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集英社文庫ナツイチフェア『ほっこりする本よまにゃ 』②/3(泣き虫チエ子さん 愛情編/残り全部バケーション/にじいろガーデン/大きくなる日/アゲイン:28年目の甲子園)

kage

2018/07/04 (Wed)

ナツイチ

平成最後の夏は、のんびり読者を楽しみませんか?

文庫「ナツイチ」フェア

集英社文庫

英社文庫『ナツイチ2018』。

2018年のテーマは、「本をひらけば 夏びらき。」

さぁ、本をひらこう。

夏をはじめよう。

かたくなったこころのすじを思い切り伸ばして。

ドキドキしたり、ハラハラしたり。

ほっこりしたり、きゅんとしたり。

読んで、こころを自由に動かせば、きっと心地よい夏になる。

さぁ、よまにゃ。

■今年の特典


かわいく揺れて 手ざわりやわらか!
【ナツイチ限定】よまにゃ”ねこじゃらしおり”(全4種類)

※「参加書店の店頭でナツイチ対象文庫を一冊買うと、その場でひとつプレゼント!」

※なくなり次第終了になります。


2017/05/18 に公開
読書が大好きな、集英社文庫の新しいキャラクター。
どこかの町の本屋さんで、まいにち本を読んで暮らしている。
口癖は「よまにゃ」

😻マスコットキャラクター、「よまにゃ」とは?
読書が大好きな、集英社文庫の新しいキャラクター。
どこかの町の本屋さんで、まいにち本を読んで暮らしている。
次に好きなのが人間観察。
お店にやって来るお客さんたちの心を読んで、日々、オススメの本を紹介している。
口癖は「よまにゃ」。

人気イラストレーター、Noritake氏デザインの愛くるしいポーズがたまりませんにゃん♪



2017/08/18 に公開
読書が大好きな、集英社文庫の新しいキャラクター。どこかの町の本屋さんで、まいにち本を読んで暮らしている。
口癖は「よまにゃ」

■フェアのジャンル項目


注目の本よまにゃ
ほっこりする本よまにゃ
切ない本よまにゃ
すっきりする本よまにゃ
ドキドキする本よまにゃ
なるほど!な本よまにゃ

・・・・の6ジャンル。



吉岡里帆のスペシャルムービー「夏びらき。」

7月21日「ナツイチの日」

😻好きな本の世界へ、冒険できる日だよ。
その一冊と出会いに、本屋さんへ行こう。


7月21日は「ナツイチの日」



夏だからって、
冷し過ぎには気をつけなくちゃ。

こころはどこかずっと
ぽかぽかあたたかでいたいもんね。

ほっこりする本
よまにゃ



 泣き虫チエ子さん 愛情編/益田ミリ(著)

泣き虫チエ子さん 愛情編 (集英社文庫 ま 22-3)
益田 ミリ
集英社 (2017-07-20)
売り上げランキング: 50,913


ときどきクスッ、たまにホロリ。のどやかな日常。 

結婚10年目のチエ子さんとサクちゃん。

生まれも育ちも性格も違うけど、二人でいると、どこにいても家の中みたいにほっとする。

何気ない日常の幸せがつまった名作コミック。

…‥‥‥…
チエ子さんとサクちゃんの日常が何気ないけど 素敵すぎて憧れる✨
Arikaアイコン(小)1 会社で秘書をするチエ子さんと家で靴の修理をするサクちゃんは、仲良しの夫婦。生まれも育ちも性格も違う二人は、お互いを大切に思いながら日々を過ごして──。心温まるコミック。

結婚10年目夫婦のほんわかした日常を描いた作品。 二人ともお互いを大切にしていることが、色々なカタチで表されています。会社で秘書をしているチエ子さんとくつの修理屋さんをしているサクちゃんの日々の物語。「幸せ」と「死」のテーマが多かったかな。とにかく相思相愛で、喧嘩をしてもすぐ仲直りをする二人の様子がうらやましい人も多いのではないかと思いました。ぽわっとした空気感に癒される。ちゃんと現代なのにおとぎ話や昔話を読んでるみたいな不思議なほのぼのした気持ちになる。主人公のチエ子さんも、ちゃんと(笑)わがままで、ちゃんと(笑)感情的で、ちゃんと(笑)少しずるいところもある女の人なのに、作風と、夫のサクちゃんの人柄とあいまって、なんとも温かな空気をかもし出している。ふわー、とした気持ちになれる一冊。ほっこりするお話が多くて、こんな夫婦になりたいと思いました。心が温まるエピソードも多く、旅情編も読んでみようと思います。




