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2017年冬、土曜ドラマ『放送90年大河ファンタジー『精霊の守り人Ⅱ 悲しき破壊神』

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2017/03/25 (Sat)

Arikaシネマ2014b4

★1月21日スタート 

NHK総合 毎週土曜 午後9:00~午後10:00

 放送90年大河ファンタジー「 精霊の守り人Ⅱ 悲しき破壊神」

Arika注目1h女用心棒の新たな旅が始まる!
3年かけて放送される、女用心棒・バルサの活躍を描く冒険譚。シリーズ2となる近海は、バルサが異能の少女を守る旅に出る。
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■スタッフ・音楽
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原作:上橋菜穂子『神の守り人〈来訪編・帰還編〉』『蒼路の旅人』『天と地の守り人〈第一部〉』ほか(偕成社)/脚本:大森寿美男/演出:片岡敬司/制作統括:海辺潔/制作統括:加藤拓/制作統括:越智篤志

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■キャラクター紹介(キャスト)
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短槍使いの女用心棒・バルサ(綾瀬はるか)
┣カンバル王国出身の用心棒。短槍の使い手。カンバル王国出身。6歳の時、王室の陰謀に巻き込まれ、父親の親友ジグロとともに祖国を脱出。ジグロにたたき込まれた短槍を武器に用心棒をなりわいとしている。新ヨゴ国の王子チャグムの用心棒となり、帝や魔物からチャグムを守りながら旅を続け、チャグムとの間に深い信頼関係を築いた。それから4年。お尋ね者となって新ヨゴ国を追われた今はロタ王国に身を潜めている。そこで出会った異能の少女・アスラを守りながら続ける旅は、バルサにチャグムと共に過ごした日々を思い起こさせる。

新ヨゴ国の皇太子・チャグム(板垣瑞生)
┣新ヨゴ国の皇太子。4年前、精霊の卵を宿したために父の帝から命を狙われ、バルサと逃亡の旅に出た。その際、精霊の世界“ナユグ”を見る能力を身につけ、普通の人間には分からない異変を感じることができるようになる。そのため帝から更に疎まれ、サンガル王国からの救援要請をよいことに、追放されるように軍船を率いて出航する…。

バルサと幼なじみの薬草師・タンダ(東出昌大)
┣先住民ヤクーの血を引く新ヨゴ国の薬草師。バルサとは幼なじみ。幼い頃から呪術師トロガイのもとで修業に励み、目に見えないもう一つの世界ナユグの探求に生涯をかけている。 お尋ね者になったバルサの身を案じていたが、ロタ王国ツーラムの草市でバルサと4年ぶりに再会する。アスラに宿ったものの不吉さを感じとり、アスラとチキサを助けようとするバルサを止めようとするが…。

呪術師・トロガイ(高島礼子)
┣先住民ヤクーの呪術師でタンダの師匠。バルサも深い敬意を抱いている。しわの刻まれた顔は魔女のようだが、その呪術は当代一といわれている。星読博士のシュガにも呪術を教えている。

新ヨド国
南に位置するヨコ国のトルガル帝が、民を率いて建国した。緑が豊かな国。
作中より約250年前に、海を隔てて南に位置する「ヨゴ皇国」から王位継承権争いを嫌い、海を渡って来たトルガルによって建国された移民国家。都は光扇京。最高権力者は帝(みかど)で、彼は3人の后をめとることができる。また、皇族は〈天ノ神〉の子孫と信じられており、その目には神通力が宿ると畏れられ(実際はそのような力は無い)、一般の国民が皇家の者を見ると、目がつぶれると信じられている。この国では、基本的には帝の第一子が帝位を継ぐ。また、帝位継承権は継承者が自分から放棄することはできず、継承権から逃れる方法は死ぬ(病死か事故死、またはそれに見せかけた暗殺)以外ほとんどない。この国において最も特徴的な制度が、星読博士の制度である。作中の登場人物でこれに関わるのは、星読博士のシュガと聖導師ヒビ・トナンである。帝直属の暗殺者である〈狩人〉以外の兵力は、あまり強力ではないらしく、屈強な軍という表現はされていない。建国以来戦を経験しておらず、数百年前にヨゴ皇国で著された「戦法百覧」という兵法書が現在でもそのまま重んじられている。


