FC2ブログ
2019 11 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2020 01

集英社文庫ナツイチフェア『ほっこりする本よまにゃ 』③/3(午前0時の忘れもの/猫怪々/星の王子さま/ゆきうさぎのお品書き 6時20分の肉じゃが/宝石商 リチャード氏の謎鑑定)

kage

2018/07/05 (Thu)

ナツイチ

平成最後の夏は、のんびり読者を楽しみませんか?

文庫「ナツイチ」フェア

集英社文庫

英社文庫『ナツイチ2018』。

2018年のテーマは、「本をひらけば 夏びらき。」

さぁ、本をひらこう。

夏をはじめよう。

かたくなったこころのすじを思い切り伸ばして。

ドキドキしたり、ハラハラしたり。

ほっこりしたり、きゅんとしたり。

読んで、こころを自由に動かせば、きっと心地よい夏になる。

さぁ、よまにゃ。

■今年の特典


かわいく揺れて 手ざわりやわらか!
【ナツイチ限定】よまにゃ”ねこじゃらしおり”(全4種類)

※「参加書店の店頭でナツイチ対象文庫を一冊買うと、その場でひとつプレゼント!」

※なくなり次第終了になります。


2017/05/18 に公開
読書が大好きな、集英社文庫の新しいキャラクター。
どこかの町の本屋さんで、まいにち本を読んで暮らしている。
口癖は「よまにゃ」

😻マスコットキャラクター、「よまにゃ」とは?
読書が大好きな、集英社文庫の新しいキャラクター。
どこかの町の本屋さんで、まいにち本を読んで暮らしている。
次に好きなのが人間観察。
お店にやって来るお客さんたちの心を読んで、日々、オススメの本を紹介している。
口癖は「よまにゃ」。

人気イラストレーター、Noritake氏デザインの愛くるしいポーズがたまりませんにゃん♪



2017/08/18 に公開
読書が大好きな、集英社文庫の新しいキャラクター。どこかの町の本屋さんで、まいにち本を読んで暮らしている。
口癖は「よまにゃ」

■フェアのジャンル項目


注目の本よまにゃ
ほっこりする本よまにゃ
切ない本よまにゃ
すっきりする本よまにゃ
ドキドキする本よまにゃ
なるほど!な本よまにゃ

・・・・の6ジャンル。



吉岡里帆のスペシャルムービー「夏びらき。」

7月21日「ナツイチの日」

😻好きな本の世界へ、冒険できる日だよ。
その一冊と出会いに、本屋さんへ行こう。


7月21日は「ナツイチの日」


夏だからって、
冷し過ぎには気をつけなくちゃ。

こころはどこかずっと
ぽかぽかあたたかでいたいもんね。

ほっこりする本
よまにゃ



 午前0時の忘れもの/赤川次郎(著)

午前0時の忘れもの (集英社文庫)
赤川 次郎
集英社
売り上げランキング: 74,261


信じる者だけが、時空を超えた愛と再会できる。

バス事故で愛する者を失った人々は奇妙なメッセージに導かれ、寂れたバスターミナルに集ったが……。

命の輝かしさ、死者たちの慈愛に胸打たれる傑作!

…‥‥‥…
不慮の事故でこの世を去った人々が深夜0時から1時間だけ帰ってくる。
Arikaアイコン(小)1まだ別れの言葉も言っていない―。バスの転落事故で湖に沈んだ人びとが、愛する家族や恋人に会うために天国から戻ってきた!命の輝きと切なさを描くファンタジー。

突然の別れ。逝く人にも残された人にも最期に伝えたい事があると思う。よみがえりと言うとおどろおどろしいけど、湖に沈んだバスでやって来た死者達は、とても現実的で人間的。そりゃそうだよな、亡くなったからって180度違うモノに変わるわけじゃなし、人間は人間のまま。心配もするし感謝もするし怒るし笑う。愛する人に最後の言葉を伝えて、お互いが前に進むための奇蹟の1時間。まさに、これぞ小説、という感じ。死者にもういちど会える系の話は世の中にいくつもあるけど、この話はその中でもかなり好き。フィクションのなかのフィクションだなって思ってる。不慮の事故でこの世を去った人々が深夜0時から1時間だけ帰ってくる。そこにヤクザテイストを加え、人の死について考える機会を与えている。人はいつか死ぬ。それが早いか遅いかの違いである。人は大切なものの死を乗り越え強くなる。死んだ人が生きてる人に対してどう思ってるのかがそれぞれ違っていて、感慨深かった。幸せ!ハッピー!だけではなくって勘違いや一緒に湖に戻ることをお願いするあたりが人間味があっていい。久しぶりの赤川次郎、呆気ない位するーっと読めて、それでいて心にほわんっと残って、読みやすくって、すーっと読み終えた。人って温かいな、と思った。生きることと死ぬこと。高校生の頃読んだ「ふたり」をまた読みたくなった。




😻よこにゃナツイチ限定カバー
 猫怪々/加門七海(著)

猫怪々

猫怪々 (集英社文庫)

通常版のカバー↓
猫怪々 (集英社文庫)
猫怪々 (集英社文庫)
posted with amazlet at 18.07.25
加門 七海
集英社 (2014-11-20)
売り上げランキング: 178,799


仔猫がもたらした、怪しくもいとおしき日々。

路地裏で出会った仔猫は、いくつも病気を抱えていたうえに、怪奇現象まで次々ともたらして……。

猫好きにはたまらない、猫愛と怪奇味あふれるエッセイ集。

…‥‥‥…
猫好き、怪談好きには溜まりません!
Arikaアイコン(小)1路地裏でうずくまる仔猫を見捨てられず、飼うことにした著者。猫は病気を抱えており、さらに怪異現象までついてきて……。猫好き作家の怪しくも愛しい日々を描く、体当たり育猫日記。

実話怪談作家ということで、出てくるエピソードがぶっとんでる!でもなぜかそんなにいやじゃない。 著者曰く「病気の猫を拾ってからの、なりふり構わぬ手当たり次第のオカルト格闘子育て日記」だが霊感のない自分には手当たり次第というにはかなりぶっ飛んだ内容。実体のないものが見えてしまうのは怖いが愛する猫を守るためにも必要な感覚だったんだろうなと思う。私も見えたら猫にもっとなにかあったら出来るんじゃないか…とうらやましくなりました。猫好きの著者が、猫に優しい地域に引っ越し、米茄子の様な栄養満点の野良に⁈を感じつつ、運命の子と出逢う。猫白血病、角膜損傷他、土偶の様な顔をした仔猫。インターフェロンの注射とか治療も大変だが、次々と現れる動物の物の怪にも悩まされる。般若心経を唱えヒーラーに相談、気功の力ほか。ののちゃんの成長具合がたまらない。資料の付箋を全部剥がしたから貼ってやった!思わず笑い声が出てしまった。怪異現象もあるけどホラー系が大の苦手な自分でも読めました。さくっと読めるけど愛あふれる楽しい一冊でした。通常版のカバーもかわいいな~




 星の王子さま/サンテグジュペリ 池澤夏樹(訳)

星の王子さま (集英社文庫)
Antoine de Saint Exup´ery アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ
集英社
売り上げランキング: 97,139


人生で本当に大切なものに気付く、不朽の名作。

小さな星からきた王子さま。彼が旅した話は、生きること、愛すること、大人になることを教えてくれる。

きらめく言葉の数々が、時代を超えて心に響く。

…‥‥‥…
「じゃ秘密を言うよ。簡単なことなんだ――― 
ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」
ひとつひとつの言葉が深く優しく胸を打つ、永遠の名作。

Arikaアイコン(小)1池澤夏樹の新訳による永遠の名作刊行。砂漠に不時着した飛行士の前に、不思議な金髪の少年が現れ、次第に彼の事情も明らかになる。バラの花との諍いから住んでいた星を去った王子さまは、いくつもの星を巡った後、地球に降り立ったのだ。小さな星から地球に降り立った不思議な金髪の少年は、偶然に出会った大人の“ぼく”に、今までに旅して来たいろいろな星の話をしてくれる。生きること、愛すること、大人になるということ・・・・・・。

素直に生き、感性を大切にしたいと思った。本当に大切なものは目には見えないのであれば、私はこの数十年間で多くの大切なものに気づかずに生きてきただろうな…。出てくる大人の滑稽さといったら‥。大人の現実に嫌気をさす王子の様子が丁寧に書かれていて、そこがわかりやすかったです。忙しく物事がきちんと見えてこなくなる大人…。この本は、今「大人」として活動している私たちの心の余裕を考えてみる「きっかけ」になるかもしれません。 世界でたった一人しか存在しない誰かの為だけに私もいつか筆者のように水を探したり王子様のような笑顔をプレゼントできたらなんて素敵だ〜、と優しい気持ちになりました。王子さまの素直でまっすぐな言葉が心に刺さる。何度でも読みたい、一生ものの一冊。