 残り全部バケーション/伊坂幸太郎(著)

残り全部バケーション (集英社文庫)
伊坂 幸太郎
集英社 (2015-12-17)
売り上げランキング: 40,380


ドタバタ悪党コンビが起こす心温まる小さな奇跡! 

裏稼業から足を洗いたい岡田は、先輩から条件として〝他人にメールして友達になれ〟と言われて……。

憎めない二人が予想もつかない方法で事件を解決していく!

…‥‥‥…
日常に疲れた人に贈る、最強の(?)ふたりが起こす“小さな奇跡”。
Arikaアイコン(小)1裏稼業コンビの岡田と溝口。離婚や虐待、拉致など様々な出来事に遭遇しては、予想もつかない方法で事件を解決する! その出会いは偶然か、必然か。5編からなる小さな奇跡の物語。

裏稼業コンビの岡田と溝口。離婚や虐待、拉致など様々な出来事に遭遇しては、予想もつかない方法で事件を解決する! その出会いは偶然か、必然か。5編からなる小さな奇跡の物語。4つの話しを最後の5つめに結び付ける伊坂さんらしさ満載の短編集。ひょうひょうとした岡田の「人生も後ろばかり振り返らないで前を見る。車でもバックミラーばかり見てたら危ないから、時折確認するくらいがちょうどいい」みたいなセリフと悪人なのに憎めない溝口さんの「飛んでも8分歩いて10分」という言葉が印象的でした。ラストは溝口さんやるじゃん!情報を少し与えて想像をさせる。物語もそんな感じで締めくくってます。無茶苦茶面白いから今すぐ手にとって読むべき。 この本の圧倒的な疾走感と爽快感の前には、どんな書評も蛇足である。 さすが伊坂節、大いに楽しませて頂きラストにしびれる!最後は宙ぶらりんだけど逆に考えさせる面白さもあってそれがまたいい感じで後を引く。 中身はまさに「大人の夏休み」。悪役だけれど憎みきれない人物を魅力的に描く筆力に定評がある作者。連作短編の中で人物たちがすれ違っていく作品は好き。 また本に出てくる女性は飄々としていてカッコイイ!!



 にじいろガーデン/小川糸(著)

にじいろガーデン (集英社文庫)
小川 糸
集英社 (2017-05-19)
売り上げランキング: 42,145


特別なようでどこにでもいる、家族の再生物語。 

夫との関係に行き詰まっていた泉は、両親との関係に悩む女子高生・千代子と出会う。

やがて二人は恋に落ち、泉の息子と共に新生活を始める。心温まる家族小説。

…‥‥‥…
二人の母と二人の子ども。ある家族の創生の物語。
Arikaアイコン(小)1夫との関係に苦しむ泉はある日、電車のホームで思い悩む女子高生と知り合う。互いの悩みを相談するうち二人は惹かれ合い、共に暮らす決意をする──。新たな家族の形と幸せを問う感動長編。

夫との関係に苦しむ泉はある日、電車のホームで思い悩む女子高生と知り合う。互いの悩みを相談するうち二人は惹かれ合い、共に暮らす決意をする──。田舎でゲストハウスを営む四人家族。兄・草介と妹・宝、千代子と泉「2人」の母親。同性の事実婚。入り口に翻るは虹色の旗。LGBTもノーマルもウェルカム。どのようにして妻婦(ふうふ)になったのか、妹の誕生、ゲストハウス開業、そして未来。新しい家族の在り方と幸せを問う感動長編。

