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≪文学世界、絢欄たる痴㈢≫谷崎潤一郎フェティシズム小説集 /谷崎潤一郎(著)

kage

2016/12/06 (Tue)

谷崎潤一郎の世界a

谷崎潤一郎の没後51年目の2016年。

明治・大正・昭和の長きにわたる作家生活で、

数多くの傑作を生み出した文豪の魅力をひもとく21冊をご紹介。

耽美にして繊細、それが私が谷崎潤一郎に抱くイメージです。

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

文学世界、絢欄たる

 谷崎潤一郎フェティシズム小説集/谷崎潤一郎(著)

谷崎潤一郎フェティシズム小説集 (集英社文庫)/集英社

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Arikaアイコン(小)1明るい変態性欲?
谷崎文学に通底するフェティシズムが匂い立つ名作6篇

女郎蜘蛛の入れ墨を背に彫り込まれた娘が、自らの裡にひそませる欲望を解き放ち、あざやかな変貌をとげる「刺青、17歳の少女の美しい足を祟拝する男たち「冨美子の足」、女の鼻水が染みたハンカチを犬のようにペロペロと舐める男「悪魔」。登場人物の気持ちを書かなくても、その見ている所を描くだけで、病的とも思える程の描写が登場人物の(著者の?)変態性欲を浮き彫りにさせ、それが痛い程伝わってきてゾクゾクさせる。谷崎のフェティシズムが炸裂した小品6編を収録。足フェチ、鼻水フェチ、鼻の穴フェチ、ぬるぬるぺちゃぺちゃ…etc.やはり谷崎先生は、常人とは目の付け所が違います。本当に素晴らしい想像力豊かな変態だったんだなと感動すら覚えます。女性がみんな若いのも谷崎先生の趣味なんでしょうね。是非『谷崎潤一郎マゾヒズム小説集』と併せて読みたい。




谷崎潤一郎マゾヒズム小説集 (集英社文庫)/集英社

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内容(「BOOK」データベースより)
エスカレートする遊びの中で、少年と少女が禁じられた快楽に目覚めていく「少年」、女に馬鹿にされ、はずかしめられることに愉悦を感じる男を描く「幇間」、関東大震災時の横浜を舞台に、三人の男が一人のロシア人女に群がり、弄ばれ堕ちていく「一と房の髪」など、時代を超えてなお色鮮やかな、谷崎文学の真髄であるマゾヒズム小説の名作6篇。この世界を知ってしまったら、元の自分には戻れない。



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