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(2017年メディアミックス作品)11月≪土曜≫スタート!秋ドラマ化される原作&コミック

kage

2017/11/18 (Sat)

2017年秋ドラマ(10月~12月)
とり

2017年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■11月≪土曜日≫スタート!秋ドラマ化される原作&コミック

【11月25日(土)放送スタート!】
・「闇の守り人」「天と地の守り人~第二部・カンバル王国編~」等/上橋菜穂子(著)

ドラマを見る前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!





【11月25日(日)放送】
 「闇の守り人」
 「天と地の守り人~第二部・カンバル王国編~」等/上橋菜穂子(著)


■ドラマタイトル:「大河ファンタジー「精霊の守り人~最終章~」(全9話)

■放送日:11月25日スタート 
NHK総合 毎週土曜 21:00~22:00 


■原作/原案…原作:上橋菜穂子「闇の守り人」「天と地の守り人~第二部・カンバル王国編~」、「天と地の守り人~第三部・新ヨゴ皇国編~」(新潮文庫)

■スタッフ
脚本:大森寿美男
音楽:佐藤直紀
演出:片岡敬司、一色隆司(NHKエンタープライズ)、樋口真嗣
制作統括:内藤愼介(NHKエンタープライズ)、中村高志(NHK)

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■キャラクター紹介(キャスト)
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しるし
カンバル王国
新ヨゴ皇国の北、青霧山脈を越えていった向こうにある国。
国土の大半は山地で、その地下には網の目のように洞窟が伸び、洞窟の奥には《山の王》が支配する「闇の王国」がある。十の氏族があり、それぞれを氏族長が治め、それを束ねるのがカンバル王で、王都に住む。武人集団〈カンバル王の槍〉が王を補佐する。貧しい国で、自給できる食糧は痩せた土地でも栽培できるガシャ(芋)と、カンバル・ヤギの乳くらいしかないため、唯一の財源〈ルイシャ(青光石)〉を輸出することによって近隣国から穀物を買い入れている。この宝石は《山の王》からの贈りもので、およそ二十年ごとに《山の底への扉》が開き、王と〈王の槍〉とその従者が山の底の闇へ下って持ち帰るものだが、《ルイシャ贈りの儀式》の内容は固く秘密にされており、余人が知ることはない。兵数は決して多くはないが、短槍を操る騎兵の屈強さは近隣諸国に知れ渡っている。モデルの明言はないが、独立心の強い多数の氏族から成り立つ点や標高の高い内陸という立地、痩せた土地や青い宝石を産出する点など、王制時代のアフガニスタンとの共通点が多い。


カンバル王国の君主:ログサム(中村 獅童)
カンバル王国の君主。「力のあるものが王にならなければ、国は強くならない」との自論のもと、病弱な兄のナグルを暗殺し王位に就く。その陰謀にバルサの父・カルナを巻き込み殺害。バルサを連れて逃げた元・王の槍ジグロに追っ手を差し向ける。かつてバルサに暗殺されそうになった。

ログサムの息子:ラダル(中川晃教)
カンバル王国の王・ログサムの息子。やさしく、一見優柔不断に見えるがバルサ、チャグムと出会い、父・ログサムの過去の陰謀を知ることとなる。ルイシャ贈りの儀式以降、人を思いやる深い心が民を守ることになると信じ、新しい王として、カンバル王国の再建を目指す。
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前君主・ログサムの兄・ナグル(黄川田将也)
カンバル王国の先代の王。バルサの父が主治医として仕えたが、心やさしいナグルを、カンバル王国の王として認めない弟のログサムによって暗殺される。

前君主・ナグルの妃(村川絵梨)
カンバル王国の先代の王・ナグルの妃。ナグルの弟である王の座を狙うログサムの陰謀により暗殺された夫である先々代の王・ナグルの後を追う様に死亡。
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バルサ(綾瀬はるか)
短槍使いの用心棒。カンバル王国出身。6 歳の時、王室の陰謀に巻き込まれ、父親の親友ジグロとともに祖国を脱出。ジグロに叩き込まれ短槍を武器に用心棒をなりわいとしている。新ヨゴ国の王子チャグムの用心棒になり、帝や魔物からチャグムを守りながら旅を続け、チャグムとの間に深い信頼関係を築く。長い間、故郷に戻ることはなかったがバルサは、自分の人生に向き合うだけでなく、カンバルに戻り過去に起こった事件の真実を知る。

カルナ(上地 雄輔)…バルサの実父
カンバル王国、ヨンサ氏族。バルサの実父。カンバル王国の先代の王・ナグルの主治医。ログサムから、王であるナグルを殺せと迫られ悩む。そして親友であるジグロにナグル暗殺の秘密を告げ、自分の命と引き換えにバルサを逃がす決断をする。