チャグムを疎んじる君主・帝(藤原竜也)
┣新ヨゴ国の君主でチャグムとトゥグムの父。かつて、精霊の卵を宿したチャグムに狩人を放ち、亡きものにしようとしたが失敗。魔物を退治した英雄として、民の支持を集める皇太子チャグムを疎み、弟のトゥグムを溺愛している。

チャグムとトゥグムの母・二ノ妃【にのきさき】(木村 文乃)
┣チャグムとトゥグムの母親で、海軍大提督トーサの娘。かつて、帝に命を狙われたチャグムの用心棒をバルサに依頼した。帝とチャグムの間に、いまだ深い溝があることに心を痛めている。

チャグムの弟・トゥグム(高橋 幸之介)
┣チャグムの弟で、帝と二ノ妃の息子。帝から溺愛されている。

チャグムとトゥグムの祖父。海軍大提督・トーサ(伊武 雅刀)
┣新ヨゴ国の海軍大提督。二ノ妃の父であり、チャグムの祖父。兵士の人望も厚く、チャグムと共にサンガル王国救援に向かうが…。

狩人・ジン(松田 悟志)
┣狩人で一番の腕前。チャグムを暗殺しようとした帝の命令を果たせず、一度は狩人の任を解かれたが、追跡を続け、チャグムに宿ったものを目のあたりした。その後、魔物退治はジンの手柄だとするチャグムの口添えで、再び狩人の一員となった。

狩人の頭・モン(神尾 佑)
┣帝の意を受けて暗殺や捜索などを行う部隊狩人のリーダー。帝からある命令を受け、サンガル王国へ向うチャグムに同行する…。

星ノ宮
帝を補佐する政治のトップ・聖導師(平 幹二朗)
┣星読博士の最高位で、帝を補佐して新ヨゴ国の政治をつかさどる。帝が幼い頃から教育係として仕えてきたため帝の凡庸さも知っており、チャグムが新ヨゴ国に何をもたらすのか見極めたいと思っている。シュガをチャグムの教育係に指名した。

星読博士・ガカイ(吹越 満)
┣古参の星読博士でシュガの兄弟子。かねてより聖導師の座につきたいと野心をもっており、聖導師の信頼を得ているシュガと対立する。帝が溺愛するトゥグムの教育係をつとめ、しだいにその権力を強めている。

チャグムを支える教育係・シュガ(林 遣都)
┣星読博士でチャグムの教育係。星ノ宮一の英才と言われ、聖導師からの信頼も厚い。かつてヤクーの呪術師トロガイと共に、チャグムに宿ったものの正体をつきとめた。その後、ひそかにトロガイの弟子になり呪術を学んでいる。帝の命令を受け、サンガル王国へ向うチャグムに付き従うが…。

四路街
衣装店を営む商人・マーサ(渡辺 えり)
┣新ヨゴ国とロタ王国の国境の街 四路街(しろがい)で衣装店を営む女主人。息子トウノの命の恩人であるバルサのため一肌脱ぐ。

マーサの息子・トウノ(岩崎 う大)
┣マーサの息子。店の用心棒だったバルサに命を救われた経験を持つ。独身なのがマーサの悩みの種。


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ロタ王国
新ヨゴ国の隣に位置する。民族紛争が繰り返され、内戦が絶えない。
国内から輸出できる財産が実質的に鉄鉱石などしかなく、北部の氏族は貧しい一方、南部はサンガルとの交易のため豊か、と格差が激しく、たびたび衝突が起きる。ヨーサム王が統治し、その弟イーハンが兄王を助ける。また、ロタ人のほかに、〈タルの民〉や〈川の民〉と呼ばれる少数民族が住む。ロタは騎馬民族で、強力な軍隊を持っている。モデルの明言はないが、地域間の対立や被差別民(タルの民)の存在はインドとの共通点を感じさせる。


スファルの娘・シハナ(真木よう子)
┣ロタ王国の呪術師で、王家に仕える密偵カシャルの一員。ロタを王弟イーハンのもとにまとめようと独自の動きをしており、アスラの力を利用しようと考えている。アスラの前に立ちふさがるバルサと、知力と武術のすべてを賭けて闘う。

