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(2017年メディアミックス作品)1月≪日曜≫スタート!冬ドラマ化される原作&コミック「楽園/細い線/探偵・日暮旅人の探し物」

kage

2017/01/22 (Sun)

2017年冬ドラマ(1月~3月)
とり

2016年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■1月≪日曜≫スタート!冬ドラマ化される原作&コミック

【1月8日(日)放送スタート!】
・ 楽園(上・下)/宮部みゆき (著)
・細い線/エドワード・アタイヤ(著)

【1月22日(日)放送スタート!】
・探偵・日暮旅人の探し物 /山口 幸三郎(著)

ドラマを見る前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!





【1月8日(日)放送】スタート★
 楽園(上・下)/宮部みゆき(著)

楽園 上 (文春文庫)/宮部 みゆき

¥価格不明
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楽園 下 (文春文庫)/宮部 みゆき

¥価格不明
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■ドラマタイトル:連続ドラマW「楽園」

■放送日:1月8日スタート 
WOWOWプライム  毎週日曜 午後10:00~午後11:00 


■原作/原案…宮部みゆき「楽園」(文春文庫)

■スタッフ
監督:権野元/脚本:篠崎絵里子/プロデューサー:青木泰憲、伊藤仁吾

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■キャラクター紹介(キャスト)
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前畑滋子 (仲間由紀恵)
小さな編集プロダクション「ノアエディション」で働くライター。9年前に起きた「死の山荘事件」に関わったことで心に傷を負い、いまだに引きずっている。“他人の記憶が見える”という特殊能力を持つ少年・等が描いた絵に出合い、酷似した事件を調べるうちに真相に迫っていく。

高橋治美 (黒木瞳)
土井崎元・向子夫妻の担当弁護士。実の娘を殺害し、その遺体と暮らしていたというショッキングな事件だったため、当事者たちを世間から守るために働く。隠れて暮らす夫妻に連絡を取ることのできる唯一の人間。

井上誠子 (夏帆)
土井崎家の次女。両親の起こした事件のことでマスコミに追われ、人生が一変する。その後、両親から縁を切りたいと言われ、納得できず居場所を探す中で、滋子と関わるようになる。

土井崎元 (小林薫)
当時15歳だった長女・茜を、妻の向子と共謀して殺害。遺体を16年間自宅の床下に隠していたが、近所からの出火で自宅が半焼したことをきっかけに、警察に自身の犯行を明かし事件となった。時効を迎えているため逮捕されなかったが、以降、夫婦で世間から身を隠している。

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■ドラマ内容紹介…仲間由紀恵が「模倣犯」の9年後を描いた宮部みゆきの大ベストセラー作で主演!  
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宮部みゆきの代表作の一つで、2002年に芸術選奨文部科学大臣賞文学部門を受賞した、傑作ミステリー小説「模倣犯」。その物語の9年後を描いたベストセラー小説を、連続ドラマW初出演の仲間由紀恵主演で実写化する。「死の山荘事件」のトラウマを抱えながらも、小さな編集プロダクションで働くライター・前畑滋子に仲間が扮し、一人の少年の描いた絵から、ある殺人事件の真相へと迫っていくさまを描く。

共演は黒木瞳、夏帆、金子ノブアキ、松田美由紀、石坂浩二、小林薫ら。監督は同局の連続ドラマW枠で放送された「悪貨」「テミスの求刑」などの権野元、脚本は「ヒポクラテスの誓い」などの篠崎絵里子が務める。

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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
未曾有の連続誘拐殺人事件(「模倣犯」事件)から9年。取材者として肉薄した前畑滋子は、未だ事件のダメージから立ち直れずにいた。そこに舞い込んだ、女性からの奇妙な依頼。12歳で亡くした息子、等が“超能力”を有していたのか、真実を知りたい、というのだ。かくして滋子の眼前に、16年前の少女殺人事件の光景が立ち現れた。

ライター・滋子の許に舞い込んだ奇妙な依頼。
その真偽を探るべく16年前の殺人事件を追う滋子の眼前に、驚愕の真実が露になる!
「模倣犯」から9年、「楽園」という題名の意味はやはり最後にわかる。