ユーカ(花總まり)…バルサの叔母・カルナの妹
主人公・バルサの叔母。カンバル王国内のヨンサ氏族領で医術師として診療所を営んでいる。若い頃は、兄のカルナやその友人・ジグロのいた王都で医術を学んでいた。国王・ナグルの死後、姿を消したジグロの事を裏切り者と思い日々過ごしている。
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ジグロ(吉川晃司)
故人。カンバル王国で百年にひとりと言われた天才的な短槍使い。カンバル王国の武人“王の槍”だったが、王位を巡る陰謀に巻き込まれ、祖国を離れて、親友の娘であるバルサを育てる。裏切り者の汚名を着せられ、“王の槍”の仲間たちを刺客に放たれた末に、命を落とす。

ジグロの兄・王の槍:カグロ(渡辺いっけい)
厳格なムサ氏族長。先代の氏族長の長男で人格者。天才的な短槍使いジグロの兄。バルサとチャグム出現により彼の中で変化が起こる。カンバルに伝わるジグロとカグロの関係、秘密にされていたジグロの真実がバルサの口からバラされ戸惑う。

カグロの息子:カーム(降谷建志)
カンバル王国、ムサ氏族。ムサ氏族長カグロの長男で、従者を務める。激しやすく、まっすぐな人柄で人々に信頼されている。実の父・カグロを尊敬し、バルサの育て親でカグロの弟・ジグロのことを一族の裏切り者と信じ恨んでいる。
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全牧童の最長老:トト(米良美一)
カンバル王国、全牧童の最長老。100 年を超え自然と融合し生きている。子供のような小さな身体に大人の面相をしている。カンバル王国に伝わる秘密の儀式・ルイシャ贈りの儀式にも四十年前に立ち会ったこともある心優しい牧童。

ヨンサ氏族・元氏族長:ラグール(武田鉄矢)
カンバル王国、ヨンサ氏族の長老。若い頃、各氏族から選ばれる最強の武人・王の槍を務めた。ルイシャ贈りの儀式と呼ばれる数十年に一度ある儀式を経験した長老として、全氏族から尊敬されている。バルサの出現により息子の死の真相を知る。

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しるし新ヨゴ国
新ヨド国
南に位置するヨコ国のトルガル帝が、民を率いて建国した。緑が豊かな国。
作中より約250年前に、海を隔てて南に位置する「ヨゴ皇国」から王位継承権争いを嫌い、海を渡って来たトルガルによって建国された移民国家。都は光扇京。最高権力者は帝(みかど)で、彼は3人の后をめとることができる。また、皇族は〈天ノ神〉の子孫と信じられており、その目には神通力が宿ると畏れられ(実際はそのような力は無い)、一般の国民が皇家の者を見ると、目がつぶれると信じられている。この国では、基本的には帝の第一子が帝位を継ぐ。また、帝位継承権は継承者が自分から放棄することはできず、継承権から逃れる方法は死ぬ(病死か事故死、またはそれに見せかけた暗殺)以外ほとんどない。この国において最も特徴的な制度が、星読博士の制度である。作中の登場人物でこれに関わるのは、星読博士のシュガと聖導師ヒビ・トナンである。帝直属の暗殺者である〈狩人〉以外の兵力は、あまり強力ではないらしく、屈強な軍という表現はされていない。建国以来戦を経験しておらず、数百年前にヨゴ皇国で著された「戦法百覧」という兵法書が現在でもそのまま重んじられている。


チャグムの父・新ヨゴ国の君主:帝 (藤原竜也)
新ヨゴ国の君主でチャグムの父。民からは神の子孫と信じられ畏怖されている。新ヨゴ国の建国者である聖祖・トルガル帝の子孫として、神性を引き継ぐものとされている。チャグムを疎ましく思い、その分弟のトゥグムを溺愛している。人でありながら神として生きる運命に苦しむ。

チャグムとトゥグムの母:二ノ妃 (木村 文乃)
新ヨゴ国の帝の第二夫人でチャグムの母。帝がチャグムの命を狙った際、息子をバルサに託し逃がす。息子を守るため、国政の顧問役である聖導師を手玉に取るしたたかな一面も持ちあわせる。帝がチャグムの弟・トゥグムを溺愛し、チャグムをさらに疎んじるようになったことに心を痛める。

新ヨゴ国の皇太子:チャグム(板垣瑞生)
新ヨゴ国の皇太子。かつて幼い身で精霊の卵を宿したために父である帝から命を狙われ、バルサと逃亡の旅に出た。
精霊の世界“ナユグ” を見る能力があり、普通の人間には分からない異変を感じることが出来る。タルシュ帝国から故国新ヨゴ国を助けるためにロタとカンバルとの同盟を結び帰還する。