ロタ王国の君主・ヨーサム(橋本 さとし)
┣ロタ国王。内紛の絶えない国内をまとめあげてきた。自らの死期を悟り、弟イーハンに国の未来を託そうとしている。

王弟・イーハン (ディーン・フジオカ)
┣ロタ国王・ヨーサムの弟。若い頃にアスラの母・トリーシアと恋に落ちたことがあり、タルの民を抑圧から解放したいと考えている。しかし、その考えが南部の領主の反発を招いてしまう。

南部の大領主・スーアン(品川 徹)
┣ロタ王国の南部を束ねる大領主。南の大陸を支配するタルシュ帝国と手を結び、ロタ王国の開港を画策する。

呪術師・スファル (柄本明)
┣カシャルの頭領でシハナの父親。タルの民を監視する役目を担っており、異能の力を持ったアスラを抹殺しようとする。
シハナがアスラを利用しようとしていることを知り、カシャルとしての使命と父娘の情の間で揺れ動く。


タルの民
破壊神を召還する異能の持ち主・アスラ (鈴木梨央)
┣ロタ王国で抑圧される“タルの民”の少女。恐怖や強い怒りを感じると破壊神〈タルハマヤ〉を召喚し、周囲の者をなぎ倒し、殺りくする。その異能の力を恐れる者、あがめる者の間でアスラ争奪戦が繰り広げられ、バルサが用心棒となる。

アスラの兄・チキサ(福山 康平)
┣タルの民でアスラの兄。異能の力を持ったアスラを恐れながらも兄としての愛で守ろうと奮闘する。

処刑されたアスラの母・トリーシア(壇蜜)
┣タルの民でアスラの母。娘のアスラに異能の力があることを知り、禁を犯して神域に侵入、処刑される。


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タルシュ帝国
南方の大国。無慈悲に他国を侵略し、勢力を強めている。
帝国主義で、ヨゴ皇国を始めとする他の国々を次々と併呑し北の大陸へ迫る。サンガルは秘密裡に降伏、次に新ヨゴ、ロタ、カンバルへと食指を伸ばそうとしている。国獲りにより豊かになった国であり、服属させた国の国民に兵役を課し、これによって圧倒的な軍事力を誇る。但し、侵攻に際しては、相手国に密偵を送り込んで綿密な情報収集を図り内紛を誘発する、内通者を通じて降伏を勧告する、等の「戦わずして勝つ」手段を優先する。タルシュ人は赤銅色の肌をし、銀色の目と髪をもち、大柄である。しかし民族による差別はなく、能力次第で身分や出身国に関わらず出世する道が開かれており、枝国(従属国)出身の様々な肌の色の者が重要な官職に就いている。二人の王子、長男のハザールと次男のラウルがおり、手柄を競い、次の皇帝の座を争っている。帝都はラハーン。モデルの明言はないが、人名・地名は西アジア風、枝国出身者を公平に処遇する人事制度や侵攻の手法等にはモンゴル帝国との共通点が多い。


チャグムを追う密偵・ヒュウゴ (鈴木亮平)
┣タルシュ帝国の密偵。新ヨゴ国の祖、トルガル帝の出身ヨゴ国で生まれる。幼い頃にヨゴ国がタルシュ帝国に征服され、以降、第二王子のラウルに重用され、各国に情報網を作る。

新ヨゴ国への侵略をたくらむ第二王子・ラウル(高良 健吾)
┣タルシュ帝国の第二王子。合理的かつ明晰な頭脳を駆使して他国を侵略していく。民族に関わらず優秀な人材を重用するため、部下にはヒュウゴなど属国出身者が多い。その野望は新ヨゴ国がある北の大陸に向けられている。

