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集英社文庫ナツイチフェア『ドキドキする本よまにゃ』③/6(暗闇・キッス・それだけで Only the Darkness or Her Kiss/追想五断章/アポロンの嘲笑/教団X)

kage

2018/07/13 (Fri)

ナツイチ

平成最後の夏は、のんびり読者を楽しみませんか?

文庫「ナツイチ」フェア

集英社文庫

英社文庫『ナツイチ2018』。

2018年のテーマは、「本をひらけば 夏びらき。」

さぁ、本をひらこう。

夏をはじめよう。

かたくなったこころのすじを思い切り伸ばして。

ドキドキしたり、ハラハラしたり。

ほっこりしたり、きゅんとしたり。

読んで、こころを自由に動かせば、きっと心地よい夏になる。

さぁ、よまにゃ。

■今年の特典


かわいく揺れて 手ざわりやわらか!
【ナツイチ限定】よまにゃ”ねこじゃらしおり”(全4種類)

※「参加書店の店頭でナツイチ対象文庫を一冊買うと、その場でひとつプレゼント!」

※なくなり次第終了になります。


2017/05/18 に公開
読書が大好きな、集英社文庫の新しいキャラクター。
どこかの町の本屋さんで、まいにち本を読んで暮らしている。
口癖は「よまにゃ」

😻マスコットキャラクター、「よまにゃ」とは?
読書が大好きな、集英社文庫の新しいキャラクター。
どこかの町の本屋さんで、まいにち本を読んで暮らしている。
次に好きなのが人間観察。
お店にやって来るお客さんたちの心を読んで、日々、オススメの本を紹介している。
口癖は「よまにゃ」。

人気イラストレーター、Noritake氏デザインの愛くるしいポーズがたまりませんにゃん♪



2017/08/18 に公開
読書が大好きな、集英社文庫の新しいキャラクター。どこかの町の本屋さんで、まいにち本を読んで暮らしている。
口癖は「よまにゃ」

■フェアのジャンル項目


注目の本よまにゃ
ほっこりする本よまにゃ
切ない本よまにゃ
すっきりする本よまにゃ
ドキドキする本よまにゃ
なるほど!な本よまにゃ

・・・・の6ジャンル。



吉岡里帆のスペシャルムービー「夏びらき。」

7月21日「ナツイチの日」

😻好きな本の世界へ、冒険できる日だよ。
その一冊と出会いに、本屋さんへ行こう。


7月21日は「ナツイチの日」





高いところにのぼったとき、
夜がなんだか怖いとき、
新しい友達ができたとき。

全部ちがう、ドキドキを感じる。

きっと本の中にも
知らない気持ちがまだあるよね。

ドキドキする本よまにゃ


 暗闇・キッス・それだけで
 Only the Darkness or Her Kiss/森博嗣(著)


暗闇・キッス・それだけで Only the Darkness or Her Kiss (集英社文庫)
森 博嗣
集英社 (2018-01-19)
売り上げランキング: 83,597


誰もが、何かを隠している。本格ミステリー! 

探偵兼ライターの頸城は、
取材で訪れた米国人富豪の別荘で不可解な殺人事件に遭遇する。

関係者を取材するが糸口はなかなか掴めず、やがて第二の事件が !


本職・探偵、副業・ライタ。飄々と生きる頚城悦夫。IT長者ウィリアム・ベックを取材するため、富豪の別荘を訪れたその日に、敷地内で射殺事件が起きる。被害者はベックの主治医。生前の彼と最後に話したのは、こともあろうか頚城だった!?富豪の妻、息子、息子の恋人に使用人たち。一癖二癖ある人々の話を聞き、頚城は事件解決を試みるが、第二の殺人が起き…。瀟洒でビターなミステリィ。

…‥‥‥…
天才IT実業家の別荘で起きた、不可解な殺人事件―。
背景には何があるのか?
苦い過去を背負った探偵が挑む!本格+ハードボイルド

Arikaアイコン(小)1探偵兼ライターの頸城。IT長者の自伝を書くことになり、取材に訪れた富豪の別荘で不可解な殺人事件に遭遇する。別荘に集った人々の証言は微妙に食い違い……。本格ミステリー。ミステリそのものではなく、主人公である頸城に注目!!!彼の思考、生き方には、読んでいてとても惹きつけられる。センスとユーモアが粋な会話と、意味付けされたセンテンスを味わえる作品。 たとえば『幸せというのは転んだあとに立ち上がって、ああ、怪我がなくて良かった、とほっとするときに感じるもの』とか『僕が足を退けないかぎり、誰もその地面を見ることはできない。それが、人間の立場っていうやつなんだ』とか…。軽めの主人公が、ときどき本質をつく真面目なセリフをいうのが醍醐味。 IT長者をめぐる殺人事件のさりげない伏線回収、シンプルで調和のとれた密室トリックも大満足。彼が犯人とは(⁉)森ワールド全開だけどトリックや犯人に意外性はあまりなく、人間関係がなかなか複雑。殺人事件の推理よりも複雑な恋愛模様が気になって仕方なかった。主人公の過去にはすごく辛い出来事があったようだが、それが主人公を淡々としつつも優しさに溢れた印象にしているのだろうし、だからこそ若い女の子にも自然とモテてしまうのだろう。著者がうまいのか?気が付いたら一気読みでした。彼と優衣の関係、彼と赤座の関係、頸城は今後どのように進んでいくのだろうか。何だかとてもオシャレな感じの本だった。