チャグムの弟:トゥグム(髙橋 幸之介)
チャグムの弟で、帝と二ノ妃の息子。帝から溺愛されている。

…‥‥‥…★
星読博士の最高位:聖導師(鹿賀丈史)
新ヨゴ国の政治を司る星読博士の最高位で、帝を補佐し新ヨゴ国の政治をつかさどる。帝が幼い頃から、教育係として仕えてきたため帝の凡庸さを知っており、精霊に選ばれたチャグムが新ヨゴ国に何をもたらすかを見極めたいと思っている。タルシュ帝国の侵攻が近づく中、後継者にシュガを指名し自らの命を断つ。

🐓星読博士:ガカイ (吹越 満)
星読博士でシュガの兄弟子。聖導師の座を狙えるところまで来たところでシュガが現れ、チャグムの教育係になったことが面白くない。チャグムの失脚と自らの聖導師への出世を願い、シュガを目の敵にする。聖導師がタルシュ帝国と通じているのではと疑いを抱いている。

🐓チャグムを支える教育係:シュガ (林 遣都)
若き天才星読博士。「星ノ宮一の英才」という呼び声も高く、聖導師からの信頼も厚い。チャグムに宿ったものの正体を調べるため大聖導師カイナン・ナナイの手記を読み解き、そこに書かれていたヤクーの宇宙観に関心を持つ。ヤクーの呪術師・トロガイと出会い徐々に敬意を深めていく。
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🐓狩人の頭:モン(神尾 佑)
帝の意を受けて暗殺や捜索などを行う部隊狩人のリーダー。

🐓狩人:ジン(松田 悟志)
狩人で一番の腕前。チャグムを暗殺しようとした帝の命令を果たせず、一度は狩人の任を解かれたが、追跡を続け、チャグムに宿ったものを目のあたりした。その後、魔物退治はジンの手柄だとするチャグムの口添えで、再び狩人の一員となった。

…‥‥‥…★
オッカ村
🐦オッカ村の草兵・コチャ(とまん)
ヨーナの弟。草兵として戦に借り出された14歳の少年。民兵に殴られている所をタンダに助けられ知り合う。ちなみに、こちゃは(ちび)と言う意味がある。

🐦コチャの姉・ヨーナ( マギー)
新ヨゴ国のオッカ村に住む。タルシュ軍との戦いで傷ついたタンダを守ろうとするけなげな村娘。タンダに好意を寄せるが、タンダの気持ちがバルサに有ることに気づき身を引く

…‥‥‥…★
四路街
🐧衣装店を営む商人・マーサ(渡辺 えり)
新ヨゴ国とロタ王国の国境の街 四路街(しろがい)で衣装店を営む女主人。息子トウノの命の恩人であるバルサの頼みで、アスラとチキサの兄妹の面倒をみている。

🐧マーサの息子・トウノ(岩崎 う大)
マーサの息子。店の用心棒だったバルサに命を救われた経験を持つ。独身なのがマーサの悩みの種。

…‥‥‥…★
ヤクー
現在新ヨゴ領であるナヨロ半島に昔から住んでいた先住民。ヨゴ人が海を渡って来た際には戦いを避けて山間部へ退いたが、次第にヨゴ人と交わるようになっていった。トロガイはヤクーであり、タンダは混血である。ヨゴ人との混血を繰り返しているため、純粋なヤクーは現在ではそれほど多くない。サグやナユグという独自の世界観を持つ。


🐥タンダ(東出昌大)
バルサの幼なじみの薬草師。先住民ヤクーの血を引く新ヨゴ国の薬草師。バルサとは幼なじみ。幼い頃から呪術師トロガイのもとで修行に励み、精霊の世界“ナユグ” の探求に生涯をかけている。旅に出ているバルサを常に気にしている。タルシュ帝国の侵攻の際に、末弟の代わりに徴兵され重症を負う。

🐥タングの兄・ノシル(林家正蔵)
タンダの気弱な兄。精霊の世界“ナユグ”の探求に生涯をかけているタンダのことをあまり良く思ってはいない。タルシュ軍の侵略の際に、一族の総意として戦いに駆り出された末弟・カイザの代わりにタンダを戦に向かわせる。

🐥呪術師・トロガイ(高島礼子)
新ヨゴ国の先住民ヤクーの呪術師でタンダの師匠。バルサも深い敬意を抱いている。しわの刻まれた顔は魔女のようだが、その呪術は当代一。王宮の星読博士のシュガも、弟子となり修行している。ナユグに春が来た際には、異変をいち早く察知し、ほかの呪術師と協力し多くの人々を救う。