同性愛者に偏見は持っていないと思いながら、でも、主人公に共感できるのかな、最後まで読めるのかなと思いながら読み始めましたが、読んでいくうちに家族の物語に引き込まれてしまった。1章ごとに家族それぞれが語り手になっていたのも面白かった。泉と千代子の章では二人の心情にピンと来ず、草介がいい子過ぎて現実味が感じられなかったが、草介章のグローブの話から一気に人間味が出てきて引き込まれた。「お花が、自分の花の色を選べないのと一緒よ」の言葉が素敵。でも優しすぎる草介の結末が切ない。黒一点の兄が、幼くして物分かりいいと思っていたが、成長するにつれ内に秘めたるものも肥大化してゆき、ラストでまさかの…。この結末は予想できなかった。

ママが二人いるタカシマ家に5条の憲法があります。
❶自分には決して嘘をつかない。
❷一日に一回は、声を上げてげらげら笑う。
➌うれしいことはみんなで喜び、悲しいことはみんなで悲しむ。
➍絶対に、無理はしない。
❺辛かったら、堂々と白旗をあげる。

どれも大切だなあ。けれど、草介にタカシマ家家訓を破らせたのはタカシマ家でしかない。千代子の最期には泣かされ、そのあと残された三人で幸せに暮らすのかと思ったのに、草介のことはちょっと衝撃。温かくていい話のはずなのに、最後にしわ寄せが全部草介に行ってしまい、そこまで追いつめた家族は何もしようとしなかったという、結末がやるせなく辛くて読後感は良くはなかった。何もかもがうまくすすみ、悩み苦しむことなく幸せに生きていける世の中ではないのは分かっている。そしてこれは物語で、山もあれば谷もある話でないと普通・平凡になってしまう、ということも分かる。産みの親より育ての親とよく言いますが、子供に対する愛情って『自分で産んだから』生まれるものだけではないんだと思います。突然女性二人が「両親」になった草介、どんな思いだったのだろう。眠ったままの草介にそっと聞いてみたい。登場人物は最後に止まりかけていた時間を動かし始め未来を感じさせるけれど、物語の終わりは幸せに閉じて欲しかったなぁ......。( ˘•ω•˘ )




 大きくなる日/佐川光晴(著)

大きくなる日 (集英社文庫)
佐川 光晴
集英社 (2017-09-20)
売り上げランキング: 139,282


子どもも親も先生も、互いに誰かを育てている。 

日常に起こるちょっとした事件に揺れる家族。

横山家の末っ子・太二の歩みを中心に、人々の心の成長を描く連作短編集。

ありふれた人生にこそ、輝きが満ちている。

…‥‥‥…
横山太二くんの保育園から中学校卒業までの成長の過程を辿るオムニバス短編集
Arikaアイコン(小)1四人家族の横山家の歩みを中心に、人の心の成長を描く九つの物語。子供も、親も、保育士さんも、先生も、互いに誰かを育てている。子供に関わるすべての人に贈る感動作。

太二自身が主人公の時もあれば、また別のお話ではおねえちゃん、おかあさん、友達…と主人公が代わり、太二くんが脇役にまわることもあるけれど、まぎれもなく太二くんのお話であり、横山家のお話。「大きくなる」という言葉から連想するのは「こどもの成長」だけれど、親も親として成長するという意味合いが込められているように感じた。いろんなお話の中で、太二くんの3歳の頃から中学校卒業まで成長していく。それにしても太二くんはかっこよすぎるなあ〜.♪ どの家も家族の形は違っていて、他人をうらやましく思うこともあるけれど、やっぱり誰もが我が家が一番と思っている。子どもも大人もひとまわり大きく成長する温かいお話しばかりが詰まった作品でした。お姉ちゃんも素敵な先生になれそうだし、お父さんもお母さんも自分の世界を見つけられそうだし太二くんもしっかり青春しているし・・。安心して読める1冊です。第5話の『どっちも勇気』は少年サッカーの退団と試合をめぐるエピソードだけれど、とってもリアル。




