FC2ブログ
2019 10 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. »  2019 12

≪谷崎を取り巻くライバル❷≫かげろうの日記遺文/室生犀星(著)

kage

2016/12/14 (Wed)

谷崎潤一郎の世界a

谷崎潤一郎の没後51年目の2016年。

明治・大正・昭和の長きにわたる作家生活で、

数多くの傑作を生み出した文豪の魅力をひもとく21冊をご紹介。

耽美にして繊細、それが私が谷崎潤一郎に抱くイメージです。

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika


谷崎を取り巻くライバル

 かげろうの日記遺文/室生 犀星(著)

かげろうの日記遺文 (講談社文芸文庫)/講談社

¥1,404
Amazon.co.jp




Arikaアイコン(小)1「言語表現の妖魔」といわれた犀星の女性への思慕を描いた名篇
原典『蜻蛉日記』ではあまり記されていない町の小路の女・冴野は、学も名もないながら、己のすべてを男に与え消え失せた美しい女であった。室生犀生は『日記』の書き手以上にこの女を愛し、犀星自身の消息を知らぬ生母の身の上に重ねて物語り、限りない女性思慕の小説。あの川端康成をして「言語表現の妖魔」と絶賛した野間文芸賞受賞作。ちょっと理屈ぽいが、ここまで女心を描写できる男が居たことが信じられない。三種類の女性の心理を理知的な主人公・道綱の母が主人公になって書いている。官能的でもあり、現在では理解できない文章表現に、魅了されます。大正中期から戦前にかけて流行作家として活躍し、戦後は不死鳥のごとく文壇に復活。随筆、童話、俳句にもすぐれた作品を数多く残した谷崎と同時代を駆け抜けた室生犀星の代表作。




室生 犀星(むろう さいせい)
┣1889年(明治22年)8月1日 - 1962年(昭和37年)3月26日、石川県金沢市生まれ
┣詩人・小説家
┣別号に「魚眠洞」
└──────────────────────────────────
関連記事
スポンサーサイト



コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック