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2017年、大河ドラマ『おんな城主 直虎』

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2017/11/19 (Sun)

Arikaシネマ2014b4

★1月8日スタート 

NHK総合 毎週日曜 午後8:00~午後8:45(初回は午後8:00~午後9:00)

 大河ドラマ『おんな城主 直虎』

Arika注目1h戦国時代に男の名で家督を継いだ「おんな城主」がいた!
遠江(静岡県西部)井伊家の当主・井伊直虎である。


戦いのたびに当主を殺され、ただひとり残された姫が、「直虎」と勇ましい名を名乗って乱世に立ち向かった。

自らの運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く。


井伊家当主・井伊直盛(杉本哲太)と妻・千賀(財前直見)の間には後を継ぐ男子がいなかった。そこで一人娘・おとわ(新井美羽)と分家の嫡男・亀之丞(藤本哉汰)を婚約させ、亀之丞を次の当主にするつもりだった。ところが井伊家は、実質的には強大な今川義元(春風亭昇太)の支配下にあり、亀之丞の父・井伊直満(宇梶剛士)は今川方に謀反を疑われて殺害されてしまう。亀之丞も命を狙われ逃亡し、以降行方知れずに。

直満の謀反を今川に告げて井伊家を窮地に陥れたのは、家老の小野政直(吹越満)とうわさされる。政直は自分の嫡男・鶴丸(小林颯)とおとわを婚約させようとするが、おとわは亀之丞とのある「約束」を守るため、誰とも結婚できないよう出家してしまう。こうしておとわは「次郎法師」として暮らすことになる。

駿河の今川、甲斐の武田、三河の徳川と3つの大国が虎視眈々(たんたん)と領地をねらう中、資源も武力も乏しいこの土地で、頼るべきは己の知恵と勇気。直虎は、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守ってたくましく生き延び、その後の発展の礎を築いた。彼女の原動力となったのは、幼いころに約束を交わしたいいなずけへの一途な愛。愛を貫いて自らの運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く。

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■スタッフ・音楽
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脚本:森下佳子
音楽:菅野よう子
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団
テーマ音楽指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ピアノソロ:ラン・ラン
制作統括:岡本幸江
プロデューサー:松川博敬
演出:渡辺一貴、福井充広、藤並英樹
題字:Maaya Wakasugi
語り:中村梅雀
時代考証:小和田哲男

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■キャラクター紹介(キャスト)
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■井伊谷


浜松湖の北に位置する井伊家の領地。
周囲を武田や今川などの大名に囲まれてる。


【井伊家】
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おとわ・虎松(直政)の曾祖父。
┣井伊直平(前田吟)【第12話で不可解な死を迎える】
井伊家の先々代当主で、かつて今川家と争った末に軍門に下った。老いてもなお血気盛んで、今川家に対する敵意も衰えていない。井伊家の所領の内、川名を治めているがこの中にはいざという時の最後の砦とする隠し里もあった。直親が謀反の咎で誅殺されたのち、虎松を助命する条件として今川のための戦に出陣することになり、第12話で天野氏討伐の陣中で不可解な死を迎える。

直虎の父
🏠井伊直盛(杉本哲太)の家系【遺言を託して自刃する】
┣井伊家当主。武家官位は信濃守。強大な今川支配のもと、今川への対応を巡って激しく対立する家中のかじ取りに日々苦心し、井伊谷の者のためには身を削る覚悟をもって、大体においては情け深く、ときには厳しい対応で双方に気を使った処断をしている。おこわにとっては生け花を愛する心優しい父。今川義元の織田攻めに加わり、桶狭間にて織田軍の奇襲を受け、敗走して追い詰められ、孫一郎に今後の井伊家に関する遺言を託して自刃する。
井伊家の犠牲となって出家したが美しく成長した娘の次郎に対しては、世が太平になったら綺麗な赤色系の辻ヶ花を着せてやりたいと常に願っていたが、このことを次郎は直盛の死後に千賀から伝えられている。

┣直虎の母:千賀→ 祐椿尼(財前直見)
おとわの母。今川家臣・新野左馬助の妹。今川との同盟の証しとして井伊家に嫁ぐ。男子に恵まれなかったことを申し訳なく思っており、その分しっかり者の気丈な妻であり母。本名は千賀(ちか)。直盛死後に出家し、法名を号とする。
何かと感情的になる井伊家一門衆や、おとわに甘くなりがちな夫や兄とは違い、深い愛情をもっておとわに武門の女としての道を厳しく諭す。桶狭間で自身の夫を亡くした際にも悲しみに堪え、命を落とした家臣の遺族たちの激励にあたった。

おとわ(幼少期:新井美羽)/次郎法師/
井伊直虎(柴咲コウ)
井伊家当主・井伊直盛の一人娘として生まれる。男勝りで活発な性格で、惣領娘であったことから自身が井伊家の跡を継ぐつもりでいた。直盛には他に子がなかったため、幼くして分家の嫡男・亀之丞と婚約し、次の当主の妻として井伊家を盛り立てるはずだった。 ところが井伊家は、実質的には強大な今川義元の支配下にあり、亀之丞の父は今川方に謀反の疑いをかけられ、殺害されてしまう。9歳の亀之丞も命を狙われて信州へと逃げ、以降ふっつりと消息が途絶えた。 その後別の縁談が持ち上がるが、亀之丞との約束を守るために自ら出家して拒絶。なぜか菩提寺の和尚は「次郎法師」と男の名をつける。長じて井伊家に戻ってきた亀之丞に、一旦死を偽装したのちに結婚することを、悩んだ末に井伊家存続のために色々な選択肢を残しておくという決心をし拒絶する。

父の討ち死後も直親や政次や一門との関係修復のために労を取っていたが、友人の瀬名が夫・元康の今川からの離反により自害を迫られた際に、直接寿桂尼に命乞いをしたことなどから、今川の井伊に対する不信感を増し付け入る隙きを与えることにもつながり、今川からの罠に拠って直親を失ってしまう。その死にひきずられる形で直平や新野の伯父や直由らを戦で亡くし、自責の念で酒浸りの時期もあったが、直親を裏切ったと思われる政次が、今川から次の跡継ぎである虎松の後見に名指しされたという事態に至って、南渓の発案で還俗せぬまま「女城主井伊直虎」として虎松の後見に立ち、井伊谷を治めることになる。

後見就任当初は同じく新しく家政に加わった六左衛門や直之たちには反発され、政次からは妨害を受けるが、井伊谷のために良くも悪くも当時の常識外の手法・政策を発案・実行するために奮闘して内政を軌道に乗せてゆくうちに家臣・領民の信頼を得、新しく家臣に加えた商人の方久や龍潭寺とも力を合わせて寿桂尼から後見の許しを獲得するに至る。井伊のためを思う政次の真意を覚ったことで、第18回から水面下では協力体制を構築し、方久が井伊の商いの場として選んだ気賀の町衆や元盗賊の龍雲党とも誼を通じ、数年の内に今川や周辺の国衆から評価される領主となっていった。第27回では培った実績や信頼を元に気賀衆に推され、今川から気賀の新しい城と仕置を預かる許可を得るまでになる。なお幼少期を演じた新井は、ストーリーのモチーフである「竜宮小僧」として、第14回に後ろ姿のみの見切れる演出で再登場した。
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亀之丞の父
🏠井伊直満(宇梶剛士)の家系
┣直平の息子で直盛の叔父。通称は彦次郎。惣領娘のおとわとの縁談によって息子が次の当主候補となった際に、今川家と当時は敵対関係にあった北条家に内通を謀ったと疑われ、駿府に呼び出された末、義元の命により討たれた。笛を良くする息子の許嫁となったおとわのために鼓を贈るつもりであったが、死後におとわに渡されている。

亀之丞(幼少期:藤本哉汰)/
井伊直親(三浦春馬)【第12話にて非業の最期を遂げる】
おとわの元許婚で幼馴染。直満の子。幼名は亀之丞(かめのじょう)。元服した後の武家官位は肥後守(ひごのかみ)。子供の頃は病弱で、幼馴染でもあったおとわには体力で負け、知力では鶴丸にかなわなかったが、横笛は得意としていた。父直満が謀反を疑われて討たれた後、自身も連座として今川家から狙われることになる。井伊家は彼を逃がすことを選択し、おとわの助力もあって信州へと落ち延びた。今川と北条の同盟により井伊家を取り巻く情勢が変化すると井伊谷に呼び戻され、文武両道の立派な若武者に成長して帰参した。帰参後に新野左馬助によって元服したが、次郎法師との夫婦約束の遂行は拒絶され井伊家嫡男としてしのと縁組する。桶狭間の戦いで従兄の直盛が討たれると、重臣たちとともに井伊谷を治めるようになり、しのとの間には一子虎松を授かる。しかし、今川からの罠にはまり、松平への内通の疑いをかけられた弁明のために駿府に赴く途上で今川家家臣に襲撃され、第12話にて非業の最期を遂げる。

┣直親の妻:しの(貫地谷しほり)
直親の妻。奥山朝利の娘。感情の起伏が激しいため涙もろく、思い込みも気も強い。結婚後も夫である直親とかつての許嫁である次郎の間にある深い絆を、ことあるごとに思い知らされ複雑な感情を抱いている。結婚して4年経っても子が成せないことを気に病み、その鬱憤を次郎に向け逆恨みしていたこともある。第8回では直親が側室を迎える話が出たことに絶望し自害を諮るが、次郎に止められ、次郎に諭された直親との間にできていた溝を修復する。桶狭間の戦いのあとに懐妊していることが判り、虎松を生むが間もなく直親を今川による謀殺で喪い、その原因として次郎法師を責めて恨む。直親を亡くしたあとは虎松とともに新野家の屋敷に移り住む。当初は直虎が虎松の後見になったことにも反発していたが、直親の娘である高瀬が井伊谷にきたことで、想いを直虎と共有することができ和解する。その後は井伊のために色々と考えて働くことが出来るようになり、祐椿尼からも「もう立派な御方様」と評されている。

虎松(幼児期:佐藤恋和/ 幼少期:鈴木楽 / 少年期:寺田心)/
井伊直政(菅田将暉)<大河初出演>
井伊家の嫡男。桶狭間直後に母しのの懐妊が判り、第10話で誕生する。誕生直後に次郎が涸れ井戸であった「御初代様の井戸」に水が戻ってきていることを発見したため、次郎と直親から御初代様と同じく「ただならぬ子」であり、井伊を繁栄させることができる男子であると信じられ期待されている。父・直親亡き後、後見人となった直虎に育てられる。のちに戦国最強の精鋭部隊「井伊の赤備え」を組織する。家康の天下取りを支え、大出世を果たし、「徳川四天王」の1人に数えられる。

幼少時は女衆ばかりの周囲に大事にされて育てられていたため、人見知りで引っ込み思案の気味があり、龍潭寺で手習いを始めたところ、次期当主相手とはいえ手加減無用という直虎の命により、年上ばかりの仲間たちに何をしても勝てない事を苦に屋敷に引き籠ってしまったが、実は負けん気が人一倍強いことを見抜いた直虎に囲碁を通して鍛えられ、「勝てるまで自分で考えて努力する」ことを身につける。以後は手習い仲間と共に直虎との論議に参加するなど引っ込み思案が改善された一方、周囲を気にせず囲碁の戦略に集中するなど、勝利のため妥協しない姿勢や一番にこだわる面も見せるようになる。

信濃から来た少女:高瀬〈たかせ〉(朝倉あき/少女期:髙橋ひかる)<大河初出演>
直親の娘。虎松の異母姉。
亡き直親の隠し子を名乗り、井伊谷へやってきた謎の美少女。井伊家中に大きな波紋を呼ぶが、その正体は・・・!?正式に井伊家の姫となってからは、直虎の養女という立場から彼女を母上と呼ぶ。働き者で気の利く娘。直親が今川に追われ、信濃の松岡氏の元に身を寄せていた間にユキという女性との間にもうけたとされる女子で、父のことを何も知らずに百姓娘として育ち、母の臨終間際に「井伊の亀之丞」が父であると聞かされたとして、母の死んだ後に井伊谷にやってくる。井伊谷では誰もその存在を知らされていなかっため、直虎や家中で出自の真偽を調査することになり、信濃の武田領からやってきたため政次には間者の可能性を示唆されたりもしたが、母がよく口ずさんでいたとして高瀬も歌った曲が、直親が得意にしていた笛の曲の節であったことから、直虎が直親の娘として見定め、「これからは我の娘」として改めて井伊家の姫として迎え入れられることになる。
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井伊家臣
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鶴丸の父
🏠小野政直(吹越満)
┣井伊家筆頭家老。京都の貴族につながる名門の出と言われ、優秀さを買われて井伊家に仕えることに。しかし今川との関係を重視する政策をとり、井伊家の反発を一身に受けることになる。直満が討たれてからは今川家に目付に任じられた。目付としての立場を利用し、直満の遺領の半分を我が物とするなど小野家の勢力を伸ばすも、病に倒れる。病床見舞いに来た次郎にすら最期まで本心を見せず、嫡男政次に「お前は必ずわしと同じ道を辿る」と予言めいた言葉を遺して没した。

鶴丸(幼少期:小林 颯)/
小野政次(高橋一生)
井伊家筆頭家老・小野政直の息子。子供の頃は鶴丸。おとわや亀之丞の幼なじみだが、今川寄りの家老として家中で孤立する父の姿に葛藤を抱えながら育つ。父の後を継いで家老となる。頭が良く知力に富んでいる。おとわに想いを抱いていたが、おとわと亀之丞の夫婦約束の話があってからは、ふたりの絆に気を使っている。

子供の頃から小野と井伊家一門や重臣との反目に心を痛めており、利己的にみえる父に反発を抱いている。そのため、父の死の直前には自分は井伊のために正しく働き家中に信頼されるようになりたいと伝えたものの、当の政直から結局は自分と同じような立場になるだろうと宣告される。父の死後に跡を継ぐが、本人の井伊家へ忠心にも関わらず、父と同じく他の重臣からは不信感を持たれていたところに、第11話で朝利に斬りかかられ逆に殺害してしまい、より難しい立場となるが、直親からの信頼と次郎法師の気配りに支えられる。

直親が今川の元を離れ松平に内通することを決した際には協力を誓うが、今川によって離反の意志のある証拠を突きつけられたことで、政次は直親を見捨てざるをえない立場に追い込まれ、以後は今川寄りの色を鮮明にし、井伊家家中や直虎と対峙することになる。

しかし、未婚のまま己の血と家を継がせるべき実子をもうけようとしないこともあり、虎松の後見を直虎から奪って井伊家を乗っ取るためと周囲から誹謗される数々の策謀の真意が、井伊と直虎を守るためではないかと義妹のなつや直虎に勘付かれ、直虎には目的のためにお互いを上手く使い合うことを申し渡される。その後は他の家臣には対立したままを装いつつ、家政の相談をしながら、直虎と碁を打ち合ったりもしている。

小野政次の弟
┣小野玄蕃(井上芳雄) <大河初出演>
小野政直の次男。幼名は亥ノ助(いのすけ)。井伊家中で孤立しがちな小野家にありながら、屈託のない朗らかな性格。家老の小野政次が唯一本音をもらすことができる人物が、義元の織田攻めに加わり、桶狭間にて織田勢の奇襲の中で、井伊直盛とともに奮戦するも討ち死する。その最後は帰還した朝利によって井伊家の面々に伝えられ、なつや政次を悲しませる。

┣なつ(山口紗弥加)…しのの妹
玄蕃の妻。当主・直盛の意向で小野政次の弟・玄蕃に嫁ぐ。小野と一門の間にある反目を解消させたいという直盛の願いと思惑により玄蕃と縁組し、仲の良い夫婦となる。玄蕃が桶狭間で戦死したことから、朝利に奥山家に戻るように言われるが、玄蕃への想いや直盛の遺志を汲んだ千賀からの願いもあり、小野家に居ることを希望する。そのことが実家と婚家のすれ違いを招き、父が義兄に返り討ちにあうという惨事に至ってしまったが、政次を庇い亥之助の将来のこともあって、そのまま小野家に戻った。

┣亥之助(荒井雄斗)
玄蕃となつの子。虎松とは母方の従兄弟同士で、手習いの仲間でもある。
父が亡くなった時点では小野家当主である政次がまだ未婚であることもあり、小野家の跡取りと考えられている。


【井伊家一門】
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一門衆・中野家:井伊家の重臣
中野直由(筧利夫)の家系【第12話で討ち死に】
井伊家重臣。井伊家から分家した井伊家の親族である一門衆。井伊の血筋に誇りを持ち、直平、直満と並ぶ反今川派で、小野家とも反目している。今川の織田攻めには出陣せず、武器の調達や兵站を担当していた。直盛の遺言で、その時点ではまだ唯一の嫡流男子である直親を戦後の難事に晒さないための方策として、代わりに井伊谷家のかじ取りを任され、そのことが家中に波紋を引き起こす。 第12話にて、直親の今川家への謀反の罪の連座から虎松を免除するための条件であった今川ための戦である飯尾連竜攻めに参陣して討ち死にする。

井伊家の家臣:中野直之(矢本悠馬)
井伊家家臣。直由の嫡男。父亡きあとは井伊家の家政に加わる。武芸に長けた武闘派。直虎からは「之の字」と呼ばれるようになる。父に似て一本気な強硬派。直虎が城主となることを認めようとしない。 女である直虎が虎松の後見として立ったことに激しく反発し、また、先例にない沙汰を繰り返す直虎と事あるごとに衝突するが、第15話で直虎が刺客に襲撃され、女である直虎を男として己が闘って護らねばならぬという事態になってからは、本音を言い合いながらもよく仕えるようになる。

中野直久(冨田佳輔/少年期:山田瑛瑠)
直之の弟。虎松や亥之助の手習いの仲間。
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一門衆・奥山家:井伊家の重臣
奥山朝利(でんでん)の家系
┣井伊家重臣。井伊家の親族である一門衆。娘の1人は井伊家に、もう1人は小野家に嫁ぎ、家中での発言力を増している井伊家の家臣。政直の進言により朝利の娘が政次と縁組することで小野を井伊の親族として迎え、間に生まれた子を井伊家の後継者にするという算段になっていたが、亀之丞の帰還により沙汰止みとなり、娘のなつは小野玄蕃、しのは井伊直親の妻となる。しかし桶狭間の戦いで自らも大きな傷を負い、歯車が狂っていく。病床できく戦後の井伊谷の状況に小野家への不信感が増し、玄蕃を亡くした娘のなつが家に戻ってくることを求めたが、なつ自身の希望で小野家から帰ってこないことを小野家の企みであると邪推したあげくに政次を呼びつけ害そうと斬りかかり、返り討ちにあって死亡した。

┣奥山孫一郎(平山祐介)
井伊家家臣。奥山朝利の子。義元の織田攻めに加わるが、織田の奇襲に遭い敗走。直盛の首と最後の言葉を託され戦場を脱出する。今川からの松平内通疑惑の弁明のための駿府への呼び出された直親に同行するが、今川からの襲撃に遭って共に横死する。