ラウルの腹心・クールズ(小市 慢太郎)
┣タルシュ帝国の宰相。第二王子ラウルの参謀として北の大陸への侵出に知略を巡らす。

ヒュウゴを手伝う海賊・セナ(織田 梨沙)
┣サンガルの海賊。ヒュウゴの情報網の一員。サンガル救援に向かったチャグムを捕らえるが、その毅然とした姿に好意を抱く。


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カンバル王国
新ヨゴ皇国の北、青霧山脈を越えていった向こうにある国。
国土の大半は山地で、その地下には網の目のように洞窟が伸び、洞窟の奥には《山の王》が支配する「闇の王国」がある。十の氏族があり、それぞれを氏族長が治め、それを束ねるのがカンバル王で、王都に住む。武人集団〈カンバル王の槍〉が王を補佐する。貧しい国で、自給できる食糧は痩せた土地でも栽培できるガシャ(芋)と、カンバル・ヤギの乳くらいしかないため、唯一の財源〈ルイシャ(青光石)〉を輸出することによって近隣国から穀物を買い入れている。この宝石は《山の王》からの贈りもので、およそ二十年ごとに《山の底への扉》が開き、王と〈王の槍〉とその従者が山の底の闇へ下って持ち帰るものだが、《ルイシャ贈りの儀式》の内容は固く秘密にされており、余人が知ることはない。兵数は決して多くはないが、短槍を操る騎兵の屈強さは近隣諸国に知れ渡っている。モデルの明言はないが、独立心の強い多数の氏族から成り立つ点や標高の高い内陸という立地、痩せた土地や青い宝石を産出する点など、王制時代のアフガニスタンとの共通点が多い。


カンバル王国の君主・ログサム(中村 獅童)
┣カンバル王国の君主。兄を暗殺し、王位を奪った。その陰謀にバルサの父親を巻き込み、口を封じる。バルサを連れて逃げたジグロを許せず、執拗に追っ手を差し向けた。バルサにとっては、実父を殺し、養父の人生を台無しにした、まさに仇である。 4年前の夏至祭りで、バルサの放った手裏剣で頬に傷をおってから、新ヨゴ国に金の無心をするようになった。

バルサの養父で短槍の達人・ジグロ(吉川晃司)
┣故人。カンバル王国で王の槍と言われる精鋭部隊の最強の武人だった。バルサの父親から頼まれ、幼いバルサを連れてカンバルを脱出。追っ手として差し向けられたのは王の槍で、バルサの命を守ることは友の命を奪うことを意味した。バルサからは父と慕われている。


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サンガル王国
新ヨゴ皇国の南に位置し海に面している国。半島と多くの島からなる。
海洋国家で、貿易や漁業が盛ん。王はカルナン。国風は自由だが、王族の祖先は海賊であったため、みな計算高く利に聡い。家庭の主導権などは女性(妻)が握るのが特徴で、王家の姫たちは、他国の深窓の姫君とは違い、幼い頃から国内の主要な島々を巡って国の現状を教えられていることに加え、相当の政治的発言力と独自の情報網を持つ。モデルの明言はないが、海洋交易の要衝として繁栄したマラッカ王国などのかつて実在した海洋国家との共通点が多い。


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■概要
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綾瀬はるか主演、ファンタジー大作の新シリーズ。用心棒・バルサの冒険が再び始まる! 
上橋菜穂子の小説「精霊の守り人」シリーズを原作に、綾瀬はるか主演で実写ドラマ化したファンタジー大作の新シリーズ。用心棒のバルサ(綾瀬)と新ヨゴ国の王子・チャグム(板垣瑞生)の冒険が再び始まる。
今作では、2016年3月に放送された前シリーズで、バルサがチャグムとの旅を終えてから4年後が描かれ、新ヨゴ国の西隣にあるロタ王国に身を潜めるバルサと、新ヨゴ国で皇太子となったチャグムの物語が、より壮大なスケールで展開する。
真木よう子、板垣、鈴木梨央、ディーン・フジオカ、鈴木亮平、柄本明ら新たなキャストも加わり、さらに緻密な人間模様が繰り広げられる。次のシリーズは2017年11月放送予定。上橋菜穂子の同名小説シリズ全10巻を原作に、3年にわたり全22回で放送する予定。

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原作
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舞台となるのは、異界と人の世界が交錯する世界 ── 。

