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(散歩が楽しめる文庫:暮らしや日常の中で、散歩が楽しめる文庫3/11)素湯のような話: お菓子に散歩に骨董屋/岩本 素白 (著) 早川 茉莉 (編)

kage

2016/11/06 (Sun)

散歩文庫

散歩、寄り道、道草、散策。

それは日常のささやかで、小さな幸せを見つけた瞬間。

けれどそんな、ちょっとした時間がもてないときもあったりする。

だからそんなときは、文庫や書籍で散歩してみませんか?

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika


せわしなく暮らすのも仕方ないことだけど、ときには、ゆとりが欲しいなんて感じることはありませんか?

そんなあなたに、暮らしや日常の中で、散歩が楽しめる文庫を12冊紹介。

読み終えたら、きっと、心に余裕という、ご褒美もついてきます。



暮らしや日常の中で、散歩が楽しめる文庫3/11

≪作家の散歩随筆①≫

暇さえあれば独り街を歩く、路地裏に入り思わぬ発見をする。

自然を愛でる心や物を見る姿勢は静謐な文章となり心に響く。
 素湯のような話: お菓子に散歩に骨董屋/岩本 素白 (著) 早川 茉莉 (編)

素湯のような話: お菓子に散歩に骨董屋 (ちくま文庫)/筑摩書房

¥972
Amazon.co.jp


Arikaアイコン(小)1国文学者で随筆家、
そして散歩の達人でもある素湯先生の美しい言葉、名文に酔いしれる。

酒は飲まず煙草は吸わず、碁も打たず将棋も指さず、謡も謡わず茶も立てぬ、世間的に云えば無趣味極まる男である。暇さえ有れば独り杖を曳いて気侭に歩くだけの事である―、繊細かつ鋭敏な感覚を持って文学の世界に遊び、独り歩くことを好んだ素白先生。松江の町を歩いていて「ぽて茶屋」という札に” はて、ぽてとは?” と首をかしげたり、伊勢佐木町をぶらぶら歩いて大きな書店に入ったろ、白子という町の風景を眺めたり。その視点は「独りで勝手に歩いてるから、時々人と違ったことも考える」・・・・…だけではない、滋味深い散歩随筆です。自然を愛でる心や、庶民の目線で物を見る姿勢は、思索にとんだ文章となり、静かに響く。幻の小説1編併録!


著者について
岩本 素白(いわもと そはく)
1883年8月17日 - 1961年10月2日。国文学者、随筆家。
東京府麻布に生まれる、東京専門学校(現:早稲田大学)文学部国文科卒業。母校の麻布中学教諭(恩師は創立者の江原素六)を経て、昭和7年(1932年)より、早稲田大学文学部国文科講師(のち教授)で随筆文学講座を担当。戦災で自宅蔵書を失い、信州に疎開した。昭和29年(1954年)に定年退職後は、麻布高校、跡見学園短期大学でも教えた。自宅書斎で執筆中に倒れ、約1ヶ月後に亡くなった。義理堅く潔癖な性格のため、自身の著書公刊には積極的では無く、『素白全集 (全3巻)』も少部数しか刷られなかった(ゆえに揃いの古書値は高価)。近年になり著作や人となりが、識者に見直され新版再刊されている。早稲田大学での同僚に、歌人の窪田空穂がおり、主宰する歌誌『槻(つき)の木』に参加し、短歌や随筆を発表した。同じく歌人・東洋美術史学者の會津八一も友人であった。
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