奥山六左衛門(田中美央)…井伊家の家臣
井伊家家臣。奥山朝利の息子。長兄・孫一郎の横死を受けて井伊家の家政に加わり、事務や雑務を行っている。
気弱な性格で、武術も不得手。 押しが弱く、武芸が苦手で父にも軽く扱われていた。直虎の後見当初は自身も家政についてのことが判らない上に、直虎の根回し無しの奇策に驚き反発していたが、直虎が井伊のために懸命に考え動く姿をみて感じ入ってからは真摯に仕えるようになる。もともと正直な性向をしているが、政次が今川の目付けとしての立場を全面に押し出して理詰めで問い質してくると逆らえず、彼に対しては隠し事ができない面がある。
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☑井伊家三人衆
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┣井伊家三人衆:鈴木重時(菅原大吉)
遠江と三河の境、山吉田を拠点とする国衆で、今川家から井伊家の目付に任じられる。井伊直親の母は鈴木の出で、井伊家と縁戚関係があるせいか、井伊家にもやや同情的。後に井伊谷三人衆と呼ばれ、井伊谷の行く末に大きな影響を及ぼす。

┣井伊家三人衆:近藤康用(橋本じゅん)
遠江と三河の境、宇利を拠点とする国衆で、今川家から井伊家の目付に任じられる。後に井伊谷三人衆と呼ばれ、井伊谷の行く末に大きな影響を及ぼす3人の中では、直虎が城主となることに最も否定的。

┣井伊家三人衆:管沼忠久(版田マサノブ)
今川家から井伊家の目付に任じられるが、一族の菅沼定盈が徳川家康に仕えていたことが、後に井伊谷三人衆と呼ばれる3人の決断を大きく左右する。
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龍潭寺
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菩提寺の住職:南渓和尚(小林薫)
直虎の大叔父で、井伊家の菩提寺、龍潭寺の住職。。諱は瑞聞。井伊直平の子。出家した次郎法師の師。仏門にあるが酒好きで、「米のとぎ汁」と称してよく飲んでいる。茶トラ猫を飼っており、井伊谷では出歩くときも懐に抱いている。今川義元の葬儀では安骨導師を務めた。一見いいかげんだが、実は井伊家の軍師的存在であり、後に城主・直虎の知恵袋となり、相談役や外交僧として井伊家を支えている。今川義元におとわを人質として差し出すよう命じられた際には交渉のためにおとわを連れて駿府へ行くが、その際おとわが人質の免除を勝ち取るのを目の当たりにしたことでおとわは井伊家の「御初代様」と同じ「ただならぬ子」であると直感、龍潭寺にて厳しく育て上げることを決意した。おとわが長じて直虎となった後も「次郎」と呼び、事あれば頼られる存在だが、具体的な案や策を提示することは少なく、直虎自身が考えて答えを出し、知恵を引き出すための助言をする形で彼女の支えとなっている。

┣菩提寺の僧:傑山(市原隼人) <大河初出演>
龍潭寺の僧侶。出家したおとわにとっては兄弟子にあたる。武芸に秀でているので時にボディーガードの役割も果たし、城主・直虎を陰で支えている。荒事の際に直盛の手伝いなどもする。子供時代のおとわや亀之丞や鶴丸を密かに護衛していたほか、出家した次郎法師の身の安全にも気を配って見守っている。

┣菩提寺の僧:昊天(小松和重) <大河初出演>
龍潭寺の僧侶。次郎法師の兄弟子。武芸としては槍を得物とする。薬学にも通じている。クールな頭脳派で寺の運営を取りしきっている、南渓和尚の右腕的存在。出家した次郎の教育係を任される。出家した頃の次郎に対しては厳しく教導をしていたが、温厚で人当たりが良い。長じても相談にのったり慰めたりしている。
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■その他の井伊家家臣
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┣たけ(梅沢昌代)
おとわの乳母。おとわには四六時中振り回されていたが、人質に召し出された際にも付き従った。次郎法師として出家した後も井伊家で千賀の側に仕えており、直虎として立ってからも引き続き傍に仕えている。感情豊かだが感情表現が大げさで、大泣きしたり慌てふためいて喚いたりと若干落ち着きがない。第24話で、井伊の財政問題がまだ解決していない時期にあって、老齢からくる身体の衰えから務めが覚束なくなったことから、充分に働けない自分がただ居ることを苦にし、直虎に引き止められたものの最後の頼みとして井伊屋敷を辞して里に戻る。

┣今村藤七郎(芹澤興人)
井伊直満の家臣。直満が討たれた後も井伊家に仕え、長年に渡る亀之丞の逃避行にも付き従い、帰参後もそのまま仕える。直親が今川家臣に襲撃された際に共に横死する。

┣弥吉(藤本康文)
直盛の家人。直盛亡き後も井伊家に仕え、直親が駿府に弁明のために出立した際も同行するが、負傷しながらも井伊谷へと帰還して事を一同に伝え、結果として直親の一行の中で唯一の生還者となった。傷が癒えてからも引き続き家臣の務めに励んでいる。

あばら家の男 → 豪商:瀬戸方久(ムロツヨシ)
井伊谷の瀬戸村に住む商人。村から要請された徳政令を発布しないための策の一環として、直虎から井伊家の家臣とされる。元は井伊谷近隣の村で解死人として養われていた男。無一文から商売で成功をおさめ、井伊家の財政を揺るがすほどの力を持つ豪商に。金のためなら組む相手をころころ変えて油断のならない人物だが、「利益」を正義とするポリシーはどんな時も揺るがない。

第2話で家出したおとわに飯と一宿を提供して櫛をもらい、家出を続行するつもりのおとわを井伊の館に付き出す体で連れ帰ったことで褒美を得る。褒美で得た銭を元に商いを始め、己の才覚を発揮して蔵の立つような商人となる。

第13話で井伊家始め、祝田村や瀬戸村に金を貸している銭主として直虎と再会し、井伊の家臣に列せられてからは、預けられた瀬戸村と祝田村を富ませるべく、耕し手のいない荒れ野を耕作すれば収穫があがってから3年は年貢をとらないという「三年荒野」の案や綿花栽培を直虎に献策して導入する。さらに初めは気の進まなかった鉄砲の製造に今川家が乗ったことで自身も乗り気になるが、今川の馴染みの商人に利権を取られてしまったことに怒り、駿河ではなく気賀に大口商いの場を移すことになる。利益が見込める状況に関しては「銭のにおいがする」とよく口にする。「銭の犬」を自称し、おどけて「カン、カン(貫)」と鳴くこともある。

辰(山本圭祐)…瀬戸方久の家人

梅(梅沢昌代)…井伊家の侍女
たけの姪。第24話で、里に戻ったたけの代わりとして井伊の屋敷に仕えることになる。
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☑井伊谷の民
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瀬戸村
┣瀬戸村の百姓・甚兵衛(山本學)
瀬戸村の長老。井伊家が今川軍の一員として各地の戦いに駆り出され、兵を失い続けた結果、村も働き手を失い疲労困ぱい。
窮状に耐えかね、直虎が城主となったのを機に徳政令の実施を訴え出る。直虎の功績の一つである徳政令を促した人物。

第13話にて、直虎に徳政令の発布を陳情し、政に不慣れな直虎により一旦は受け入れらるが、結局不受理となったことで禰宜の仲介で今川家に直訴した上で、村毎逃散する。しかし、直虎の領民を想う気持ちや政策の真意を知ってからは、村人と共に直虎を慕って懸命に働くようになる。

┣瀬戸村の百姓・八助(山中崇)
甚兵衛の補佐として、直虎に徳政令を訴え出る。村の働き手の中心的存在で、村の困窮を痛切に感じている。
その分高利貸しとして村を乗っ取らんばかりの勢いの瀬戸方久に対する反感も強い。

┣瀬戸村の百姓・角太郎(前原滉)
瀬戸村の若き百姓。村の暮らしの苦しさを訴えつつも、新たな城主の型破りなやり方にいち早く興味を覚える人物。後に、村の新たな試みに積極的にかかわってゆく。 徳政令に関わる騒動が収まり、逃散から村に戻った際に、直虎に字を教えてほしいと乞うたことで、瀬戸村と祝田村の村人が龍潭寺で字の手習いを受けるようになる。

┣八助(山中崇)…瀬戸村の百姓。

┣又吉(すわ親治)
三年荒野目当てに三河から瀬戸村に流れてきた百姓。新規に綿花栽培を始めた瀬戸村にあって、三河で既に綿布造りを含めた経験があったことから、その知識や技能を発揮して直虎や村人に重宝がられる。

祝田村
┣祝田村の百姓:富助(木本武宏)
瀬戸村の隣にある、祝田(ほうだ)村の百姓。娘・あかね(桃瀬美咲)がいる。
瀬戸村が、じかに直虎に徳政令を訴え出て認められたとのうわさを聞きつけ、わが村も、と福蔵・富介2人が連れだって訴えに来る。

┣祝田村の百姓:福蔵(木下隆行)
瀬戸村の隣にある、祝田(ほうだ)村の百姓。
瀬戸村が、じかに直虎に徳政令を訴え出て認められたとのうわさを聞きつけ、わが村も、と福蔵・富介2人が連れだって訴えに来る。第13話にて、直虎が瀬戸村の徳政令の発布を了承したと聞き、祝田村の徳政令を陳情する。

┣禰宜:ねぎ(ダンカン)
祝田村にある蜂前神社(はちさきじんじゃ)の禰宜。
政次の意を受けて、今川家に向けて徳政令を願うよう祝田・瀬戸両村の人々を扇動する。

井平村
┣五平(おかやまはじめ)
井平村の刀鍛冶。直虎らに種子島(火縄銃)の制作を依頼され挑戦する。この件が政次に今川に謀反を疑われると指摘されることに繋がったため、事業を今川の下で行うことによってトラブルの収拾と商売の成功を同時に目論んだ方久に今川へ売られる。
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今川家
駿河・遠江・三河の広範囲を統治する名家
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義元の母:寿桂尼(浅丘ルリ子)「女戦国大名」の異名を持つ女傑
義元の母。聡明な女性であり、今川家を支える女傑。病身であった夫の晩年期や幼少時の嫡男を助けて政務をみていたことから「女大名」とも呼ばれる。また、孫の氏真からは「お婆(ばば)様」、それ以外の者からは「大方様」と呼ばれている。

「大らかで余裕のある」風情の尼君として、人質として召し出された子供時代のおとわが会っている。息子の義元、軍師の雪斎とともに今川家の全盛期を築き上げる。桶狭間以後も孫の氏真を支え、弱体化する今川家の存続に力を尽くす。直虎にとってはお手本のような存在。しかし、松平の離反をはじめとする今川の威勢の衰えに余裕を失っていき、不穏勢力を粛清することで権勢を維持しようとする。井伊にも忠義を試す罠を仕掛け、家臣である刀傷の男(星田英利)に元康のふりをさせ、罠にはまって内通の証拠を作ってしまった直親を誅殺させる。直虎が後見に立った際には、政次の申し入れもあり阻む動きに出て、今川からの命に従わぬ直虎を襲撃させもするが、彼女の「井伊の領民を富ませることを目指し、それが今川を潤すことにもなる」という申し開きを受け入れ、後見を許している。第16話で倒れ一時危篤状態に陥るが、武田の義信幽閉の知らせを聞き持ち直す。

海道一の弓取り:今川義元(春風亭昇太)【桶狭間にて織田勢の奇襲を受け命を落とす】
駿河国の太守。現在の静岡~愛知を治めた戦国大名。井伊家をその強大な武力のもとに屈服させた戦国大名。身内以外の下の身分の者がいる場では直答することはなく、側近を介すか所作にて意志を伝えている。直満の謀反を疑い、駿府に呼び出した末家臣に命じて討たせた。領国経営に類いまれなる才覚を発揮し、駿河・遠江から三河・尾張にまで勢力を拡大するが、桶狭間の戦いで織田信長の刃に倒れる。冷酷非道な男。

龍王丸 (幼少期:中川翼)/
今川当主:今川氏真(尾上松也)
今川義元の息子。幼名は龍王丸、官途名は上総介。
蹴鞠(けまり)の名手でもある。今川家のプリンスとして生まれ育ち、「甲相駿三国同盟」成立の証しとして北条氏康の娘と政略結婚することで反故とする。政務にはあまり熱心ではない。家督を継承するが、父・義元の死後は家臣の離反が相次ぎ今川家は弱体化を止められないと自棄になりつつも、祖母の補佐のもと粛清を進める。直親離反発覚を契機に、今川に恭順の姿勢をみせてきた政次の知謀を喜んで容れたりもしている。

┣春(西原亜希)
氏真の正室。同盟の一環として北条家から今川家に輿入れする。

┣鈴(岸茉莉)
氏真の妹。武田義信の正室。
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千賀の兄・おとわの母方の伯父
新野左馬助(苅谷俊介)の家系【第12話で直由と共に討ち死にする】
今川家臣。妹・千賀が井伊家に嫁いだのを機に、今川の目付として井伊谷に移り住む。温厚な人柄で井伊家によくなじみ、今やむしろ井伊家の立場で物事を考えることに。直親の今川家への謀反の連座処刑から虎松を助命するために、氏真に自分の首をかけて直訴するが、政次の助言を容れた氏真から、これからの今川ための戦に井伊の者たちが参陣するという条件を飲まされる。第12話で直由と共に元今川家臣の飯尾連竜攻めに出陣して討ち死にする。

┣左馬助長女:あやめ(光浦靖子)
三姉妹の長女。井伊谷に在住しており、父亡きあとの新野家を担っている。姉妹とともに井伊家から化粧料をあてがわれて井伊に従属する形になり、身を寄せてきたしのと虎松の面倒を見ている。後見就任当初の直虎が、無断で自分たちの化粧料である瀬戸村を方久に渡してしまったことに怒り、中野家や奥野家の面々と共に直虎が後見を退くようにとの申し入れに連名するが、祐椿尼の化粧料を譲られ謝罪を受け入れてからは、直虎に反発していた頃のしのを宥めたり、相談にのったりと井伊家中の融和に努めている。

┣左馬助次女:桔梗(吉倉あおい)
三姉妹の次女。新野家に身を寄せることになる虎松の世話を主に担う。3人姉妹の真ん中で、はきはきとしたしっかり者。直虎の政略により、さくらに続く形で北条家家臣・狩野飛騨守の子に嫁ぐ。

┣左馬助三女:桜(真凛)
三姉妹の三女。明るく屈託のない性格。後に今川氏真の肝煎りで、今川家重臣・庵原助右衛門に嫁ぐ。

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【今川家家臣】
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┣太原雪斎(佐野史郎)
今川家の軍師。臨済宗の僧。同じ宗派の僧として誼のある南渓からの働きかけもあって、駿府に人質として召し出されたおとわが井伊谷に戻れるための助勢をする。
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┣関口氏経(矢島健一)
義元や氏真の側近くに仕えている。桶狭間の戦い後の裏切り・離反相次ぐ今川家の苦境にも変わらず仕え続ける。今川に表向きは恭順の姿勢を見せている政次とは誼を結んでいる。取次役を務めることもあり、主君氏真の下知を井伊谷に伝える使者ともなる。政次以外の井伊の者には敵対的な態度で臨んでいたが、27話で方久の口車に乗せられて気賀にまつわる利権の一部を融通されることで、直虎の気賀の城主への推挙に賛成することになり、政次には収賄という弱みを握ったと認識されている。
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┣井伊直平の娘・瀬名の母:佐名(花總まり) <大河初出演>
井伊直平の娘。南渓和尚の妹。今川家家臣・関口氏の妻で、瀬名の母。
直平自慢の美貌の娘であったが、政直の差し金で井伊が今川に服属した証しとして今川家からの名指しで人質として駿府に召し出され、義元の寵愛を受けてのち今川家臣・関口氏に嫁ぎ、瀬名を出産。井伊家に対してはある屈託を抱えている。娘の瀬名が婿の松平元康の手配した人質交換で駿府を離れる際、今川を手に入れるよう言い残し、その後ほどなくして娘婿の離反の責のため世を去った。
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┣岩松(木村祐一)
検地奉行。井伊家の領地に派遣される。不愛想で人付き合いも悪いが、数と算術と先立たれた妻だけは愛していた。得意の算術を活かし真面目で実直に職務にあたる。時折、竹千代(松平元信)にも算術を教えていた。井伊家の皆で隠そうと画策していた川名の棚田を見つけてしまうが、「かつて南朝の皇子の隠れ里であったので、井伊の物という扱いになっていない」という政次のその場の言い逃れの説明を汲んで受け入れる。
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┣庵原助右衛門(山田裕貴)
今川家重臣。太原雪斎の一族。桜の夫となる。縁談にあたり、直虎と面談し直虎が今川界隈で領主として評価されていることを伝え、また衰退する今川にあっても最後まで忠義を貫くことが庵原としての生き残る道と覚悟を定めていることなどから、桜の夫として直虎や南渓から好ましい人物と評価されている。
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┣水野(長江英和)…尾張国知多の国衆。
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┣朝比奈泰勝(ヨシダ朝)…今川家家臣。
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大沢家
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┣大沢基胤(嶋田久作)
遠江の国衆。堀江城主。衰運の今川に忠誠心が篤い。
今川の対外方針の転換で新しく築く気賀の城に入ることになっていたが、気賀が商人が治めているという難しい状況にある上に、義信自害で臨戦状態となった武田対策として持ち城の改築や他城の加勢など浜名湖東岸の守備で手が回りかねている状況を井伊に突かれ、気賀の仕置に直虎を推挙することになる。

┣山村修理(相島一之)…大沢基胤の配下。

┣尾藤主膳(朝倉伸二)…大沢基胤の配下。

┣中安兵部(吉見一豊)…大沢家家臣。

┣竹田高正(長尾卓磨)…大沢基胤の配下。
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松平家
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岡崎城主:竹千代《今川家の人質》→ 松平元信 → 松平元康 →→松平家康《岡崎城主》→徳川家康
徳川家康(阿部サダヲ)
今川家の人質。三河国の旧領主である松平家当主。幼名は竹千代(たけちよ)。元服して松平元信(まつだいら もとのぶ)、元康(もとやす)、家康と名を改め、のちに徳川に改姓して徳川家康となる。官途名は蔵人佐(くろうどのすけ)。
今川家の人質として、駿府で少年時代を過ごす。桶狭間の戦いに今川方の先鋒として参戦するが、義元討死の知らせを聞き、独立を決意。のちに井伊家の嫡男である虎松(のちの直政)を家臣として受け入れる。囲碁を好み、平時だけでなく戦時でも考えを巡らせる時は碁盤を前に1人で黒白の碁石それぞれを打ち合いながら行う癖がある。