★☆★シリーズ1作目「精霊の守り人」★☆★

精霊の守り人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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短槍使いの女バルサは、青弓川に流された新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムを救う。彼はその身に、この世(サグ)と重なって存在する異世界(ナユグ)の水の精霊ニュンガ・ロ・イム〈水の守り手〉の卵を宿していた。チャグムの母、二ノ妃は、バルサにチャグムを連れて逃げるよう依頼する。新ヨゴの建国伝説では初代皇帝トルガルが水妖を退治したとされ、水妖に宿られたチャグムを、皇国の威信を守るため父帝が秘密裏に殺そうとしているのだ。同時に、チャグムは、ニュンガ・ロ・イムの卵を食らうナユグの怪物ラルンガからも命を狙われていた。チャグムを連れて宮から脱出したバルサは、卵がチャグムの体を離れる夏至まで、幼馴染の呪術師タンダやその師匠のトロガイと共にチャグムと暮らし始める。バルサもかつて幼い命を奪われかけ、父の親友で短槍の達人ジグロに助けられて故郷カンバルを離れた経験があった。そのころ星読博士のシュガは、チャグムに宿った卵の精霊がかつてトルガルが倒したとされる水妖と同じだと考え、過去の記録を調べはじめる。そこでシュガは、トルガルの伝説が歪曲されたものであるということと、本当はニュンガ・ロ・イムが雨を降らせて作物を助ける存在だということを知る


★☆★シリーズ2作目「闇の守り人」★☆★

闇の守り人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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チャグムの護衛を無事に終えたバルサは、ジグロの供養のため自らの故郷のカンバル王国に向かう。バルサが幼い頃、王の主治医であったバルサの父親は王弟ログサムにおどされて王を毒殺させられた。口封じに自分共々バルサが殺されるのを恐れた彼は、親友で100年に1人の天才と言われる短槍使いジグロにバルサをつれて逃げるように頼んだ。それ以後バルサはログサムが死ぬまでジグロと共に逃げ、短槍を習い、生き抜いてきた。その後ジグロが死に、用心棒となったバルサは、チャグムの護衛を終えて自らの過去を清算しようと思い立ったのだった。しかしカンバルに帰ってみると、ジグロは王即位の儀式に使う国宝の金の輪を盗んだ謀反人の汚名を着せられていた。黒い闇に包まれたカンバルをバルサが救う。


★☆★シリーズ3作目「夢の守り人」★☆★

夢の守り人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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バルサの幼馴染、タンダの師匠トロガイはかつて、農民の女としての、先の見えた鬱屈とした人生に絶望していた。そんな時、夢の中の美しい湖畔の宮殿で、彼女は一人の男と恋に落ち、子を産み落とした。バルサは、人攫いたちに追われていた旅の歌い手、ユグノを救う。彼は、リー〈木霊〉たちに愛された、リー・トゥ・ルエン〈木霊の想い人〉だった。一方、第一皇子の死により皇太子となっていたチャグムは憂鬱だった。タンダやバルサなどに出会い、民衆の暖かさを知ってしまった彼が宮の暮らしを喜ぶはずはなく、ましてや、一度は自分を殺めようとした帝を尊敬出来る訳もなかった。毎日不満を漏らすチャグムにシュガはつい、密かに自分が街におりてトロガイに呪術を習っていることを話してしまう。一気に懐かしさが増した彼は、その夜、夢の中で聞こえる声に惹かれ目覚めなくなってしまう。そのころ、皇子を亡くしたばかりの一ノ妃など目覚めなくなった者は他にもいた。タンダの兄の娘カヤもその一人であった。カヤを助けようと一人で呪術を行い、敵の罠にはまってしまうタンダ。肉体をすべて「花」に乗っ取られつつも、なんとか心を乗っ取られるのを防いだタンダは夢の中でチャグムを見つける。


★☆★シリーズ4作目「虚空の旅人」★☆★

虚空の旅人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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新ヨゴ皇国の皇太子チャグムは隣国のサンガル王国の〈新王即位ノ儀〉に出席するため、相談役のシュガを伴い望光の都〈サンガル・ヤシーラ〉に入る。そこでサンガルの開放的な国の様子に魅了される。だが、このサンガル王国を支配しようとするタルシュ帝国からの密使、南のヨゴ人の呪術師が〈ナユーグル・ライタの目〉となった少女の体を使い、チャグムと親しくなったサンガルの第二王子、タルサン王子に呪いをかけ、次代の王となるカルナン王子に重傷を負わせる。チャグムは呪術師の陰謀を洗い出そうとする。


★☆★シリーズ5作目「神の守り人 上 来訪編」★☆★

神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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★☆★シリーズ6作目「神の守り人 下 帰還編」

