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(11月の特集本)まばたき/穂村弘(著)‎ 酒井駒子(絵)

kage

2017/11/10 (Fri)

2017年11月の特集本
怖いはエンターテインメント2

秋の夜長を楽しめるホラー&怪談のセレクト。

手に汗握るエンタメ巨編あり、文豪の名作あり、リアルな心霊体験を描いた実話あり。

”怖い”はエンターテインメント!

海外のモダンホラー&推理小説の代表作にも触れてみよう!

気になる作品から手にとって、盛り上がる国産ホラー&怪談シーンを体感!

「怖いもの見たさ」という言葉もありますし、

「怖そうだからやめておこう」という選択肢を捨てると、

きっとゾクゾクする新しい「恐怖を楽しめる」世界が広がると思います。

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

恐怖を楽しめる絵本
 まばたき/穂村弘(著)‎ 酒井駒子(絵)

まばたき (えほんのぼうけん67)/穂村 弘

¥価格不明
Amazon.co.jp



Arikaアイコン(小)1穂村弘と酒井駒子、息をのむほど美しい大人の絵本。
息をのむほど甘やかな永遠。人生はほんのまばたき、一瞬後の世界⁉

本誌15年3月号で「ひとめ惚れ大賞」を獲得した時が止まる瞬間を描く美しい絵本。一匹の蝶、コーヒーカップ、鳩時計。まばたきをしたほんの一瞬で、 変わってしまう世界。美しいほどに残酷な、刹那の転換。まばたきの間に起こる出来事が、美しいタッチでドラマチックに描かれていく。しかしラストには、思いもよらない展開が…⁉ 

最後はいきなり現れたのでびっくり!時の流れ 刻む時間 。みつあみちゃんはどんな人生を歩んできたんだろう。怪談的ショック、あるいは浦島太郎を想起される読者もいるかもしれません。まばたきするほんの一瞬、変わってしまうもの達。ラストの衝撃があまりにも大きくてゾッとしてしまった。なんか言いたいことが伝わってくるだけに、これは大人のほうが衝撃を受けるんじゃないかな。ほんと、ラスト1ページが衝撃でした。絵が上手すぎるから余計に怖くて、手から本を落としそうになりました。瞬きする間の出来事。人が一生でまばたきする時間を積み上げると、いったいどれだけの長さになると思いますか? 人生はあっという間、今を、一瞬を大切にしないと。



著者について
【穂村弘・作】
1962年、北海道生まれ。歌人。
1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。
研ぎ澄まされた言語感覚で、創作・評論ともに活躍。
著書に歌集『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『ラインマーカーズ』、エッセイ集『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『現実入門』『にょっ記』『もしもし、運命の人ですか。』『にょにょっ記』『ぼくの宝物絵本』『絶叫委員会』『君がいない夜のごはん』、編著「めくってびっくり短歌絵本」シリーズなど。 「ほむらひろし」名義による絵本翻訳も多数。 『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞評論部門、「楽しい一日」で第44回短歌研究賞を受賞。

【酒井駒子・絵】
1966年、兵庫県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。
1998年に絵本『リコちゃんのおうち』でデビュー。
『きつねのかみさま』(文・あまんきみこ)で第9回日本絵本賞、『金曜日の砂糖ちゃん』で2005年ブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌、 『ぼくおかあさんのこと…』で2006年フランスのPITCHOU賞ならびにオランダのZilveren Griffel賞(銀の石筆賞)、 『ゆきがやんだら』で2009年Zilveren Griffel賞を受賞。装画も多く手がけている。
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