 アゲイン 28年目の甲子園/大森寿美男 原作:重松清

アゲイン 28年目の甲子園
(2015-07-08)
売り上げランキング: 93,282


夢を取り戻すのは何歳になってからでも遅くない。 

マスターズ甲子園に誘われた坂町には、封印した苦い思い出があった――。

過去の事件に決着をつけて、絶たれた夢をつむぎ直すオヤジたちの青春グラフィティ。

…‥‥‥…
負けるときには、ちゃんと負けろよ。負けて前に進め。
Arikaアイコン(小)1バツイチサラリーマン坂町の元にマスターズ甲子園参加の誘いがきた。高校球児だった28年前のある出来事を忘れられない中年たちはどんな決断を下すのか。15年1月公開の映画小説版を監督自ら書き下ろし。

過去にわけあって甲子園の決勝に出られなかったおじさんたちの話。すでに時が経ちすぎて、それぞれ家庭があったり、事情があったりでなかなかもう一度甲子園へ行こうと思えないおじさんたち。そこへ一人の女の子が訪ねてくるところから物語が始まる。 もう一度あの頃の夢を!!っていう物語だけでも泣けてしまうのに、そこに家族の絆やら、チームの絆やらと、泣かしてくれます。読点の打ち方とか、それなりにクライマックスシーンを設けているところとか、いつもの重松作品とはちょっと違う印象だけど、それを上回る、強い思いが伝わってきます。 作中に出てくるフレーズ「負けるなら、ちゃんと負ける」っていう事は何においても大切だな~、と思います。




 椿山課長の七日間/浅田次郎(著)

椿山課長の七日間 (集英社文庫)
浅田 次郎
集英社 (2015-02-20)
売り上げランキング: 351,547


死後の世界を涙と笑いで描くハートフルコメディ! 

46歳で突然死した椿山和昭は、あの世の入り口で身に覚えのない〝邪淫〟の嫌疑を掛けられる。

疑いを晴らすため、別人となって七日間だけ現世に戻れることに!

…‥‥‥…
ひとめあなたに、会いに生きたい。
冥土に行った死者が、現世に戻ってきてやり残したことをやり遂げる7日間

Arikaアイコン(小)1大手老舗デパートの椿山課長46才は進退をかけた初夏のグランドバザールの初日の夜、ぽっくりとあの世に逝ってしまう。気付けばあの世の入り口にいた。死者が講習を受けるスピリッツアライバルセンターで身に覚えのない邪婬の罪を着せられ、反省ボタンをポチッと押せば天国に行けたのに納得できずに7日間だけ現世に舞い戻ることに。かけられた生前の邪淫の嫌疑を晴らし、やり残した想いを果たすため、椿山は姿を変えて再び現世に舞い戻る。しかしそこでは生きてる時には知り得なかった驚愕の事実が明らかになったり、同時期に現世に戻ったヤクザの親分、車にはねられ死んだ小学2年生の話が折り重なり、笑いあり涙ありの抱腹絶倒のハートフルコメディー。

冥土に行った死者が、現世に戻ってきてやり残したことを7日間でやり遂げるという物語。死んだらあの世はあるのか…気づいたらあの世の入り口にいた椿山和昭はこの世にやり残したこと、邪淫の罪を晴らすため7日間で戻ることになった。他に真面目なやくざやどうしてもこの世に戻りたい子供も一緒に行くのだか…この世に戻った姿は生前の姿ではなくバレないようにそして、復讐をしてはいけない。生きていたらわからないだろうと思われる真相が優しく、ホロホロした。特にお父さんには泣かされた。死後の世界のシステムも面白かった。笑いながらも読み進めていると、読み進めていると、やはり死が一つのテーマになっているので、今度は急にホロッとくるんです…そう思うとまたニンマリ、時には笑いをこらえるほどのシーンに遭遇したり、そして、人の生き様とは何なのかを主人公のお父さんから教わり、蓮ちゃんからは学ぶことの大切さを教えてもらいました。一つ一つの言葉の重みが違います。とっても温かい気持ちになる一冊。登場人物みんないい人だし、優しい世界。死んだらもうその人には生まれられないけど、死後の世界はその人のままでまた再会できたら良いな。

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