Arikaアイコン(小)1「模倣犯」から9年後。「あの事件」の呪縛から逃れようとしている、フリーライター前畑滋子を描くスピンオフ作品。上巻だけで500ページに及ぶ大作ですが、あっという間に読みました。流石、宮部、話に引き込んでいく力量に感服します。近未来予知を絵で表現する子供の死。その子供が超能力者か否かを確認することで、母の悲しい思いに寄り添えると考え、始めた調査だったはずなのに謎が謎を呼び、更にはあの「模倣犯」にも飛び火する。全ての話がどのように繋がっていくのか、とにかく面白いです。等少年の死の真実に焦点が当たるのかと思ったら、彼が生前に視た事件の真実を明らかにする作品でした。哀れでならないのは今もどこかで埋まっているかもしれない女性と、昌子へ出したSOSが通じなかった女性。SOSが通じなかったことがもどかしく残念すぎます。いつもタイトルが秀逸な宮部作品だが、「模倣犯」と同じく、「楽園」というタイトルの奥深い意味は最後にわかる。その部分の宮部氏の文章は、呼んでいて鳥肌がたつほどの迫力。こうした宮部節は作品の随所にいつもある。人間に対する鋭い洞察力、対象をその瞬間だけ遠くに突き放した結果得る残酷なほどの人間の持つ現実の姿。ストーリー展開と人物描写のうまさもさることながら、陰惨な事件の中でも、ラストにあるあたたかさには救われました。



 細い線/エドワード・アタイヤ(著)

細い線〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)/エドワード アタイヤ

¥価格不明
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■ドラマタイトル:「女の中にいる他人」

■放送日:1月8日スタート 
NHK BSプレミアム 毎週日曜 午後10:00~午後10:50  


■原作/原案…原作:小説「細い線」(エドワード・アタイヤ) 、映画「女の中にいる他人」(製作:東宝株式会社/脚本:井手俊郎)/

■スタッフ
脚本:吉本昌弘/演出:塚本連平 本田隆一/制作統括:土屋勝裕 志村彰

主題歌:赤い糸/手嶌葵

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■キャラクター紹介(キャスト)
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田沼百合子(瀬戸朝香)
和男と結婚し平凡に生きてきた主婦。2人の子供に恵まれ幸せな家庭生活を送ってきたが、和男の犯罪を知り、家族を守るために変貌していく。

田沼和男(尾美としのり)
百合子の夫。建設会社部長。友人楠本将文の妻・沙織と不倫。情事の最中に沙織を絞殺してしまう。

楠本将文(石黒賢)
和男の友人で、沙織の夫。出版社を経営。妻の沙織が殺害され、事件前後の行動について、警察でうその証言をし、容疑者扱いされる。

伊東美智子 (板谷由夏)
ワインバーを経営。絞殺された沙織とルームシェアをしていた。過去の因縁から、百合子にまとわり付いて、破滅させようと企む。

田沼初江(木野花)
和男の母。嫁の百合子と2人の孫に恵まれ仲良く暮らしている。余計なひとことが多く、和男をいらだたせる。

黒木康成(甲本雅裕)
和男の会社の部下。和男が沙織と密会している現場を目撃し、和男をゆすろうとする。

広瀬信也(森岡豊)
警部補。沙織殺害の犯人を追うが、決定的な証拠をつかめずに捜査は難航する。

園山俊(中村倫也)
美智子が経営するワインバーのバーテンダー。美智子と付き合っている。

楠本沙織(西山繭子)
楠本将文の妻。フラワーコーディネーター。和男と不倫し、情事の最中に死亡する。

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■ドラマ内容紹介…瀬戸朝香が家族の生活を守るため殺人を隠ぺいする主婦を熱演!  
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1966年に公開された成瀬巳喜男監督による心理サスペンスの傑作映画「女の中にいる他人」を、現代版にリメークしたクライムサスペンス。平凡な主婦が、家族を守るため殺人の隠ぺいに走り、その中で別の顔を持った女へと変貌していくさまを描く。主人公の田沼百合子を演じるのは、第2子出産後初めての連続ドラマ主演を務める瀬戸朝香。2人の子供と夫との平穏な生活を送っていた主婦の百合子が、尾美としのり演じる夫・和男から不倫相手の殺害を告白されたことから、家族の生活を守るためにと隠ぺい工作を繰り返す中で、自分の中にいる“他人の存在”に気付いていく。共演は、石黒賢、板谷由夏ら。