神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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秋ごとの「ヨゴの草市」に行くタンダにつきあって、ロタ王国との国境に近い宿場町を訪れたバルサは、そこで人買いに連れられた兄妹に出会う。彼らはロタでは忌み嫌われる〈タルの民〉の子供だった。偶然にもバルサたちと同じ宿に泊まった人買いたちは、目に見えぬ何者かにのどを切り裂かれて死に、兄チキサもバルサも傷を負うが、妹アスラは無傷で気絶していた。さらに宿で火事が起こり、バルサはさらわれかけたアスラを救うが、タンダとチキサはとらわれる。兄妹を追っているのは、タンダの知り合いでロタの呪術師スファルとその娘シハナだった。はるか昔、タルの民の娘が、血を好む残酷な鬼神タルハマヤを宿して〈サーダ・タルハマヤ〉となり、全ロタ人を恐怖の圧政で支配したこと、そして幾百年を経た今、その恐ろしき神が少女アスラを通り道として束の間現われたことを、スファルはタンダに語る。ゆえにアスラは消されねばならないのだと。だが〈サーダ・タルハマヤ〉の再臨を望む者たちもまた、ロタ王国に網を巡らしていた。


★☆★シリーズ7作目「蒼路の旅人」★☆★

蒼路の旅人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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タルシュ帝国の侵略を受けたサンガルは圧倒的な国力を前に秘密裏に降伏し、新ヨゴを罠にかけようと援助を要請してきた。新ヨゴの帝は罠と知りながら、チャグムの祖父にあたる海軍大提督トーサを暗に葬るため援助に差し向け、チャグムはこれに激怒し宮中で父を怒鳴りつけるという大過を犯してしまう。暗殺される運命で祖父の艦隊へ送られたチャグムは予想通りサンガルの罠に落ちるが、海士らの助けで暗殺の危機を脱し、逃走の機会を得る。だがその先にチャグムを待っていたのは、タルシュの密偵の捕囚となるという、さらに過酷な罠であった。


★☆★シリーズ8作目「天と地の守り人 第一部 ロタ王国編」★☆★

天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)/新潮社

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★☆★シリーズ9作目「天と地の守り人 第二部 カンバル王国編」★☆★

天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)/新潮社

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★☆★シリーズ10作目「天と地の守り人 第三部 新ヨゴ皇国編」★☆★

天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 (新潮文庫)/新潮社

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タルシュ帝国の脅威に対し、新ヨゴ皇国は鎖国を行っていた。密出入国の世話をしていたバルサは、山中で自らを探す狩人ジンからの使者に出会い、密書を通じて死んだとされているチャグムの生存とその目的、そしてチャグムの救助を託される。一方新ヨゴに留まっていたタンダの元にも、戦火が迫ろうとしていた。


★☆★シリーズ11作目「流れ行く者(短編集)」★☆★

流れ行く者: 守り人短編集 (新潮文庫)/新潮社

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王の奸計により父を殺された少女バルサと、暗殺者の魔の手から親友の娘バルサを救ったが故に反逆者の汚名を着ることになったジグロ。二人は故国を捨て酒場や隊商の用心棒をしながら執拗な追手をかわし流れ歩く。その時々に出会った人々もまたそれぞれに過去を持つ流れ行く者たちであった。番外編に当たる守り人短編集。全4話収録。

浮き籾
タンダ(11歳)の住む村の近くの集落で、娘が山犬に襲われた。ただ、それは単に「山犬に襲われた」のではなく、地に足の着かない暮らしぶり故に親類縁者から疎まれ、まともに弔われもしなかった、タンダの遠縁の男の祟りではないか、と村では噂された。

ラフラ〈賭事師〉
13歳のバルサは、ロタ王国の酒場で、ススット(サイコロを使う遊戯)をする老ラフラ(賭事師)のアズノと知り合う。アズノは、氏族長の重臣ターカヌと 50 年に及ぶ長いススットの勝負を続けていた。そして老いたターカヌに代わり勝負を引き継いだ孫のサロームと、公開で勝負の決着を付けることになる。

流れ行く者
ロタ王国の酒場で用心棒として働いていたジグロは、ある夜更けに突然高熱を発して寝込んだ。医術師の薬を飲んだジグロは間もなく回復したが、酒場の主人から「新しい用心棒を雇ったので今いる部屋を空けてくれ」と言われたのを機に、13歳のバルサを連れて新ヨゴへ向かうべく、護衛士として隊商に加わった。

