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(恋する小説・マンガ)ざらざら/川上 弘美(著)

kage

2017/06/02 (Fri)

2017年6月の特集本
恋する小説マンガ1

もうすぐ夏・・・

今年こそは!と、思うあなたも、

ドキドキする気持ちを思い出したい!というあなたも、

小説で、マンガで、何度もおさらいしちゃってください。

なるほど~💛と、思うことがたっくさんの恋するシリーズを、どさっとご紹介。

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

ゆっくりじっくり
少しずつ恋という病にかかっていく小説



 ざらざら/川上 弘美(著)

ざらざら (新潮文庫)/新潮社

¥価格不明
Amazon.co.jp



Arikaアイコン(小)1おかしくも愛おしい恋する時間の豊かさを、柔らかに綴る23の物語
さりげなく過ぎていく日常にも、恋は容赦なくやってくる。なんとなく好きだけどうまく言えないから”ごっこ”と称してキスをせがんでみたり、友達を交ぜて、何でもないふうを装ったり。恋にならない恋、終わっていく恋、失恋した時の抜けていくあの感覚…。上手いなぁ。つなぎたい手、差しのばしたのにつないでくれないと悲しいよね。登場人物が皆いい味を醸し出してる23のおかしくて、愛おしい、恋する時間を綴った小説。だいたい恋愛小説なのだが、描かれているのは恋愛じゃないような、不思議な感触がある。それぞれに感じる余韻が良い意味で似ていて、まるで一冊の長編を読んだかのような読後感がある。淡々とした日常の中にある切なさや愛しさみたいなものがふんわりと感じられた。川上作品ってどこか淋しいんだよね~。何気ないようで味わい著者の深い文章が好き。この後味が、心にざらざらと残って、なんとも心地よい。






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