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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
男は罪を隠している。親友の妻と不倫をし、その女を殺したという罪を。普段通りの生活を送りながらも、逮捕への恐怖と不安は膨らんでいく。だが家族や親友は、彼が事件の犯人だとは少しも疑っていない。信頼を寄せてくれる親しい人たちに対する罪悪感が、男をさいなむ…。よき夫と殺人者とを分かつ“細い線”とは?犯人と周囲の人々の揺れ動く心理を克明に追う、これぞまさしくサスペンス。江戸川乱歩が激賞した名作。

【家庭サスペンスの名作】
不倫相手を殺してしまった男は、次第に罪の意識に囚われ……。
善し悪しは置いといて…母、強し!

Arikaアイコン(小)11951年の心理サスペンスというか、心理劇というか、ともかく”葛藤”が少々まどろっこしいのです。親友の妻であり、愛人を殺したピーターが月日とともにどのような心境になっていく。極端から極端へと波のように心は揺れ動き、ときに彼は収まりどころを見つけようとしたり、罪悪感に打ち震えたり、彼の不安定さがよく伝わってくる。そして罪の基準というのは自分が置かれた立場によってこうも概念がころころ変わるものかと思い知らされる。良心というのは幸せにつながるものではない、そんなのってゾッとするなと、夢だったらいいのにと思った読後。この作品は1951年作という古典だが、古典ゆえのシンプルな心理描写のみで読ませる名作です。そして主人公の行く末は…。寛容な態度で夫を励まし続ける妻と、友情を理由に彼を責めない友人。この辺りからこの作品の主人公は妻にすり替わる。自分を苛む心理が加速する夫、苦悩する妻。そして行き着く結末。シンプルな奔流一本。一気読み必至です。結局、善し悪しは置いといて…母、強し!少々説明的に過ぎる文章が気になるものの、文句なしに面白い一冊です。




【1月22日(日)放送】スタート★
 探偵・日暮旅人の探し物 /山口 幸三郎(著)

探偵・日暮旅人の探し物 (メディアワークス文庫)/山口 幸三郎

¥価格不明
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■ドラマタイトル:「視覚探偵 日暮旅人」

■放送日:1月22日スタート 
日本テレビ系 毎週日曜 午後10:30~午後11:25(初回は午後10:00~午後11:25) 


■原作/原案…原作 :山口幸三郎『探偵・日暮旅人の探し物』メディアワークス文庫

■スタッフ
脚本:福原充則/チーフプロデューサー:西憲彦/プロデューサー:荻野哲弘(日本テレビ)、神康幸・小林美穂(オフィスクレッシェンド)/演出:堤幸彦/制作協力:オフィスクレッシェンド/製作著作 :日本テレビ

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■キャラクター紹介(キャスト)
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■探し物探偵事務所


┣探偵:日暮 旅人(松坂桃李)
目に見えないモノを視ることができる探偵。ある事件をきっかけに、聴覚・嗅覚・味覚・触覚を失う。残された視覚が進化し、人には見えないものが見える特殊能力を得る。25歳。

┣保育園児:百代 灯衣(住田萌乃)
血のつながりはない旅人の娘。血のつながらない旅人を実の親以上に慕っている。6歳。

┣探偵秘書:雪路 雅彦(濱田岳)
お調子者だが、面倒見がよく地元のチンピラに慕われる。旅人の目を気遣う。24歳。

┣チンピラ:鶴田 亀吉(上田竜也)
大金を稼ぐため福岡から上京するが、一文無しに。雪路らに雇われ仕事を手伝う。24歳、
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■のぞみ保育園


┣園長先生(木野花)
20年前に埋めたタイムカプセルを見つけるよう、旅人に依頼する。

┣保育士:山川 陽子(多部未華子)
灯衣が通う保育園の保育士。正義感が強く、何かと人におせっかいを焼く。旅人と灯衣の力になろうとする。25歳。

┣保育士:小野 智子(木南晴夏)
陽子の先輩。明るくあっけらかんとした性格で、合コンが趣味。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

