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(近代日本の戦術家⑤)散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道/梯久美子(著)

kage

2018/03/22 (Thu)

知性を武器に活躍した軍師たち

2014年NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の影響で、

当時、書店にも軍師ブームが到来!

戦国乱世に活躍した天才軍師から、近代日本の偉大なる参謀まで。

彼らの優れた頭脳と魅力的な人物像に迫ります。

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

肝の座った指揮官と戦略家
近代日本の戦術家

 散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道/梯久美子(著)

散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道 (新潮文庫)

水涸れ弾尽き、地獄と化した本土防衛の最前線・硫黄島。司令官栗林忠道は5日で落ちるという米軍の予想を大幅に覆し、36日間持ちこたえた。双方2万人以上の死傷者を出した凄惨な戦場だった。玉砕を禁じ、自らも名誉の自決を選ばず、部下達と敵陣に突撃して果てた彼の姿を、妻や子に宛てて書いた切々たる41通の手紙を通して描く感涙の記録。大宅壮一ノンフィクション賞受賞。


Arikaアイコン(小)1過酷な戦いを強いられた硫黄島で
総指揮官を務めた栗林中将についてのノンフィクション

目的はただひたすら「1日でも長く硫黄島を米軍に渡さない」こと。硫黄島は死。死を覚悟しての死闘。硫黄ガス、水、戦いの物資そのものが、何もない。最初から生きて帰ることは出来ないと分かっていた戦闘が、硫黄島の戦いでした。わずか「5日で落ちる」という米軍の予想を大幅に覆し、地獄と化した硫黄島で36日間持ちこたえた司令官、栗林忠道。彼が家族にあてて書いた41通の手紙から、死闘の中でも部下を思いやり、冷静な判断力を保ち続けた総指揮官の姿が浮かび上がる。


栗林 忠道(くりばやし ただみち)
1891年〈明治24年〉7月7日 ‐ 1945年〈昭和20年〉3月26日):53歳没
日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍大将。
位階勲等は従四位勲一等(旭日大綬章)。
長野県埴科郡西条村(現:長野市松代町)出身。
第二次世界大戦(太平洋戦争/大東亜戦争)末期の硫黄島の戦いにおける、日本軍守備隊の最高指揮官(小笠原兵団長。小笠原方面陸海軍最高指揮官)として知られる。



梯 久美子
┣1961年、熊本県生まれ
┣1966年、5歳で熊本から札幌に転居[3]。北海道札幌藻岩高等学校、北海道大学文学部国文学科卒業。
┣1984年、サンリオに入社して、編集者となる。
┣1986年に退社して女友達と、編集・広告プロダクションを起業。
┣2001年よりフリーライターとして「AERA」などにルポルタージュを執筆。丸山健二のすすめで執筆した「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」で、2006年第37回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。
┣2014年から大宅壮一ノンフィクション賞選考委員(単行本部門)。
┣2017年『狂うひと 『死の棘』の妻・島尾ミホ』で第68回読売文学賞(評論・伝記賞)、第67回芸術選奨文部科学大臣賞、第39回講談社ノンフィクション賞受賞。


Arika報告書v
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総指揮官が後世に残したものはなにか?
彼が戦死するまでに残した、たくさんの温かい「硫黄島からの手紙」とは…

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族へ宛てた手紙や部下への態度、大本営への電報などから栗林中将の人柄がよくわかる。 生きることを最も尊いこととし、人を慈しむことのできる優しく強い人だったのだろうと思う。 硫黄島にいながら自宅の細々としたことを考え手紙で伝えるのは軍人には似つかわしくないとも思ってしまいそうだが、自宅のことを考えることで家族と一緒に過ごしているような気持ちになっていたのかもしれない。平和な日本がどんな人達の決死の覚悟の上に成り立っているか改めて思い知らされる。 地熱が60度にまで上がる土地で、食料もなく、雨水しかなく武器もなく、玉砕さえ許されない状況で、只々「一日でも長く戦い抜く」のは停戦協定を幾らかでも有利に運ぶため。 本土の人々や後の世の私達に平和をもたらそうという一念での凄まじい闘いぶりを忘れてはいけないと思う。クリント・イーストウッドの映画「硫黄島からの手紙」で栗林中将は再び注目を集めましたが、あの映画をご覧になっていてこちらの書籍を未読の方がいらっしゃいましたら、ぜひご一読をおすすめします。


