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(11月の特集本)実話怪談 出没地帯/川奈まり子(著)

kage

2017/11/20 (Mon)

2017年11月の特集本
怖いはエンターテインメント2

秋の夜長を楽しめるホラー&怪談のセレクト。

手に汗握るエンタメ巨編あり、文豪の名作あり、リアルな心霊体験を描いた実話あり。

”怖い”はエンターテインメント!

海外のモダンホラー&推理小説の代表作にも触れてみよう!

気になる作品から手にとって、盛り上がる国産ホラー&怪談シーンを体感!

「怖いもの見たさ」という言葉もありますし、

「怖そうだからやめておこう」という選択肢を捨てると、

きっとゾクゾクする新しい「恐怖を楽しめる」世界が広がると思います。

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

恐怖を楽しめる国内文庫【実話】
 実話怪談 出没地帯/川奈まり子(著)

実話怪談 出没地帯/河出書房新社

¥価格不明
Amazon.co.jp


Arikaアイコン(小)1あなたの町にあるかも28箇所もの幽霊出没地帯
近年、実話怪談シーンでめきめきと頭角を現し、いまもっとも要注目の女性作家が川奈まり子です。著者の経歴がまず面白い!出版社デザイン室勤務、フリーライターを経て、前夫との離婚を機に31歳でAV女優デビュー。引退後「山村正夫記念小説講座」にて小説執筆の勉強を始め、小説家へ転身。現夫はAV監督で、お子さんもおられる。映像業界・ライター時代・引退後、著者が体験した恐怖の実話、街の怪異を集めた怪談集。都内某所のハウススタジオで始まったAV撮影。しかしメイク係が倒れたのを皮切りに、不思議な現象が次々と発生。ついに著者も老人の幽霊を目撃する。他にも不謹慎な遊びが不幸を呼ぶ青山墓地。殺人があったラブホテルなど、実在する場所を舞台にした怪談集。これは、すべて本当にあった話です。

東京都内、近郊のわけあり物件。エピソード。”現所が特定できる街の怪談”というコンセプトの怪談集ですが、プロローグである1話から、有無をいわせぬ魔力に絡め取られる。元AV女優であったという著者だけに撮影時に体験した怪異や早くに亡くなったAV女優の皆さんと共演していたという最初の話からして、背筋がぞわぞわ…掴みはOKなんてものじゃないです。しかも、著者にしろ、お知り合いにしろ、これだけ怪奇現象に見舞われるとは…。著者が引き寄せる方だから、自然と同じような方達が集まってしまうのか…稲川淳二先生もビックリです。ほとんどが又聞きじゃなくて実体験なのも怖いし、実体験故に異形のモノの説明がリアルなんですよね。女性作家には偏見があったが、これは怖い、というかおぞましい。著者が経験したことだけあって、テレビで芸人が語る怪談よりもはるかに恐ろしく、リアルで物悲しい。淡々としていた分、余計に怖くて、身体の芯から冷えが来る感じが涼みたい人にはオススメです。


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