寒のふるまい
小雪の舞うある日、タンダ少年は母親から食事の残りかす(豚や鳥の骨など)をもらって「寒のふるまい」(寒い時期に山の獣たちに食べ物を分け与えること)をしに山へ入っていった。但し、それはタンダが山へ入ったりトロガイの家を訪ねたりするための口実でもあった。



★☆★シリーズ12作目「炎路を行く者(短編集)」★☆★

炎路を行く者: 守り人作品集 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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運命に翻弄されながらも新ヨゴ国のために働こうとする皇太子チャグムを、同じく運命に翻弄されながら各々の立場から助けるバルサとヒュウゴの少年少女時代を描いた中編2編を収録。

炎路の旅人
南の大陸・ヨゴ皇国において「帝の盾」の息子として生まれたヒュウゴは、タルシュ軍に家族を皆殺しにされながらただ一人生き残り、ケンカに明け暮れる無為な日々を過ごしていた頃、酒場を訪れたタルシュ兵に狙われた男を逃がすことに成功した。男は同じくタルシュに征服されたある国の出身で、現在はタルシュ軍の密偵として働いている、という。

十五の我には
チャグムを刺客の刃から辛うじて救ったバルサは、夜中にふと目を覚まし、チャグムと同年代の頃の自分を回想していた。回想の中の未だ半人前のバルサは、湧き上がる怒りを抑えきれず、相手を侮って罠に嵌ってしまう。


★☆★『「守り人」のすべて 守り人シリーズ完全ガイド』★☆★

「守り人」のすべて 守り人シリーズ完全ガイド/偕成社

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『「守り人」のすべて 守り人シリーズ完全ガイド』に収録された短編。最終話として結婚したバルサとタンダの穏やかな日常が描かれる。





📺放送90年大河ファンタジー「 精霊の守り人」(第1話~第4話/シーズン1)

📺(第5話~第13話)/シーズン2
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【2017年1月1日更新】
■ あらすじ
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新ヨゴ国の王子・チャグム(板垣瑞生)との旅を終えて4年。お尋ね者となったバルサ(綾瀬はるか)は、新ヨゴ国の西隣に位置するロタ王国に身を潜め、用心棒稼業を続けていた。

ある日、バルサは人身売買組織に売られそうになったタル人の少女・アスラ(鈴木梨央)を助けるが、アスラはタルの破壊神“タルハマヤ”を招き、大量殺人を起こす力を授かった恐るべき存在であることが分かる。

アスラを抹殺しようと、ロタ王家の密偵・カシャルたちが動きだす。一方、航海に出ていたチャグムは、海の国・サンガル王国を攻める南の大陸・タルシュ帝国の陰謀に巻き込まれる。

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【2017年1月6日更新】
■ あらすじ(第1話「災いの子」 1/21放送)
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用心棒バルサ(綾瀬はるか)が逃亡生活を送るロタ王国に、薬草を求めて幼なじみの薬草師タンダ(東出昌大)がやって来る。2人が泊まった宿には、アスラ(鈴木梨央)というタル人の少女が捕らわれていた。人買いがアスラを怒らせると、まばゆい光が現れて周囲の人々を殺していく。アスラを助け出したバルサに、タンダは不吉だから関わるべきではないと忠告する。そんな時、アスラをさらおうとする呪術師シハナ(真木よう子)が現れる。

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【2017年1月20日更新】
■ あらすじ(第2話「罠」 1/28放送)
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バルサ(綾瀬はるか)がアスラ(鈴木梨央)たちと身を潜める小屋に呪術師スファル(柄本明)が現れる。スファルは、アスラが怒りで人々を殺す力を持ち、誰にも救えないと忠告。バルサは再び現れたシハナ(真木よう子)にアスラを奪われてしまう。一方、サンガル王国救出のため航海に出た新ヨゴ国皇太子・チャグム(板垣瑞生)は、タルシュ帝国に対抗するには隣国との同盟が必要だと祖父・トーサ(伊武雅刀)に訴え、針路をロタ王国に向ける。

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【2017年1月29日更新】
■ あらすじ(第3話「光の力」 2/4放送)
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バルサ(綾瀬はるか)はアスラ(鈴木梨央)を狙う刺客から逃れ、国境の町で衣装店を営むマーサ(渡辺えり)の元へ。そこでアスラの笑顔を見てほっとする。一方、チキサ(福山康平)と共に人質となったタンダ(東出昌大)は、スファル(柄本明)から、アスラに宿った破壊神により再び人々が恐怖に支配されるのを許すのかとただされ、バルサの逃亡先を教えてしまう。サンガル王国に捕らわれたチャグム(板垣瑞生)は、命を狙われる。