瀬名には「三河のぼんやり」と呼ばれていたが、三河に勢力を伸ばすという今川家の方針から夫婦となる。妻に対しては強い態度に出られないが、夫婦仲はまずまず良く、瀬名の言葉で発奮したり、今川と手切れになった後でも瀬名にだけ弱気を見せたり愚痴をこぼしたりできるほどには心を開いている。義元の尾張侵攻では今川勢の先陣の将として、松平家の軍勢を率いて参戦していたが、尾張の大高城にて義元が敗死したと伝えられ、出陣前に瀬名から言われた「いざという時は前に出るのです」の言葉を想いだすや、大高城を出て三河への脱出行へと挑み、今川代官が退避したあとの岡崎城へ入城する。以降は織田勢の侵攻を食い止めるとの口実の陰で三河で勢力を伸ばし、織田との和睦をはかり、今川方の城を攻めることで、今川家からの独立の姿勢を顕にする。これによって激怒した氏真によって、駿府に置いたままの瀬名と子供たちが処刑されそうになるが、今川攻めの際に得た今川の親族との人質交換という策で救い出す。だが、後に直親離反疑惑で窮地に陥った井伊家が助力を求めた際には、東三河で今川と対峙しながら井伊谷へ援軍を出すだけの余裕を見出すことが出来ず、頼みを断るという決断を下した。

独立後は三河で勢力を拡大していったが、政次や氏真の画策や差し金もあり、三河各地で一向一揆が起こり、家臣の中にも一揆衆に寝返る者が続出したため勢いが鈍る。しかし、織田家との同盟もあって次第に三河の一揆を抑えるのに成功して、勢力圏を遠江との国境付近を含めた三河全域に伸ばしたものの、同盟を結んだ織田家の実質的な臣下と化し、武田との争いに備えて和睦を申し入れてきた今川を、武田家と誼を結ぶ織田家の意向のままに撥ね付ける。駿府に滞在していた頃は、人質ながらも今川家の面々と親交を持ち、薫育を受けるなど「世話になっていた」身であったことから、独立後には寿桂尼や氏真からは「恩知らず」と揶揄されている。

佐名の娘:瀬名(幼少期:丹羽せいら)
瀬名:せな(菜々緒)<大河初出演>
佐名の娘。家康の正室。次郎法師(後の直虎)の友。
おとわが駿府に人質として滞在した間に仲良くなり、おとわが井伊谷に帰ってからも手紙のやりとりをし、今川家の事情を知らせたり時には頼みを聞いたりしている。直虎とは良き友として乱世をともに歩む。

幼い頃は今川家当主の正室の座を狙い、龍王丸に蹴鞠で勝って夫婦約束を勝ちとっていた。しかし龍王丸は北条家の姫と政略結婚してしまったため、今川家中で行き遅れの身を囲う羽目となっていたが、今川家の松平家との結びつきの強化策として命じられ、個人としても見知った仲であった元信(後の徳川家康)に不承不承ながらも嫁いだ。しかし、夫婦仲は悪くなく、竹千代と亀姫(幼年期:演‐尻引結馨)の一男一女に恵まれている。

夫が今川に反旗を翻したため、子女ともども処刑されかけるが、人質交換によって救出される。母との今生の別れの際に「今川を手に入れる」ように言い残される。しかし三河では、今川家の支配に反感を抱いていた松平家の家臣たちから、婚姻が今川家の意向であることを理由に白眼視され、岡崎城に入ることも許されぬまま竹千代と共に近郊の寺に預けられるという扱いを受けることになり、直親離反疑惑で松平の助勢を引き出すために井伊の人質になって欲しいとの次郎の懇願も、人質としての価値のある立場におらず見捨てられる恐れもあることから拒絶する。しかし、その後も家康には「井伊のことをお忘れなきよう」にと頼んでいる。

幼年期:吉田大輝→ 吉田海斗 → 山田羽久利
竹千代(小美野来希)
家康の嫡男。今川から人質交換で救い出されたあとは、今川を憎む松平家中の意志により母と共に寺に預けられるという扱いを受けている。後の松平信康。

┣於大の方(栗原小巻)
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【徳川家家臣】
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┣石川数正(中村織央)
桶狭間の戦いにも参陣していた元康の家臣。元康の今川離反で自害に追い込まれそうになっていた瀬名と子どもたちを捨て置きにすべきとの意見が家中で大勢を占める中、元康と共に救うことを決めた上で、落城に追い込んだ今川縁故の城主一族の生き残りとの人質交換の条件を持って駿府に駆けつける。救出後も瀬名らを気にかけており、竹千代の剣の稽古相手をしていた。

┣酒井忠次(みのすけ)
徳川家家臣。今川家のことは「松平家を長年に渡り踏みにじっていた」として憎んでいる。

┣本多忠勝(髙嶋政宏)

┣榊原康政(尾美としのり)

┣本多正信(六角精児)

┣松下源太郎(古舘寛治)

┣松下常慶(和田正人) <大河初出演>
秋葉山の山伏。秋葉山の札売りをする山伏で、諸国を行脚しながら情報を集めている。井伊谷・龍潭寺にもたびたび出入りし、貴重な情報をもたらす。南渓和尚とは前々から面識があったが、次郎とは瀬名の助命の件における松平家からの使者として龍潭寺にやって来たのが初対面である。しかしこの件で、次郎(後の直虎)は先に松平家からの使者としてやって来た山伏と、その山伏が携えた書状を元に直親が対面した「松平元康」が偽者であることに気付いた。その後も井伊谷を訪れて、周辺国の情勢などを南渓や直虎に知らせている。
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【武田家】
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┣武田義信(オレノグラフィティ)
信玄の嫡男で、今川氏真の妹婿。通称は太郎(たろう)。
直虎が虎松の後見になった年に信玄によって謀反を企んだとの理由で幽閉され、氏真の訴えを受けた寿桂尼が信玄に幽閉を解くよう文を出すも受け入れられずに廃嫡が決まって、氏真の妹である鈴とも離縁となり、自害に追い込まれる。

武田信玄(松平健)甲斐の虎
甲斐国の戦国大名。俗名は晴信(はるのぶ)。

┣山県昌景(山本龍二)…武田家家臣。
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【龍雲党】
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少年期:能浦航汰/
旅の男 → 盗賊団のかしら:龍雲丸(柳楽優弥)<大河初出演>
気賀に隠れ家を持つ盗賊の頭。南渓に「男振りが良い」と評される容姿をしている。直虎を「尼小僧(あまこぞう)様」と渾名して呼ぶ。「龍雲丸」の名は盗賊として独立ちしたときの空の雲から自分で名付けている。幼いころに戦乱で両親を亡くし、以来流浪の生活。同じ境遇の身寄りのない孤児たちを束ね、盗賊団のかしらとして乱世を生き抜いている。井伊谷の山林から盗伐しようとしたところを捕らえられ、直虎と出会う。

井伊谷領内で直虎と出会った際には、「自身は流れ者でお宝を探して流浪している」と語り、第16話で直虎が井伊谷に働き手を欲していたときには人買いの案を、第17話では虎松の手習い不振の際には何かしらに勝たせて自信と楽しみを得させるという知恵を授けている。

第19話では自らが率いる一味で近藤の領内と井伊の領内で木材を伐採して盗んだ盗賊として直虎に再会し、一旦は井伊に捕まるが逃亡する。第21話では逆に気賀で一味の捕囚となった直虎に「武家こそが大泥棒」と言い放ち武家に対して鬱屈のある様子を見せるが、解放した直虎に説得され井伊の材木商いに一味の持つ数々の技能をもって協力することになる。仕事を通じて一味の者と井伊の者とが馴染んだことから、材木商いの後に正式に家臣になることを直虎以下井伊家家臣から望まれて打診されるが、柄ではないとして断って気賀に戻り、第25話で元のような盗賊ではなくよろず請負の「龍雲党」を旗揚げし、気賀で重要な働き手となる。今川の武田対策の一環として気賀に城を築かれ武士が介入してくることに反発し抵抗運動をしていたが、直虎からの今の世に不満があるのなら、思うような世にするために自ら動くべきという説得を受け入れて、気賀の城を「捕まらぬようにするための城」にすべく浜名湖の水城として縄張りと普請を自ら行うことになる。

龍雲丸が書いたという身代金要求の書付で察せられる教養から武家に近しい者と直虎は推測していたが、武家の子だったが、子どもの頃に落城で父親を亡くして逃亡していたところ盗賊に保護され売られるか仲間に入るかの選択を迫られたために盗賊稼業に身を投じることになり、盗賊を続けるうちに世の中の格差に不公正感を募らせるようになったことを直虎に明かしている。

┣モグラ(マキタスポーツ)
一味の男。金掘りの技能を持つ。

┣力也(真壁刀義)
一味の大男。山男。

┣カジ(吉田健悟)
一味の男。船乗り出身で結索が巧み。

┣ゴクウ(前田航基)
一味の男。船の柱に縛り付けられると良い風が吹くという験の持ち主。

┣たまき(染野有来)
一味の少女。
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気賀の町衆
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┣中村与太夫(本田博太郎)
気賀の町衆の取りまとめ役。直虎と方久が持ち込んでくる井伊の商いに融通を利かしてくれている。

┣伊勢屋(松尾貴史)
気賀の町衆。

┣熊野屋(小倉一郎)
気賀の町衆。

┣舞坂屋(春海四方)
気賀の町衆。

┣鈴木屋(前田淳)
気賀の町衆。
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織田家
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織田信長(市川海老蔵)戦国の革命児
尾張国の大名。

★その他の人々
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┣北条幻庵(品川徹)
相模国の北条家一門衆の武将。宿老。
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★語り
┣中村梅雀
井伊谷に伝わる伝説の「竜宮小僧」は水のそばに住み、人が見ていないところでこっそり人助けをしてくれる存在。そんな「竜宮小僧」のように、今作の語りは、直虎をはじめ井伊谷で懸命に生きる人々を優しく見つめ励ます。

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■概要
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柴咲コウ主演で描く、戦国の世を生き抜いた“おんな城主”の数奇な運命!
戦国時代に男の名で家督を継いだ“おんな城主”の激動の生涯を、柴咲コウ主演で描く2017年の大河ドラマ。幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母でもある遠江(現在の静岡県)の当主・井伊直虎(柴咲)が、数奇な運命に翻ろうされながらも、一途な愛を貫いて自ら運命を切り開き、弱肉強食の乱世に立ち向かっていく。

NHK大河ドラマ初出演にして初主演となる柴咲のほか、三浦春馬、高橋一生、杉本哲太、財前直見、貫地谷しほり、前田吟、小林薫らが共演。脚本は、NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」などで知られる森下佳子が手掛ける。

Arika注目1h大河ドラマ『おんな城主 直虎』
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主演の柴咲コウ演じる井伊直虎って…誰?
主演の柴咲コウさんが演じるのは井伊直虎。

井伊直虎は1500年代の戦国時代から安土桃山時代を生きた女性です。

“井伊”と聞くと安政の大獄や桜田門外の変で有名な井伊直弼を想像する方も多いと思いますが、井伊直弼は15代ほど先の子孫ということになりますが、その間に養子も多く含まれますので直系ではありません。直虎は史実では生涯結婚していないということになっていますが、井伊家伝記によると三浦春馬さん演じる井伊直親と結婚したことになっています。

今回のドラマはあの恋愛ドラマの金字塔を打ち立てた方が脚本を務めているので、どちらの道筋を辿るのでしょうか。

おんな城主直虎は序盤からメインの子役に注目!
【おんな城主 直虎】は曽祖父~子孫まで幅広い世代を描く為、メインキャストの幼少期を演じる子役も大活躍します。

◾柴咲コウさんの幼少期役…新井美羽
◾三浦春馬さんの幼少期役…藤本哉汰
◾高橋一生さんの幼少期役…小林颯
◾菅田将暉さんの幼少期役…寺田心
◾菜々緒さんの幼少期役…丹羽せいら
◾尾上松也さんの幼少期…中川翼

中には既にドラマ出演本数20本越えのベテラン子役もいます。

おとわと鶴と亀、3人の友情物語にも注目です。

柴咲コウが戦国を生き抜く女領主を熱演!
戦国時代に男の名で家督を継いだ女性・井伊直虎の激動の生涯を森下佳子の脚本で描く。尼さんであり、城主であるという掟破りのキャラクター。その人生は親族を次から次に謀殺され、領地は焼き討ち、家は取り潰されたにもかかわらず、不死鳥のごとく再興を遂げるという数奇としかいいようのないものである。そんなこんなで、血湧き肉踊る戦国を直虎さんと共に熱くしたたかに生き抜いていく。

脚本・森下佳子≪歌手・柴咲コウを意識した脚本≫
脚本には直虎が”歌うように経を読む”というト書きが。森下佳子は「世界的に見ても、宗教と音楽は密接に結び付いています。柴咲さんは歌も素敵というのが理由のひとつ」。

制作にあたって、チーフ・プロデューサー 岡本幸江
「直虎」という名で城主となった女性が戦国時代にいた、と知った時、その名前に魅了されました。「真っ直ぐ」な「虎」!覚悟のみならず、ある種のハッタリといいますか、茶目っ気といいますか、500年前の歴史上の人物の体温と息遣いが感じられ、この人の人生をつぶさに追ってみたい!と思いました。念願かなって一年通して井伊直虎の生涯をお届けします。脚本の森下佳子さんは、ハラハラドキドキのエンターテインメント性たっぷりの中に大きな世界を描きだすすご腕です。数奇な運命を受け止めて懸命に生きた女性を1年共に追いかけていただいた暁には、広々として清々しい境地をお届けすることをお約束します!また直虎を演じる柴咲コウさんは、まさに「虎」のカッコよさと愛らしさを併せ持つ方!さまざまな試練に見舞われても、こうべをあげて未来を見つめてしたたかに生きていく。そんな「おんな城主」の成長をチャーミングに演じてくださること請け合いです。「おんな城主 直虎」ご期待ください!

【企画意図】
井伊直虎。幕末の大老・井伊直弼の先祖にして、徳川家康の重臣・井伊直政の養母。戦国の荒波に風前のともしびとなった井伊家は、彼女の踏ん張りなくしては、徳川幕府を支えた名門としてその後存在しなかったのではないでしょうか。
直虎が直面した問題には「中小企業を急に継ぐことになってしまった若き女社長がいかに会社経営に取り組むか」という身近なことと、「大国に囲まれた小国がどう生き残りを図るのか」という世界規模のテーマが同居しています。
この数奇な運命に翻弄された主人公が、毎週ハラハラドキドキ奮闘を続ける中に、現代の人々が世界を、社会を生き延びるためのヒントが満ちている。そんな作品を目指します。

日陰の存在から歴史の表舞台に!「虎」と名乗った女の、愛し愛された激動の生涯。

ばらばらな家臣団が頼れるチームに、政敵が最良の伴侶に、ライバルが心許せる友に。直虎の胸のすく奮闘。

天下人にはならないが、絶対滅びない!「本当の強さ」を求めたリーダーの知恵。



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【2016年12月19日更新】
■ あらすじ
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永禄8(1565)年、ついに次郎法師が「直虎」と名乗って城主の座についた。しかし家臣団は失望の色を隠せない。女に何ができるものか。「最後までやり通す覚悟があるか」とけん制する家臣たちの言葉に、生来の負けん気が頭をもたげる。
持ち前の機転と交渉力で今川に女が城主になることを認めさせた直虎は、続いて復興政策を進める。
戦乱で疲弊した村から年貢を取るには、安定した収入を生み出す産業が必要。一歩一歩自分の足で確かめ、自ら汗を流して働く直虎に、家臣たちの見る目が少しずつ変わっていく。

一方直虎は、ひ弱な虎松を寺で教育しようとして虎松の母と激しく対立する。しかし直虎の思いが虎松の負けん気に火をつけ、虎松自ら寺にやって来る。家中の子どもたちと共に学び、その絆が将来彼を支えることに。
ところが今川氏の凋落は、遠江を新たな戦乱に巻き込んでいく。北から甲斐の武田信玄が、西から三河の徳川家康が井伊領を虎視眈々とねらう中、直虎は城主としての真価を問われる。この絶体絶命のピンチをどう生き延びるのか?井伊直虎一世一代の作戦が始まる!

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【2016年12月19日更新】
■ あらすじ(第1話『井伊谷の少女』  2017/1/8放送)
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天文13年(1544)遠江の国・井伊谷。のちに井伊直虎(柴咲コウ)という勇ましい男名で戦国の世を生き抜くことになる少女・おとわ(新井美羽)は、井伊家当主の父・直盛(杉本哲太)と母・千賀(財前直見)のもと幸せな日々を過ごしていた。おてんばなおとわの遊び相手は幼なじみの亀之丞(藤本哉汰)と鶴丸(小林颯)。ある日、おとわに亀之丞との縁談話が舞い込む。当主の座を継ぐつもりだったおとわは最初戸惑うが、やがて亀之丞の妻として井伊家を支えていこうと心に決める。そんな折、亀之丞の父である井伊直満(宇梶剛士)が、主家である今川義元(春風亭昇太)に謀反の疑いをかけられ、駿府に呼び出されることになる。

第1話の”KEY”
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子ども時代に築かれる3人の絆
男の子のように育ち、井伊家を継ぐ気満々のおとわ。
そんなおとわのいいなずけになる亀之丞は、体は弱いけれど心の優しい少年。おとわのために強くなろうと決意!
賢さゆえに父の立場が気になる鶴丸は、おとわのことが好き?

井伊直満
亀之丞の父。井伊を支配する今川に対して強硬派の剛直な武士。
おとわと亀之丞の縁組が決まったことで強気になった直満の姿勢が波乱を呼ぶことに…。
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ドラマが分かるミニ解説
おこわ亀之丞鶴丸の間柄

おこわ(新井美羽 )
井伊家当主のひとり娘。次期当主となる男子を迎えることになる。
活発で、思ったら即行動、苦手なことにもチャレンジし、大胆な決断もできる。

亀之丞(藤本哉汰 )
井伊家の血をひくことからおとわと夫婦(めおと)約束をする。
体は弱いけれど負けん気が強く、人を惹きつける笑顔が魅力。
亀之丞が吹く笛の音は人をうっとりとさせる。

鶴丸(小林颯 )
井伊家筆頭家老の嫡男。
頭がきれ、周りの状況を読み、自分の心を押し殺すことができる。
おとわへの思いも・・・・。

3人の関係性は、今後の井伊家に大きく影響を与えていきます。
そして、3人のどの立場に立つかによってドラマの見え方も変わってきます。
3人の恋模様も見逃せないですね!



