・総作画監督:大沢美奈、美術監督:諸熊倫子、色彩設計:福田由布子、撮影監督:織田頼信、音響監督:高寺たけし、音楽:川田瑠夏 、制作会社:ブレインズ・ベース
■ 主題歌
【OP】From4to7「Prince×Prince」
【ED】村川梨衣「ドキドキの風」
≪あらすじ・作品解説≫
自分とじゃ萌えないのに・・・私がモテてどうすんだーーー!!? 高校生・芹沼花依は、男同士が仲良くしているのを見たり妄想したりするのが大好きな腐女子。 ある日、大好きなアニメキャラが死んだショックで体重が激減し、それがきっかけで美少女に変身。すると、校内の4人の美少年からデートの誘いを受けてしまう。 まさかのモテ期到来に、果たして花依は!?
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ぢゅん子さんが別冊フレンドで連載中の少女マンガ。大好きなアニメキャラが死んだショックで体重が激減した腐女子の女子高校生が、外見の変化を機に4人のイケメンから想いを寄せられてしまう"モテ期"を描く。原作コミックスは累計150万部を超える人気作で、「このマンガがすごい!2015」オンナ編第4位を受賞した。逆ハーレムといううらやましい状況もさることながら、4人の男子高校生が個性豊かで魅力的。痩せたとたんにモテだしたのをみてわらいがとまらない。面白いけど残酷っす!あるある&わかるなエピソードも満載で、オタクの目から見ても面白いです(笑)アニメは忠実で、原作通りですね。読みながら吹き出したり笑ったり面白いwベッドの下に隠してた物には思わず笑ってしまった。中でも一番驚いたエピソードが死んだ好きなキャラのお仏壇wwwwイケメン男子4人の「あ うん」と仏壇でめっちゃ爆笑wwしかもリアルエピソードを活用したなんてwww。先輩以外完全に容姿目当てだけど、皆柔軟だな。4人の中で絶対先輩がいいけど、誰落ちになるんでしょうね、最終的。すげえ顔面至上主義!男達も主人公も上っ面しか見てなくていっそ清々しい(笑) 花依ちゃん腐女子パワーで自信を持ってがんばって~!
ジャンル…アクション
ドリフターズ(1) (ヤングキングコミックス)/少年画報社

¥価格不明
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アニメタイトル:「ドリフターズ」
最速放送日:2016年10月7日(金)23:00~(TOKYO MX)
■キャスト
中村悠一、内田直哉、斎賀みつき、鈴木達央、青山穣、家中宏、小野大輔、高木渉、櫻井孝宏、古城門志帆、西田雅一、楠大典、皆川純子、乃村健次、北西純子、田中正彦、安元洋貴、石田彰、宮本充、伊藤かな恵、間島淳司、続木友子、石塚さより
■スタッフ・制作会社
原作:平野耕太(YOUNG KING OURS 連載)、監督:鈴木健一、シリーズ構成・脚本:倉田英之、脚本:黒田洋介、キャラクターデザイン・総作画監督:中森良治、美術監督:舘藤健一、CGディレクター:高江智之、CGプロデューサー:田中臥竜、色彩設計:のぼりはるこ、色彩設計補佐:長澤諒司、撮影監督:斉藤寛、編集:廣瀬清志、音響監督:鶴岡陽太、音楽:石井妥師/松尾早人、設定考証:白土晴一、筆字デザイン:雪駄
■ 主題歌
【ED】黒崎真音「VERMILLION」
≪あらすじ・作品解説≫
西暦1600年 天下分け目の大戦、関ヶ原の戦い―― 薩摩、島津家の武将、島津豊久は身を挺した撤退戦の後、 死地から抜け出し一人山中をさまよっていた。 降りしきる雨の中、たどり着いたのは無数の扉のある 廊下のような部屋――豊久はそこにいた謎の男、『紫』を問いただす間もなく 石扉の向こう側へと送り込まれてしまう。 ――そこはオルテと呼ばれる国家が支配する世界、 人間とデミ・ヒューマンと呼ばれる「人ならざる」ものが暮らす異世界だった。 異なる時代から先に流れ着いていた織田信長、那須与一ら歴戦の英雄とともに 豊久は揺らぐことのない武士(さぶらい)の思想で異世界の戦場を疾り駆ける!
