(12月の特集本)極上の酒を生む土と人 大地を醸す/ 山同敦子(著)

2017/12/11 (Mon)
2017年12月の特集本:
美味しいお酒とご飯と過ごす、幸せな夜。
いつか本で読んだ食事の描写を思い浮かべて、今夜は何を食べ、何を飲もうか?
そんな思いを巡らせる時間もいい。
酒好き、本好き…いいものを知ってる食いしん坊が多い。

〔1〕伝統文化としての日本酒の素晴らしさを知る本


原料作りから情熱を燃やす蔵元たちを描くノンフィクション
農産物を原料に、微生物の力を借りて醸される酒。自然の恵みと人類の叡智によって生み出される酒。酒は農産物の延長線上にあるもので、単に工場で生産される工業製品ではありません。そんな信念をもとに、その土地に息づく風土や文化を発信しようと、情熱を燃やす蔵元たちの様子を描いたノンフィクション。日本の食や、農業の未来についても考えさせられます。本格焼酎の時代を変えた「百年の孤独」から、新世代の日本酒を牽引する、「喜久醉」「会津娘」「秋鹿」「松の司」「根知男山」。そして、ニュージーランドで世界を驚嘆させたワインを醸す「KUSUDA」まで。土にこだわり、農業に取り組み、極上の酒を生み出す蔵を酒と食に詳しいジャーナリスト・山同敦子が徹底取材。蔵元さんたちの情熱に感動しつつ、読むと日本酒が飲みたくなります。読みながら飲むのもいいかもの一冊。
- 関連記事
-
- (3月特集)いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(全3巻) (モーニング KC) /竜田 一人(著) (2020/03/19)
- (3月特集)ナインデイズ 岩手県災害対策本部の闘い (幻冬舎文庫)/河原れん(著) (2020/03/18)
- (3月特集)河北新報のいちばん長い日: 震災下の地元紙 (文春文庫) /河北新報社,河北新報=(著) (2020/03/16)
- (3月特集)希望の地図 3・11から始まる物語 (幻冬舎文庫)/重松 清(著) (2020/03/14)
- (3月特集)小説 Fukushima 50 (角川文庫)/周木 律(著) (2020/03/12)
- (3月特集) 暗い夜、星を数えて: 3・11被災鉄道からの脱出 (新潮文庫)/彩瀬 まる(著) (2020/03/10)
- (3月特集)紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている: 再生・日本製紙石巻工場 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)/佐々涼子(著) (2020/03/08)
- (3月特集)魂でもいいから、そばにいて ─3・11後の霊体験を聞く─/奥野修司(著) (2020/03/07)
- (3月特集)復興の書店 (小学館文庫)/稲泉 連(著) (2020/03/06)
- (3月特集)石巻・にゃんこ島の奇跡 :田代島で始まった“猫たちの復興プロジェクト”/石丸 かずみ(著) (2020/03/05)
(12月の特集本)きょうの猫村さん(全9巻)/ほしよりこ(著)≪ | HOME | ≫(12月の特集本)本にカードを添えてChristmas present!
コメントフォーム

この記事へのトラックバック

この記事のトラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
(12月の特集本)きょうの猫村さん(全9巻)/ほしよりこ(著)≪ | HOME | ≫(12月の特集本)本にカードを添えてChristmas present!