 ゆきうさぎのお品書き 6時20分の肉じゃが/小湊悠貴(著)

ゆきうさぎのお品書き 6時20分の肉じゃが (集英社オレンジ文庫)
小湊 悠貴
集英社 (2016-02-19)
売り上げランキング: 124,046


傷ついた人は、なぜかこの店の暖簾をくぐる。

母を亡くし、食への興味を失ってしまった大学生の碧。

でも小料理屋「ゆきうさぎ」の料理と出合い、次第に自分を取り戻していく。心がほっこりする人気シリーズ!

…‥‥‥…
美味しそう、優しそう、楽しそう。
出てくる料理が美味しそうで、夜中に読んではいけないですな(^。^)

Arikaアイコン(小)1 大学生の碧は、ある事情から極端に食が細くなってしまった。ある日貧血で倒れ、小料理屋『ゆきうさぎ』を営む青年・大樹に助けられる。彼の料理を食べ元気を取り戻した碧は、店でバイトすることに…?

美味しそう、優しそう、楽しそう。若い店主が営む小さな小料理屋で起こる、心暖まる出来事、出てくる料理が美味しそう、お酒が飲めないので、小料理屋や居酒屋などに、行ったことがないけど、美味しい料理の行きつけのお店とゆうのに憧れてしまう。祖母が亡くなり後を継いだ大樹が営む小料理屋「ゆきうさぎ」常連さんやアルバイト、近所の洋菓子店の親子の心温まるエピソードや美味しそうな料理にほっこり、猫ブームに乗っかって全面的に出さない野良猫武蔵のさりげない活躍が良かった。『小料理 ゆきうさぎ』は近くにあったらぜひ行ってみたいお店です。 企業秘密のポテトサラダのレシピが知りたいですね。 それと、侍猫の武蔵野さん。良い味出してます。ほんかわした読後感で、サクサク読了しました。



 宝石商 リチャード氏の謎鑑定/辻村七子(著)

宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫)
辻村 七子
集英社 (2015-12-17)
売り上げランキング: 112,144


美しき宝石商が宝石に秘められた謎を解き明かす!

大学生・正義のバイト先は宝石店。

絶世の美貌を誇る英国人店主リチャードのもとには悩みを抱えた客が来店し、時には訳ありの宝石が持ち込まれる……。

…‥‥‥…
一言で言うと萌える本ですね。
宝石商を営む絶世の美青年+真っ正直な熱血大学生。

Arikaアイコン(小)1 酔っ払いに絡まれる美貌の外国人・リチャード氏を助けた正義は、彼が宝石商だと知り、祖母の遺したピンクサファイアの鑑定を依頼。リチャード氏はそれを「盗品」と看破し!? 宝石にまつわる連作短編集。

見目麗しい宝石商と普通の大学生が出会って織り成すドラマ。数年前から流行りの持ち込まれたもので、事情を読み解くライトミステリー。 酔っぱらいに絡まれた美貌の宝石商リチャードを助けたことから、リチャードの営む銀座の宝石店でバイトすることになった正義。 宝石に隠された、もしくは宝石に纏わる話で4つの短編。 どれも泣かされる。 泣かされる一方で、超絶美形のリチャードと天然で、こそばゆいくらいにリチャードを褒め称える正義のやり取りも楽しい。タイトルに謎が付くもののミステリ要素は薄め。全体的にライトな読み心地ですが石に関する情報は濃くて興味深い。言葉選びとエピソードの重さ加減が有川浩的な印象で良いバランス。嗅ぎ慣れない腐の香りがちと鼻につくけど面白い。とにかくリチャード氏が良い。美しくて格好いい彼が正義の前ではすぐ照れてふて腐れて可愛い一面見せてくるのなんとかなりませんかね。好き。いわゆるブロマンス、とでも言えばいいのかな。リチャードと正義の間に横たわる信頼関係と、リチャードのドライさのさじ加減が心地いい。正直宝石にはこれっぽっちも興味はないけど、続きを読みたいと思える。面白いものを見つけたという喜びとともにナツイチキャンペーンに感謝!





関連記事
スポンサーサイト



コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック