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≪文学の世界、絢欄たる知㈡≫恋愛及び色情 /谷崎潤一郎(著) 山折 哲雄 (編)

kage

2016/12/08 (Thu)

谷崎潤一郎の世界a

谷崎潤一郎の没後51年目の2016年。

明治・大正・昭和の長きにわたる作家生活で、

数多くの傑作を生み出した文豪の魅力をひもとく21冊をご紹介。

耽美にして繊細、それが私が谷崎潤一郎に抱くイメージです。

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

文学世界、絢欄たる

 恋愛及び色情 /谷崎潤一郎(著)

恋愛及び色情 (角川ソフィア文庫)/KADOKAWA/角川学芸出版

¥734
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Arikaアイコン(小)1古典を引きつつ西洋と対比して日本人の美意識や恋愛観を語るエッセイ
日本女性の色気や美意識について考察し『陰翳礼讃』の素地にもなったといわれる表題作をはじめ、自身の恋愛観を述べた「父になりて」「私の初恋」、震災後の都市復興について記録した「『九月一日』前後のこと」、関西移住後に故郷・東京を振り返った「東京をおもふ」ほか、谷崎の女性観や美意識について述べた随筆を厳選14作品を収録。「恋愛と色情」の中での谷崎の色気感が興味い。彼が奥ゆかしい美や色気を愛していたことが伝わってきます。芸術は生活の中にあると言いつつも子を持つことで精神的な変化を懸念したり、男色の気があったことなど意外な一面を伺うこともでき、完璧な耽美を追求しているようでありながら、不安定さを感じさせるのが面白いと思いました。完成された芸術としての谷崎という作家を見てきただけに、知られざる一面を知ることができる興味深さがあります。結論としては…やっぱり日本人の女は最高だね!?となる 。
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