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【2017年1月10日更新】
■ あらすじ(第2話『崖っぷちの姫』  2017/1/15放送)
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謀反人の嫡男として今川の追っ手に命を狙われる亀之丞(藤本哉汰)を逃がすため、おとわ(新井美羽)はある秘策を思い付く。おとわの命懸けの策が功を奏し、亀之丞は無事、信濃へと落ち延びる。井伊直満が謀反の疑いで殺害されたことにより、以前から直満と対立していた井伊家筆頭家老の小野政直(吹越満)が、今川家の目付として井伊家中の実権を握ろうとする。政直が今川と手を組んで直満を陥れたと疑う、先々代当主の井伊直平(前田吟)と井伊家の重臣・中野直由(筧利夫)は激しく反発する。だが、そんなことは気にも留めない政直は、息子・鶴丸(小林颯)とおとわを夫婦にし、井伊家の家督を継がせようと画策する。

第2話の”KEY”
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井伊家のなかの今川方!?
今川に対する謀反の疑いで落命した亀之丞の父・直満。これにより鶴丸の父・小野政直が目付に任じられただけでなく、おとわを巻き込んだある下知がくだる!いまだ今川家への敵意消えない直平は政直に大激怒、そしておとわと鶴丸は…。

あばら屋の男
おとわが亀之丞を探しに出かけた先で出会った、流れ者の男(ムロツヨシ)。くしと引き換えに、いっぱいの粥(かゆ)をおとわに与える。おとわが眠った隙におとわの荷物を確かめたことから、ある大胆な行動に出る…。
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ドラマが分かるミニ解説

井伊の運命を握る今川家!?
今川家と井伊家の関係は?
今川家は室町時代から駿河の守護をつとめ、戦国時代に義元の父・氏親が領国を支配する戦国大名となりました。一方の井伊家は井伊領を治める国人領主、あるいは国衆と呼ばれる存在で、地元の村と直接つながり領地を支配していました。

戦国時代には、国衆は戦国大名の支配下に入らなくては生き延びることができず、井伊家も最初は抵抗したものの、最終的には今川家の家臣となったのです。対立する関係ではなく従属する関係ですが、戦があれば最前線に送られたり、亀之丞の父・井伊直満のように謀反の疑いがあれば誅殺されるなど、苦労が多く厳しい立場でした。

解説:小和田哲男(時代考証)



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【2017年1月15日更新】
■ あらすじ(第3話『おとわ危機一髪』  2017/1/22放送)
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鶴丸(小林颯)と夫婦になることを拒み、出家をしようとしたおとわ(新井美羽)の捨て身の行動は、主家である今川義元(春風亭昇太)の怒りを買うことになる。義元は忠義の証しとして、おとわを人質に差し出すよう直盛(杉本哲太)に命じる。娘を今川に人質に出した苦い過去がある直平(前田吟)はこれに猛反対する。井伊家存続のため苦渋の選択を強いられる直盛に南渓和尚(小林薫)は、今川の怒りを鎮め、おとわの出家を認めさせて人質を免れることを約束し、おとわと共に駿府へ向かう。駿府の町並みの華やかさを見たおとわは、人質として来ているのも忘れてはしゃぐ。一方、南渓は今川家の軍師・雪斎(佐野史郎)の元を訪れる。

第3話の”KEY”
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道は一本ではない?!
今川におとわの出家を認めさせ、人質を免れるよう策を講ずる南渓は、おとわに佐名(花總まり)を訪ねるように伝える。そこで佐名の娘・瀬名(菜々緒)と出会ったことから、おとわは今川館にて、寿桂尼と義元の息子・龍王丸に誰もが思いもつかない申し出をする!

佐名
直平(前田吟)のまな娘で、南渓和尚の妹。
今川に人質として送られ、義元の寵愛を受けた後、今川家臣・関口氏に譲られる。
おとわから南渓の手紙を受け取るも、怒りもあらわに破り捨ててしまうが…。
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ズームアップ!今川家の人々❶

今川義元(春風亭昇太)
海道一の弓取りという評された駿河国の太守。現在の静岡~愛知を治めた戦国大名。井伊家をその強大な武力のもとに屈服させた戦国大名。身内以外の下の身分の者がいる場では直答することはなく、側近を介すか所作にて意志を伝えている。直満の謀反を疑い、駿府に呼び出した末家臣に命じて討たせた。領国経営に類いまれなる才覚を発揮し、駿河・遠江から三河・尾張にまで勢力を拡大するが、桶狭間の戦いで織田信長の刃に倒れる。冷酷非道な男。

ドラマ第1話では、謀反の証拠を突きつけられて返答できない井伊直満を顔色ひとつ変えずに処断した姿が話題に。この先も圧倒的な存在感で井伊を苦しめそうだ!!
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太原雪斎(佐野史郎)
今川義元の軍師。臨済宗の僧。義元とともに今川家の繁栄を築いた人物。同じ宗派の僧として誼のある南渓からの働きかけもあって、駿府に人質として召し出されたおとわが井伊谷に戻れるための助勢をする。

ドラマでは第3話のみの登場だが、人質として駿府にやってきたおとわの扱いについて寿桂尼や義元に助言。存在感を際立たせた。
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寿桂尼(浅丘ルリ子)
「女戦国大名」の異名で名高い義元の母。雪斎ともに今川家の領国経営になくてはならない人物。聡明な女性であり、今川家を支える女傑。病身であった夫の晩年期や幼少時の嫡男を助けて政務をみていたことから「女大名」とも呼ばれる。また、孫の氏真からは「お婆(ばば)様」、それ以外の者からは「大方様」と呼ばれている。

井伊の反逆を許さない厳しい姿勢を貫くが、おとわの一生懸命さ、機転の利いた行動力には心を動かされる。
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佐名(花總まり)
井伊直平の娘で南渓和尚の妹。井伊家から人質として今川に送られ、義元の寵愛を受けたのちに重臣・関口氏に譲られ瀬名を生む。井伊の犠牲になった女性だが、おとわが今川家の人質にならなくてすむよう陰で尽力する。
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【2017年1月22日更新】
■ あらすじ(第4話『女子(おなご)にこそあれ次郎法師』  2017/1/29放送)
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今川に許されたおとわ(新井美羽)が無事、井伊谷に帰ってきた。本領安堵(あんど)の条件として、おとわは正式に出家することになり、「次郎法師」という名を与えられる。次郎とは、井伊家の家督を継ぐ男子の幼名だった。翌日から兄弟子の昊天(小松和重)と傑山(市原隼人)による厳しい修行が始まる。井伊家当主の姫として何不自由なく育ってきたおとわにとって、畑仕事や托鉢(たくはつ)などの作務はつらく、すぐに音を上げて帰ってしまう。一方、今川の目付となった政直(吹越満)は、井伊家中における発言権をますます高めていた。そんなある日、政直の命を狙う北条の手の者が井伊谷にやって来る。

第4話の”KEY”
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井伊谷の少女
禅僧の見習いとして厳しい修行に明け暮れるおとわは、ある日南渓和尚(小林薫)から「托鉢」をすすめられる。勇んで市へと出かけるのだが…。おとわが駆け回る井伊谷の市の活気に注目!
詳しくは、特集「井伊谷へようこそ!」をクリック!!

千賀(ちか)
龍潭寺での生活が耐えられず逃げ帰ってきたおとわに、「井伊を潰す気ですか!」と活を入れる母・千賀(財前直見)。母の言葉に反発し、おとわは井伊家を後にする。果たして、千賀の本音とは…。
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ドラマが分かるミニ解説次郎法師の修業の場・龍潭寺

井伊家の菩提寺・菩提寺とは?
井伊家の菩提寺として歴代の当主が帰依。元祖共保から直政までの墓地が境内にあります。龍潭寺という寺号は、桶狭間の戦いで戦死した井伊直盛の法名「龍潭寺殿天運道鑑大居士」にちなんで称するようになりました。

出家したおとわが修行することになった龍潭寺。ドラマでは第1話から登場。
おとわ、亀之丞、鶴丸たちが学問や武芸を学ぶ場でした。また、「寺には城を助ける役目もある」という鶴丸のセリフがありましたが、大勢の僧たちが武術の鍛錬に励む姿も見られました。



ズームアップ!菩提寺の人々❶

南渓和尚:なんけいおしょう(小林薫)
南渓 瑞聞(なんけい ずいもん)
生年不詳 - 天正17年9月28日(1589年11月6日)
戦国時代の僧侶。臨済宗龍潭寺二世住職で、南渓和尚とも呼ばれる。
今川義元の葬儀を取り仕切る安骨大導師なども務めた。
井伊家出身で、女性の井伊直虎を同家当主に推薦したことから、当主不在時に井伊家を率いていた可能性が高い。

┣龍潭寺の住職。諱は瑞聞。
┣井伊直平の息子で直盛の叔父。
┣猫を抱いている姿はひょうひょうとしているが、井伊家にとって軍師のような存在。
┣お酒好きで、「答えは一つとは限らね」「明日は、今川館が燃えて落ちるかもしれぬ」などと禅問答のような言葉でおとわたちを煙に巻いてきた。
┣出家した次郎の師。
┣今川義元の葬儀では安骨導師を務めた。
┣相談役や外交僧として井伊家を支えている。

今川義元におとわを人質として差し出すよう命じられた際には交渉のためにおとわを連れて駿府へ行くが、その際おとわが人質の免除を勝ち取るのを目の当たりにしたことでおとわは井伊家の「御初代様」と同じ「ただならぬ子」であると直感、龍潭寺にて厳しく育て上げることを決意した。おとわが長じて直虎となった後も「次郎」と呼び、事あれば頼られる存在だが、具体的な案や策を提示することは少なく、直虎自身が考えて答えを出し、知恵を引き出すための助言をする形で彼女の支えとなっている。

Arika注目1h南渓の正体は…!?
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南渓は酔っぱらって、なにを言っているのかわからないような人でもあります。謎かけを子どもたちにしたと思ったら、パッと消えてしまったり(笑)。でも、そんな南渓が住職を務める龍潭寺は武装集団でもあるんです。少林寺のように武術も教えているので、そういう人たちがおとわを中心とした井伊家の影となり、おとわを守っているのでしょう。フッと現れておとわを助けたり、おとわが「あれ?」と思うようなことを起こしているのは南渓を中心とした僧侶たちなのだと思います。おとわには「竜宮小僧が守っている」というように話をしていますけどね(笑)。でもそうやって酔っ払いながらも、運命の予知のようなこともしている南渓という人物は非常におもしろいと思います。もしかしたら南渓を通して本当に誰かほかの人がしゃべっていて、南渓は実際には何も考えていないのかもしれない。そう思うとまた面白いですね(笑)。
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■略歴
南渓瑞聞は、井伊谷城主・井伊直平の次男もしくは三男として生まれた。ただし、2016年に発見された位牌や、龍潭寺が所蔵する「南渓過去帳」には父実田秀公居士と記載されており、これが直平の法名でなければ父は別人ということになり、その事から養子説も出ているがはっきりしていない。龍潭寺一世住職として直平に招かれた黙宗瑞淵に弟子入りして出家し、同寺住職を継いだ。

天文13年(1544年)に兄弟の井伊直満・直義が今川義元の命により殺害された後、直満の子・亀之丞(後の直親)も殺すように命令があった際、直満の家老今村正実は南渓瑞聞と相談のうえで、師匠・黙宗瑞淵ゆかりの寺であった信濃国伊那郡市田郷の松源寺に書状を送り、そこに亀之丞を匿った。

直平の死後、井伊家は武田家の侵攻により領地および城主国司の地位を失い、また後継者が戦死したり讒言を信じた今川家に討たれたりするなどの危機が続いたが、南渓瑞聞はそのような非常時に当たり、祐椿尼(直平の嫡孫・井伊直盛の未亡人)と相談のうえ、出家していた直盛の娘の次郎法師(後の井伊直虎)を同家当主に推薦した[5][1]。また、井伊家再興のために、井伊直政が徳川家康に仕えるきっかけを直虎らと共に作った。
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傑山:けつざん(市原隼人)
傑山 宗俊(けつざん そうしゅん)
生年不詳 - 天正20年12月5日(1593年1月7日)
戦国時代の僧侶。
臨済宗龍潭寺三世住職。

┣龍潭寺の僧侶。次郎法師の兄弟子。
┣昊天とともに南渓和尚の両翼を担う。
┣武芸に秀で井伊家の人々の護衛なども務める。

南渓和尚の一番側にいる昊天と傑山。昊天が学問を成す者なのに対して、傑山は武道を成す者です。子供時代のおとわや亀之丞や鶴丸を密かに護衛していたほか、出家した次郎法師の身の安全にも気を配って見守っている。得度をすませた次郎法師を龍潭寺の山門で出迎えるが、入門作法を知らずに門をくぐろうとした次郎法師に出家の作法や厳しさを知らせた。のちに、南渓和尚の後を継ぐ人でもあります。

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👤人物
傑山は南渓瑞聞の弟子であり、1556年頃、師・南渓瑞聞より傑山の号を授かる。

井伊直虎の死後、井伊直政が小牧・長久手の戦いで先鋒として出陣する際に、南渓瑞聞から昊天宗建とともに遣わされた。傑山は強弓の人であり、長久手にて池田恒興と森長可の両隊を討つことにより、直政は名をあげた。

1589年に龍潭寺二世・南渓瑞聞が亡くなると、龍潭寺三世となる。
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昊天:こうてん(小松和重)
昊天 宗建(こうてん そうけん)
生年不詳 - 寛永20年(1644年))
戦国時代、江戸時代の僧侶。
臨済宗龍潭寺五世住職。
彦根の龍潭寺の創立者。

┣龍潭寺の僧侶。次郎法師の兄弟子。
┣南渓和尚の右腕的存在。
┣クールな頭能派で寺の運営を取り仕切る。
┣武芸としては槍を得物とする。
┣薬学にも通じている。

昊天は次郎法師の教育係で、とても真面目な人物。次郎法師の教育係となり、出家の意味も分からず自覚もなかった次郎法師を兄弟子として厳しく教導をしていたが、温厚で人当たりが良い。長じても相談にのったり慰めたりしている。つねに次郎のことを気にかけている母親的な存在でもある。
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■生涯
昊天は龍潭寺二世住職南渓瑞聞の弟子であり、井伊直虎の死後、井伊直政が小牧・長久手の戦いで先鋒として出陣する際に、南渓瑞聞から傑山宗俊とともに遣わされた。昊天は長刀の優れた人物であり、長久手にて池田恒興と森長可の両隊を討つことにより、直政は名をあげた。

1600年頃、龍潭寺四世・悦岫永怡より昊天の号を授かる。

直政の死後、遺命により佐和山に豪徳庵を建てた。

1611年、臨済宗本山妙心寺の九十七世住職となる。

1615年、彦根に弘徳山龍潭寺創建。開山として迎えられる。その後、井伊谷龍潭寺五世となる。
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【2017年2月4日更新】
■ あらすじ(第5話『亀之丞帰る』  2017/2/5放送)
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天文23(1554)年、春。成長した次郎法師(柴咲コウ)は僧としての修行を積みながら、行方知れずの亀之丞(三浦春馬)の帰りを待つ日々を過ごしていた。駿府では今川義元(春風亭昇太)が武田・北条との縁戚関係を背景に一層権勢を振るい、三河平定へと乗り出そうとしていた。この今川家の威光をかさに井伊家中での実力をさらに強めた小野政直(吹越満)は、嫡男・政次(高橋一生)と奥山朝利(でんでん)の娘をめおとにし、その子を井伊家の後継者にしようと画策する。だが、小野家を毛嫌いする直平(前田吟)らは、これに猛反対する。そんな中、政直が突然、病に倒れる。

第5話の”KEY”
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亀之丞帰還の知らせで煩悩が大騒ぎ?!
生きているのかさえも分からなかった亀之丞が井伊谷に帰ってくる。
十年という歳月が流れていた。あまりの突然の知らせに落ち着かない次郎法師。その様を見た政次から「煩悩があるからでは?」と指摘される。次郎は亀のことを考えないようにと修行に明け暮れるが…。成長した次郎、亀、鶴、がいよいよ登場。
詳しくは特集「いよいよ…柴咲コウさん登場!」へ!

瀬名
佐名(花總まり)の娘・瀬名(菜々緒)。
幼き頃から、義元の息子・氏真(尾上松也)の妻の座を望んでいたが、氏真は北条の姫をめとる。瀬名から届いた次郎あての文からは、瀬名の悔しい思いと同時に今川の情勢なども伝わる。
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ズームアップ!井伊家の人々❶

小野和泉守政直(吹越満)
井伊家筆頭家老。政直は優秀さを買われて井伊家に仕えるようになった人物。井伊家筆頭家老だが、今川家寄りの政策をとるため、井伊家中では反発を買っている。井伊直満の謀反の動きも事前に察知するなど非常に優能だが、内心何を考えてるのかわからず、息子の鶴丸も父を敬遠気味だ。直満が討たれてからは今川家に目付に任じられた。目付としての立場を利用し、直満の遺領の半分を我が物とするなど小野家の勢力を伸ばすも、病に倒れる。

井伊家の家老だけでなく、今川家の目付も務める政直ですが、完全に今川に利用されているように見えて、実は自分も今川を利用しているつもりでいるのです。一方、井伊家には恩もあるけれど、利用する相手でもあるという非常に微妙な感情を抱いているのではないかと思います。自らの野心のためだけに動いているのか、実は周囲と意見を違えても井伊家を思うが故に信念を貫いているのか、どちらにも取れるます。

ただ、彼の動きは結果として周囲に疎まれる形になってしまっているので、物語を面白く進める上で必要なキャラクターではありますが、家族にまで理解されていないのが悲しいところです。病床見舞いに来た次郎にすら最期まで本心を見せず、第5話で嫡男政次に「お前は必ずわしと同じ道を辿る」と予言めいた言葉を遺して没しました。

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ドラマが分かるミニ解説
おこわ亀之丞鶴丸の10年後

次郎法師(おこわ)/新井美羽 →柴咲コウ
見習い僧だった次郎は、小僧さんたちの先輩僧に。
井伊谷の農民たちからも慕われ、「次郎さま」と親しげに話しかけられている。

亀之丞/藤本哉汰 →三浦春馬
信濃に身を寄せていた亀之丞は、「元服は井伊で」と定めていた。
その思いがかない、元服の儀にて「井伊肥後守直親(なおちか)」と名を改める。
気になる!次郎と直親の恋の行方…

鶴丸/小林颯→高橋一生
元服した鶴丸は、小野但馬守政次(まさつぐ)と名乗り、井伊家筆頭家老を継ぐ。
相変わらず次郎に対して、ハッキリとした物言いをする。
口では厳しいことを言う政次だが、いつも次郎のことを見守っている。

3人の関係性は、今後の井伊家に大きく影響を与えていきます。
そして、3人のどの立場に立つかによってドラマの見え方も変わってきます。
大人になっても3人の関係は見逃せないですね!



