FC2ブログ
2020 07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2020 09

(12月の特集本)テロリストのパラソル /藤原伊織(著)

kage

2017/12/21 (Thu)

2017年12月の特集本:
酒と本

美味しいお酒とご飯と過ごす、幸せな夜。

いつか本で読んだ食事の描写を思い浮かべて、今夜は何を食べ、何を飲もうか?

そんな思いを巡らせる時間もいい。

酒好き、本好き…いいものを知ってる食いしん坊が多い。


アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

〔2〕おすすめ「酒呑み」名作

 テロリストのパラソル /藤原伊織(著)

テロリストのパラソル (文春文庫)/文藝春秋

¥価格不明
Amazon.co.jp




Arikaアイコン(小)1乱歩賞&直木賞W受賞、不朽の傑作ミステリ!
アル中の主人公が、とても面白く読めた上々の作品

ある土曜日の朝、新宿の公園で1日の最初のウイスキーを口にしていたと、公園に爆音が響き渡り、爆弾テロ事件が発生。全共闘運動に身を投じ、脛に傷を持つ島村は現場から逃げ出すが、指紋の付いたウイスキー瓶を残してしまう。後日、テロの犠牲者の中には“同志"だった学生時代の恋人と、ともに指名手配された男が含まれていたことが判明した。指名手配された過去を持つ島村に疑惑が掛ってしまう。島村は容疑者として追われながら、事件の真相に迫ろうとする――。 

本屋で偶然巡りあった作品。主人公の島村は学生運動に関わった事故で人を死なせてしまい、逃亡生活をしてきた元東大生でアル中のバーテンダー。アル中になってしまっているが、アルコールに溺れながらも、筋を通して生きている。私は、ノンフィクションは滅多に読みませんが、アル中の日常がよく書けていることもあって、思い切り物語に入り込んで読了。この人物設定は、著者が学生運動の時期に東大にいた人だけに、リアルです。いろいろな要素が絡み合って、最後に収束していくところは、ミステリーの常ですが、本作品は特にお見事でした。読んで損はない上々の作品。主人公のバーで唯一出されるつまみ、ホットドックが美味しそう♪
関連記事
スポンサーサイト



コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック