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(11月の特集本)もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら/工藤美代子(著)

kage

2017/11/07 (Tue)

2017年11月の特集本
怖いはエンターテインメント2

秋の夜長を楽しめるホラー&怪談のセレクト。

手に汗握るエンタメ巨編あり、文豪の名作あり、リアルな心霊体験を描いた実話あり。

”怖い”はエンターテインメント!

海外のモダンホラー&推理小説の代表作にも触れてみよう!

気になる作品から手にとって、盛り上がる国産ホラー&怪談シーンを体感!

「怖いもの見たさ」という言葉もありますし、

「怖そうだからやめておこう」という選択肢を捨てると、

きっとゾクゾクする新しい「恐怖を楽しめる」世界が広がると思います。

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

恐怖を楽しめる国内文庫
 もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら/工藤美代子(著)

もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら (角川文庫)/KADOKAWA/メディアファクトリー

¥価格不明
Amazon.co.jp

Arikaアイコン(小)1霊体験を媒介にした、壮絶な人生の回顧録。
ノンフィクションの第一人者が自らの不思議体験を綴る、怪談実話エッセイ!

『悪名の棺 笹川良一伝』などで知られる、稀代のノンフィクション作家・工藤美代子は、実は「視える」人で「日常が怪談」の人だった! 子供時代から”見えざるもの”が見えていたという著者の、実体験を綴ったエッセイ。死期の予兆能力、深夜に聞こえたボールの音、亡くなった人を見かけた話など著者が体験した超常現象を紹介。著者は、常にその存在が見えたり、聞こえたりしているようなので自然に受け入れているらしい。しかし、見えない人にその事を話すと「それが認知できているのは私だけだ」と知り、受け止めつつもある境でゾッとするらしい。著者は霊感がない、と言っているけど本当に見える人は見えるのが当然だから霊感がないとか言うんだなーと。見てみぬふりでやり過ごさないと日常生活に支障をきたす時点で十分見えてるではと思うのですが…( ˘•ω•˘ )…。

闇に恐れず、また科学的なアプローチもしない。なんとも形容し難いですが著者の淡々とした接し方が良い。著者にとっては不思議だと思っていたけれど書き留めていなかったものを、せっかくだから残そうという気持ちになったのでレベルなのかも知れないが、心臓の弱い人には向かないレベルだと思う。悪魔の木と前夫の白い家、バリ黒魔術にゾッとしつつ、お兄さんとコビー君、C子さんの話にしんみり。川端康成の妻から聞いたという、自決した三島由紀夫に関する驚きの逸話と池に映るオジサンの話が印象深かった。かなり怖い。気分的に落ち込んでいる時にたった一人で読んだらどうしよう…と思うくらい怖かった。おまけにエピソードに関係ある写真までご丁寧に掲載している。ノンフィクションにも程があるゾ……と思ってしまったのは、私だけではないだろう。水木しげる先生並みに怪奇現象を自然に受け入れて適切な距離もとって読んでいるだけならそんなに怖くない。何でもない写真が生々しくて地味に怖い、、!
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