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【2017年2月11日更新】
■ あらすじ(第6話『初恋の分れ道』  2017/2/12放送)
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井伊谷への帰還を果たした亀之丞(三浦春馬)は、元服して井伊直親と名を改める。直親は、次郎法師(柴咲コウ)を還俗(げんぞく)させて、自分の妻に迎えたいと願い出る。だが、政次(高橋一生)は、まず今川家に直親の帰還を許してもらうことが先決だとして反対する。実は、次郎法師の出家は、今川による井伊の本領安堵(あんど)の条件になっていたのだ。駿府に出向いた新野左馬助(苅谷俊介)は、今川家が尾張の織田攻めに向けて、隙あらば軍役を課そうとしているといううわさを聞き、次郎法師の還俗を願い出るのは諦めたほうがいいと直盛(杉本哲太)に進言する。それでもめおとになることを諦めきれない直親は、次郎法師にある提案を持ち掛ける。

第6話の”KEY”
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次郎が選ぶ道とは…
還俗すれば直親と夫婦になれる…。そう悩む次郎に、南渓和尚(小林薫)は超の国の話を聞かせる。「道威(どうい)という王に、甲乙つけがたい2人の大臣、中と伯。ある争いから、王はどちらか一人を追い出さなくてはならなくなった。そこで道威がとった策とは…」。南渓からの話は、次郎にあることを決断させる。

しの、孫一郎、玄蕃
直親の正室となる奥山朝利の娘・しの。そして朝利の息子・孫一郎(平山祐介)、小野政次の弟・玄蕃(井上芳雄)が登場。今後の井伊にとって重要な役割をはたす。
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【2017年2月18日更新】
■ あらすじ(第7話『検地がやってきた』  2017/2/19放送)
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次郎法師(柴咲コウ)は、井伊家存続のため直親(三浦春馬)との別れを選ぶ。政次(高橋一生)は今川館に出向き、直親の帰参と家督相続を認めてもらおうとする。これに対して義元(春風亭昇太)の出した交換条件は、井伊谷での大規模な「検地」の実施だった。直平(前田吟)は自分の治める川名の隠し里に今川の検地の手が及ぶことを恐れ、怒りをあらわにする。

第7話の”KEY”
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岩松
今川家家臣、検地奉行・岩松。
直親の帰参を認める条件として出された検地を行うため、井伊に訪れる。数と算術をこよなく愛する生真面な性格の岩松を、木村祐一さんが好演!お見逃しなく。

竹千代/松平元信
岡崎城主・松平広忠の嫡男・竹千代(たけちよ)(阿部サダヲ)。後の徳川家康。
今川家の人質として駿府で過ごす。瀬名(菜々緒)の文では「三河のぼんやり」と書かれ、6話では人に懐かない雀を手懐けていた。そして、人に懐かない者とも親しくしていたことから、井伊にとって大いに役立つ情報をもたらす。
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ズームアップ!今川家の人々❷
岩松(木村祐一)
検地奉行。井伊家の領地に派遣される。不愛想で人付き合いも悪いが、数と算術と先立たれた妻だけは愛していた。得意の算術を活かし真面目で実直に職務にあたる。時折、竹千代(松平元信)にも算術を教えていた。井伊家の皆で隠そうと画策していた川名の棚田を見つけてしまうが、「かつて南朝の皇子の隠れ里であったので、井伊の物という扱いになっていない」という政次のその場の言い逃れの説明を汲んで受け入れる。



ドラマが分かるミニ解説

【検地】
今川家が井伊家の領内で行った「検地」ですが、これは戦国時代から始まったものです。井伊家のような国衆が土地の面積、収入などを書いた台帳を大名に差し出す「指出(さしだし)検地」といって自己申告形式でした。ただ、領主が先祖代々受け継いできた本領は申告されないこともあったようです。戦国大名の支配下に入らざるを得なかったとしても、先祖伝来の土地に検地が入ることは家臣団や有力一族の抵抗が大きかったからとも言われています。ドラマで井伊直平が怒りをあらわにしたのもこうした背景があります。

解説:大石泰史(時代考証)



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【2017年2月25日更新】
■ あらすじ(第8話『赤ちゃんはまだか』  2017/2/26放送)
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直親(三浦春馬)とめおとになって4年、しの(貫地谷しほり)はいまだ懐妊の兆しがないことを気に病んでいた。その様子を見かねた次郎法師(柴咲コウ)は政次(高橋一生)に、子を授かるための妙薬を買い求めてくるよう願い出る。その頃、駿府では、義元(春風亭昇太)が家督を息子の氏真(尾上松也)に譲り、尾張の織田攻めに向けて着々と準備を進めていた。直親はこの戦で初陣を飾りたいと、直盛(杉本哲太)に参陣を申し出る。

第8話の”KEY”
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次郎としのの女の戦い?!
直親の正室となったしのだが、元許婚の次郎法師の存在にプレッシャーを感じていた。
そんなしのに最初は遠慮していた次郎だが、次郎を警戒するしののあまりの言動についに怒りを覚え・・・。
ところがしのは、さらに次郎の怒りを逆なでする行動に出る!

今川義元
今川家当主。井伊家をその強大な武力のもとに屈服させた戦国大名。
三河を収めた今川義元は、駿河・遠江の管轄を氏真に譲り、尾張侵略に本腰を入れる。
これにより、井伊に戦支度が命じられる。井伊の行く末を大きく揺るがす歴史の大渦が、動き始めた…。
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【2017年3月5日更新】
■ あらすじ(第9話『桶狭間に死す』  2017/3/5放送)
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直盛(杉本哲太)は義元(春風亭昇太)に従い、尾張の織田攻めへと向かった。父の無事を祈る次郎法師(柴咲コウ)の元に、思わぬ悲報が飛び込む。桶狭間の戦いで今川軍が大敗し、直盛も討ち取られたというのだ。負傷兵たちの手当てに次郎法師が奮闘する中、供をしていた奥山孫一郎(平山祐介)から直盛の最期の様子が語られる。一方、松平元康(阿部サダヲ)は空になった古巣の岡崎城に入城し、ついに今川家からの独立を果たす。

第9話の”KEY”
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桶狭間の爪痕(つめあと)
負けようがない戦と思われた桶狭間に向かった直盛、奥山朝利、小野玄蕃(井上芳雄)、孫一郎。
だが、思わぬ事態が起こる。そのとき直盛の策とは、そして千賀(財前直見)の思いやりとは…。

奥山朝利
井伊家の重臣で、孫一郎としの、なつ(山口紗弥加)の父。
小野家に嫁がせたなつを、取り戻そうとするが…。
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【2017年3月12日更新】
■ あらすじ(第10話『走れ竜宮小僧』  2017/3/12放送)
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もみ合いの末、朝利(でんでん)を刺殺してしまった政次(高橋一生)が、次郎法師(柴咲コウ)の元にやって来る。次郎法師は、手負いの政次を寺でかくまうことにする。父を討たれたしの(貫地谷しほり)は悲嘆に暮れるが、小野家に嫁いでいた妹・なつ(山口紗弥加)の口から、意外な事件の真相が語られる。一方、元康(阿部サダヲ)は今川家に反旗を翻す。しかし、駿府に残された妻・瀬名(菜々緒)は窮地に立たされてしまう。

第10話の”KEY”
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思い立ったらすぐ行動!
織田から城を守っていたのではなく、織田と手を結び今川家に反旗を翻した松平元康。
今川と松平が戦を始めたと聞いた次郎法師は、駿府に残された元康の妻・瀬名のことが心配でたまらなくなり…。

なつ
しのの妹で、政次の弟・玄蕃(井上芳雄)に嫁ぐが、夫を桶狭間の戦いで亡くす。
玄蕃亡き後も嫁ぎ先に留まると、父・朝利に政次を通して伝えたことから惨事が起こる。
父の死を悲しむも、なつは井伊家家中たちが驚くことを言い出す!
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ズームアップ!井伊家の人々❶

鶴丸/小野但馬守政次(高橋一生)
┣戦国時代の武将。
┣遠江国引佐郡井伊谷の国人・井伊氏に家老として仕えた。
┣名は小野 政次(おの まさつぐ)とも伝わる。

小野政直の嫡男。幼名は鶴丸(つるまる)。元服後は武家官位から「但馬」と呼ばれているが、元服前はおとわや亀之丞から鶴の愛称で呼ばれており、元服後もふたりには「鶴」と呼ばれることがある。長じて父が没すると、跡を継ぎ井伊家の筆頭家老となる。頭が良く知力に富んでいる。おとわと亀之丞の幼馴染で、南渓和尚の計らいにより共に学び、遊んでいた。おとわに想いを抱いていたが、おとわと亀之丞の夫婦約束の話があってからは、ふたりの絆に気を使っている。一方で気配りの出来る面も持ち、かつて亀之丞がおとわに振り回されるも文句を言えずにいた時には「おとわが言うたら亀は逆らえぬ!おとわの馬鹿!」と、おとわを叱った。

子供の頃から小野と井伊家一門や重臣との反目に心を痛めており、利己的にみえる父に反発を抱いている。そのため、父の死の直前には自分は井伊のために正しく働き家中に信頼されるようになりたいと伝えたものの、当の政直から結局は自分と同じような立場になるだろうと宣告される。父の死後に跡を継ぐが、本人の井伊家へ忠心にも関わらず、父と同じく他の重臣からは不信感を持たれ、検地の件では直親からは「お前を信じている」と言われるも隠し里が見つかった時は責任を転嫁されるようなことを言われたため、その場を収めた後で直親に「信じていないのに、信じているかのようなふりをされるのは気に入らない」と本音をこぼした。その後はある程度開き直ったのか、朝利に疑いを持たれて呼び出された時はむしろ疑われるのを恐れていないような態度で論破するが、それが災いして不意打ちに近い状況で斬りかかられ逆に殺害してしまい、「小野は2度も、直親の父を殺した」とより難しい立場となるが、直親からの信頼と次郎法師の気配りに支えられる。

直親が今川の元を離れ松平に内通することを決した際には協力を誓い、状況が好転するかに見える中で御初代様の井戸のそばで次郎や直親と共に3人で幼い頃の思い出を振り返りながら笑顔で接するが、今川によって呼び出された駿府で離反の証拠を突きつけられたことで、政次は直親を見捨てざるをえない立場に追い込まれ、以後は井伊と次郎改め直虎を守るため、表向きは今川寄りの姿勢を鮮明にし、井伊家家中や直虎と対峙することになる。

政次は“おとわ”だったころから次郎法師の側にいて、さり気なく支え、寄り添ってきた存在です。おとわと鶴丸、そして亀之丞の関係性は、幼なじみながらとても切ないものでした。大人になってからも3人をめぐる状況は複雑です。また、政次が政(まつりごと)に加わるにつれ、小さいとはいえ一国の主である井伊家と筆頭家老である小野家とでは、「違い」を肌で感じることも増えていくでしょうし。表層に見えている部分と本当の内なる部分――。表と裏で揺れ動く、政次の心情は…。

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【2017年3月17日更新】
■ あらすじ(第11話『さらば愛しき人よ』  2017/3/19放送)
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瀬名(菜々緒)を救おうと取りすがる次郎法師(柴咲コウ)の元に、元康(阿部サダヲ)からの使者が到着する。桶狭間の戦いでの大敗以降、衰退の一途をたどる今川家の跡を継いだ氏真(尾上松也)と寿桂尼(浅丘ルリ子)は離反者の粛清に躍起になっていた。ある日、次郎法師の元に、元康からのお礼の品が届く。直親(三浦春馬)は今川家と手を切り、元康と手を組むことを決意する。

第11話の”KEY”
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井伊家の命運を左右する今川家の策とは
この世の春を謳歌した今川家。桶狭間の戦いで要である義元(春風亭昇太)を失ったことをきっかけに、その勢いが急激に衰え始める。それを機に謀反を起こした元康は三河を制し、遠江、やがては駿河へと攻め込む勢い。元康のみならず、相次ぐ領主たちの寝返りを食い止めようと、今川が井伊家に仕掛けた策とは…

????
今週、この方が登場します!星田英利(ほしだひでとし)さん。
何の役に扮するかは、ドラマを観てのお楽しみ。
かなりの・・・KEYパーソンです!!
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【2017年3月25日更新】
■ あらすじ(第12話『おんな城主直虎』  2017/3/26放送)
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今川からの呼び出しに応じ、駿府へ向かった直親(三浦春馬)たち一行は、次郎法師(柴咲コウ)の必死の祈りもむなしく、道中の掛川城下で今川勢に取り囲まれる。しの(貫地谷しほり)は、この事態を引き起こしたのは次郎法師だと責め立てる。井伊家は今川から、嫡男・虎松(鈴木楽)の命も差し出すようにと命じられる。新野左馬助(苅谷俊介)は氏真(尾上松也)に虎松の助命を願うため、駿府を訪れる。だが、引き換えに思いもよらぬことを命じられる。

第12話の”KEY”
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「次郎」という名前
井伊家の跡を継ぐべき男子が次々と失われていくなか、おとわが出家する際に与えた「次郎」という名前の意味を改めて語る南渓和尚。「次郎」の名は井伊の家督を継ぐ者の名で、父の直盛(杉本哲太)も次郎だった。つまり、次郎法師こそ井伊を背負って立つべきだと言う。「女子でこそあれ、次郎の器」と見極めた南渓和尚だが、果たして次郎法師は……。

2人の目付
今川家から命を受けた2人の目付。
今川家の家臣でありながら井伊家に肩入れする新野左馬助と、井伊家の重臣でありながら今川に寄り添う小野政次。
次郎法師の伯父にあたる左馬助は、危機に陥る井伊家を救おうと奔走する。一方、政次が取った行動は…。
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ズームアップ!今川家の人々❸
新野左馬助(苅谷俊介)
今川家家臣。妹の千賀が直盛に嫁いだことから井伊家の目付に。温厚な人柄で井伊家に溶け込んでいる。心情的に井伊家寄りになっていたため、目付け役が政直に移ることとなった。直親の今川家への謀反の連座処刑から虎松を助命するために、氏真に自分の首をかけて直訴するが、政次の助言を容れた氏真から、これからの今川ための戦に井伊の者たちが参陣するという条件を呑まされる。

第12話で直由と共に元今川家臣の飯尾連龍攻めに出陣して討ち死にする。
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【2017年3月27日更新】
■ あらすじ(第13話『城主はつらいよ』  2017/4/2放送)
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次郎法師(柴咲コウ)は「井伊直虎」として、井伊家の領主に名乗りを上げる。直虎は幼い虎松(寺田心)が元服するまでの間、後見として国を治めることを宣言するが、家臣たちは反発する。虎松の母・しの(貫地谷しほり)も直虎の勝手な振る舞いを認めようとしない。ある日、領主が代替わりしたことを聞き付けた瀬戸村の農民・甚兵衛(山本学)が直虎の元を訪れ、借金の棒引きを意味する「徳政令」の発布を求める。

第13話の”KEY”
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かな目録
ついに、おんな城主の誕生となった井伊家。
次郎法師の出家は井伊の本領安堵と引き換えであるため、次郎は還俗せぬまま。領主としての名を直虎とし、あくまでも虎松が元服するまでの後見ということに。しかし、出家していた者がいきなり領主は厳しいだろうと、南渓和尚(小林薫)は「かな目録」を直虎に渡す。「かな目録」とは国を治めるための法令集。実のところ、寿桂尼(浅丘ルリ子)が作ったのではないかと言われているらしい…。

瀬戸方久
領主の代替わりで挨拶に訪れた男。
瀬戸村を拠点とする金貸しだが・・・おっと!この顔には見覚えが!!
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【2017年4月5日更新】
■ あらすじ(第14話『徳政令の行方』  2017/4/9放送)
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直虎(柴咲コウ)が徳政令の約束を破ったことに腹を立てた甚兵衛(山本学)ら農民たちは、蜂前神社の禰宜(ねぎ=ダンカン)を通して今川に徳政令の発布を直訴する。直虎の政策に家臣たちが異を唱える中、政次(高橋一生)は徳政令の発布を命じる今川の書状を読み上げる。だが、直虎は驚くべき策で、これをはねのける。徳政令を無効にされた甚兵衛たちは、ついに最終手段に打って出る。

第14話の”KEY”
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直虎VS政次 井伊谷の心をつかむのは!?
「徳政令」の発布をめぐり、揺れに揺れる井伊谷。城主である直虎を飛び越え、百姓たちが今川に直訴するという展開には、さすがの南渓和尚(小林薫)も想像だにしなかった?城主になって早々のピンチ!虎松(寺田心)の後見にふさわしい人物として井伊谷が認めるのは、直虎か。はたまた政次か…。

蜂前神社の禰宜
禰宜とは、神社の長である宮司を補佐する神職のこと。
瀬戸村と祝田村の百姓たちが、蜂前神社の禰宜を頼りに集まるのだが、この頼られる禰宜を演じるのがダンカンさん。
どんなふうに神に仕える役どころを演じてくれるのか、こうご期待!
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【2017年4月10日更新】
■ あらすじ(第15話『おんな城主 対おんな大名』  2017/4/16放送)
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直虎(柴咲コウ)が今川の下知に背いて徳政令をはねのけたことに怒った寿桂尼(浅丘ルリ子)は、政次(高橋一生)を呼びつけ、直虎に駿府へ申し開きに来るよう命じる。以前、同じように駿府へ呼び出され、道中で惨殺された直親(三浦春馬)の記憶が家臣一同によみがえる。政次は直虎に、虎松(寺田心)の後見を降りるよう勧める。だが、直虎はそれを拒み、駿府へ向かうことを決意する

第15話の”KEY”
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傑山と昊天
今川の下知に背いたとし、駿府に呼び出された直虎の護衛に選ばれたのが龍潭寺の僧侶たち。
直虎を幼いころから見守ってきた傑山(市原隼人)と昊天(小松和重)も同行する。
常に周囲を見張る武術の達人傑山、母のように直虎の恐怖心に寄り添う昊天。
直虎を知る2人だからこその護衛に注目。

寿桂尼VS直虎
今川から呼び出され駿府に向かう直虎。
惣領の娘や次郎法師としてではなく、おんな城主・直虎として寿桂尼と対峙する。
「おんな大名」の異名を持ち、国を治めるための法令集「かな目録」をも作った寿桂尼に、新米城主・直虎はどんな策を見せるのか…。お見逃しなく!
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【2017年4月18日更新】
■ あらすじ(第16話『綿毛の案』  2017/4/23放送)
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直虎(柴咲コウ)は駿府から無事帰還した。瀬戸方久(ムロツヨシ)は、井伊家の財政を立て直すための新たな産業として「木綿」の栽培を持ち掛ける。乗り気になった直虎は甚兵衛(山本学)に相談するが、井伊領内は深刻な人手不足で、木綿作りを担う人材がいないことが分かる。人手を探して村々を回る直虎はある日、水浴びをする若い男性(柳楽優弥)と運命的な出会いを果たす。

第16話の”KEY”
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人材確保!
耕し手のいない荒地を再び耕せるようにした者には、その土地を与え、実りが出て三年は年貢をとらない。
そんな「三年荒野」の策を立てた方久から、さらに井伊の財政を安定させる “綿の実”の栽培を持ちかけられる直虎。
しかし“人手不足”という難題が立ちはだかる、解決策を求めてまたもや自ら行動に移るが…。

直之と六左衛門
直虎が城主になることを反対していた家臣、直之と六左衛門(田中美央)。
武道に優れた気の短い直之に対し、情にもろく気が長い六左衛門と対照的な2人。殿としては明らかに型破りな直虎に呆れる直之、振り回される六左衛門。二人の“ツッコミ”と“ぼけ”ぶりもぜひお楽しみに!
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【2017年4月26日更新】
■ あらすじ(第17話『消された種子島』  2017/4/30放送)
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中野直之(矢本悠馬)は「種子島」と呼ばれる武器を取り寄せ、直虎(柴咲コウ)の前で実演する。その威力に驚いた直虎は、種子島を鍛冶の村・井平で生産しようと考える。その頃、龍潭寺で手習いを始めていた虎松(寺田心)は、家臣の息子たちと「五目並べ」に興じていた。周りの子どもたちが気を使って手加減していることを知った直虎は、激怒する。周りが手加減をしなくなり、負けが続いた虎松は、ショックで寺に来なくなってしまう。

第17話の”KEY”
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虎松
井伊家当主であった直親の息子。
人見知りで、母・しのや新野3姉妹(あやめ/光浦靖子・桔梗/吉倉あおい・桜/真凛)たちの後ろに隠れがち。
チョット気弱な虎松がどのように成長していくのか?