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しるしタルシュ帝国
タルシュ帝国
南方の大国。無慈悲に他国を侵略し、勢力を強めている。
帝国主義で、ヨゴ皇国を始めとする他の国々を次々と併呑し北の大陸へ迫る。サンガルは秘密裡に降伏、次に新ヨゴ、ロタ、カンバルへと食指を伸ばそうとしている。国獲りにより豊かになった国であり、服属させた国の国民に兵役を課し、これによって圧倒的な軍事力を誇る。但し、侵攻に際しては、相手国に密偵を送り込んで綿密な情報収集を図り内紛を誘発する、内通者を通じて降伏を勧告する、等の「戦わずして勝つ」手段を優先する。タルシュ人は赤銅色の肌をし、銀色の目と髪をもち、大柄である。しかし民族による差別はなく、能力次第で身分や出身国に関わらず出世する道が開かれており、枝国(従属国)出身の様々な肌の色の者が重要な官職に就いている。二人の王子、長男のハザールと次男のラウルがおり、手柄を競い、次の皇帝の座を争っている。帝都はラハーン。モデルの明言はないが、人名・地名は西アジア風、枝国出身者を公平に処遇する人事制度や侵攻の手法等にはモンゴル帝国との共通点が多い。


タルシュ帝国の第二王子・ラウル(高良健吾)
タルシュ帝国の第二王子。合理的かつ明晰な頭脳を駆使して他国を侵略していく。民族に関わらず優秀な人材を重用するため、部下にはヒュウゴなど属国出身者が多い。タルシュ王国内で、さまざまな思いが錯そうする中、その野望は新ヨゴ国がある北の大陸に向けられ、戦地の前線に出兵する。

…‥‥‥…★
🌸宰相:クールズ(小市 慢太郎)
タルシュ帝国の宰相。第二王子ラウルの参謀として北の大陸への侵出に知略を巡らす。

🌸密偵:ヒュウゴ(鈴木 亮平)
タルシュ帝国の軍人で密偵。実は新ヨゴ国の祖・ヨゴ国の出身。幼い頃にヨゴ国がタルシュ帝国に征服された後、タルシュ帝国のラウル王子に才を見出され重用される。民を武力によって治めるのではなく、民が生きるために何が必要かを常に考え行動している。孤独なラウル王子の才を認めている。

🌸海賊:セナ(織田 梨沙)
サンガルの海賊。ヒュウゴの情報網の一員。サンガル救援に向かったチャグムを捕らえるが、その毅然とした姿に好意を抱く。

🌸補佐官:シュバル(角田 信朗)
タルシュ帝国の補佐官。ラウルの側近。クールズと供にヤズノ砦攻略の指揮をとる。

🌸総督:ベリス(嶋田 久作)
タルシュ帝国の総督。属国の出身ながら皇帝の側近にのぼりつめた。ラウルに北の大陸へ出兵するよう要請する。

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しるしロタ王国
ロタ王国
新ヨゴ国の隣に位置する。民族紛争が繰り返され、内戦が絶えない。
国内から輸出できる財産が実質的に鉄鉱石などしかなく、北部の氏族は貧しい一方、南部はサンガルとの交易のため豊か、と格差が激しく、たびたび衝突が起きる。ヨーサム王が統治し、その弟イーハンが兄王を助ける。また、ロタ人のほかに、〈タルの民〉や〈川の民〉と呼ばれる少数民族が住む。ロタは騎馬民族で、強力な軍隊を持っている。モデルの明言はないが、地域間の対立や被差別民(タルの民)の存在はインドとの共通点を感じさせる。


ロタ王国の君主:イーハン(ディーン・フジオカ)
ロタ王国の君主。病死した兄・ヨーサムに代わり王位に就く。若い頃にタル人のトリーシアと恋に落ちたことがきっかけで、反タル人感情の強いロタ王国の王族にあって、数少ないタル人の理解者となる。自国の現状に心を痛める器量の大きい人物で、カシャルのシハナと密かに王国の平定に腐心する。

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ロタ王国南部
南部の大領主:スーアン(品川 徹)
ロタ王国の南部を束ねる大領主。ロタ王を裏切り、南の大陸を支配するタルシュ帝国のラウル王子のと手を結び、タルシュ軍が南部に上陸することを許すが、ラウルの裏切りにあいタルシュ軍の軍門に下る。

南部氏族長:アマン(緋田 康人)
ロタ王国の南部氏族長。ロタ王を裏切り、スーアンと供にタルシュ帝国のラウル王子と密約を結び、タルシュ軍が南部に上陸することを許すが、ラウルの裏切りにあいタルシュ軍の軍門に下る。

スーアンの長子:オゴン(富澤 たけし)
南部の大領主で長老スーアンの長男。ロタ王を裏切り、父・スーアンと供にタルシュ帝国のラウル王子と密約を結び、タルシュ軍が南部に上陸することを許すが、ラウルの裏切りにあいタルシュ軍の軍門に下る。

…‥‥‥…★
タルの民
ロタ王国に住む、ロタ人とは別の民族で、「畏ろしき神(タルハマヤ)を招く力のある異能者〈サーダ・タルハマヤ〉が生まれ、ロタを支配する」という言い伝えを持つ。美しい顔立ちが特徴。彼らはその言い伝え故にロタ人から疎まれ、深い森の奥で陰(タル)に隠れて生きている。