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『指輪物語』の世界に、戦が得意な偉人をぶっ込んだ感じ (笑)。関ヶ原の戦いで敗走中に異世界へ迷い込んだ戦国武将・島津豊久をはじめ、古今東西の偉人・英雄たちが次々に召還され、そこで繰り広げられる戦争を描いた歴史ファンタジー漫画。タイムスリップものは数あれど1カ所に様々偉人を召還しちゃうとか面白い。時代も国もボーターレスってとこにまた夢があるなぁ。ジャンヌの容姿についての記述がフランス側にも敵国側にも特にないから特別かわいくもかわいくなくもないんだろうって聞いたことがあったんだけど、絶妙なラインを突いてきていて最高! 作者・平野耕太は独特すぎるセンスをしているので、慣れるのに時間が圧倒的な作画、強大な敵、カリスマ溢れる主人公、シリアスとギャグの絶妙なバランスで読めば引き込まれる。特に歴史好きにはたまらない一作。圧倒的迫力、疾走感が半端なく凄い。また召喚する偉人のチョイスが絶妙。超有名人も何人かはいるが、それ以外は有名すぎず、かつ無名すぎない。次出てくる偉人は誰ぞ、となる展開だけでも十分に燃えるが、それだけではなく純粋な戦略戦争漫画としても楽しめる。 加えて、アニメがほんっと素晴らしい!本当に原作に忠実で、行間の埋め方も完璧。さすがヘルシングOVAのスタッフ!・・・だが、まさか背景のトーンまで再現すると思わなかったww
ジャンル…ドラマ
3月のライオン 1 (ジェッツコミックス)/白泉社

¥価格不明
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アニメタイトル:「3月のライオン」
最速放送日:2016年10月8日(土)23:00~(NHK総合)
■キャスト
河西健吾、茅野愛衣、花澤香菜、久野美咲、岡本信彦、井上麻里奈、細谷佳正、三木眞一郎、杉田智和、木村昴、千葉繁、大川透、櫻井孝宏
■スタッフ・制作会社
原作:羽海野チカ(白泉社 ヤングアニマル連載)、監督:新房昭之、キャラクターデザイン:杉山延寛、音響監督:亀山俊樹、音楽:橋本由香利、美術設定:名倉靖博、美術監督:田中せいき 、制作会社:シャフト
■ 主題歌
【OP】BUMP OF CHICKEN「アンサー」
【ED】BUMP OF CHICKEN「ファイター」
≪あらすじ・作品解説≫
高校生の桐山零は、15歳で盤上の格闘技といわれる将棋のプロとなり、 周囲から期待される少年。しかし、幼いころに事故で家族を失い、引き取 られたプロ棋士の家でも疎外されていた彼の心は、孤独で醒めていた。学 校になじめず、対局でも結果を出せず、すべてが行き詰まっていたある日、 川本家の3姉妹と出会う。母を亡くし父も不在ながらひたむきに生き、零 のことも気遣ってくれる彼女たちとの日々が彼の心を徐々に溶かし、零は 新たな気持ちで勝負に挑んでいく・・・。 それぞれが失った何かを取り戻していく、再生の物語。
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少年が喪ったもの。得たもの。そして奪ったもの。彼を救った人々の物語
「ハチミツとクローバー」で知られる羽海野チカさんがヤングアニマルにて連載中のマンガ。幼いころに事故で家族を亡くした高校生プロ棋士・桐山零が、下町に住む川本家3姉妹との交流や強敵たちとの対局を通じて心を開いていく様子を描いた再生の物語で、すでに実写映画化も決定している人気タイトル。二階堂くんがとても可愛かったです。零くんとの関係性もほのぼのしますし、あんだけ強引じゃないと、零くんの心は掴めないのかもなーと思いました。孤独に喘ぐ主人公・零の姿はひどく寂しげで痛々しく見える。そんな彼の世界に一筋の明るさをもたらした川本家の人々。家族のように温かい雰囲気にホッと心安らぎますが、彼女達にも奥底に寂しさの影が窺える。それでもどこか優しい空気がそこにあり、惹き付けられるお話。 「零」という漢字の意味を調べてみると、マンガの中では、何もない、空っぽだと言われてたけど0からのスタート、これから多くのことを積み重ねてほしいという願いを込めてつけられるということを知って素敵だなと思いました。生きるために将棋を選んだこと、プロになっても孤独と戦い続ける零くんが温かい人たちに触れて幸せになってくれればいいなと思う。 みんないろいろ抱えていて、それでも元気に生きているのが、読んでて心が苦しくもあるけど、一方で救われる気もしてなんだか、不思議でした。絵柄こそふんわりとしているものの、それに反しパンチの効いたストーリーはずっしりと重苦しくグイッと胸に突き刺さる。香子はもちろんのこと、川本三姉妹パートにすら漂っているねっとりとした陰湿さが実に男臭いものであり、その意味で青年漫画。心に傷を持つ少年。彼がであった新しい家族。少年が喪ったもの。得たもの。そして奪ったもの。彼を救った人々。二海堂くんの暑苦しく(文字通り暑くて苦しそう)も、負けたくない!という気迫、気合いが「勝負」を感じさせる。零と3姉妹の穏やかで賑やかな、どこか懐かしい雰囲気が溢れるこの空気、この時間が心地いい。零の将棋は彼の生きる術であり、これからどんな道を歩いて行くのだろうか…。 あとアニメが隅々まで原作通りだったことに改めて驚きとアニメ制作陣の原作への愛を感じた。
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