旅の男
人手探しで村々をまわっていたときに出会った、水浴びをする男と再会!
男は、虎松のことで悩む直虎に、あるアイデアを伝える。この男、いったい何者?!
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【2017年5月2日更新】
■ あらすじ(第18話『あるいは裏切りと言う名の鶴』  2017/5/7放送)
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直虎(柴咲コウ)がひそかに造らせていた「種子島」を奪った政次(高橋一生)は、今川への謀反の疑いを直虎に掛け、虎松(寺田心)の後見を降りるよう迫る。観念した直虎は、後見を譲ることを約束し、政次と共に駿府へ向かう。だが、方久(ムロツヨシ)は駿府の今川館へ先回りし、今川氏真(尾上松也)に「種子島」を売りつけることに成功する。

第18話の”KEY”
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商人の知恵に救われる?!
密かに井平(いだいら)で「種子島」を作らせていたことを謀反だとする政次は、直虎に駿府の氏真のところで説明するよう求める。ついに、後見交代か…。駿府に向かう直虎、ところが目の前に銭の犬・方久が現れる。果たして方久が駿府に来た理由とは?

直虎と小野但馬守政次
「当主を継ぐような者なら皆学んでおる」と、南渓和尚から書物を渡された直虎。
読めば政次の手がわかるかもしれないと思う直虎だが、そこから見えてきたものは…。
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【2017年5月10日更新】
■ あらすじ(第19話『罪と罰』  2017/5/14放送)
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近隣の領主である近藤康用(橋本じゅん)が直虎(柴咲コウ)の元を訪れ、領内の山の木々を井伊の者に盗まれたと訴え出る。直虎は疑いを晴らすため、盗伐のあった現場に向かう。荒らされた現場を検証する直虎たちは、近藤領内だけでなく井伊領内の木々も盗まれてしまっていることに気付く。見張りをつけて山狩りをする両家は、ついに犯人を捕らえる。だが、それは以前、直虎に人集めの知恵を授けた旅の男(柳楽優弥)だった。

第19話の”KEY”
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甲相駿三国同盟
氏真(尾上松也)の妹が嫁いでいた武田義信が、父・信玄によって謀反の罪で幽閉されたという報せを受け、今川家に激震が走った。これによって「甲相駿三国同盟」の一端を担う武田とのつながりが弱まり、同盟に陰りが見えはじめる。義元(春風亭昇太)亡き後、衰退の一途をたどりつつあった今川家はさらに危機感を強めることに。

旅の男
山の木を伐採し盗んだ罪で捕らえられたのは、かつて人手を求めていた直虎に人集めのヒントを与えた旅の男(柳楽優弥)だった。虎松(寺田心)が寺に来なくなった際にも、直虎に知恵を授けたこの男は一体何者なのか?盗賊一味とはいえ、どこか憎めない男と直虎の不思議な縁に注目したい!
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【2017年5月15日更新】
■ あらすじ(第20話『第三の女』  2017/5/21放送)
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亡き直親(三浦春馬)の娘を名乗る少女・高瀬(高橋ひかる)が井伊谷にやって来た。直親の隠し子発覚にショックを隠しきれない直虎(柴咲コウ)だが、井伊家の当主として、その真偽が分かるまで高瀬を屋敷で預かることを決める。うわさを聞き付け、高瀬の元に乗り込んだしの(貫地谷しほり)の対応は意外なものだった。一方、政次(高橋一生)は、今川と武田の同盟関係に亀裂が入ったことから、高瀬は武田が井伊に送り込んだスパイなのではないかと疑う。

第20話の”KEY”
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元許嫁と元妻
衝撃的な高瀬の登場に当主として冷静に対応しようとする直虎だが、その動揺ぶりは高瀬も戸惑うほど!
一方、かつて直虎に対する嫉妬心を燃やしたしのは、周囲が予想していたものとは違った様子で高瀬に接する。
立場は違えど直親を慕った女性同士、2人がどんな反応をみせるのかにも注目したい。

高瀬
亡き直親にまさかの隠し子!?
龍潭寺に高瀬と名乗る少女が突然現れ、直虎をはじめとする井伊家の人々は驚きを隠せない。
直親の娘であれば井伊家の姫ということになるが、その真相はいかに?
調べを進めるなか、少女は武田が送り込んだ間者ではないかと政次が疑うなど、さまざまな憶測が広がる。
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【2017年5月25日更新】
■ あらすじ(第21話『ぬしの名は』  2017/5/28放送)
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 直虎(柴咲コウ)は、井伊領内で生産した綿布の商い先として、浜名湖岸の町・気賀を選んだ。気賀の商人・中村与太夫(本田博太郎)との商談を終え、市場に立ち寄った直虎は、店先に並ぶ異国の珍品に目を見張る。しかし、その隙に銭入れを盗まれる。直虎は、その犯人を町外れまで追い詰めるが、逆に捕らわれの身となる。地下牢(ろう)に閉じ込められた直虎の元に、盗賊団の頭・龍雲丸(柳楽優弥)とその一味が現れる。

第21話の”KEY”
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中村与太夫
浜名湖に面する商人の町・気賀で、直虎と方久が訪ねた中村屋。
その当主である中村与太夫を演じるのは本田博太郎さん。異国情緒あふれる気賀の商人らしい一風変わった衣装を身につけた本田さんの存在感は、町のイメージそのもの。活気あふれる町並み同様、圧倒されること間違いなし!

盗賊団
綿布の商いのために訪れた気賀の町で盗賊団の一味に捕らわれてしまう直虎。
なんとその盗賊団のかしらは、山の木々を盗んだ罪で捕らえたものの行方をくらませた男だった。
直虎の前に何度も現れるこの男はもちろん、個性派ぞろいの盗賊団の面々も気になるところ。
今後、どのように直虎と関わっていくのか、こうご期待。
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【2017年5月30日更新】
■ あらすじ(第22話『虎と龍』  2017/6/4放送)
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直虎(柴咲コウ)は材木の商いを始めるため、龍雲丸(柳楽優弥)率いる一団を井伊谷に受け入れることを決める。家臣の直之(矢本悠馬)は、龍雲丸がかつて領内の木を盗んだことを指摘し、猛反対する。直虎は、井伊家の将来のために彼らの専門技術が必要だと主張するが、その期待は裏切られる。龍雲丸の手下であるモグラ(マキタスポーツ)がばくち場を開くなどし、領民との間でトラブルが絶えなくなってしまったのだ。

第22話の”KEY”
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直虎と龍雲丸
一度目は木綿作りの人手を集めるためのヒント、二度目は虎松を寺に来させるためのアイデアを直虎に授け、三度目は木を盗んだ犯人、四度目は気賀の町で直虎を監禁した盗賊の頭として登場し、謎多き存在だった龍雲丸。相いれないはずの二人が直虎の逆転の発想によって手を組むことに。不思議な縁で結ばれた直虎と龍雲丸の今後に注目!

領民VS気賀の一団
材木伐採を請け負うため井伊谷にやってきた龍雲丸とその手下たち。
彼らの腕を買い、領内に受け入れた直虎のもくろみはうまくいくかに見えたが、領民から平穏な生活が脅かされたという訴えが相次ぐ。それぞれに疑いをかけられた手下たちは「身に覚えがない」とふんまんやるかたない様子。領内のもめ事に直虎はどう対処するのか!?
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【2017年6月9日更新】
■ あらすじ(第23話『盗賊は二度 仏を盗む』  2017/6/11放送)
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龍雲丸(柳楽優弥)たちとの、うたげの翌朝、直虎(柴咲コウ)の元に政次(高橋一生)と近藤康用(橋本じゅん)がやって来る。近藤の菩提(ぼだい)寺から本尊が盗まれたというのだ。龍雲丸たちを犯人と疑う近藤は、直虎に身柄を引き渡すよう要求する。直虎は直之(矢本悠馬)に命じ、龍雲丸たちを逃がそうと画策する。一方、南渓(小林薫)はこの件について近藤と手打ちにするため、代わりの本尊を寄進しようと直虎に持ち掛ける。

第23話の”KEY”
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消えた本尊
以前、領内の木が盗まれた際に井伊家に乗り込んできた近藤康用が、今度は菩提寺の本尊が盗まれたと再び井伊家にやってくる。井伊家が盗賊一味を罰するどころか、木の伐採を任せていることを嗅ぎつけ、追求し始めたのだ。果たして真実はいかに?

南渓和尚の知恵
領民たちと気賀の一団のいざこざが無事に治まり、平穏な日々が戻るかに見えたが、息つく暇もなく次の問題が持ち上がる。
近藤家から持ち込まれた新たな苦情に対し、直虎に「手打ちをしたほうがよい」と進言する南渓和尚。
いつも直虎に問題解決のヒントを授ける南渓和尚だが……!?
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【2017年6月15日更新】
■ あらすじ(第24話『さよならだけが人生か?』  2017/6/18放送)
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直虎(柴咲コウ)からの仕官の誘いを断った龍雲丸(柳楽優弥)。一方駿府では、今川氏真(尾上松也)が同盟を破った武田家への報復として「塩止め」を行うとともに、国衆の離反を防ぐための策として縁談を積極的におしすすめていた。直虎のもとにも、新野家の三女・桜(真凜)を今川家重臣の庵原家へ嫁がせよという命が下る。一方、岡崎では緊張の面持ちの松平家康(阿部サダヲ)が織田信長(市川海老蔵)と面会していた。

第24話の”KEY”
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塩止め
「甲相駿三国同盟」を破った武田に対し、氏真が行った「塩止め」。
武田との塩の売買を禁じるというもので、領内に海のない武田にとって大きな痛手となるはずだった。
しかし、蛇の道は蛇。銭の犬、方久(ムロツヨシ)によると「塩止め」の裏では商人たちがさまざまな動きを見せているようで…。

織田信長
戦国の三英傑の一人、織田信長が家康との対面シーンでついに登場。
後に天下統一を成し遂げる家康も震え上がるほどの威圧感を醸し出す信長を演じるのは、市川海老蔵さん。
海老蔵さんふんする信長の存在感はもちろん、阿部さん演じる家康とのコントラストも注目ポイントです!
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【2017年6月20日更新】
■ あらすじ(第25話『材木を抱いて飛べ』  2017/6/25放送)
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井伊の材木をまとめて買い取りたいという商人が見つかり、張り切る直虎(柴咲コウ)と方久(ムロツヨシ)。一方、井伊を去った龍雲丸(柳楽優弥)たち一味は気賀に戻り「龍雲党」を旗揚げする。駿府では今川氏真(尾上松也)が同盟を破った武田への対抗策として「塩止め」を行い、武田家と通じる商人の取り締まりを強化していた。そんな中、井伊家の材木の商い先である「成川屋」が三河の徳川に材木を流していることが発覚する。

第25話の”KEY”
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龍雲党
直虎からの仕官の誘いを断り井伊谷を去った龍雲丸と子分たちが、気賀で「龍雲党」の名乗り旗を掲げる。
盗賊一味から一転、流れ者を集めてよろず請負を始めたのだ。
直虎との出会いで大きく生き方を変えた龍雲丸と一党の今後に注目!

今川氏真
「塩止め」や井伊家と今川家臣の縁組など、戦乱の世を切り抜けようとする氏真が次に目を向けた策とは…。
良くも悪くも井伊家にとって大きな転機を及ぼす!?
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【2017年6月30日更新】
■ あらすじ(第26話『誰がために城がある』  2017/7/2放送)
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龍雲丸(柳楽優弥)が井伊の材木を取り返したことで、直虎(柴咲コウ)の謀反の疑いは晴れる。だが、その材木は数日後、今川の手によって気賀に運び込まれることになる。氏真(尾上松也)は商人の自治が許されてきた気賀に城を築き、家臣の大沢基胤(嶋田久作)に治めさせようとしていたのだ。この動きに激怒した龍雲丸は、築城反対派と共にかく乱作戦に出る。混乱を鎮めるため、直虎は気賀に乗り込む。

第26話の”KEY”
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材木の流れ
気賀の商人・成川屋から寺の普請用にと請われて卸した井伊の材木が三河に流れていた。
今川から謀反を疑われた直虎は、龍雲党の力を借りて木材を奪還。駿府に運び込み、今川への忠誠心を示す。
その材木が、今度は気賀に運び込まれた。どうやら城の普請に使われるようなのだが!?

気賀の町衆
かねてから直虎と商いをしていた中村屋の中村与太夫(本田博太郎)を筆頭に、伊勢屋(松尾貴史)、熊野屋(小倉一郎)、舞坂屋(春海四方)、鈴木屋(前田淳)ら気賀の町衆が勢ぞろい。
一癖も二癖もある町衆たちは、城の普請をめぐってそれぞれ思惑を異にしているようで…。
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【2017年7月7日更新】
■ あらすじ(第27話『気賀を我が手に』  2017/7/9放送)
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中村与太夫(本田博太郎)と気賀の町衆たちは井伊谷を訪れ、気賀の城には大沢氏ではなく、直虎(柴咲コウ)に入って治めてほしいと願い出る。方久(ムロツヨシ)は井伊が気賀の港を押さえることで、さらに商いの手を広げられると意気込み、まずは今川重臣の関口氏経(矢島健一)を懐柔しようと動く。そんな折、氏真(尾上松也)の元に、火急の知らせが飛び込む。武田・今川の同盟の要である武田義信が自害したというのだ。

第27話の”KEY”
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武田義信自害
武田、北条、今川が結んでいた「甲相駿三国同盟」。
今川氏真の妹の夫であった武田信玄の嫡男・義信が、父によって廃嫡、幽閉の後、自害したとの知らせが氏真の元に届く。
これにより、武田と今川のつながりは事実上断たれることに。氏真は怒り心頭に発するが…。

策士!? 瀬戸方久
カンカンカーン! またもや方久が銭の匂いを察知した。
気賀を井伊のものにしてもうけようというのだ。方久は井伊に口添えをしてもらうため、今川の重臣で井伊の目付でもある関口に銭の力で取り入ろうとする。金目の物をズラズラと並べて拝謁を願い出る方久。果たして関口の反応は?
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【2017年7月10日更新】
■ あらすじ(第28話『死の帳面』  2017/7/16放送)
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気賀の城を預かることを認められた直虎(柴咲コウ)は、方久(ムロツヨシ)に城代を任せる。危篤状態からの復活を遂げた寿桂尼(浅丘ルリ子)は甲斐の武田信玄(松平健)の元を訪れ、武田家に嫁いでいた氏真(尾上松也)の妹・鈴を駿府に返すよう要求する。寿桂尼はさらに北条氏康を味方につけ、武田への圧力を強める。北条の仲立ちによって今川と武田の争いはいったん落ち着くが、寿桂尼と氏真の間には深い亀裂が生まれる。

第28話の”KEY”
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武田信玄
今川家から正室を迎えていた嫡男・義信を自害に追い込み、今川との姻戚関係を断った武田信玄。
今川を窮地に追い込み、さらなる勢力拡大を狙う“甲斐の虎”がついに初登場!
松平健さん演じる「お茶目」な信玄公とは?寿桂尼との対面シーンをお楽しみに。

寿桂尼
今川家に尼御台(あまみだい)として君臨する寿桂尼。
死のふちをさまようほどの容態から回復するやいなや、病身を押して八面六ぴの活躍を見せる。
長きにわたり政(まつりごと)を動かしてきただけに、当主の氏真が嫉妬するほどの洞察力と行動力で今川家のために力を尽くす寿桂尼だが、命をかけたその思いは実を結ぶのか…?
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【2017年7月17日更新】
■ あらすじ(第29話『女たちの挽歌』  2017/7/23放送)
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直虎(柴咲コウ)は家康(阿部サダヲ)に書状を送り、上杉と同盟を組んで武田の今川攻めの動きを封じ込む策を進言する。いったんはこの策に乗ろうとした家康だったが、時を同じくして、武田から今川攻めの誘いが来てしまう。その頃、駿府では、寿桂尼(浅丘ルリ子)が死の床に就いていた。松下常慶(和田正人)は井伊と徳川の同盟の証しとして、しの(貫地谷しほり)を人質に出すよう要求する。

第29話の”KEY”
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寿桂尼の死
今川家の栄華を長きにわたって支えてきた寿桂尼がついにこの世を去る。
直虎にとっては、脅威であり、手本ともなる存在であった寿桂尼。
最後の対面で変わらぬ主従関係を誓ったものの、直虎に自身と似たものを感じていた寿桂尼は、その動きを読んで先手を打っており…!!

