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(サブカル×アート)成田亨作品集/成田亨(画・著) 富山県立近代美術館、福岡市美術館、青森県立美術館 (監修)

kage

2016/11/14 (Mon)

2016年11月の特集★
サブカルチャー×アート

サブカルチャーとアートのあいだにもはや境界線はなし?

美術の教科書では教えてくれない、

日本ならではの豊饒でマニアックなサブカル×アートの世界へご案内。

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika


ペンギンCLOSE青男の夢とロマン
コレクション

ウルトラの原点に感動!異才、成田亨氏の最大ボリュームの作品集
 成田亨作品集/成田亨(画・著) 
 富山県立近代美術館、福岡市美術館、青森県立美術館 (監修) 


成田亨作品集/羽鳥書店

¥5,400
Amazon.co.jp




Arikaアイコン(小)1「成田亨美術/特撮/怪獣」展オフィシャル・カタログ
商業デザインと純芸術の狭間で悩んだ異才・成田亨の苦労がわかる!!

子供のころから胸躍らせたウルトラ世代には、成田さんの功績は偉大なり! 《異形の造形美の探研究》に取り憑かれ、村上隆にも影響を与えた特撮美術の巨匠・成田亨。成田亨が、武蔵野美術大学の学生の頃に描いた絵画や、初期(20歳代中盤)の半抽象彫刻作品にはじまり、東映所属期(30歳代前半)のメカデザイン画や、円谷プロ所属期(30歳代中盤)の初期ウルトラ三部作や「マイティジャック」の、全般にわたるデザインワーク、その後の数多くの特撮美術仕事と出版イラスト仕事(40〜50歳代)、今回初公開になるオリジナル怪獣デザイン(50歳代中盤)、最晩年の日本の鬼を主題とする連作(60歳代)にいたるまで、まるで《異形の造形美の探求》に取り憑かれたかのような、奇特な美術家としての成田の人生を、時系列にそって詳細に見渡することの出来る構成となっています。特撮界のみならず、美術界から観た「成田亨論」が多く掲載されており、怪獣デザインでありながら、いろんなモチーフやイメージを持ち込んでいてやっぱりこの人はアーティストなんだなと再確認させられる。怪獣デザインというサブカルチャーに全力を投入し、バルタン星人やゴモラやカネゴンなど数々の傑作を生み出した特異な芸術家の軌跡を追った全515点を収録。高価だがその価値は十二分にある永久保存版!



著者について
成田 亨(なりた とおる)
┣1929年9月3日 - 2002年2月26日
┣神戸(兵庫県)で生まれ、青森県出身
┣デザイナー、彫刻家
┣漫画家の成田美名子は従兄弟の娘にあたる。
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■略歴
┣神戸市で生まれ、翌年より父方の故郷である青森市にて育つ。
┣1歳になる前、青森県の自宅で、囲炉裏の火をつかもうとして左手に火傷を負い、数度の手術でも治らなかった。
┣8歳の時に兵庫県武庫郡大庄村(現・尼崎市)へ移り、大庄村立大庄尋常高等小学校(現・尼崎市立大庄小学校)に転校。
┣4年生の時、学校分離により大庄村立大庄第二尋常小学校(旧・尼崎市立西小学校)に通い、14歳までの6年間を尼崎市で過ごす。小学校では言葉の違いと左手の火傷の事でいじめられ、右手だけ描ける絵が救いとなり、将来画家になる決意をする。
┣旧制青森県立青森中等学校(現青森県立青森高等学校)卒業。
┣印刷工として働き資金を貯め、1950年武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)に入学。
┣当初洋画を専攻していたが、授業に不満を感じ、途中で彫刻学科に転科。
 ※彫金の作業中、移植した皮膚からはしばしば血が流れたという逸話も…。

┣1954年、美術学校卒業後、友人に誘われ、映画作品『ゴジラ』(東宝、本多猪四郎監督)にアルバイトとして参加。怪獣ゴジラに壊される建物のミニチュアを制作。
 ……以後、美術スタッフとして、各映画会社の特撮作品に携わる。

┣1955年、彫刻作品で「第19回新制作展」に入選。
┣1956年武蔵野美術学校彫刻研究科(現大学院)を修了、映画監督の下に弟子入りする。
┣1962年第26回新制作展新作家賞を受賞。
┣1965年春、円谷特技プロダクションの契約社員となり、特撮テレビ映画『ウルトラQ』(1966年、TBS)の第2クールから美術監督を務める。続く『ウルトラマン』(1966年、TBS)、『ウルトラセブン』(1967年、TBS)、『マイティジャック』(1968年、フジテレビ)でも、怪獣やレギュラーメカのデザインを手がけた。
 ……これらキャラクターデザインに関しては、後にその著作権を巡り、円谷プロと争うことになる。