異能の持ち主:アスラ (鈴木梨央)
ロタ王国で抑圧される“タルの民”の少女。恐怖や強い怒りを感じると破壊神〈タルハマヤ〉を召喚し、その異能の力を恐れる者、あがめる者の間でアスラ争奪戦が繰り広げられた。
その後、バルサと共にロタ王国を脱出し、新ヨゴ国の 四路街(しろがい)で衣装店を営むマーサのもとに身を寄せている。

アスラの兄:チキサ(福山 康平)
タルの民でアスラの兄。異能の力を持ったアスラを恐れながらも兄としての愛で守ろうと奮闘する。
バルサと共にロタ王国を脱出し、新ヨゴ国の 四路街(しろがい)で衣装店を営むマーサのもとに身を寄せている。

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しるしサルガル国王
サンガル王国
新ヨゴ皇国の南に位置し海に面している国。半島と多くの島からなる。
海洋国家で、貿易や漁業が盛ん。王はカルナン。国風は自由だが、王族の祖先は海賊であったため、みな計算高く利に聡い。家庭の主導権などは女性(妻)が握るのが特徴で、王家の姫たちは、他国の深窓の姫君とは違い、幼い頃から国内の主要な島々を巡って国の現状を教えられていることに加え、相当の政治的発言力と独自の情報網を持つ。モデルの明言はないが、海洋交易の要衝として繁栄したマラッカ王国などのかつて実在した海洋国家との共通点が多い。


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用語
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Arikaあいうえお1
王の槍
カンバル王国最強の武人集団で、各氏族長筋の男たち(氏族長の息子あるいは弟。カンバルでは武人の血は父から息子に流れるとされる)から選ばれた槍の使い手、合計9人が選ばれて王を守り補佐する。王の代替わりに際しては、儀式において9人の「王の槍」全員が新たな王を承認することを建前とする。

Arikaあいうえお2
狩人
新ヨゴ皇国の帝直属の隠密。彼らは末子継承の世襲制で、いずれ劣らぬ武術の達人であり、また暗殺や諜報もこなす凄腕の武人たちからなる。同様の役割を担う者は、ロタ王国の〈カシャル(猟犬)〉やタルシュ帝国の〈ターク(鷹)〉など、新ヨゴ皇国以外の国にもいる。

川の民
ロタ王国に住む、ロタ人とは別の民族で、川辺に竪穴住居を作って住んでいる。ロタ人と比べると、ほぼ頭一つ分ほど小柄。呪術の才能を持つ者が生まれることがあり、彼らは訓練を経て「カシャル(猟犬)」となりロタ王に仕える。

Arikaあいうえお3
サグ
ヤクー達の世界観で言う「こっちの世界」で、人々が普通に生活している世界。ナユグと重なって存在しており、場所によってナユグとの重なりが大きい場所がある。

Arikaあいうえお4
タルハマヤ
ロタ王国の伝承に登場する創造神アファールの鬼子で、異界〈ノユーク〉に春が訪れると川の流れに乗ってロタにやって来て、タルの民の少女〈サーダ・タルハマヤ(神と一つになりし者)〉を依代として姿を現す、とされる。「畏ろしき神」の異名のとおり、血と殺戮を好み、その力を得た〈サーダ・タルハマヤ〉はロタ全土を恐怖の下に支配した、と伝えられている。

短槍
武術に用いる槍で、バルサやジグロなどが使用する。北のカンバル王国で盛んであり、同国の王の護衛である「王の槍」は最強の短槍使いとして名高い。

Arikaあいうえお5
ナユグ
ヤクー達の世界観で言う「あっちの世界」で、精霊などがいる世界。サグと重なって存在する。カンバルなど他国にも、「あっちの世界」を指すノユーク、ナユーグルなど、似たような呼び名がある。呪術を用いて見ることができるが、普通に見ることができる者も稀にいる(アスラやチャグムなど)。季節のサイクルが非常に長い。

ナユーグル・ライタの目
サンガルには「海の底には異界〈ナユーグル〉があり、〈ナユーグル・ライタ〉という民が住む」という伝承がある。〈ナユーグル・ライタ〉は5歳前後の子供の魂を乗っ取って海上の世界を覗くことがあり、乗っ取られた子供は「ナユーグル・ライタの目」と呼ばれる。「ナユーグル・ライタの目」は目隠しをされて王宮で最上級のもてなしを受けた後に海に還される(沈められる)。

Arikaあいうえお6
星読博士
新ヨゴ建国を担った大聖導師カイナン・ナナイが作った制度で、星の位置や空の様子を見ることによって未来を占う、〈天道〉という学問を学び国政に反映させる職務を担う。身分を問わず広く候補者を募り、その中から才能のある者のみを見習いとして選び出す。見習いが正規の「星読博士」になるまでに、短くても10年、長い場合には30年かかる。その最高位である聖導師は政治にも深く関わる重要な役職で、国の闇の部分にも深く関わっている。