徳川家康
上杉と手を組み、武田を囲い込むことで戦をとどめることはできないか。
直虎からの思わぬ提案に動き出した家康だったが、同じころ、武田より今川攻めの話が舞い込む。
戦が避けられないものとなりつつあるなか、家康から直虎へある難題が突きつけられる。
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【2017年7月26日更新】
■ あらすじ(第30話『潰されざる者』  2017/7/30放送)
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武田との戦が避けられない情勢となった駿府では、氏真(尾上松也)が国衆を呼びつけ、戦の準備を命じていた。直虎(柴咲コウ)も、徳川との内通をひた隠しにしながらこの命令に応じる。その裏で氏真は、方久(ムロツヨシ)が気賀に新しい蔵を造ることを認める代わりに井伊家を取りつぶす手助けをするよう求める。徳川との戦に備え、要衝の地である井伊谷を今川の直轄領にしたいと考えたのだ。

第30話の”KEY”
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徳政令
かつて直虎を苦しめた徳政令。
方久の妙案や井伊の民の協力を得て、一度はその難局を乗り切ったが、あの悪夢が再び井伊家に忍び寄る。
直虎との最後の対面で井伊家を離反組と判断した寿桂尼(浅丘ルリ子)が、死の間際に氏真に託した策、それは徳政令を利用して井伊家を窮地に陥れるものだった。

瀬戸方久
無一文から豪商にのし上がり、直虎に取り立てられた方久。
持ち前の商才を遺憾なく発揮し、井伊家と良好な関係を築いてきた。
しかし、今川は井伊を取りつぶすべく、そんな方久を抱き込もうとする。
方久が選ぶのは銭か、それとも井伊家との絆か?
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【2017年8月2日更新】
■ あらすじ(第31話『虎松の首』  2017/8/6放送)
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直虎(柴咲コウ)は氏真(尾上松也)の命に従い、徳政令を受け入れることを決める。これは井伊家が取りつぶしになることを意味していた。直虎と政次(高橋一生)はいったん、今川に従うふりをし、裏で家康(阿部サダヲ)と手を組むことで井伊家復活を図るという策を取ったのだ。井伊を裏切ったふりをする政次は今川の代官として井伊の館に残ることになるが、氏真は嫡男・虎松(寺田心)の首を差し出すよう要求してくる。

第31話の”KEY”
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領地安堵(あんど)と直轄
さまざまな逆境を乗り越え、主家である今川より井伊谷を領地安堵(あんど)されていた直虎。しかし、今川を裏切る公算が高いと見抜いた寿桂尼(浅丘ルリ子)の遺志によって、再び徳政令の下知が下る。今川が狙っていたのは井伊家の取りつぶし。徳政令を利用して井伊谷を直轄地とし、領地を召し上げることだった。

小野政次
今川寄りの言動から敵と見なされ、井伊家の人々に信頼されていない政次。直虎だけはその真意に気づきひそかに通じていたが、徳政令の一件が持ち上がり2人の絆がまさに試されようとしていた。直虎と政次の奇策を知った井伊家の人々の反応は…?
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【2017年8月7日更新】
■ あらすじ(第32話『復活の火』  2017/8/13放送)
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信玄(松平健)と家康(阿部サダヲ)による今川攻めが避けられない状況になる中、政次(高橋一生)は氏真(尾上松也)の信頼を得ることに成功する。政次と裏で手を結ぶ直虎(柴咲コウ)は家康に書状を送り、徳川の遠江侵攻に協力する代わりに井伊家を復活し、家臣の列に加えてほしいと願い出る。そんな中、ついに武田による駿河侵攻が始まる。その破竹の勢いに今川国衆の寝返りが相次ぎ、氏真は絶体絶命の危機に直面する。

第32話の”KEY”
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徳川家家臣団
駿府へ攻め入る準備を進める武田。家康もまた側近である酒井忠次(みのすけ)、石川数正(中村織央)、本多忠勝(高嶋政宏)らと軍議を開いていた。家康家臣団は、いずれも世に名をはせた武将ばかり。なかでも強者として知られ、徳川四天王にも数えられる本多忠勝は今回が初登場。高嶋さん演じる存在感たっぷりの忠勝に注目!

井伊谷三人衆
今川家から井伊の目付に任じられた鈴木重時(菅原大吉)、近藤康用(橋本じゅん)、菅沼忠久(阪田マサノブ)。後に井伊谷三人衆と呼ばれることになる彼らは、その役目に従い井伊家の動向に目を光らせてきた。武田が今川に襲いかかろうとしている時局を彼らはどう読み、どう動くのか、井伊家の命運を左右するその動向から目が離せない。
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井伊谷三人衆とは?
永禄11年(1568年)末に徳川家康が遠州攻めを行った際に今川氏真から徳川方へ離反した近藤康用、菅沼忠久、鈴木重時の3人のことをいう。

遠州浜名湖の沿岸部を有する領主たちは、今川氏への忠誠心が比較的強かったため、家康は遠江侵攻の障害となることを危惧していた。そこで事前に、東三河の菅沼定盈を使って懐柔工作に動いた。定盈は、同族のよしみで菅沼忠久に接触。忠久が縁戚の鈴木重時を抱き込み、近藤康用まで取り込んだ。

これにより家康は、強固な浜名湖西岸部よりも防備の弱まった井伊谷から三河主力軍を進めて、曳馬城の年内陥落という早期制圧にこぎつけたのである。

この3人は家康の命を受けて、後に徳川四天王の一人である井伊直政の配下に付けられた。だが、いずれも後に井伊家を離れている。

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☑井伊家三人衆の人物像
直親亡き後、今川氏真から虎松の後見を命じられ井伊谷に戻ってきた政次。彼が伴ってきたのが、今川家が井伊家の目付に任じた鈴木重時、近藤康用、菅沼忠久だった。後に井伊谷三人衆と呼ばれる彼らは井伊谷の近隣の領主たちだが、今川家を取り巻く情勢が目まぐるしく変化するなか、彼らも生き残りをかけて厳しい選択を迫られる。

すずき しげとき
鈴木重時(菅原大吉)
享禄元年(1528年)− 永禄12年2月5(1569年2月20日)
戦国時代の武将。
三河鈴木氏酒呑系、鈴木重勝の子。
鈴木重好の父。
通称、三郎大夫。
正室は奥山朝利の娘。

┣遠江と三河の境、山吉田を拠点とする国衆で、今川家から井伊家の目付に任じられる。
┣井伊直親の母は鈴木の出で、井伊家と縁戚関係があるせいか、他の二人よりは井伊家にもやや同情的。
┣後に井伊谷三人衆と呼ばれ、井伊谷の行く末に大きな影響を及ぼす。

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■生涯
永禄3年(1560年)、桶狭間の戦いに父と今川側で参戦する。

永禄11年(1568年)、遠州への侵攻を画策する徳川家康に加担した娘婿・菅沼忠久から今川離反の誘いを受け、承諾。これに近藤康用も加わった3人が井伊谷三人衆と呼ばれる事となる。

その家康による遠州制圧戦は同11年末から行われ、徳川軍は遠州で越年。曳馬城攻略を最優先としていたため、浜名湖沿岸の諸城攻略が後回しとなっていた。同12年(1569年)、家康の下命を受けて堀江城を攻めた。だが、守将・大沢基胤率いる城兵は意気盛んで、なかなか抜けない。そればかりか、城方による反撃を許し、手痛い損害を少なからず受けた。この時、近藤康用の子登助(近藤秀用)と競い城門にたどり着いた三郎大夫重時は、城方の攻撃を受けて命を落とした。一説に42歳と伝える。戒名は、法福院殿清輝順光大禅定門。子の重好は、井伊直政に付けられた。

Arika注目1h【共存派】ただ穏やかに領土を守れたら…!?
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永禄11年(1568年)、遠州への侵攻を画策する徳川家康に加担した娘婿・菅沼忠久から今川離反の誘いを受け、承諾。これに近藤康用も加わった3人が『井伊谷三人衆』と呼ばれる事となるのだが、各々の縄張りを小さいながらも守っている小国のなかで、一旗揚げようとしたり、近隣と仲良くしたり、あるいは大きな勢力が近づいてくると、そこに付いていこうかなどとみんなで相談し合う。

鈴木重時については、調べてみてもそうそう出てくるわけじゃないけれど、小さなところの親分的な人で、だからといって先頭を切って近隣の領地を自分のものにしようとしているわけではなく、どちらかと言えば、ただ穏やかに領土を守れたらそれでいいという、みんなと仲良くやっていこうという和を詠むタイプ。我を張る人たちが多い中で我も張らず、「まあ、まあ」とか言いながら上手く立ち回る派(笑)で、武闘派の近藤康用とは、ある意味、真逆です。近藤のことは、”あの人やるじゃない”、”やり過ぎみたいだけど少し乗っていこうか”という感じ。そうしながら和を保っていかないと、大きな勢力に潰されちゃう。周りを見ながら、「どうします?やります?」なんて、きっと三人でけん制しながら「いくなら、いくよ」みたいな感じだったんじゃないでしょうか。
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こんどう やすもち
近藤康用(橋本じゅん)
永正16年(1517年) - 天正16年3月12日(1588年4月7日)
戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。
近藤忠用の子。
通称、勘助、平右衛門、石見守。
はじめは信用。
全功と号した。
室は黒田久綱の娘、また鈴木六郎三郎の娘を娶る。
弟妹に小林重次室、竹田法印定宜室、学禅(富賀寺住職)。
子に秀用、用豊、用成、用忠、用政、中野三信(井伊掃部頭家臣)の妻、用勝(徳川頼宣家臣)、中川忠重の妻。

┣遠江と三河の境、宇利を拠点とする国衆で、今川家から井伊家の目付に任じられる。
┣直虎の治世に厳しい目を注ぎ、井伊谷の行く末に大きな影響を及ぼす3人の中では、直虎が城主となることに最も否定的。

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■経歴
永正16年(1517年)、近藤忠用の子として誕生。

父と共に今川氏に従っていたため、知行221貫文を安堵されていた。今川氏の領国支配力に不安が見え始めた桶狭間の戦い以降も、同僚の鈴木重勝に同調、今川氏の傘下でいることを継続した。やがて、三河国の徳川家康が遠江国を窺うようになると、その懐柔工作によって今川氏を離反。永禄11年(1568年)末からの家康による遠州攻め入りでは、子の秀用を従軍させていた。老齢であるうえ、長年の戦働きによる負傷で歩行困難となっていた理由も重なっていたのである。

天正16年(1588年)、閉居先の井伊谷で死去。72歳と伝わる。

Arika注目1h【武闘派】ちょっと野性的で一本気な人物像!?
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自分のなかの正義があり、そこだけは曲げられない一本気な性格。ずっと子孫が生き残っていったという点から考えると、政治に関しては「こっちが得策だ」と肌で感じて行動したキャラクター。小さいながらも一国一城の主なので、親族はもちろん、領地や家来に対する思いが、外への反発の力になっている。
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すがぬま ただひさ
管沼忠久(版田マサノブ)
生年不詳 − 天正10年(1582年)
戦国時代の武将。菅沼元景の子。都田菅沼氏3代目。通称、次郎右衛門尉。正室は鈴木重時の長女。菅沼忠道は長男。

┣今川家から井伊家の目付に任じられるが、一族の菅沼定盈が徳川家康に仕えていたことから、後に徳川に仕えるにあたり井伊谷三人衆と呼ばれる3人の決断を大きく左右する。

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奥三河に版図を拡げる菅沼一族の中で唯一、遠江引佐郡都田に地盤を持っていた。
当初は、菅沼氏との連携を大事にしていたようだが、より身近な井伊谷に居を構える井伊氏の被官になったと見られている。

永禄11年(1568年)、遠江への侵攻を画策する徳川家康に加担する同族の野田菅沼定盈から今川離反の誘いを受けると、承諾。忠久が、さらに鈴木重時や近藤康用も誘った。後にこの3人が井伊谷三人衆と呼ばれた。

同年12月から行われた家康による遠江攻め入りでは、越年後の堀江城攻撃に参戦した。

後年は、井伊直政に付けられたといわれる。ただ、天正10年(1582年)死去とあり、直政への貢献度は少なかったと考えられている。遺骸は遠州の龍潭寺に葬られたという。子の忠道が次郎右衛門尉の通称ともども家督を継ぐと、直政の配下として関ヶ原の戦いなどで功を挙げている。

忠久の弟の子・作左衛門重吉は、定盈の子・菅沼定仍に仕えたという。

Arika注目1h【理論派】冷静に物事を見ている理論派の頭のいい人物像!?
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頭の良い人で“武闘派”か“理論派”かといえば理論派だとうかがえる。今川から目付という形で送り込まれた井伊谷三人衆ですが、菅沼は井伊家に対して近藤康用ほどチェックが厳しいわけではなく、あまり声高にものを言ったりもしない。それでいて、けっこう見立てが正確なところもあり、そこがカッコいい。直虎のやっていることも冷静に見て分析しているよう。

直虎は“おんな城主”といっても戦国大名とは違い、領地を治め領民を守る立場であると同時に、その上に主家となるボスをいただいている存在。いってみれば中間管理職で、それは井伊谷三人衆も同じ。領地拡大に動く戦国大名を描いた作品はあったけれど、こんなふうに支配され彼らに振り回されている側の視点というのは新鮮である。

被支配者側に戦国時代の国盗りはどう映っていたのか、どう生き抜いていくのか。理屈が通用しないときは通用しない、理詰めで説明しても機嫌を損ねたら終わりというのは辛いですよね。きちんと整合性のあることをやっているから生きていけるというわけでもない。その理不尽さというのが一番怖いところで、それは戦国に限った話ではないかもしれません。
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【2017年8月15日更新】
■ あらすじ(第33話『嫌われ政次の一生』  2017/8/20放送)
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徳川と内通していた直虎(柴咲コウ)と政次(高橋一生)は、約束通り徳川勢の井伊谷への進軍を受け入れようとする。だが、その軍勢に向かって突然、矢が放たれる。徳川の先導役を務めていた近藤(橋本じゅん)のわなだった。徳川勢に弓を引いた罪を政次に押し付け、井伊谷をわが物にしようとたくらんだのだ。政次の潔白を主張する直虎は、牢(ろう)に閉じ込められるが、そこに現れたのは他でもない徳川家康(阿部サダヲ)だった。

第33話の”KEY”
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今川の犬
今川方として武田攻めに加勢すると見せかけ、密かに徳川と結んでいた井伊家。手はず通り徳川軍は井伊谷城に入るべく進軍してくるが、近藤の思わぬ罠に直虎と政次は窮地に立たされることに。これまで“今川の犬”として周囲を謀ってきた政次の真意が疑われるなか、愛するものを守るために選んだ道は…。

徳川家康
正室である瀬名(菜々緒)が井伊家の血を引くことから、直虎との内通を受け入れた家康。徳川軍が井伊谷城に入り、家康はその才覚に一目置く直虎とついに相まみえることに。しかし、対面は思い描いていたのとは大きく異なるものに…。井伊家と直虎の今後を大きく揺るがすことになる2人の対面シーン。家康がとった思いがけない行動とは?
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究極の忠義か? 積年の野望か?
小野家の軌跡

先代である政直の時代から、井伊家にとって獅子身中の虫とされてきた小野家の人々。
政次が当主となってからも、疑念はますます膨らむばかり。直虎だけが政次とひそかに通じていますが…。
小野家の人々が関わった主な出来事と、吹越満さん、井上芳雄さん、高橋一生さんのコメントから小野家の軌跡をひもといていきます。

小野和泉守政直の時代
今川家による井伊直満の粛清に関与!?直満の謀反を利用し、今川の目付に。
嫡男・鶴丸とおとわの縁談を直盛に持ちかける。

政次に奥山家から妻を迎え、生まれた子を井伊家の後継にと画策。

死の間際まで井伊家乗っ取りを

企んでいるかに見えたが…。

政直…吹越 満
たとえ孤立しても井伊のために信念に基づいて行動しているようにも、ただ自分の野望のために動いているようにも見えた人物。亡くなる直前の5回で彼の本音が少し見えたのですが、その心中は複雑だと思いました。自分は井伊家の人々から忌み嫌われているけれど、息子たちはそんな風に思われないように守ってやろうという意識もあって…。最後のシーンで政次に「お前は必ずわしと同じ道をたどるぞ」と言った後、その予言を否定する政次に「お前はめでたいやつじゃのう…」とつぶやきます。このとき、政直の心の内は“自分と同じ道をたどるなよ”という思いだったのかもしれません。政次の反発をあおって自分とは違う道を歩ませるように、あえてそんな言葉をかけたのかなとも考えられますね。
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小野但馬守政次・玄蕃兄弟
亀之丞の帰参によって政次と奥山家の婚儀が白紙に。

政次、直親とともに今川の検地を乗りきる。

当主・直盛のはからいで玄蕃が奥山家よりなつをめとり、井伊家の親族に。

玄蕃、桶狭間の戦いで討ち死に。

政次、襲ってきた奥山朝利を刺殺。

小野玄蕃…井上芳雄
父の政直がくせ者だったので、息子たちにはけっこう葛藤があったでしょうね。玄蕃と政次は兄弟ですから、小野家の人間として周囲から冷たくされる苦しみをともに味わっていたと思います。現代ならば、お父さんみたいになりたくないから、この仕事には就かないなんて言えるのかもしれませんが…、そうもいきませんよね。

若いころの政次は家を守らなければいけない立場と、父のようになりたくないという思いのはざまに立たされているようなところがありました。玄蕃は次男なので背負っているものは兄ほどではなく、単純に父とはちょっと違う生き方をしたいと思っていたのではないでしょうか。だからこそ見える景色や言える意見もあって、そこが政次にプラスに働いていたと感じました。
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小野但馬守政次の時代
政次、直親に嫡男・虎松誕生の祝いとして直満の領地を返上。

徳川との内通が露見し、直親が粛正される。

自らを虎松の後見と定めた下知を携え、三人の目付とともに帰参。

直虎が城主に。政次は家老として仕えることに。

徳政令発布の下知に背いた直虎に同道し駿府へ。
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直虎政次
井伊家のため、あえて敵のようにふるまってきたことを直虎に見透かされる。

井伊に謀反の疑い。直虎を伴い駿府に申し開きに行く。

今川家の衰退を見越し、徳川と通じることを決める。

今川より再び徳政令の下知が下る

井伊谷は今川の直轄地に。直虎は安堵(あんど)を失う。

小野但馬守政次が城代になる。

徳川のもとで井伊家を再興しようとするが…

政次…高橋一生
ドラマの進行にあわせて父の政直を演じた吹越満さんに外見も近づけるよう、体重管理をしていました。12回以降は総髪から中ぞりになったり、衣装も父親譲りの暗い色めのものに変化したりと、より小野家のカラーが強まりました。

精神面では本音を隠して今川家と密接に関わり、直虎をはじめ井伊家の人々を欺き続ける二重生活を送っていたので、やはりキツかったです。誤解されても嫌われても、決して本心を告げない、そんな政次はいい男だと思います。

政次としては、目付として、家老としていなければいけないと思いながらも、直虎に対して城主に対する言葉づかいではなくなる瞬間があるんです。そこは脚本家である森下さんの意図をきちんとくまなければと思って演じていました。


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【2017年8月24日更新】
■ あらすじ(第34話『隠し港の龍雲丸』  2017/8/27放送)
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政次(高橋一生)を失い、放心状態の直虎(柴咲コウ)は、現実を受け入れることができず苦しんでいた。一方、家康(阿部サダヲ)の軍勢は遠江を攻め進み、氏真(尾上松也)がこもる掛川城へと迫りつつあった。これに対し、今川勢も必死の粘りを見せ、徳川軍は苦戦を強いられることとなる。戦乱の波は気賀の方久(ムロツヨシ)や龍雲丸(柳楽優弥)たちの目前にも迫っていた。


第34話の”KEY”
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龍雲党の選択
破竹の勢いで掛川城に向かって攻め進む徳川勢だが、今川勢も粘りを見せ戦線は膠着。浜名湖畔では今川方の大沢元胤(嶋田久作)の軍勢が次々と徳川軍を襲い、ついに気賀の街にも押し入ってくる。戦にはいっさい関わりたくないと言っていた龍雲丸は……。龍雲丸の決断の時が迫る。

直虎の心
政次の最期を直虎はどのように受け止めているのだろうか。南渓和尚をはじめ、傑山(市原隼人)や昊天(小松和重)も、ただ見守るばかりだ。そんな直虎が現実を受け入れるきっかけとなる出来事、それはある人物によってもたらされる!
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いつの日か、再び…
小野但馬守政次、辞世の歌

井伊のためにすべてを背負い散った小野政次が残した辞世の歌をご紹介します。

碁の手合わせを通して直虎と政次が共有した時間、「もうじき陽の光の下で打てるようになるの」と言った直虎にほほえみを返した政次……。しかし、二人が待ち望んだ井伊の未来、希望は予期せぬ企みによってむなしく打ち砕かれ、政次は井伊を守る手段として自らが犠牲になる道を選びました。辞世の歌を読んだ昊天は「良い歌ではないですか。あの世でゆるりと待っておるゆえ、案ずるなと」と言い、傑山は「鶴らしい」とつぶやきました。政次の深い思いと、直虎との強い絆を感じることのできる歌になりました。

白黒をつけむと 君を ひとり待つ 天つたふ日ぞ 楽しからずや (政次)
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〔コラム〕小野家代々の墓
龍潭寺に行くと、小野家代々の墓は直虎と同じところに建てられています。もうそれだけで小野家が心底嫌われていたわけではなかったことが一目瞭然なんです。歴史は出来事の切り取りでしかないし、どうしても勝者が英雄化されるので、そういう観点から小野家が嫌われていたという史実が残ることになったのでしょう。でも井伊谷という小さなコミュニティーのなかで、あんな形でお墓があり、塚が点在し、神社として祭られていることからも、政次は“政(まつりごと)”をしっかりやった人間だったんだということが分かります。
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【2017年8月29日更新】
■ あらすじ(第35話『蘇えりし者』  2017/9/3放送)
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家康(阿部サダヲ)は気賀の堀川城を攻略するにあたり、まずは城内に捕らえられた民を逃がすことを方久(ムロツヨシ)に約束していた。だが、徳川家臣の酒井忠次(みのすけ)はこの約束を破り、気賀の民を惨殺してしまう。知らせを受けた直虎(柴咲コウ)は気賀に駆け付けるが、そこには瀕死(ひんし)の状態の龍雲丸(柳楽優弥)の姿があった。高熱にうなされ、生死の境をさまよう龍雲丸に、直虎は懸命の治療を施す直虎だったが…。


第35話の”KEY”
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鈴木重好
井伊谷三人衆のひとり、鈴木重時(菅原大吉)。その一子、重好(下川恭平)が突然、直虎のもとを訪れる。父は大沢攻めに参陣し、他界したと話す重好。政次(高橋一生)の一件で鈴木家に遺恨を残す直虎に、無理を承知で頼みたいこととは…?