 追想五断章/米澤穂信(著)

追想五断章 (集英社文庫)
米澤 穂信
集英社 (2012-04-20)
売り上げランキング: 6,473


5つの小説に封印された、未解決事件の真相は。 

古書店に持ち込まれた、ある小説を探す依頼。

秘められた物語には未解決事件「アントワープの銃声」の謎を解き明かすヒントが……。

実力派が贈る本格ミステリー。


大学を休学し、伯父の古書店に居候する菅生芳光は、ある女性から、死んだ父親が書いた五つの「結末のない物語」を探して欲しい、という依頼を受ける。調査を進めるうちに、故人が20年以上前の未解決事件「アントワープの銃声」の容疑者だったことがわかり―。五つの物語に秘められた真実とは?青春去りし後の人間の光と陰を描き出す、米澤穂信の新境地。精緻きわまる大人の本格ミステリ。

…‥‥‥…
五つの物語にひそむ秘密。
やがてその五つの掌編が、
過去のとある事件の真相に絡むものだとわかってくる……。

Arikaアイコン(小)1五つの物語にひそむ秘密。精緻な本格ミステリ。古書店に居候する芳光は、依頼を受けて五つのリドルストーリーを探し始める。やがてその著者が、未解決事件の被疑者だったことを知り──。精緻でほろ苦い、大人の本格ミステリ。伯父の古書店に居候しながら店の手伝いをしている主人公が 店を訪ねてきた女性から5つの作品探しの依頼を受けるのだが 調べるうちに昔の事件が絡んできて・・・ってお話し。 5つの物語に秘められた意味と、事件の真相とは・・・? って感じの内容ですなんですが、後半に予想外の展開が。 これは単なる絵合わせ的なものではなかったらしい。結末を読者に委ねるリドルストーリー。亡き父によってその結末だけが手元に残されており、それに対応する本編を探してほしい、と古書店に居候している主人公がとある女性から依頼をされる。初めは依頼の金目当てだったが、やがてその五つの掌編が、過去のとある事件の真相に絡むものだとわかってくる……。残された結末から物語を追うという構成と、どんでん返しのあるラストは見事!私の勉強不足で本書で初めてリドルストーリーという言葉を知った。 結末が無く読者に委ねられているお話のことだが、米澤氏の長編ミステリーに組み込まれると非常に面白い。真相は途中でだいたい分かる形にはなってるが、終盤に目まぐるしく変わる状況に私自身とても満足したし新鮮だった。最後までという表現は変だけどリドルストーリーに縛られていて好みは分かれるところだけど、私は好きです。よく練られた構成は面白かった。 本作の探偵役はなんとなく某古典部の探偵役とイメージが重なってしまったが、とても上品で上質なミステリーを書かれる方だと思う。 たった1行の結末がもたらすマジックに驚いてしまった。




 アポロンの嘲笑/中山七里(著)

アポロンの嘲笑 (集英社文庫)
中山 七里
集英社 (2017-11-17)
売り上げランキング: 247,060


震災を乗り越え、なぜその男は殺人犯になったのか。 

東日本大震災発生の混乱の中、殺人事件が起きる。

親友を殺害したその容疑者は、原発へ逃亡を図る。なぜ彼は罪を犯したのか? 

そして原発へ向かう理由とは?