Arikaあいうえお8
山の王
カンバル王国の地下深くにある「闇の王国」の王。「王」と称されるが人間とは全く異質の存在で、ノユーク(ナユグと同義)の生き物である。カンバルの輸出品「ルイシャ」は、約20年に1度行われる《ルイシャ贈りの儀式》の際にこの「山の王」からカンバル国王に贈られる、とされるが、その詳細はごく一部の者にしか知らされない。

Arikaあいうえお9
ラッシャロー
北の大陸と南の大陸を隔てるヤルターシュ〈海〉に住む民族で、定住することはなく生涯を海の上で過ごす。風や潮を読む能力や船を操る才に秀でる。

ルイシャ(青光石)
カンバル原産の青く発光する宝石。非常に高価で、カンバルの国庫を担う重要な輸出品である。どのように産出するかは秘密にされ、ごく一部の者しか知らない。

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■ドラマ内容紹介…綾瀬はるか主演、ファンタジー大作の最終章! 過去に起きた事件の真実も明らかに 
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上橋菜穂子の小説「精霊の守り人」をはじめとした“守り人シリーズ”を原作に、綾瀬はるか主演で実写ドラマ化したファンタジー大作の最終章。人と精霊が共生していた世界を舞台に、綾瀬が演じる用心棒・バルサと新ヨゴ国のチャグムの冒険を、2016年3月スタートの第1シーズン、17年1月スタートの「悲しき破壊神」、そして最終章と、3部作・全22回で描く。

最終章では、立派な皇太子に育ったチャグム(板垣瑞生)と深い信頼関係で結ばれたバルサが、巨大な勢力を持つタルシュ帝国から新ヨゴ国を救うため、バルサの祖国・カンバル王国へ向かい、過去に起こった事件の真実をついに知ることになる。

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■原作の感想
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舞台となるのは、異界と人の世界が交錯する世界 ── 。

★☆★シリーズ1作目「精霊の守り人」★☆★

精霊の守り人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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短槍使いの女バルサは、青弓川に流された新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムを救う。彼はその身に、この世(サグ)と重なって存在する異世界(ナユグ)の水の精霊ニュンガ・ロ・イム〈水の守り手〉の卵を宿していた。チャグムの母、二ノ妃は、バルサにチャグムを連れて逃げるよう依頼する。新ヨゴの建国伝説では初代皇帝トルガルが水妖を退治したとされ、水妖に宿られたチャグムを、皇国の威信を守るため父帝が秘密裏に殺そうとしているのだ。同時に、チャグムは、ニュンガ・ロ・イムの卵を食らうナユグの怪物ラルンガからも命を狙われていた。チャグムを連れて宮から脱出したバルサは、卵がチャグムの体を離れる夏至まで、幼馴染の呪術師タンダやその師匠のトロガイと共にチャグムと暮らし始める。バルサもかつて幼い命を奪われかけ、父の親友で短槍の達人ジグロに助けられて故郷カンバルを離れた経験があった。そのころ星読博士のシュガは、チャグムに宿った卵の精霊がかつてトルガルが倒したとされる水妖と同じだと考え、過去の記録を調べはじめる。そこでシュガは、トルガルの伝説が歪曲されたものであるということと、本当はニュンガ・ロ・イムが雨を降らせて作物を助ける存在だということを知る


★☆★シリーズ2作目「闇の守り人」★☆★

闇の守り人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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チャグムの護衛を無事に終えたバルサは、ジグロの供養のため自らの故郷のカンバル王国に向かう。バルサが幼い頃、王の主治医であったバルサの父親は王弟ログサムにおどされて王を毒殺させられた。口封じに自分共々バルサが殺されるのを恐れた彼は、親友で100年に1人の天才と言われる短槍使いジグロにバルサをつれて逃げるように頼んだ。それ以後バルサはログサムが死ぬまでジグロと共に逃げ、短槍を習い、生き抜いてきた。その後ジグロが死に、用心棒となったバルサは、チャグムの護衛を終えて自らの過去を清算しようと思い立ったのだった。しかしカンバルに帰ってみると、ジグロは王即位の儀式に使う国宝の金の輪を盗んだ謀反人の汚名を着せられていた。黒い闇に包まれたカンバルをバルサが救う。


