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(野球を読む)バンクーバー朝日:日系人野球チームの奇跡/テッド・Y・フルモト(著)

kage

2017/07/29 (Sat)

2017年7月の特集本
野球を読む

熱闘!高校野球のシーズンももうすぐだ!!

良い試合は、いつまでも人々の記憶に残っている。

野球ファンなら、感動し、震えた試合が心に刻まれているだろう。

青春のすべてを掛けて甲子園を目指す球児から、野球を職業に選んだプロ野球選手の葛藤まで。

ルールがわからなくても熱くになれる、もとから好きな人はもっと激アツ!になれる、

熱い、アツイ!、”読む野球本”をご紹介。

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

エッセイ&ノンフィクション:-野球にかけた男たち-
熱き野球人たちの

プロ野球やメジャーリーグで活躍する野球選手は、なるべくして成功したのかもしれない。

だがその裏には、人知れず努力し、弱音を吐かず、自分に律したはず。

野球に秘めた男たちの熱い思い、生き方。

夢、果たせなかった約束、挫折、友情……。

そんな熱き秘めし「野球人」たちのエッセイ&ノンフィクションをご紹介。

 バンクーバー朝日:日系人野球チームの奇跡/テッド・Y・フルモト(著)

【文庫】 バンクーバー朝日~日系人野球チームの奇跡~ (文芸社文庫)/文芸社

¥価格不明
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Arikaアイコン(小)1時代に政治に翻弄され、
それでも、情熱と武士道を持ち、異国で戦った熱き野球人の物語 。

1900年代初頭にカナダのバンクーバーに実際にあった日本人野球チームの活躍を描いたお話。かつて、日系人に対する差別や排斥暴動の嵐が吹き荒れていたカナダで、人種の違いを超えて、多くの人々を熱狂させた伝説の日系人野球チームがあった。その名は「バンクーバー朝日」。彼らは当初、カナダ人にとっって憎むべき相手だった。しかしあくまでもフェアプレーを貫く彼らの姿が徐々に感動を呼び・・・・・。時代に政治に翻弄され、 それでも、情熱と武士道を持ち、異国で戦った熱き野球人がカナダ№1になるまでの実話を描く感動のストーリー。

1900年前後の明治日本は、国家も国民も貧しかった。明治維新が終わったとは言え、日露戦争の前で日本はまだまだ農業国で農民はその日暮らしだった。そんな日本国内の農民の多くは海外の豊かな暮らしを夢見て、移民となった。カナダに渡った彼らは必死に働けど、白人から差別を受け、安い賃金で労働した。その2世たちは「イエロージャップ」と叫ばれようと、働きながら緻密な野球を武士道魂でセミプロとして白人チームと闘った。過酷な労働と貧困、苛烈な人種差別に苦しむ日系人にとって、彼らは唯一の希望の光だった。移民ということで人種差別にあいながらも、日本人としての格式・誇り・大和魂を胸に、体格差とパワーに勝てないなら、頭脳と緻密さとチームプレーで勝利する、今も昔も変わらない、ニッポンのDNA、そしてミスジャッジがあろうとも、それに従い冷静にプレーする武士道の精神、スポーツマンシップとは武士道の体現でもある、と教えられた。そんな彼等の姿勢がカナダ人の心を変えていく。心に芽生えた憎しみは決して暴力や戦争などでは変わらないのだと この真実の物語は語りかけてくれる。

著者はチームの初代エースであったテディ古本のお子息だけに父親や日系人社会への深い愛情が伝わってきます。野球が好きだという思い。日本を知らない日本人2世としての誇り。日本人としてのアイデンティティを感じながら、野球を通し、負けない自分を鍛え上げていく精神。そして、彼らの強い心は日系人の誇りとなり、やがてカナダ人たちも巻き込んだ誇りともなる。移民の差別や困難については、それほど触れていない......いや、大きく触れなかったから伝わってくる部分が多かったです。 高校野球が始まって約100年、戦争が終わって約70年。自分達はこの先輩達の歴史を忘れてはいけないと思う。異国の地で嫌悪されながら生きる辛さ、想像するだけでくじけそう。「意味もなくアウトになるな」という言葉はさりげないのだけれど非常に、非常に、重みのある言葉だと思うのです。当時の若者たちにとっても、今の私達にとっても。




Arikaシネマ2014b5

 バンクーバーの朝日  2014年12月20日公開

バンクーバーの朝日 Blu-ray 通常版/東宝

¥5,184
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■映画ストーリー
1900年代初めのカナダ・バンクーバー。貧しい日本から新天地を目指してカナダにやって来た日本人たちは、想像を絶する激しい肉体労働や貧しさに加え、差別にも苦しんでいた。製材所で働くレジー笠原(妻夫木聡)やケイ北本(勝地涼)、漁業に携わるロイ永西(亀梨和也)らは野球チーム「バンクーバー朝日」に所属し、最初は白人チームにばかにされながらも、次第に現地の人々にも認められていく。

★映画チェック★
1900年代初頭のカナダに暮らす日系人が、過酷な環境にあえぎながらも野球チームを結成、戦術やひたむきさでやがて白人に認められていくさまを実話を基に描くドラマ。メガホンを取るのは『舟を編む』『ぼくたちの家族』などの石井裕也。製材所で肉体労働に就く野球チームのキャプテンを妻夫木聡が演じるほか、チームのメンバーに亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、主人公の父親に佐藤浩市など豪華キャストが集結する。体格で勝るカナダ人を相手に、力ではなく技術で立ち向かっていく彼らの姿に爽やかな感動を覚える。