徳川家康
堀川城攻略のため罪のない気賀の民まで惨殺したことに心を痛める家康。家臣の本多忠勝(髙嶋政宏)は後顧の憂いなく掛川を攻められると話し、酒井忠次は次なる標的は氏真(尾上松也)と意気込む。そんななか浮かない顔の家康はひそかに常慶を呼び、ある計画を進める。
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【2017年9月5日更新】
■ あらすじ(第36話『井伊家の最後の日』  2017/9/10放送)
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家康(阿部サダヲ)と氏真(尾上松也)の間に和睦が成立し、遠江一帯の混乱がいったん落ち着きを見せる中、直虎(柴咲コウ)は井伊家の再興に向けて動きだすべきか悩んでいた。家を再興することが家臣たちを再び戦に駆り出し、新たな悲劇を生んでしまうと考えたのだ。そんな折、松下常慶(和田正人)が直虎の元を訪れ、井伊家嫡男の虎松(寺田心)を松下家の養子として迎えたいと願い出る。井伊家の再興をあきらめきれない虎松は、これに猛反発するが…

第36話の”KEY”
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井伊家の家督
事実上、徳川への人質として松下家の当主・源太郎(古舘寛治)に嫁いだしの(貫地谷しほり)。松下には跡継ぎがなかったため、源太郎の弟である常慶が虎松を松下家の養子にしたいと直虎に頼みにやってくる。虎松を他家に出すことは、跡を継ぐべき男子の絶える井伊にとっても死活問題。お家の再興を目指していた直虎の判断は果たして…?

於大の方
徳川家康の生母・於大の方(栗原小巻)が初登場。嫁姑の確執か、今川の血を引く瀬名(菜々緒)にはあまり好印象を抱いていない様子なのだが…。“この役を演じるのは二度目”という栗原小巻さんふんする於大の方の、慈愛に満ちた存在感はさすが後の天下人の母! 於大の方と瀬名、今後の関係にも注目したい。
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【2017年9月10日更新】
■ あらすじ(第37話『武田が来りて火を放つ』  2017/9/17放送)
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元亀3年(1572)秋、井伊谷は近藤康用(橋本じゅん)の治世のもと、平穏な日々を取り戻していた。還俗し一農婦として生きていく道を選んだ直虎(柴咲コウ)は、龍雲丸(柳楽優弥)とともに新しい生活を送っていた。また方久(ムロツヨシ)はあやめ(光浦靖子)の刺繍の腕にほれこみ、ある提案をする。そんな折、堺で新たな商売を始めた中村屋(本田博太郎)から龍雲丸に誘いの便りが届く。龍雲丸は直虎に一緒に堺に行ってほしいと告げるが、時を同じくして武田の大軍が遠江への侵攻を始め、井伊谷は危機にさらされる。

第37話の”KEY”
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武田の動き
ひそかに今川と和睦し、遠江を手にした家康(阿部サダヲ)に武田信玄(松平健)は怒り心頭。しかし刻々と情勢は変化し、今度は北条氏康(鶴田忍)の死後、北条と武田が和睦。そして、武田信玄は、突如織田領と徳川領に侵入し一気かせいに西への進撃を続ける。その魔の手は井伊谷にも迫り、近藤は戦支度を始めるが・・・。

高瀬
井伊家の姫であることを隠し、弥吉の孫として近藤家に仕えることとなった高瀬(髙橋ひかる)。井伊家なき後も井伊谷で穏やかな日々を送っていた高瀬のもとに、思いがけない人物がやってくる。果たして、その人物がやってきた目的とは・・・? 高瀬の真実が明かされる!?
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【2017年9月20日更新】
■ あらすじ(第38話『井伊を共に去りぬ』  2017/9/24放送)
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武田軍相手にあくまで戦う姿勢を崩さない近藤(橋本じゅん)に対し、直虎(柴咲コウ)は兵力となる農民たちを逃がし、無力化することで武田への帰順を迫る。だが、近藤は城に火を放ち、抵抗する。怒った武田軍も里の家々に火を放ち、井伊谷は焦土と化してしまう。それから2年の月日が流れ、龍潭寺で直親の十三回忌法要が執り行われる。そこには、成長した虎松(菅田将暉)の姿があった。

第38話の”KEY”
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南渓と武田信玄
井伊谷を守るため一計を案じた南渓が、自ら武田の陣へ赴き信玄と対面。単身乗り込んだ南渓に老練さを見て取った信玄は、酒を酌み交わしながらくだけた様子を見せ、駆け引きを楽しむ。隠し里を守る直虎に代わり、井伊家の代表として交渉を進める南渓と“甲斐の虎”信玄との会談シーンは必見。ぜひお見逃しなく!

龍雲丸
還俗して一農婦となった直虎と暮らし始めた龍雲丸(柳楽優弥)。中村屋(本田博太郎)からの誘いで堺に行くことを決めたが、井伊谷に危機が迫ったことで井伊の民とともに一時避難。何よりも井伊谷を守ることを優先してきた直虎の心情を思う龍雲丸の決断だった。焦土と化した井伊谷で龍雲丸は・・・?
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【2017年9月26日更新】
■ あらすじ(第39話『虎松の野望』  2017/10/1放送)
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龍潭寺で直親(三浦春馬)の十三回忌法要が執り行われ、直虎(柴咲コウ)は虎松(菅田将暉)と6年ぶりの再会を果たす。しの(貫地谷しほり)は虎松を松下の嫡男として徳川家に仕官させたいとの意向を伝える。しかし虎松は亥之助(井之脇海)とともに井伊の豊かな里を見てまわり、直虎の領主としての手腕に感嘆するとともに、秘かに井伊家の再興を決心する。そしてついに虎松が家康(阿部サダヲ)にお目見えする日がやって来る。

第39話の”KEY”
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虎松
ついに登場した菅田将暉さん演じる虎松。まだ元服前とあって前髪姿が幼さを感じさせるものの、すでに直虎の背丈も追い越し立派な若武者に成長していた。佇まいは父・直親ゆずり、物言いからは一筋縄ではいかぬ大物ぶりを予感させるが・・・。果たして虎松は井伊にどんな変化をもたらしていくのか、お楽しみに。

亥之助、高瀬、直久
虎松の成長とともに、亥之助、高瀬(朝倉あき)、直久(冨田佳輔)も大人になった姿で登場。久しぶりに井伊谷を訪れた虎松と亥之助を高瀬と直久が迎え、再会を喜ぶ。子ども時代の彼らをほうふつとさせながら、それぞれの成長を感じさせる新たなキャスティングにも注目!
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【2017年10月2日更新】
■ あらすじ(第40話『天正の草履番』  2017/10/8放送)
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虎松(菅田将暉)は家康(阿部サダヲ)から「万千代」という名を与えられるが、井伊の家名を再び立てる代わりに草履番の役目を申し付けられる。虎松が松下の名を捨てたことに驚いたしの(貫地谷しほり)は、裏で根回しをした南渓(小林薫)の元を訪れ、怒りをぶつける。直虎(柴咲コウ)も井伊家の再興は望んでおらず、虎松を説得するため浜松へ向かう。一方、虎松は慣れない草履番の仕事に悪戦苦闘していたが…

第40話の”KEY”
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直虎と万千代
積年の夢だった井伊家再興の夢をかなえるべく第一歩を踏み出した万千代。しかし、周囲はそんな万千代の行動に困惑するばかり。直虎もまた再興を望まないことから、何とかその考えを変えようとついに直談判を決意し、万千代に会うため浜松城を訪れる!!直虎と万千代、初の直接対決のゆくえはいかに・・・。

松下源太郎
常慶(和田正人)の兄でしのの夫、虎松の養父である松下源太郎(古舘寬治)。我が子のように育ててきた虎松が井伊の家名を再び立て井伊を名乗って家康に仕えることを知り、落胆のあまり気を失うほど。跡取りにと考えていた虎松に裏切られる形となった源太郎だが、親としての心のうちは?
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【2017年10月12日更新】
■ あらすじ(第41話『この玄関の片隅で』  2017/10/15放送)
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小姓になるための条件として草履番の後釜を育てることになった万千代(菅田将暉)と万福(井之脇海)。そこにやってきたのはノブ(六角精児)という謎の中年男だった。一方、直虎(柴咲コウ)は松下家から帰還した六左衛門(田中美央)を近藤(橋本じゅん)の家臣とするため尽力していた。そんな中、武田軍の遠江侵攻が始まる。家康(阿部サダヲ)が戦支度のため大量の材木を必要としているという情報を聞きつけた万千代は、初陣を飾るため材木の切り出しを井伊に要請するが・・・。

第41話の”KEY”
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武田勝頼
甲斐の虎と恐れられた信玄(松平健)がこの世を去り、勝頼(奥野瑛太)が跡を継いだ武田家。勝頼は父の遺志を継いで攻め上り、ふたたび三河、遠江への侵略の手を伸ばす。その猛攻に織田と手を結ぶ徳川方はふたたび苦戦を強いられることに。やがて雌雄を決する長篠の戦いへと向かっていく。

ノブ
後釜を育てれば草履番から小姓に上がれる!千載一遇のチャンスに奮い立つ万千代と万福。しかし、そこにやってきたのは想像よりも年かさの、見るからに愚鈍そうな男だった。「ノブ」と名乗るその男の正体は?六角精児さん演じるノブの動向に注目したい。
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【2017年10月20日更新】
■ あらすじ(第42話『長篠に立てる柵』  2017/10/22放送)
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家康(阿部サダヲ)は、ついに武田との決戦地・長篠へと出陣する。井伊から材木を調達して初手柄をつかもうとした万千代(菅田将暉)だったが、直虎(柴咲コウ)がその動きを阻んだため、無念の留守居を命じられることになる。長篠では、家康と合流した信長(市川海老蔵)が鉄砲を用いた奇策を披露していた。この戦に徳川勢として参戦していた直之(矢本悠馬)と六左衛門(田中美央)は不足していた材木を調達した功が認められ、信長と対面することになるが…。

第42話の”KEY”
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徳川信康
家康と瀬名(菜々緒)の間に生まれた嫡男の信康(平埜生成)。勇猛な武将であるだけではなく、跡継ぎとしても優れた素養を身につけており、家康にとっては頼もしい存在に成長していた。織田より徳姫をめとり、信長とは義理の親子という間柄となったが、優秀な娘婿に信長が抱いた思いとは・・・?

ユキロック
武芸に秀でた直之と、どこへ行っても役立たずと言われてしまう六左衛門。いまや近藤家に仕える2人が久しぶりにタッグを組んで長篠の戦いに参戦!“一度は武功というものを立ててみたい”と話していた六左だったが、信長と対面できるほどの功とは?直之と力を合わせて得た初めての手柄に注目したい。
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【2017年10月23日更新】
■ あらすじ(第43話『恩賞の彼方に』  2017/10/29放送)
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万千代(菅田将暉)は戦場に送る武具の手入れを完璧にこなしたことを家康(阿部サダヲ)に認められ、ついに小姓に上がることになる。長篠の合戦の論功行賞に手を焼いていた家康に、万千代は武功を表にして整理することを提案する。一方、井伊谷では山林の乱伐により山崩れが起こっていた。甚兵衛(山本学)から山の異変について報告を受けた直虎(柴咲コウ)は、荒れた地に植林することを近藤(橋本じゅん)に進言するが…。

第43話の”KEY”
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小姓たち
ことあるごとに万千代、万福(井之脇海)に嫌がらせをしてきた小姓たち。ついに同じ身分に上がった万千代たちの働きをあの手この手で妨害するが…。小姓頭の小五郎(タモト清嵐)をはじめ犬丸(三村和敬)、釜吉(百瀬朔)、弥七郎(長村航希)ら徳川譜代出身の小姓たちに、万千代はどう立ち向かうのかお楽しみに。

甚兵衛
かつて城主になったばかりの直虎に村の窮状を訴え、徳政令を願い出た瀬戸村の甚兵衛。以来、直虎と信頼関係を築いてきた甚兵衛が木の伐採による山の異変に気づき、直虎に報告。長年の経験から事態は急を要すると告げる。土砂どめの普請を行うことになった村人たちが不満を漏らすなか、甚兵衛は長老らしい含蓄ある言葉を発する!
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【2017年10月31日更新】
■ あらすじ(第44話『井伊谷のばら』  2017/11/5放送)
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浜松城では、家康(阿部サダヲ)の臨席の下、万千代(菅田将暉)と万福(井之脇海)の「甲冑(かっちゅう)着初め式」が執り行われていた。一方、井伊谷では祐椿尼(財前直見)に病の影が忍び寄る。母の身を案じる直虎(柴咲コウ)は周りに声を掛け、病床の祐椿尼が寂しくないよう会いに来てほしいと願い出る。家康の小姓として田中城攻めに同行することになった万千代は、家康の寝所の近くで異変を察知する。

第44話の”KEY”
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井伊谷の実り
領主だったころ、民を潤すことで井伊谷を治めたいと願った直虎。そんな直虎が推し進めた数々の産業や村の整備は、いまや万千代も驚くほど村を豊かにしている。材木や綿の栽培はもとより、昊天(小松和重)の知識を生かした薬の調合も得意とする井伊。万千代は井伊の豊かな実りを出世の足がかりとしていく!

祐椿尼
直虎が問題に直面し苦悩するたびに、その背中をそっと押してきた祐椿尼。母の病状を案じた直虎はひそかに周囲の人々に見舞いを頼み、一方の祐椿尼は変わることのない圧倒的な愛情で直虎を包み込む。互いを思いやる祐椿尼と直虎。さまざまな試練をともに越えてきた母と娘に注目したい
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【2017年11月7日更新】
■ あらすじ(第45話『魔王のいけにえ』  2017/11/12放送)
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家康(阿部サダヲ)の命を狙った間者が嫡男・徳川信康(平埜生成)の家臣だったことが判明し、信康の家臣である岡崎衆らは一斉に罰せられる。さらに、家康の側室に新たな男子が誕生し、信康とその母・瀬名(菜々緒)の立場は一層、弱くなる。焦る瀬名は直虎(柴咲コウ)に書状を出し、信康の嫡男を得るために側室の候補を探してほしいと依頼する。だがその動きは、信康の正室・徳姫の父にあたる信長(市川海老蔵)の知るところとなる。

第45話の”KEY”
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長丸誕生
家康の側室に男子が誕生し、長丸と名付けられた。家康の生母・於大の方(栗原小巻)は喜ぶが、岡崎城の瀬名は怒りを隠せない。使いに訪れた万千代(菅田将暉)に信康は祝辞を伝え、嫡男の立場を考えた家康は岡崎を喜ばせようと考える。互いを思いやる父子だが、長丸の誕生により徳川家の運命は大きく動き出そうとしていた。

明智光秀
織田信長の重臣・明智光秀が初登場。歴史上、大きな役割を果たすことになる光秀を演じるのは光石研さんだ。信長の使者として岡崎では信康と対面。また安土城を訪れた酒井忠次(みのすけ)に対してプレッシャーをかけるなど、さすが信長の側近といえる存在感。今後、どのような動きを見せるのか見守りたい。
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【2017年11月17日更新】
■ あらすじ(第46話『悪女について』  2017/11/19放送)
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家康(阿部サダヲ)は、武田との内通を理由に嫡男・信康(平埜生成)の首を差し出すよう信長(市川海老蔵)から要求される。信長に逆らえない家康は、信康の幽閉先を移しながら時間を稼ぐ。そして、裏では北条と結ぶことで武田を追い詰め、その代わりに信康の助命を願い出ようと奔走する。信長がいら立ち始めた頃、瀬名(菜々緒)は武田との密通の証しである書状を残して姿を消す。直虎(柴咲コウ)は、瀬名が信康の罪を一身に引き受けようとしていることを知り、井伊谷でかくまおうとする。

第46話の”KEY”
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瀬名と直虎
優秀さゆえに織田信長より命を脅かされることとなった信康。家康はひそかに北条と結ぶことで織田と交渉しようと考え、それを知らない瀬名は自らぬれぎぬを着て、追い詰められた息子を守ろうとする。幼いころより友情を育んできた瀬名の窮地に直虎は果たしてどんな行動を起こすのか。その胸中に去来するものとは…。

石川数正
家康が今川家の人質であったころからの家臣だが、浜松城の信康と瀬名に仕えてきた石川数正(中村織央)。桶狭間の戦いのあと、瀬名が今川館で自害を申し渡された際に徳川家の使者として現れ瀬名奪還に一役買ったが、再び瀬名を助けることができるのか?
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【2017年11月日更新】
■ あらすじ(第‐話『』  2017/11/‐放送)
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【2017年11月日更新】
■ あらすじ(第‐話『』  2017/11/‐放送)
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