★☆★シリーズ3作目「夢の守り人」★☆★

夢の守り人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

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バルサの幼馴染、タンダの師匠トロガイはかつて、農民の女としての、先の見えた鬱屈とした人生に絶望していた。そんな時、夢の中の美しい湖畔の宮殿で、彼女は一人の男と恋に落ち、子を産み落とした。バルサは、人攫いたちに追われていた旅の歌い手、ユグノを救う。彼は、リー〈木霊〉たちに愛された、リー・トゥ・ルエン〈木霊の想い人〉だった。一方、第一皇子の死により皇太子となっていたチャグムは憂鬱だった。タンダやバルサなどに出会い、民衆の暖かさを知ってしまった彼が宮の暮らしを喜ぶはずはなく、ましてや、一度は自分を殺めようとした帝を尊敬出来る訳もなかった。毎日不満を漏らすチャグムにシュガはつい、密かに自分が街におりてトロガイに呪術を習っていることを話してしまう。一気に懐かしさが増した彼は、その夜、夢の中で聞こえる声に惹かれ目覚めなくなってしまう。そのころ、皇子を亡くしたばかりの一ノ妃など目覚めなくなった者は他にもいた。タンダの兄の娘カヤもその一人であった。カヤを助けようと一人で呪術を行い、敵の罠にはまってしまうタンダ。肉体をすべて「花」に乗っ取られつつも、なんとか心を乗っ取られるのを防いだタンダは夢の中でチャグムを見つける。


★☆★シリーズ4作目「虚空の旅人」★☆★

虚空の旅人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

¥680
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新ヨゴ皇国の皇太子チャグムは隣国のサンガル王国の〈新王即位ノ儀〉に出席するため、相談役のシュガを伴い望光の都〈サンガル・ヤシーラ〉に入る。そこでサンガルの開放的な国の様子に魅了される。だが、このサンガル王国を支配しようとするタルシュ帝国からの密使、南のヨゴ人の呪術師が〈ナユーグル・ライタの目〉となった少女の体を使い、チャグムと親しくなったサンガルの第二王子、タルサン王子に呪いをかけ、次代の王となるカルナン王子に重傷を負わせる。チャグムは呪術師の陰謀を洗い出そうとする。


★☆★シリーズ5作目「神の守り人 上 来訪編」★☆★

神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

¥594
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★☆★シリーズ6作目「神の守り人 下 帰還編」

神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

¥637
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秋ごとの「ヨゴの草市」に行くタンダにつきあって、ロタ王国との国境に近い宿場町を訪れたバルサは、そこで人買いに連れられた兄妹に出会う。彼らはロタでは忌み嫌われる〈タルの民〉の子供だった。偶然にもバルサたちと同じ宿に泊まった人買いたちは、目に見えぬ何者かにのどを切り裂かれて死に、兄チキサもバルサも傷を負うが、妹アスラは無傷で気絶していた。さらに宿で火事が起こり、バルサはさらわれかけたアスラを救うが、タンダとチキサはとらわれる。兄妹を追っているのは、タンダの知り合いでロタの呪術師スファルとその娘シハナだった。はるか昔、タルの民の娘が、血を好む残酷な鬼神タルハマヤを宿して〈サーダ・タルハマヤ〉となり、全ロタ人を恐怖の圧政で支配したこと、そして幾百年を経た今、その恐ろしき神が少女アスラを通り道として束の間現われたことを、スファルはタンダに語る。ゆえにアスラは消されねばならないのだと。だが〈サーダ・タルハマヤ〉の再臨を望む者たちもまた、ロタ王国に網を巡らしていた。


★☆★シリーズ7作目「蒼路の旅人」★☆★

蒼路の旅人 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

¥680
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タルシュ帝国の侵略を受けたサンガルは圧倒的な国力を前に秘密裏に降伏し、新ヨゴを罠にかけようと援助を要請してきた。新ヨゴの帝は罠と知りながら、チャグムの祖父にあたる海軍大提督トーサを暗に葬るため援助に差し向け、チャグムはこれに激怒し宮中で父を怒鳴りつけるという大過を犯してしまう。暗殺される運命で祖父の艦隊へ送られたチャグムは予想通りサンガルの罠に落ちるが、海士らの助けで暗殺の危機を脱し、逃走の機会を得る。だがその先にチャグムを待っていたのは、タルシュの密偵の捕囚となるという、さらに過酷な罠であった。


★☆★シリーズ8作目「天と地の守り人 第一部 ロタ王国編」★☆★

天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)/新潮社

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★☆★シリーズ9作目「天と地の守り人 第二部 カンバル王国編」★☆★

天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)/新潮社

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★☆★シリーズ10作目「天と地の守り人 第三部 新ヨゴ皇国編」★☆★

天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 (新潮文庫)/新潮社

¥724
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タルシュ帝国の脅威に対し、新ヨゴ皇国は鎖国を行っていた。密出入国の世話をしていたバルサは、山中で自らを探す狩人ジンからの使者に出会い、密書を通じて死んだとされているチャグムの生存とその目的、そしてチャグムの救助を託される。一方新ヨゴに留まっていたタンダの元にも、戦火が迫ろうとしていた。


