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(8月の特集本)戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ―作者レイ夫妻の長い旅/ルイーズ・ボーデン(文) アラン・ドラモンド (絵) 福本友美子(訳)

kage

2018/08/10 (Fri)

2018年8月の特集本:
平和について考える

になると第二次世界大戦にまつわる報道が多くなります。

戦争の悲劇はきちんと語り継いでいくべき責任がありますが、悪いのはこの戦争だけでしょうか。

多くの国がさまざまな争いで大きな傷を負ったというのに、いまだにテロや爆撃がなくならないのはなぜでしょう。

”今一番、平和というものを見つめ直してみませんか?”

アイコンりす今回の書籍案内人・・・・Arika

 戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ―作者レイ夫妻の長い旅
 /ルイーズ・ボーデン(文) アラン・ドラモンド (絵) 福本友美子(訳)


戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ―作者レイ夫妻の長い旅 (大型絵本)
ルイーズ ボーデン
岩波書店
売り上げランキング: 152,894






Arikaアイコン(小)1戦火の中で生まれたおさるのジョージ。
パリを自転車に乗って脱出した作者レイ夫婦のお話です。

いたずらで知りたがりのおさるのジョージが主人公の「ひとまねこざる」シリーズは、世界中の人たちを楽しませています。この本は「おさるのジョージ」が世に出るまでの、作者レイ夫婦の長い旅を描いた伝記絵本です。戦火の激しくなったパリ、ドイツ軍の進攻でユダヤ人である二人は脱出を余儀なくされます。1940年6月のある朝、H.A・レイとその妻マーガレットはドイツの軍隊が攻めてくる数時間前にパリを脱出した。それも自分で組み立てた自転車に乗って!パリからニューヨークまでの苛酷な道のり、その中で生まれたジョージの絵本は、世界平和への希望の絵本だったのです。二人の生い立ちや奇跡の逃避行を、日記や写真、イラストをまじえてたどる大型絵本を読んでいると、レイ夫妻の困難に負けない勇気・ユーモアをもらえます。

本の最初のページにある、作者のルイーズ・ボーデンの言葉でとても印象的だったのは、この言葉。

・・・・・・・・・・・・・
「戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ」は、私の道のりでもあります。

ハンスとマーガレットの旅の一部を、作家として、 自分の目でたしかめた記録です。

そしてこれは、ヨーロッパの多くの国々が体験したあの暗い時代に、創造することを忘れず、勇気をもって生きぬいたレイ夫妻に、心からの拍手を送る旅となりました。
・・・・・・・・・・・・・・


著者略歴
ボーデン・ルイーズ
アメリカの児童文学作家。デニスン大学で歴史学を専攻した。ノンフィクションを中心とした絵本作品が20冊以上ある。現在、オハイオ州在住

ドラモンド・アラン
イギリス出身のイラストレーター。ジャーナリストとして働いたのち、ロンドンでグラフィックデザインやイラストレーションを学ぶ。雑誌『ニューヨーカー』『タイム』などの仕事から絵本の創作まで、幅広く活躍している。現在、アメリカのジョージア州在住

福本 友美子
慶応義塾大学文学部卒業。公共図書館勤務をへて、現在はフリーで児童書の翻訳、書評、選定などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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