…‥‥‥…
東日本大震災と原発。
その裏には、関東淡路大震災ですべてを失った人々の背景もあり、なかなか壮大

Arikaアイコン(小)1東日本大震災直後に起きた殺人事件。容疑者として逮捕された男は、余震の混乱に乗じて逃走し、ある場所へと向かうのだった……。このミス大賞受賞作家が贈る壮絶な社会派サスペンス。東日本大震災の直後におこった殺人事件。逃げる犯人の目的は!?虐待されまくって育てられた主人公・邦彦。その彼が震災直後の原子力発電所に向かう。邦彦の過去があまりに可哀想でそして、終わりがあまりにも救いがなくて…。両親を阪神淡路大震災で亡くした主人公の生い立ちに、これは酷い!と思うばかり。もう一つの背景に東日本大震災があり、原子力事故のその後が急に心配になった。東日本大震災から始まるストーリー 当時の日々の天候と原発対策内容後半はJCO臨界事故を感じさせる自己犠牲 当時の時系列とマッチしてはいないが、沢山の記憶と同期している展開→読み手の心を掴み吸い込まれて行く 背景にあるテロ計画にはストーリー展開状やむを得なしと分けさせて貰いました。 ひどい過去があり、殺人犯とされ、託された正義のために逃走し.......それでも守るべきもののために奔走する。って聞こえはいいけど悲しすぎる。殺されたことを言わなきゃ良かったんじゃ? もしくは殺されたって言いたいなら全てを警察にも言えば良かったんじゃ? 私は犯人の気持ちよりも純二家族の気持ちの方がよくわかりませんでした。




 教団X/中村文則(著)

教団X (集英社文庫)
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posted with amazlet at 18.09.16
中村 文則
集英社 (2017-06-22)
売り上げランキング: 11,133


現代社会に潜む不穏―。衝撃のベストセラー! 

突然、姿を消した愛しい人。

彼女を探し、行きついた先には2つの奇妙な宗教集団があった。

宗教、セックス、テロ、貧困、そして、希望。

極限の人間ドラマ!


突然自分の前から姿を消した女性を探し、楢崎が辿り着いたのは、奇妙な老人を中心とした宗教団体、そして彼らと敵対する、性の解放を謳う謎のカルト教団だった。二人のカリスマの間で蠢く、悦楽と革命への誘惑。四人の男女の運命が絡まり合い、やがて教団は暴走し、この国の根幹を揺さぶり始める。神とは何か。運命とは何か。絶対的な闇とは、そして光とは何か。
宗教、セックス、テロ、貧困。今の世界を丸ごと詰め込んだ極限の人間ドラマ! この小説には、今の私たちをとりまく全ての“不穏"と“希望"がある。テレビ番組で読書芸人にも絶賛された著者の最長にして圧倒的最高傑作がついに待望の文庫化!

…‥‥‥…
ふたつの対立軸に揺れる
現代日本の虚無と諦観、危機意識をスリリングに描く圧巻の大ベストセラー!  

Arikaアイコン(小)1謎のカルト教団と革命の予感。4人の男女の「運命」が重なり合い、この国を根底から揺さぶり始める。神とは何か。運命とは何か。世界で注目を集める著者の最長にして圧倒的最高傑作。

本作は決して分かり易いとも上品とも言えない純文学の小説。絶対的な闇、圧倒的な光。謎のカルト教団と革命の予感。4人の男女の「運命」が絡まり合い、やがて教団は暴走し、この国を根幹から揺さぶり始める。神とは何か。運命とは何か。世界で注目を集める著者の最長にして圧倒的最高傑作!沢渡、松尾という対照的な宗教家を中心とした群像劇です。話の軸となるのは、毛色の異なる2つの団体とその周囲の人物。1つの団体は、教祖の松尾が率いるいい加減な宗教団体。正確に言えば宗教団体ではなく、自然と集まって話を聞くようなゆるやかな形式のアマチュア思想家の教団。もう1つの団体は、沢渡という教祖が率いるカルト宗教団体「教団X」。楢崎は、自分の元から去った女性・立花涼子を探して、ある教団の門を叩いた。そこは、アマチュア思想家をなのる松尾正太郎を中心に、ゆるやかに形成された宗教団体。だが、涼子は、この集団とは対立する、謎のカルト教団の団員であるらしい。沢渡を教祖とするその教団は、公安警察に目をつけられ、「教団X」と呼ばれているそうだ。楢崎は次第に松尾の団体よりも「教団X」 に惹き付けられていく。主要な登場人物がこの2つの教団の間を行き来する形で物語が進みます。2つの教団はいわば「黒い教団」と「白い教団」と言うべき対照性を持っているが、教祖たちは実は昔からの知り合いで、深い因縁がある。悪と善は同じ根を持ち、お互いに補完し合っている。それがこの小説を一筋縄ではいかないものにしています。アニメで例えれば『エヴァ』の最終話みたいなクソ鬱な展開や物語の中の多くのメンヘラにあてられて気分が若干へこむ様な展開が純文学を読んでいるとゴロゴロあります。

小説『教団X』とは…⁉┃
❶:本書は576ページもある長編の小説である。非常に分厚くて目立つので、持ち運ぶのはおすすめはできない。
❷:出先で読むならKindle版がいいと思う。
❸:この分厚い本をかなり短期間で読ませられるだけの作家の力量がある。
➍:キャラクターや状況の書き味は非常になめらかで、すいすいと読めてしまう。




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