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(『古典』古くて良いもの)赤めだか/立川 談春(著)

kage

2017/05/10 (Wed)

2017年4~5月(前半)の特集本
古典1a

堅苦しくて難しいという印象でも、

奥が深くて知れば知るほど面白くなってくるのが「古典の魅力」です。

現代向けに編集された本を案内役に、歴史をさかのぼってみませんか?



アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika


 赤めだか/立川 談春(著)

赤めだか (扶桑社文庫)/立川 談春

¥価格不明
Amazon.co.jp


Arikaアイコン(小)1笑って泣いて、あー寄席にいきて~な!
本当は競艇選手になりたかったのに、背が高くなりすぎて養成所に入れなかった。中学卒業間地かに「談志」の落語を初めて生で聞き、そのオーラに魅せられ、サラリーマンになるより楽だと思って入門する。ところがとんでもなく厳しく、覚えるは山ほどある。この世界、学校教育とは全く違う教え方。常に場の空気、師匠の胸のうちを読み、すかさず立ち振る舞う。口は悪くぶっきら棒でもどこまでも濃密な師弟関係、全身全霊かけて人を育てる真剣さに心が響き、噺家の話の運びにつまらない訳はなく、まるで落語を聴くように、どんどん引き込まれ一気に読んでしまう。立川談春の青春記というか、可笑しくて、悲しい文筆の才能も全開です。何故か築地河岸で修業を命じられた下積み時代、先に真打ちに昇進した志らくへの嫉妬、心底惚れ込んでいた師匠・談志への葛藤。今や当代一の人気噺家となった立川談春が、17歳で入門してから真打ちになるまでの日々を鮮やかに綴った一級品の青春記にして名随筆。こんなに面白い本にはめったにお目にかかれませんよ、読まなきゃ損でございます。

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