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(近代日本の戦術家①)聯合艦隊司令長官 山本五十六/半藤一利(著)

kage

2018/03/18 (Sun)

知性を武器に活躍した軍師たち

2014年NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の影響で、

当時、書店にも軍師ブームが到来!

戦国乱世に活躍した天才軍師から、近代日本の偉大なる参謀まで。

彼らの優れた頭脳と魅力的な人物像に迫ります。

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

肝の座った指揮官と戦略家
近代日本の戦術家

 聯合艦隊司令長官 山本五十六/半藤一利(著)

聯合艦隊司令長官 山本五十六 (文春文庫)

誰よりも日米開戦に反対していたにもかかわらず、海軍軍人として真珠湾攻撃を決断せざるをえなかった山本五十六。「昭和史の語り部」半藤さんが、郷里・長岡の先人であり、あの戦争の最大の英雄にして悲劇の人の真実について、熱をこめて語り下ろした話題の一冊が、待望の文庫化。役所広司の五十六役で、映画化もされた。


Arikaアイコン(小)1「あの戦争」の最大の英雄にして
悲劇の人の真実を、半藤一利が熱をこめて語る(`・ω・´)ゞ

海軍省次官時代から連合艦隊長官として殉死するまでを描いた大作。冷静な分析に基づき誰よりも日米開戦に反対していたにもかかわらず、日本海軍連合艦隊司令長官として、望まぬ対米戦争を指揮していく立場に追い込まれた山本五十六。最後まで戦争を避けようとし、開戦後も早期和平を望み続けた。国民全体が好戦的ムードに浮かれているなか、冷静に現実を捉えて日本の将来を案じていたことが分かる。日露戦争の成功体験で思考停止し軍令部の多くが巨艦大砲主義に固執していたのと対照的。南部仏印進駐を推進していたのは海軍という事実を初めて知り、改めて海軍善玉論はまゆつばと思った。山本五十六と昭和の海軍というテーマでその実像に迫るのだが、敗北を知りながら軍を率いた心情を察すると胸が痛くなる。古い黒手帖のエピソードは、山本五十六の人間性を象徴しているようだ。真珠湾の後も、とにかく講和への道を拓きたかった山本五十六の思いとは裏腹に最悪の形で戦争は終わった。 松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者を経て作家となった「昭和の語り部」と呼ばれる著者が山本の視点を通して先の戦争を語る。そこからは、多くの「失敗の本質」が見えてくる。山本の視野の広さ、本質を見抜く力を学ぶと同時に、歴史から学ぶ謙虚な姿勢が問われているような気がする。太平洋戦争に反対した悲劇の軍人の素顔がわかる。


山本 五十六(やまもと いそろく)
1884年(明治17年)4月4日 - 1943年(昭和18年)4月18日)
日本の海軍軍人。第26、27代連合艦隊司令長官。海軍兵学校32期生。
最終階級は元帥海軍大将。
前線視察の際、ブーゲンビル島上空で戦死(海軍甲事件)。
旧姓は高野。



半藤 一利
┣1930年5月21日、東京府東京市向島区(現在の東京都墨田区)に生まれ。
┣代表作:『日本のいちばん長い日 運命の八月十五日』(1965年)
┣近現代史、特に昭和史に関し人物論・史論を、対談・座談も含め多く刊行している。


Arikaシネマ2014b5

 【2011年12月23日公開】
 聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-

聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実- [Blu-ray]

■映画ストーリー
昭和14年夏。日独伊三国軍事同盟をめぐり、締結を強く主張する陸軍だけではなく、国民の大半も同盟に希望を見いだしていた。そんな中、海軍次官の山本五十六(役所広司)、海軍大臣の米内光政(柄本明)、軍務局長の井上成美(柳葉敏郎)は、陸軍の圧力や世論にも信念を曲げることなく同盟に反対の立場をとり続ける。しかし、第2次世界大戦が勃発(ぼっぱつ)し……。

★映画チェック★
真珠湾攻撃によって自ら開戦の火ぶたを切って落とす一方、誰よりも戦争に反対し続けた連合艦隊司令長官・山本五十六の実像を描くヒューマン大作。監督は、『孤高のメス』『八日目の蝉』の成島出。山本五十六を日本映画界を代表する名優・役所広司が演じ、海軍大臣・米内光政役の柄本明、軍務局長・井上成美役の柳葉敏郎、新聞記者役の玉木宏ら豪華俳優陣が脇を固める。刻一刻と変わる情勢の中、未来のために突き進んだ日本人の姿を、壮大なスケールで描く注目の一作だ。

■スタッフ
監督: 成島出
監修: 半藤一利
特別協力: 山本義正
製作年:2011年
製作国:日本
日本公開:2011年12月23日
上映時間:2時間20分
配給:東映

■キャスト(役柄:俳優)
山本五十六(聯合艦隊司令長官):役所広司
真藤利一(「東京日報」記者)※架空 :玉木宏
米内光政(海軍大臣):柄本明
井上成美(海軍省軍務局長):柳葉敏郎
山口多聞(第二航空戦隊司令官):阿部寛
三宅義勇(聯合艦隊作戦参謀)※架空(モデルは三和義勇):吉田栄作
黒島亀人(聯合艦隊先任参謀):椎名桔平
草野嗣郎(「東京日報」編集長)※架空:益岡徹
秋山裕作(「東京日報」記者)※架空:袴田吉彦
牧野幸一(山本と同郷の零戦パイロット。海軍少尉)※架空:五十嵐隼士
堀悌吉(元・海軍中将):坂東三津五郎
宇垣纏(聯合艦隊参謀長):中村育二
南雲忠一(第一航空艦隊司令長官 兼 第一航空戦隊司令官):中原丈雄
及川古志郎(海軍大臣):佐々木勝彦
山本禮子(山本の妻):原田美枝子
谷口志津(小料理屋「志津」の女将)※架空:瀬戸朝香
神埼芳江(「志津」の常連客のダンサー)※架空:田中麗奈
永野修身(軍令部総長) :伊武雅刀
高橋嘉寿子(山本の姉):宮本信子
宗像景清(「東京日報」主幹)※架空:香川照之
小料理屋「志津」の常連客:橋爪淳、重松収
門倉総司(ガダルカナル夜間砲戦で戦死する司令官役)※架空:平賀雅臣
その他





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