Arikaシネマ2014b5

 【2006年12月9日公開】
 硫黄島からの手紙 

2006年、硫黄島。

地中から発見された数百通もの手紙。

それは、61年前にこの島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。

届くことのなかった手紙に、彼らは何を託したのか--。


硫黄島からの手紙 [DVD]

■映画ストーリー
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、アメリカ留学の経験を持ち、西洋の軍事力も知り尽くしている陸軍中将の栗林忠道(渡辺謙)が、本土防衛の最後の砦ともいうべき硫黄島へ。指揮官に着任した彼は、長年の場当たり的な作戦を変更し、西郷(二宮和也)ら部下に対する理不尽な体罰も戒めるなど、作戦の近代化に着手する。

★映画チェック★
第2次世界大戦時の最も悲劇的な戦いと言われる“硫黄島の戦い”を、日本側の視点から描いた戦争映画。硫黄島でアメリカ軍を悩ませた伝説の陸軍中将である栗林忠道と彼の部下たちによる死闘が描かれる。監督は『ミリオンダラー・ベイビー』のクリント・イーストウッド。『ラスト サムライ』の渡辺謙、嵐の二宮和也ら、日本人俳優が出演する。イーストウッドが日米双方の視点から“硫黄島の戦い”を描く“硫黄島プロジェクト”第2弾作品としても注目だ。

■スタッフ
監督/製作: クリント・イーストウッド
製作: スティーヴン・スピルバーグ / ロバート・ロレンツ
原案/脚本: アイリス・ヤマシタ
脚本: ポール・ハギス
美術: ヘンリー・バムステッド
英題:LETTERS FROM IWO JIMA
製作年:2006年
製作国:アメリカ
日本公開:2006年12月9日 (丸の内ピカデリー1 ほか)
配給:ワーナー・ブラザース映画

■キャスト(役柄:俳優)
※=実名で登場する、実在した人物(階級は当時のもの)

栗林忠道陸軍中将 ※:渡辺謙
西郷昇陸軍一等兵:二宮和也(嵐)
西竹一陸軍中佐 ※:伊原剛志
清水洋一陸軍上等兵:加瀬亮
伊藤海軍大尉[10]:中村獅童
藤田正喜陸軍中尉 ※:渡辺広 - (栗林の副官)
谷田陸軍大尉:坂東工 - (西郷ら所属の機関銃中隊長)
野崎陸軍一等兵:松崎悠希
樫原陸軍一等兵:山口貴史
大久保陸軍中尉:尾崎英二郎
花子:裕木奈江 - (西郷の妻)
大杉海軍少将:阪上伸正
小澤陸軍一等兵:安東生馬
遠藤陸軍衛生伍長:サニー斉藤
大磯陸軍中佐:安部義広
岩崎陸軍憲兵大尉:県敏哉 - (清水の憲兵時代の回想に出てくる上官)
足立陸軍大佐:戸田年治 - (摺鉢山地区指揮官)
林陸軍少将:ケン・ケンセイ
市丸利之助海軍少将 ※:長土居政史
愛国婦人会の女性:志摩明子
海軍兵:諸澤和之
日本兵:アキラ・カネダ
犬の飼い主の女性:ブラック縁
サム:ルーカス・エリオット - (捕虜となる海兵隊員)
アメリカ陸軍将校:マーク・モーゼス - (栗林の回想シーンで登場)
上記の将校の妻:ロクサーヌ・ハート
火炎放射で焼かれる日本兵:サイモン・リー - (声はミチ・ヤマト)





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