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【2017年2月5日更新】
■ あらすじ(第4話「笑う魔物」 2/11放送)
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サンガル王国に捕らわれたチャグム(板垣瑞生)は脱走するが、敵のもりを肩に受ける。負傷したチャグムを乗せた舟の前に密偵・ヒュウゴ(鈴木亮平)の海賊船が現れ、行く手を阻む。一方、バルサ(綾瀬はるか)はシハナ(真木よう子)から届いた脅迫状に従い、再びロタ王国を目指す。途中の野営地でオオカミの群れに襲われるが、アスラ(鈴木梨央)が一瞬でオオカミたちを殺す。高笑いするアスラはまがまがしい何者かに支配されていた。

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【2017年2月18日更新】
■ あらすじ(第5話「聖なる場所へ」 2/18放送)
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バルサ(綾瀬はるか)はアスラ(鈴木梨央)を知るタル人らと共に都を目指すが、彼らの影響でロタ人への憎しみを口にするアスラに「人を殺したいなんて思わないでくれ」と繰り返し言い聞かせる。つり橋で武装集団の襲撃を受けたバルサは、自ら盾となってアスラたちを先に行かせるが、背後からも襲われてしまう。一方、チャグム(板垣瑞生)はタルシュ帝国の属国となったヨゴ国に連行される。そこは、ヒュウゴ(鈴木亮平)の故郷だった。

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【2017年2月15日更新】
■ あらすじ(第6話「帝国の牙」 2/25放送)
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 バルサ(綾瀬はるか)はチャグム(板垣瑞生)がタルシュ軍に捕らわれたと聞き、心を乱す。圧倒的な国力をうかがわせるタルシュ帝国の都に着いたチャグムは、王子ラウル(高良健吾)に謁見(えっけん)。「国を滅ぼしたくなければ、父を殺してお前が帝になれ」と命じられる。抵抗するチャグムの前に、縛られたヒュウゴ(鈴木亮平)が引き出される。チャグムを属国であるヨゴ国へ連れて行ったことが裏切り行為だとみなされたという。

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【2017年2月25日更新】
■ あらすじ(第7話「神の守り人」 3/4放送)
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アスラ(鈴木梨央)に味方と信じ込ませたシハナ(真木よう子)はその力を利用し、王弟イーハン(ディーン・フジオカ)にロタ王国を統一させようとする。建国の儀が無事終われば、正統な王として認められるのだ。だが、南部領主が異を唱え、さらにタルの民がなだれ込んできて儀式は大混乱に陥る。シハナの幻術に惑わされたアスラが破壊神を降臨させようとした時、バルサ(綾瀬はるか)が「アスラに人殺しはさせない」と飛び込んでくる。

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【2017年2月15日更新】
■ あらすじ(第8話「王子の足跡」 3/18放送)
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チャグム(板垣瑞生)がロタ王国に向かったと聞いた二ノ妃(木村文乃)は、バルサ(綾瀬はるか)を捜すよう命じる。一方、チャグムが死んだと聞き無力感に襲われていたバルサだが、二ノ妃から用心棒に雇いたいと伝言を受け、生気がよみがえる。そして、チャグムが持つ宝石を手掛かりに捜索を始めるが、見つからない。実はチャグムは南部の大領主スーアン(品川徹)に捕らわれていた。焦るバルサの前に、ヒュウゴ(鈴木亮平)が現れる。

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【2017年2月20日更新】
■ あらすじ(第9話「呼びあう魂」 3/25放送)
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【最終回】
襲われたバルサ(綾瀬はるか)は、相手がロタ王国に仕える密偵と気付き、あえて捕まる。密偵の狙いはヒュウゴ(鈴木亮平)で、チャグム(板垣瑞生)を奪われまいとしていたのだ。そのチャグムは、南部領主の屋敷から脱出したものの、ロタ王の城を前に追っ手に囲まれる。危機を救ったのはシハナ(真木よう子)だった。イーハン(ディーン・フジオカ)に謁見(えっけん)したチャグムは、同盟を願い出る。その頃、バルサも城を目指していた。

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