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(12月の特集本)当マイクロフォン/三田 完(著)

kage

2017/12/27 (Wed)

2017年12月の特集本:
酒と本

美味しいお酒とご飯と過ごす、幸せな夜。

いつか本で読んだ食事の描写を思い浮かべて、今夜は何を食べ、何を飲もうか?

そんな思いを巡らせる時間もいい。

酒好き、本好き…いいものを知ってる食いしん坊が多い。


アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

〔2〕おすすめ「酒呑み」名作

 当マイクロフォン/三田 完(著)

当マイクロフォン (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)

¥価格不明
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Arikaアイコン(小)1伝説のアナウンサー中西龍の生涯
語りに生きた男の波瀾の一生涯を描く俳風評伝小説  

昭和28年NHK入局、のちにラジオ界屈指の語り手となった男、中西龍。 ナレーションを話芸にまで高めたNHKの名物アナウンサー。でもその実は火宅の人ともいえる生涯だった。若い頃から風狂で型破り、仕事の鬼となるいっぽうで、遊郭に入り浸り、地回りと揉め、熊本、鹿児島、旭川、富山、名古屋、東京、大阪など地方局を転々とした。ある年代以上なら、あの声を覚えていると思うが、そこからは想像もできない、相当な女好きで酒飲み。いまでも忘れられないのは、NHK教育テレビで中里介山の『大菩薩峠』の冒頭のナレーションと鬼平のナレーション。哀切さ・詩情を含んだ語り口は、いまでも鮮やかに記憶にあります。一方で、裏ストーリーとして、NHKという巨大な奇妙な果実の内幕も暴露しているのも興味深い。一人のアナウンサーを通して描いた昭和史とも言える。傍から見たら単なるダメ人間の彼をとにかく魅力的に描いている。言葉の扱い方が美しく、いいお酒を飲んだ後のようにうっとりと酔わされます。





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