刑事:増子 すみれ(シシド・カフカ)
ずうずうしい性格の女刑事。ドラック売買の手荒な捜査で、陽子を誤認逮捕してしまう。

医師:榎木 渡(北大路欣也)
診療所医師。旅人の主治医。旅人のことを幼い頃から知る者。旅人の目の具合を気遣っている。65歳。

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■ドラマ内容紹介…松坂桃李演じる、異色探偵が連ドラで復活!  
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「僕・・・・・・視えるんです」。聴覚・嗅覚・味覚・触覚……、五感のうち四つの感覚を喪った男、日暮旅人。唯一残ったのは、研ぎ澄まされた視覚。匂い、味、感触、温度、重さ、痛み。彼は、これら目に見えないモノを“視る”ことで事件を解決する、探し物専門の不思議な探偵。そんな彼の探偵事務所に舞い込む依頼は、一筋縄では見つからない、ワケありの探し物ばかり。でも、最もワケありなのは、日暮旅人 本人だった・・・。目に見えないものを“視る”探偵・日暮旅人が探すのは“愛”かそれとも・・・。

小説『探偵・日暮旅人』シリーズを原作とするドラマは、2015年11月に日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』特別ドラマ企画で『視覚探偵 日暮旅人』を放送。大好評を博し、今回の連続TVドラマ化が実現しました。特別ドラマ企画に出演したキャスト陣も、引き続き連続TVドラマへ出演が決定。主人公・日暮旅人を松坂桃李さんが、ヒロイン・山川陽子を多部未華子さんが演じます。また、旅人の相棒・雪路には濱田岳さん、血のつながりはない旅人の娘を住田萌乃さん、旅人の主治医・榎木を北大路欣也さんが演じます。演出は、『20世紀少年』『SPEC』『真田十勇士』などで知られる堤幸彦監督が手掛けます。『探偵・日暮旅人』シリーズはドラマ化の他、小説本編やスピンオフ作品のコミカライズも行われており、『月刊コミック電撃大王』、『月刊ASUKA』などで連載、コミックスも好評発売中。

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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
保育士の山川陽子はある日、保護者の迎えが遅い園児・百代灯衣を自宅まで送り届ける。灯衣の自宅は治安の悪い繁華街にあり、日暮旅人と名乗る灯衣の父親は探し物専門の奇妙な探偵事務所を営んでいた。澄んだ目をした旅人と、人形のように美しい灯衣。名字の違う不思議な親子に興味を惹かれた陽子はたびたび事務所を訪れ、旅人が持つ能力を知ることになる。音、匂い、味、感触、温度、重さ、痛み。旅人は、目に見えないモノを“視る”ことで探し物をしているというのだが―。

視覚で五感を読み取る旅人。
他人のためには取り戻せるのに自分には取り戻せない大切なもの。

Arikaアイコン(小)1日暮旅人は他の人に見えないものが見える。それは声であり匂いであり味であり感触である。彼は視覚以外の五感を失った代わりに、他の感覚を目で見ることが出来るのだ。彼はその能力を利用して、誰かの大切な探し物を見つける探偵をしている。探偵ものだけれど、アクションもなければ、この巻では犯人すら登場しない。現れるのは、何かを大切にしてきた人と、その大切なものだけだ。旅人はその大切なものを大切に思う人の手に取り戻していく。また、ある意味では、保育士の日常を描く物語と言えるかも知れない。この、陽子が働き、灯衣が通う場所、というだけだと思っていた保育園が、旅人の目的にとっても重要なものになっていくのは意外でした。登場人物たちのキャラも個性的で、楽しい。第一弾は全体にハートウォーミング系の展開で、ミステリ色やサスペンス色もそれほど強くなく、これだけを読むと、何だかほのぼの「日常の謎」系のシリーズかな?って思ってしまうかもしれないけれど、最後にブラック旅人が少し顔を覗かせ、まだまだ謎が隠れていることを匂わせてくれます。初めは短編で様々な事件が起きる物語だと思っていたのだけれど、何人かの依頼人が登場するのは確かながら、その背景には旅人と陽子に関わる過去の何かが横たわっている、長大な物語らしい。そしてその話は次に続く。
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