■スタッフ
監督: 石井裕也
脚本: 奥寺佐渡子
製作: 石原隆 / 市川南
プロデューサー: 稲葉直人 / 菊地美世志
ラインプロデューサー: 小沢禎二
アシスタントプロデューサー: 梶本圭 / 西原恵
撮影: 近藤龍人
照明: 藤井勇
録音: 加藤大和
美術: 原田満生
編集: 普嶋信一
音楽: 渡邉崇
衣裳: 宮本まさ江
ヘアメイク: 豊川京子
装飾: 石上淳一
VFXスーパーバイザー: 西尾健太郎
スクリプター: 工藤みずほ
音響効果: 小島彩
キャスティング: 元川益暢
助監督: 増田伸弥
制作担当: 有賀高俊
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2014年12月20日
上映時間:2時間13分
配給:東宝

■キャスト(役柄:俳優)
レジー笠原(ショート):妻夫木聡
ロイ永西(ピッチャー):亀梨和也(KAT-TUN)
ケイ北本(セカンド):勝地涼
トム三宅(キャッチャー):上地雄輔
フランク野島(サード):池松壮亮
笠原清二(レジーの父親):佐藤浩市
エミー笠原(レジー笠原の妹):高畑充希
笹谷トヨ子(日本語学校教師):宮崎あおい
ベティ三宅(トム三宅の妻):貫地谷しほり
笠原和子(レジー笠原の母):石田えり
堀口虎夫(タクシー業者):ユースケ・サンタマリア
トニー宍戸(バンクーバー朝日監督):鶴見辰吾
杉山せい(娼婦):本上まなみ
井上安五郎:光石研
松田忠昭(「ニューピアカフェ」店主):田口トモロヲ
前原勝男(写真館店主):徳井優
河野義一(理髪店店主):大鷹明良
三宅忠蔵(トム三宅の父):岩松了
江畑善吉(カナダ日本人会会長):大杉漣
ロイ永西の母:田島令子
ジョー岡崎:藤村周平
ケン早坂:芹澤興人
エディ緑川:阿部亮平
ボブ白石:武子太郎
?:溜口佑太朗(ラブレターズ)
ムーニー丸:南好洋
テリー小林:鏑木海智
床屋の客:伊藤克信






Arikaシネマ2014b1
■□■関連本■□■

 バンクーバー朝日(全5巻)/漫画:原 秀則 原作:テッド・Y・フルモト

バンクーバー朝日軍 1 (ビッグコミックス)/小学館

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バンクーバー朝日軍(2) (ビッグコミックス)/小学館

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バンクーバー朝日軍 3 (ビッグコミックス)/小学館

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バンクーバー朝日軍 4 (ビッグコミックス)/小学館

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バンクーバー朝日軍 5 (ビッグコミックス)/小学館

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日本人の希望となる野球チーム結成!!

1914年、バンクーバーに移住した日系人の若者によって野球チーム『バンクーバー朝日軍』が作られた。
ピッチャーのテッド・藤本を中心に練習を積み、瞬く間に日系人チームナンバー1に上り詰める。
アジア人差別が激しいカナダで、白人との試合を組むことは困難を極めたがついにそのチャンスが訪れる。
対セント・ジェームス戦――後に語り継がれる伝説の一戦、日本人の誇りをかけた闘いに刮目せよ!



 バンクーバー朝日軍 伝説の日系人野球チーム その栄光の歴史/テッド・Y・フルモト(著)

バンクーバー朝日軍 伝説の日系人野球チーム その栄光の歴史/文芸社

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朝日ベースボールチームの選手は日系人の英雄となり、多くの日系人の若者がチームへ入ることを夢見た。そして、このチームは当時のカナダのターミナルリーグに入り、ますますの活躍を見せ、ついには数ある白人チームをなぎ倒しリーグ優勝を達成した。カナダで最強のチームと呼ばれるようになった。しかし、パールハーバーアタック、太平洋戦争開戦によりこのチームは解散させられた。そして、この悲劇の解散から62年目の2003年2月、「バンクーバー・朝日軍」はカナダ野球殿堂(Canadian Baseball Hall of Fame) 入りを果たした。



 バンクーバー朝日軍―伝説の「サムライ野球チーム」その歴史と栄光/テッド・Y・フルモト(著)

バンクーバー朝日軍―伝説の「サムライ野球チーム」その歴史と栄光/東峰書房

¥価格不明
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1900年代初頭、カナダに渡った日本人が野球チームを結成した。その名は「バンクーバー朝日軍」。チームの活躍は文字通りカナダ日系人の苦闘と栄光の軌跡だった。そして今、野茂が、イチローが、松井が、松坂が…ここに『サムライ野球チーム』のルーツがある。



著者略歴
テッド・Y.フルモト
日系カナダ人二世の父を持つ。1948年、東京生まれ。学習院大学法学部卒業。株式会社日立製作所に勤務し、2002年に独立。現在はビジネスコンサルタントとして、インド、中国、シンガポールなどアジア企業とのビジネス交流、USA、ヨーロッパとの交流、ベンチャー企業の育成などを手がけている。神奈川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 。
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