(『古典』古くて良いもの)まんがで楽しむ狂言ベスト七〇番/村尚也(文) 山口啓子(漫画)

2017/05/05 (Fri)
2017年4~5月(前半)の特集本
堅苦しくて難しいという印象でも、
奥が深くて知れば知るほど面白くなってくるのが「古典の魅力」です。
現代向けに編集された本を案内役に、歴史をさかのぼってみませんか?

まんがで楽しむ狂言ベスト七〇番/檜書店

¥価格不明
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エスプリ、ウィット、人生の悲哀に富んだ狂言の本質をまんがで読み直す。
よく上演される狂言を4ページのマンガにおさめて、70作品。一見、わかりにくいと敬遠されがちな狂言を、マンガでわかりやすく著した一冊。やっぱりマンガって偉大。ユーモアのあるマンガでいろいろな世界を味わえる。狂言が単純な笑いを題材にしていたことがわかって、親近感が湧いてくる。もっと狂言を深く知りたいと思わせてくれる。「盆山」という作品は、現代のコントで見たことがあるような内容だったし、なんだかんだで昔も今も笑いのツボってあまり変わらないのかも。まんがで楽しむ能楽シリーズ第三弾は「エスプリ」や「ウィット」、人生の「悲哀」に富んだ狂言の本質を、笑いに昇華させた日本の古典芸能である悪坊、清水などといった、ベスト70曲が楽しめる。歌による返しが秀逸だったのが印象的!
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