┣1968年、円谷プロを退社。
┣『ウルトラセブン』の美術監督を中途降板した後、青森市で初の個展を開催。

┣その後、大阪万博の「太陽の塔」内部の「生命の樹」の施工のプロデュース、映画の美術監督などを経て、全国各地で個展を開催する。著書・作品集多数。

┣晩年は、幼少期に過ごした尼崎市を幾度となく訪問し、市域を流れる武庫川の土手に自身がデザインしたウルトラマン、ウルトラセブン、突撃!ヒューマン!!の三位一体像を建立することが夢であったが、志半ばで2002年2月26日、多発性脳梗塞により死去。
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■メカデザインなど
『ウルトラQ』から『ウルトラセブン』における主要メカニックや小道具なども、その多くは成田によってデザインされた。しかし、オリジナルのメカ自体が少ない『ウルトラQ』はともかく、『ウルトラマン』では主役メカと言うべき「ジェットビートル」が諸事情で間に合わず、東宝映画『妖星ゴラス』(1962年、本多猪四郎監督)で用いたプロップと同じ木型から作った複製を使用せざるを得ず、自らがデザインした他のメカ・小道具等との統一性が図られなかった事を、成田は後々まで悔やんでいたらしい。自らがデザインした三角ビートルを登場させたことがせめてもの反抗だったと語る。そのため『ウルトラセブン』ではトータルデザインを重要視し、ウルトラホークなどの主役級メカをはじめ、極東基地全体の構造図、隊員服、ビデオシーバー等の小道具、さらに基地作戦室のパーマネントセットに至るまで一貫したデザインカラーの元に企画された。作戦室の地図を当時の一般的な世界地図ではなく、少し先の未来を感じさせるバックミンスター・フラーのダイマクション地図にするなど、至るところに世界観に合わせた細かなこだわりを持たせた。またポインターを中古車から起こす際、改造現場に立会い指示を出したとも言われる。同車が銀に黒帯なのは、「中古車改造ゆえ鋭いイメージが出せず黒で締めたため」と後に述懐している。
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🎬担当作品(映画作品)
┣ゴジラ(東宝、1954年)- ミニチュア制作
┣ゴジラの逆襲(東宝、1955年)- ミニチュア制作
┣宇宙快速船(ニュー東映、1961年)
┣越後つついし親不知(東映、1963年)
┣フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(東宝、1966年)- 怪獣「サンダ」、「ガイラ」のデザイン
┣空飛ぶ戦艦(東宝、1966年(未制作))
┣海底大戦争(東映/ラム・フィルム、1966年)※武庫透名義
┣戦争と人間(日活、第一部1970年、第二部1971年)
┣樺太1945年夏 氷雪の門 (JМP、1974年)- 特技監督
┣新幹線大爆破(東映、1975年)
┣トラック野郎・望郷一番星(東映、1976年。ノンクレジット)
┣トラック野郎・天下御免(東映、1976年。ノンクレジット)
┣トラック野郎・男一匹桃次郎(東映、1977年。ノンクレジット)
┣トラック野郎・突撃一番星(東映、1978年。ノンクレジット)
┣この子を残して(松竹、1983年)
┣麻雀放浪記(東映、1984年)
┣スケバン刑事(東映、1987年)
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📺主な担当作品(テレビ作品)
┣ナショナルキッド(NETテレビ、東映、1960年)
┣ゼロファイター(フジテレビジョン、国際放映、1964年)
┣スパイ 平行線の世界 介入(TBS映画部、1965年)

★ウルトラシリーズ、円谷特技プロ制作作品
 ┣ウルトラQ(TBSテレビ、円谷特技プロダクション、1966年)
 ┣ウルトラマン(TBSテレビ、円谷特技プロダクション、1966年 - 1967年)
 ┣ウルトラセブン(TBSテレビ、円谷特技プロダクション、1967年 - 1968年)
 ┣マイティジャック(フジテレビジョン、円谷特技プロダクション、1968年)

┣サンダーマスク(日本テレビ放送網、ひろみプロダクション、東洋エージェンシー、1972年)
┣突撃!ヒューマン!!(日本テレビ放送網、ユニオン映画、1972年)
┣円盤戦争バンキッド(日本テレビ放送網、東宝、読売広告社、1976年 - 1977年)
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■未映像作品
┣さすらいのマヤラー(モ・ブル、1970年代頃)
┣Uジン(モ・ブル、1970年代〜1980年代前半頃)
┣世紀末大戦MU -ムウ-(サンライズ、1989年)
┣ネクスト(バンダイビジュアル、1992年〜1995年)
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■作品集・著書
┣『成田亨画集 ウルトラ怪獣デザイン編』(朝日ソノラマ)1983 
┣『成田亨画集 メカニック編』(朝日ソノラマ)1984 
┣『モンスター大図鑑』ゲーム・アーツ編著(弓立社)1986 
┣『特撮と怪獣 わが造形美術』滝沢一穂編(フィルムアート社)1996 
┣『特撮美術』(フィルムアート社)1996 
┣『眞実 ある芸術家の希望と絶望』(成田亨遺稿集製作委員会)2003 
┣『成田亨の世界』工藤健志,成田流里監修 田川市美術館 2005
┣『怪獣と美術 成田亨の造形芸術とその後の怪獣美術』東京新聞 2007
┣『成田亨作品集』(羽鳥書店)2014

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