★☆★シリーズ11作目「流れ行く者(短編集)」★☆★

流れ行く者: 守り人短編集 (新潮文庫)/新潮社

¥594
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王の奸計により父を殺された少女バルサと、暗殺者の魔の手から親友の娘バルサを救ったが故に反逆者の汚名を着ることになったジグロ。二人は故国を捨て酒場や隊商の用心棒をしながら執拗な追手をかわし流れ歩く。その時々に出会った人々もまたそれぞれに過去を持つ流れ行く者たちであった。番外編に当たる守り人短編集。全4話収録。

浮き籾
タンダ(11歳)の住む村の近くの集落で、娘が山犬に襲われた。ただ、それは単に「山犬に襲われた」のではなく、地に足の着かない暮らしぶり故に親類縁者から疎まれ、まともに弔われもしなかった、タンダの遠縁の男の祟りではないか、と村では噂された。

ラフラ〈賭事師〉
13歳のバルサは、ロタ王国の酒場で、ススット(サイコロを使う遊戯)をする老ラフラ(賭事師)のアズノと知り合う。アズノは、氏族長の重臣ターカヌと 50 年に及ぶ長いススットの勝負を続けていた。そして老いたターカヌに代わり勝負を引き継いだ孫のサロームと、公開で勝負の決着を付けることになる。

流れ行く者
ロタ王国の酒場で用心棒として働いていたジグロは、ある夜更けに突然高熱を発して寝込んだ。医術師の薬を飲んだジグロは間もなく回復したが、酒場の主人から「新しい用心棒を雇ったので今いる部屋を空けてくれ」と言われたのを機に、13歳のバルサを連れて新ヨゴへ向かうべく、護衛士として隊商に加わった。

寒のふるまい
小雪の舞うある日、タンダ少年は母親から食事の残りかす(豚や鳥の骨など)をもらって「寒のふるまい」(寒い時期に山の獣たちに食べ物を分け与えること)をしに山へ入っていった。但し、それはタンダが山へ入ったりトロガイの家を訪ねたりするための口実でもあった。



★☆★シリーズ12作目「炎路を行く者(短編集)」★☆★

炎路を行く者: 守り人作品集 (新潮文庫)/上橋 菜穂子

¥594
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運命に翻弄されながらも新ヨゴ国のために働こうとする皇太子チャグムを、同じく運命に翻弄されながら各々の立場から助けるバルサとヒュウゴの少年少女時代を描いた中編2編を収録。

炎路の旅人
南の大陸・ヨゴ皇国において「帝の盾」の息子として生まれたヒュウゴは、タルシュ軍に家族を皆殺しにされながらただ一人生き残り、ケンカに明け暮れる無為な日々を過ごしていた頃、酒場を訪れたタルシュ兵に狙われた男を逃がすことに成功した。男は同じくタルシュに征服されたある国の出身で、現在はタルシュ軍の密偵として働いている、という。

十五の我には
チャグムを刺客の刃から辛うじて救ったバルサは、夜中にふと目を覚まし、チャグムと同年代の頃の自分を回想していた。回想の中の未だ半人前のバルサは、湧き上がる怒りを抑えきれず、相手を侮って罠に嵌ってしまう。


★☆★『「守り人」のすべて 守り人シリーズ完全ガイド』★☆★

「守り人」のすべて 守り人シリーズ完全ガイド/偕成社

¥972
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『「守り人」のすべて 守り人シリーズ完全ガイド』に収録された短編。最終話として結婚したバルサとタンダの穏やかな日常が描かれる。

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■原作の感想
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東洋の土着的精神に基づいた本格ファンタジー!?
Arikaアイコン(小)1久しぶりに読んだ本格ファンタジー。短槍の使い手にして女用心棒のバルサに託されたのは新ヨゴ皇国の二ノ妃の子、皇子チャグム。初めはバルサの活躍が全面に出たアクションを楽しむ作品かと思いましたが、読み進めるとチャグムの成長とバルサの考え(気持ち)の変化を見守るように読むのが正しい姿勢かと思えてきた。著者は文化人類学の准教授。ファンタジーとしての世界観を確立しつつ実社会に共通する葛藤や理不尽を描き、出てくる人間はその中で力強く生きています。建国の歴史や伝承を頼りに謎解きをしていくあたりは、さすが文化人類学者だと納得させる。無論、刺客や魔物と対峙するバルサのアクションも見物。海外にはハリーポッターがあり指輪物語に通じる日本版本格ファンタジー「守り人」シリーズ。矜持すら感じさせる壮大な物語。 完全な「悪人」は出てこなかったり、先住民と国家の関係、戦いを生業にする主人公が女性で、彼女を見守り帰る場所を守っているのが男性というあたりもおもしろい。 もし一つ難をつけるとすれば、もう少し旅や冒険をする要素があれば物凄い作品になっていた気もします。同名小説シリーズ全10巻を原作に、2016年3月に第1部は4本、2017年に第2部を9本、2018年に第3部9本、という3年がかりで全22作を放送するという壮大な企画になっており気になります。

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